JPH058631A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH058631A
JPH058631A JP3159008A JP15900891A JPH058631A JP H058631 A JPH058631 A JP H058631A JP 3159008 A JP3159008 A JP 3159008A JP 15900891 A JP15900891 A JP 15900891A JP H058631 A JPH058631 A JP H058631A
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supercooling
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過冷却制御を行ないながら、より効率向上を
図ることを可能とする。 【構成】 ガス化した冷媒を圧縮するコンプレッサと、
前記コンプレッサで加圧された冷媒を凝縮するコンデン
サと、前記コンデンサで凝縮した冷媒をさらに冷却しう
る過冷却用熱交換器と、前記過冷却用熱交換器から流出
した冷媒を膨張させる膨張手段と、前記膨張手段で膨張
した冷媒を蒸発させ空調用ダクト内に設けられたエバポ
レータとからなる冷凍サイクルを備え、前記空調用ダク
ト内で前記エバポレータの下流側に設けられ空調風を通
過させ得る加熱手段と、前記加熱手段を通過させる空調
風量を調整するエアミックスドアとを有する車両用空調
装置において、前記空調ダクト内で、前記過冷却用熱交
換器を前記エバポレータの下流に設け、前記エアミック
スドアが開いて前記加熱手段に空調風が供給される時
に、前記過冷却用熱交換器に空調風を供給することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、エンジンの
アイドリング回転時等に、エバポレータの冷力を増加さ
せながら、省燃費化をことを可能とする車両用空調装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置としては、例えば
図11および図12に示すようなものがある(実開平2
−56711)。
【0003】これは、ガス化した冷媒を加圧するコンプ
レッサ1と、このコンプレッサ1で加圧された冷媒を液
化するコンデンサ2と、このコンデンサ2からの冷媒を
液体とガスとに分離するレシーバ30と、このレシーバ
30からの液体の冷媒を気化させて低温を得るエバポレ
ータ4とを備えた車両用空調装置である。そして、この
車両用空調装置では、レシーバ30とエバポレータ4と
の間に過冷却用熱交換器6を設け、これを、図12のよ
うに、車両のボデー前端部分34に配置し、ダンパ32
を開いたときの走行風や、電動ファン35による送風で
液冷媒の過冷却度を大きくすることにより、エバポレー
タ4の冷力を増加できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようと課題】ところで、このような従来
の車両用空調装置においては、エンジンアイドリング回
転時や渋滯時に、電動ファン35からの送風によって過
冷却を行なう場合、エンジンルームからの吹き返し等の
ために外気温度が高温となる条件では、十分な過冷却度
が得られないからエバポレータ4の冷力増加は小さく、
しかも電動ファン35を使用することによってエンジン
回転数を上げる必要が生じ、必ずしも効率がよくないも
のであった。
【0005】そこでこの発明は、より効率向上を図るこ
とが可能な車両用空調装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、ガス化した冷媒を圧縮するコンプ
レッサと、前記コンプレッサで加圧された冷媒を凝縮す
るコンデンサと、前記コンデンサで凝縮した冷媒をさら
に冷却しうる過冷却用熱交換器と、前記過冷却用熱交換
器から流出した冷媒を膨張させる膨張手段と、前記膨張
手段で膨張した冷媒を蒸発させ空調用ダクト内に設けら
れたエバポレータとからなる冷凍サイクルを備え、前記
空調用ダクト内で前記エバポレータの下流側に設けられ
空調風を通過させ得る加熱手段と、前記加熱手段を通過
させる空調風量を調整するエアミックスドアとを有する
車両用空調装置において、前記空調ダクト内で、前記過
冷却用熱交換器を前記エバポレータの下流に設け、前記
エアミックスドアが開いて前記加熱手段に空調風が供給
される時に、前記過冷却用熱交換器に空調風を供給する
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、前記コンデンサ
における冷媒温度と前記膨張手段の入口における冷媒温
度とから、前記冷凍サイクルの過冷却度を算出する手段
を備え、この前記開閉部材駆動手段は前記算出した前過
冷却度と膨張弁入口冷媒温度または外気温度とに応じ
て、前記過冷却用熱交換器に冷却風量を流入させるよう
開閉制御することを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、エアミックスドアが
開いている場合には、開閉部材を開いて、バイパス通路
内に設置された過冷却用熱交換器に、エバポレータを通
過したた後の冷却空気を送風するこができる。
【0009】請求項2の発明によればエアミックスドア
が開いている場合に、前記コンデンサにおける冷媒温度
と前記膨張手段の入口における冷媒温度とから、前記冷
凍サイクルの過冷却度を算出し、この値に応じて前記過
冷却用熱交換器に流入する冷却風量を可変にすることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の図面に基づいて説明する。
【0011】図1にこの発明による車両用空調装置の実
施例の構成を示す。この車両用空調装置は、エンジン
(図示せず)により駆動される可変容量形のコンプレッ
サ1、コンデンサ2、膨張弁3、エバポレータ4を高圧
側配管12a及び低圧側配管12bで接続した圧縮冷凍
サイクルを備えている。前記可変容量形コンプレッサ1
は、吐出容量制御アクチュエータ101で制御されるよ
うになっており、吸入圧力Psが設定圧力Prを越える
と斜板の傾き角を大きくして吐出容量を大きくするもの
で、その設定圧力Prはマイクロコンピュータ等で構成
された制御回路40から供給されるソレノイド電流によ
って制御される。
【0012】空調ダクト13内の空調風通路には、ブロ
アァン10、前記エバポレータ4、エアミックスドア
8、加熱手段としてのヒータコア9が配置されている。
ブロアファン10はブロアファンモータ11で駆動され
るようになっている。
【0013】また、空調ダクト13内には、エバポレー
タ4の下流に、エバポレータ4を通過した後の冷却風を
取り込むためのバイパス通路5が設けられ、そのバイパ
ス通路5内に前記コンデンサ2で凝縮した冷媒をさらに
冷却しうる過冷却用熱交換器6が配置されている。前記
バイパス通路5の入口開口5aはエバポレータ4の下流
とエアミックスドア8の上流との間に設けられている。
前記入口開口5aには開閉部材としてのバイパスドア7
が設けられ、このバイパスドア7はバイパスドアアクチ
ュエータ64によって開閉されるもので、バイパスドア
アクチュエータ64は、駆動モータ等で構成され、制御
回路40と共に駆動制御手段を構成している。従って、
前記バイパスドア7を動作させることによって、バイパ
ス通路5内を流れる風量を制御し、冷凍サイクルの過冷
却度を制御できる構造になっている。
【0014】前記バイパスドアアクチュエータ64を制
御する前記制御回路40には、外気温度検出センサ43
と走行状態検出センサ105とが接続されている。な
お、走行状態検出センサ105は、例えば、エンジン回
転数を検出するようになっている。従って、バイパスド
ア7の開閉は、外気温度と走行状態との検出信号に応じ
て行なわれる。
【0015】図2により車両用空調装置の制御回路40
をさらに説明する。CPU41には入力回路42を介し
て、外気温度TAMB を検出する前記外気温センサ43、
車室内温度TINC を検出する室内温度センサ44、日射
量QSUN を検出する日射センサ45、エバポレータ4下
流の空気温度(以下、吸込温度という)TINT を検出す
る吸込温度センサ46、膨張弁3の出口側管面に設けら
れて冷媒温度Tref を検出する冷媒温度センサ47、エ
ンジン冷却水温TW を検出する水温センサ48、前記走
行状態検出センサ105がそれぞれ接続され、これらの
センサ43〜48、105から各種温度情報や熱量情報
がCPU41に入力される。また、入力回路42には、
エアコンスイッチ57、ブロアファンスイッチ58、イ
グニッションスイッチ59、デフロスタスイッチ60、
インテークマニホルドの吸気圧力を検出する吸気圧力セ
ンサ61、エンジンの回転数を検出する回転数センサ6
2、エアミックスドア8の開度を検出するエアミックス
ドア開度センサ63が接続されている。
【0016】さらに、CPU41には、出力回路49を
介してインテークドアアクチュエータ50、エアミック
スドアアクチュエータ51、ベントドアアクチュエータ
52、フットドアアクチュエータ53、デフロスタドア
アクチュエータ54、バイパスドアアクチュエータ6
4、およびブロアファン制御回路55が接続され、ブロ
アファン制御回路55にはブロアファンモータ11が接
続されている。出力回路49にはさらに、リレー56を
介して、前記吐出容量制御アクチュエータ101のソレ
ノイド部が接続されている。CPU41は、各センサ4
3〜48、61〜63、105、各スイッチ57〜60
から入力された各種情報に基づいて、インテークドアア
クチュエータ50、エアミックスドアアクチュエータ5
1などの各種アクチュエータを駆動制御して空気の吸込
口や吹出口および吸出温度あるいは可変容量形コンプレ
ッサ1の設定圧力Prを適切に制御する。さらに、風量
制御信号によりブロアファン制御回路55を介してブロ
アファンモータ11を駆動制御してブロアファン10の
風量を適切に制御する。
【0017】図3は前記CPU41で実行される空調制
御装置の基本制御を示すフローチャートである。
【0018】ステップS10では初期設定を行ない、通
常のオートエアコンモードにおいては、例えば設定温度
PTC を25℃に初期設定する。ステップS20では各
センサからの各種情報を入力する。これらの各センサの
データ情報を具体的に説明すると、設定は図示しないコ
ントロールパネルから、車室内温度TINC は車室温度セ
ンサ44から、外気温度TAMB は外気温センサ43か
ら、吸込温度TINT は吸込温度センサ46から、冷媒温
度Tref は冷媒温度センサ47からそれぞれ与えられ
る。また、エンジン水温TW は水温センサ48から、日
射量QSUN は日射センサ45から与えられる。
【0019】次にステップS30では、外気温43から
得られる外気温度TAMB に対して他の熱源からの影響を
除き、現実の外気温度に想到した値TAMに処理する。次
にステップS40では日射センサ45からの光量として
の日射量情報を以降の換算に適した熱量としての値Q
SUN に処理する。ステップS50ではコントロールパネ
ルで設定された設定温度TPTC を外気温度に応じて補正
した値TPTC ’に処理する。ステップS60では、T
PTC 、TINC 、TAM、QSUN ’から目標吹出温度TO
算出すると共に、この目標吹出温度TO と実際の吹出温
度との偏差に応じてエアミックスドア8の開度を算出す
る。ステップS70では、可変容量形コンプレッサ1を
以下に述べるように制御する。ステップS80では各吹
出口を制御する。ステップS90では吸込口、すなわ
ち、外気導入口および内気導入口の選択切換を制御す
る。ステップS100ではブロアファン10を制御する
ことにより、吹出口からの風量を制御する。
【0020】<エアミックスドア開度の算出>図3のス
テップS60におけるエアミックスドア開度算出では、
過冷却用熱交換器6での熱交換量を考慮する必要があ
る。
【0021】以下、エアミックスドア開度算出のフロー
を説明する。
【0022】図4は、エアミックスドア開度算出のフロ
ーチャートを示している。
【0023】ステップS501では、定数A〜Gおよび
H,Iを初期化する。ステップS502では、エアミッ
クスドア開度Xを検出する。ステップS503では、バ
イパス路5の入口に取り付けたバイパスドア7の開度X
SCD を検出する。ステップS504では、図3のステッ
プS20で入力した各センサ出力値と、ステップS50
2で検出したエアミックスドア開度XおよびステップS
503で検出したバイパスドア開度XSCD から、図示の
式に基づいて目標吹出温度TO と実際の吹出温度との偏
差Sを算出する。ここで、式中の温度T3 は過冷却用熱
交換器6に流入する冷媒温度である。
【0024】ステップS505では、ステップS504
で算出した偏差Sを所定値So と比較する。S>So の
場合にはステップS506に進み、エアミックスドア8
をCOLD側、すなわちヒータコア9を通過する空気風
量が少なくなるように閉じ側にする。S<−So の場合
にはステップS508に進み、エアミックスドア開度を
ホット側、すなわちヒータコア9を通過する風量が多く
なるように開き側にする。|S|≦So の場合、現状開
度をそのまま維持する。
【0025】<コンプレッサ制御>図5(a)は図3の
コンプレッサ制御(ステップS70)を詳細に説明する
フローチャートである。
【0026】図5(a)においてステップS601ではブ
ロアファン11が作動しているか(ONしているか)否
かをブロアファンスイッチ58からの信号により判定
し、非作動ならばステップS602で可変容量形コンプ
レッサ1を停止(OFF)する。作動中ならばステップ
S603において、検出された冷媒温度Tref に基づい
て状態1か2かを読み取り、その状態を所定の格納領域
に格納する。なお、ステップS603におけるTref1
熱負荷が小さい状態での冷媒温度であり、Tref2はT
ref1よりもある程度高い冷媒温度である。なお、このT
ref1は、低温デミスト制御において外気温TAMから定め
られる基準冷媒温度T21よりも低い冷媒温度である。次
いで、ステップS604で状態2と判定されると、ステ
ップS602において可変容量形コンプレッサ1を停止
する。
【0027】以上に述べたステップS603、604、
602によれば、可変容量形コンプレッサ1での液圧縮
が確実に阻止される。すなわち、冷媒流量が極めて少な
い条件(例えば、所定低外気温度領域における低温デミ
スト制御)では、エバポレータ4を通過する風によるエ
バポレータ4への熱負荷も極めて小さいことから、エバ
ポレータ4内部の冷媒状態が不安定になり可変容量形コ
ンプレッサ1へ悪影響を与えるので、冷媒温度が所定値
以下になると可変容量形コンプレッサ1をOFFするも
のである。
【0028】そして状態1と判定されると、ステップS
605において回転数センサ62からの信号によりエン
ジン回転数の状態を判定し、低回転領域のとき(図5
(b) に示すようにエンジン回転数が所定回転数Rref2
上昇するまでの間)にはステップS606に進み、高回
転領域のとき(図5(b) に示すように回転数が所定回転
数Rref1に低下するまでの間)にはステップS612の
デストローク制御に進む。高低の回転領域は、回転数の
大きさに応じて図5(b) のように定められる。ステップ
S606では、補正処理された外気温度TAMに基づい
て、状態3〜5のいずれかを判定して所定の格納領域に
格納し、ステップS607に進む。なお、ステップS6
06において、TAM1 およびTAM2 は外気温度が極めて
低い状態を言い、TAM3 およびTAM4 は外気温度がある
程度高い状態を言う。
【0029】ステップS607では、デフロスタスイッ
チ60がONしているか否かを判定し、OFFならばス
テップS608において、ステップS60で演算された
目標吹出温度TO が、ヒータコア9へ流入する空気をエ
アミックスドア8が全て遮断するような温度Trcd 以下
か否かを判定する。TO がTrcd 以下ならば、ステップ
S609に進んで急速クールダウン制御を行なう。な
お、このステップS608の判定は、イグニッションス
イッチ59のOFFからON時に1回だけ行なったり、
ブロアファンスイッチ58のOFFからON時に1回だ
け行なうようにする。
【0030】一方、ステップS608において、目標吹
出温度TO が温度Trcd 以下でないときは、ステップS
610において、吸気圧力センサ61で検出されたイン
テークマニホルドの吸気圧力に基づいて加速状態か否か
を判断し、加速状態であれば、ステップS611におい
て、吸込温度TINT がTINT1以下か否かを判定する。肯
定されるとステップS612においてデストローク制御
を実行する。また、ステップS610で加速状態でない
と判断された場合あるいはステップS611が否定され
た場合には、ステップS620において過冷却度制御を
実行する。
【0031】ステップS620での過冷却度制御が行な
われた後、ステップS613において、エアコンスイッ
チ57がONか否かを判定する。ONならばステップS
616にジャンプし、OFFならばステップS614で
それぞれ上述の状態3〜5のいずれであるかを判定す
る。状態3ならばステップS615において省燃費、省
動力制御を行ない、状態4または5のときはステップS
602に進み、可変容量形コンプレッサ1をOFFす
る。
【0032】また、図5(a) において、ステップS60
7が肯定されると、すなわち、デフロスタスイッチ60
がONしているときには、ステップS606で格納され
た状態3〜5をステップS616で判定し、状態3であ
ればステップS617に進んでMAX除湿制御を行な
い、状態4であればステップS618に進んで低温デミ
スト制御を行ない、状態5であればステップS719に
進んで可変容量形コンプレッサ1を停止する。
【0033】<過冷却度制御>図6は過冷却度制御のフ
ローチャートである。
【0034】ステップS700ではエアミックスドア8
が開いているか否かを判定し、エアミックスドア8が閉
じている場合には、過冷却度制御は行なわず、エアミッ
クスドア8が開いている場合にはステップS701に進
む。ステップS701では、図3のステップS20にお
いて、外気温センサ43で検出した外気温度TAMB を基
にして、外気温が設定温度TAMB0よりも高いか否かを判
定する。ステップS701で肯定されると、ステップS
703に進む。ステップS701で否定されると、ステ
ップS705に進む。ステップS703では、バイパス
ドアアクチュエータ64を介してバイパスドア7を開
き、エバポレータ4を通過した後の冷却風をバイパス路
5内に導き、過冷却用熱交換器6で熱交換することによ
って、冷凍サイクルの過冷却度を大きくする。ステップ
S704では、所定の格納領域にパイパスドア7が開い
ているという情報(XSCD=1 )を格納して、図5(a) の
ステップS613に進む。
【0035】ステップS705では、所定格納領域に格
納したバイパスドア7の状態を取り出して、バイパスド
ア7が開いた状態であれば、ステップS706に進み、
バイパスドア7が閉じた状態であれば、図5(a) のステ
ップS613に進む。ステップS706では、バイパス
ドアアクチュエータ64を介してバイパスドア7を閉じ
る。ステップS707では、所定の格納領域にドア7が
閉じているという情報(XSCD=0 )を格納して、図5
(a) のステップS613に進む。なお、バイパスドア7
は、図3のステップS10において、初期状態として閉
じた状態となり、初期設定として所定の格納領域にバイ
パスドア7が閉じているという情報(XSCD=0 )を格納
しておく。
【0036】以上のように、外気温度が高くアイドル状
態である場合に、冷凍サイクルの過冷却度を大きくする
ことによって、エバポレータ4の冷力が増加し、冷凍サ
イクルの効率が向上し、アイドル運転時において、より
低燃費化が図れる理由を以下に説明する。
【0037】一般的なオートエアコンでは、吸入した吸
入空気を一度エバポレータ4にて冷却し、その後ヒータ
コア9でのリヒート量をエアミックスドア8で調整する
ことによって吹出温度を制御している。
【0038】図7は、外気温度をベースとした時の車室
内熱平衡特性(ある車室内温度に平衡させるための吹出
空気温度特性)を表わす制御線、熱負荷特性(エバポレ
ータ4の吸入空気温度)、吸込温度(エバポレータ4出
口空気温度)およびエネルギ損失(余剰冷力)の関係を
示している。通常のオートエアコンでは、エバポレータ
4出口空気は凍結限界点を考慮し、ある目標温度になる
ように冷却制御されているが、車両の熱平衡特性を示す
制御線と熱負荷特特性線のクロスポイントMより高外気
温度側領域では、エバポレータ4の吸入空気(温度
1)は一旦制御線(温度T2 )まで冷却された後に、
さらに吸込温度(温度T3 )まで冷却され、その後リヒ
ートされて温度T2 となって車室内に吹き出される。ま
た、クロスポイントMよりも低外気温側領域では、エバ
ポレータ4の吸入空気は吸込温度まで冷却された後に、
制御線で示される温度までリヒートされて車室内に吹き
出される。したがって、こうした温度制御が行なわれて
いるために、車両用空調装置においては、図7の下段に
表わされるような過剰冷却による損失が発生する。
【0039】また、図8は冷凍サイクルにおいて、過冷
却度の増加に対するエバポレータ4での冷力およびコン
プレッサ1の吐出圧力の変化を示している。図に示すよ
うに、ある条件下で作動している冷凍サイクルにおい
て、過冷却度を大きくすると、コンプレッサ1の吐出圧
力はほぼ一定で、エバポレータ4の冷力は過冷却度の増
加に比例して増加する。
【0040】この発明実施例においては、空調ダクト1
3内のエバポレータ4の下流にバイパス路5を設け、そ
のバイパス路5内に過冷却用熱交換器6を配置し、ここ
にエバポレータ4を通過した後の冷却風を導入すること
にとよって、冷凍サイクルの過冷却度を大きくしてい
る。そのため、過冷却度制御過程においては、エバポレ
ータ4で発生する余剰冷力(図7下段に示す)を使用し
て過冷却度を大きくして、エバポレータ4での冷力を増
加させ、しかも可変容量形コンプレッサ1の吐出圧力を
上昇させることもない(図8)ので、冷凍サイクルをよ
り効率的に作動させることができる。
【0041】この発明実施例では可変容量形コンプレッ
サ1を使用しているので、エバポレータ4での冷力が増
加して吸込温度TINT が低下すると、可変容量形コンプ
レッサ1の吐出量がさらに少なくなるように制御が行な
われ、コンプレッサ入力(コンプレッサ駆動に必要な馬
力)が減少する。さらに、この必要駆動力に応じてエン
ジン回転数制御手段(図示せず)を介してエンジン回転
数を制御することによって、エンジンをより低回転で運
転させることができるので、アイドル状態での低燃費化
を図ることができる。
【0042】図9は、他の実施例に係るフローチャート
を示している。なお、この実施例において、制御回路4
0が過冷却度を算出する手段を構成する。
【0043】ステップS201では、コンデンサ2出口
冷媒温度(Tcond.out)を検出し、ステップS202で
は、膨張弁3入口冷媒温度(Texp ,in)を検出する。
【0044】ステップS203では、ステップS202
で検出した膨張弁3入口冷媒温度(Texp ,in)が、設定
温度Tset-A以下であれば、これ以上過冷却度を増加する
とエバポレータ4において凍結が生じると判断し、ステ
ップS207に進んで過冷却用のバイパスドア7を閉じ
る。逆に、ステップS203において、膨張弁3入口冷
媒温度(Texp ,in)が設定温度Tset-A以上であれば、ス
テップS204に進んで、サブクール度SCを算出す
る。
【0045】ステップS205では、ステップS204
で算出したSCの値が、ある設定値SCset-A 以下であれ
ば、膨張弁3に流入する冷媒が気液混合の二相状態に近
く、膨張弁3入口において、冷媒蒸気によって冷媒の流
れがブロックされてしまう恐れがあると判断して、エア
ミックスドア8の開度に関係なく、ステップS208に
進んで、過冷却用のバイパスドア7を開き、過冷却用熱
交換器6に冷却風を導入して、膨張弁3入口前での冷媒
を完全に液状態とする。
【0046】ステップS205で、過冷却度SCが設定
値以上であれば、ステップS206に進み、ここでエア
ミックスドア8の開度Xから、エアミックスドア8が開
いていれば、ステップS208に進んで過冷却用のバイ
パスドア7を開き、エアミックスドア8が閉じていると
判断された場合には、ステップS207に進んで過冷却
用のバイパスドア7を閉じる。
【0047】なお、本実施例では、ステップS203に
おいて、膨張弁3入口温度からエバポレータ4が凍結す
る恐れがあるかどうかを判断したが、外気温度を用いて
行なってもよい。
【0048】従って、この実施例では、アイドリング回
転時や走行時に係わらず、冷凍サイクルの過冷却度が小
さい場合に過冷却度制御を行なって同様の効果を得るこ
とができる。
【0049】本発明実施例に関して実験を行なった結果
を図10に示す。実験条件としては、コンプレッサ1と
して可変容量コンプレッサを使用し、外気温度25℃、
湿度40%、コンデンサ風速1m/s 、エバポレータ風量
が4 m3 /minである。図中には、横軸に冷凍サイクルの
過冷却度SCをとり、コンプレッサ入力(Wcomp)および
エアミックスドア8を閉じた場合のベント吹出温 (Tdi
s)の変化を示している。ここでは、エアミックスドア8
を閉じた場合の吹出温をプロットしているが、実際の車
両では、例えば目標吹出温が12℃であれば、ヒータコ
ア9にて12℃になるまで加熱が行なわれる。
【0050】図からわかるように、冷凍サイクルの過冷
却度を大きくすることによって、冷凍サイクルの余剰冷
力が回収され、エバポレータ4の冷房能力が増え、可変
容量コンプレッサの特性によって、吐出容量が小さくな
るように制御が行なわれ、結果として、コンプレッサ1
の入力は小さくなる。一方、吹出温については、過冷却
用熱交換器を通過することによって、混合後の吹出温度
は高くなるが、本実験条件では目標吹出温以下となって
いる。
【0051】なお、上記実施例では外気温センサ43出
力を用いて、外気温が設定温度よりも高い状態である場
合に過冷却度制御を行なう例を示したが、コンデンサ2
での冷媒の凝縮温度と、膨張弁3の入口での冷媒温度に
応じて過冷却度制御を行なって同様の効果を得ることが
できる。
【0052】上記実施例では、可変容量形のコンプレッ
サ1を使用した場合で説明を行なったが、固定容量形の
コンプレッサ1を使用した場合にも、過冷却度を大きく
することによってエバポレータ4の冷力が増え、アイド
ル状態でのエンジン回転数アップの回転数、時間、回数
を極力抑えながら運転することができ、同様な効果を得
ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
の車両用空調装置においては、エアミックスドアがエバ
ポレータを通過した空調風の温度を制御しているために
生じる余剰冷房能力を利用して、冷凍サイクルの過冷却
度を増し、エバポレータの冷房能力を増加させるので、
車両用空調装置の効率をより向上させることができる。
【0054】また、真夏時の高外気温時やエンジンルー
ムからの吹返しがあっても、これに影響されることな
く、十分な過冷却度を得ることができ、膨張弁入口で蒸
気によるブロック現象がなくなり、エバポレータに流入
する冷媒量が増えるので、エバポレータの冷房能力を増
加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例における構成図である。
【図2】制御回路のブロック図である。
【図3】基本フローチャートである。
【図4】エアミックスドア開度制御のフローチャートで
ある。
【図5】コンプレッサ制御のフローチャートである。
【図6】過冷却度制御のフローチャートである。
【図7】外気温をベースにした車室内熱平衡特性と制御
線およびエネルギ損失の関係である。
【図8】過冷却度に対するエバポレータの冷力とコンプ
レッサ吐出圧力の変化図である。
【図9】他の実施例に係るフローチャートである。
【図10】この発明実施例に関する実験結果の一例であ
る。
【図11】従来例における冷凍サイクルの冷媒回路図で
ある。
【図12】従来例における過冷却用熱交換器の配置図で
ある。
【符号の説明】
1 可変容量形コンプレッサ 2 コンデンサ 3 膨張弁 4 エバポレータ 5 バイパス通路 6 過冷却用熱交換器 7 バイパスドア(開閉部材) 8 エアミックスドア 9 ヒータコア(加温手段) 13 空調用ダクト 40 制御回路(開閉部材駆動制御手段) 64 バイパスドアアクチュエータ(開閉部材駆動制御
手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス化した冷媒を圧縮するコンプレッサ
    と、前記コンプレッサで加圧された冷媒を凝縮するコン
    デンサと、前記コンデンサで凝縮した冷媒をさらに冷却
    しうる過冷却用熱交換器と、前記過冷却用熱交換器から
    流出した冷媒を膨張させる膨張手段と、前記膨張手段で
    膨張した冷媒を蒸発させ空調用ダクト内に設けられたエ
    バポレータとからなる冷凍サイクルを備え、前記空調用
    ダクト内で前記エバポレータの下流側に設けられ空調風
    を通過させ得る加熱手段と、前記加熱手段を通過させる
    空調風量を調整するエアミックスドアとを有する車両用
    空調装置において、前記空調ダクト内で、前記過冷却用
    熱交換器を前記エバポレータの下流に設け、 前記エアミックスドアが開いて前記加熱手段に空調風が
    供給される時に、前記過冷却用熱交換器に空調風を供給
    することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】請求項第1記載の車両用空調装置におい
    て、上記コンデンサにおける冷媒温度と前記膨張手段の
    入口における冷媒温度とから、上記冷凍サイクルの過冷
    却度を算出する手段を備え、この前記開閉部材駆動手段
    は前記算出したこの過冷却度と膨張弁入口冷媒温度また
    は外気温度とに応じて、前記過冷却用熱交換器に冷却風
    量を流入させるよう開閉制御することを特徴とする車両
    用空調装置。
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