JPH0586176U - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH0586176U
JPH0586176U JP2962292U JP2962292U JPH0586176U JP H0586176 U JPH0586176 U JP H0586176U JP 2962292 U JP2962292 U JP 2962292U JP 2962292 U JP2962292 U JP 2962292U JP H0586176 U JPH0586176 U JP H0586176U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テープカセットのテープ端末検出用のプリズム
のケース内での位置精度を向上する。 【構成】窓部材2にテープ終端検出用のプリズム3を一
体成形したテープカセットにおいて、該プリズム3の位
置決め部をプリズム近傍の上ケースに突設したことで、
窓部材にあるプリズムの位置精度を安定させ、プリズム
を簡単容易に正しく機能させることが可能で、テープ終
端検出を正確に行なうことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビデオ用またはオーディオ用の磁気テープカセット、特に、プリズ ムを用いた光方式のテープ終端検出機構のあるDATなどのテープカセットに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、DATなどビデオ用の磁気テープカセットでは、テープ終端検出機構と して、光を用いた方式が多く使用されていて、ケースに固定した透明窓部材にプ リズムを一体成形し、テープ終端検出用窓孔に対応配備されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のプリズムを用いたテープ終端検出機構では、プリズムは、窓部材を介し て、ケースに対して組立工程で超音波接着により、ケースの内面より突出固着し ていた。 ところが、プリズムのある窓部材は、ケースに形成された窓枠に嵌合溶着され ているため、プリズムは窓枠と離れていて、該窓枠でプリズムの位置決めを行な うとプリズムの配置が安定せず、テープ終端検出に支障を来すことがあって問題 であった。 本考案は、これら従来の問題点を解決しようとするもので、窓部材にあるプリ ズムの位置精度を安定させ、プリズムを簡単容易に正しく機能させることが可能 で、テープ終端検出を正確に行なうことができる信頼性の高いテープカセットを 提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上ケースと下ケースとからなるケースにテープを巻装した一対のハ ブ部材を回転可能に支持し、上ケースに透明窓部材を備え、該窓部材にテープ終 端検出用のプリズムを一体成形したテープカセットにおいて、該プリズムの位置 決め部を上ケースに突設したことを特徴とするテープカセットである。
【0005】
【作用】
ケースに形成された窓枠に、プリズムを一体成形した透明窓部材を組立工程で 溶着固定化する際に、ケースに設けられているプリズムの位置決め部にXY方向 が規制されて固定化され、またプリズム付近の溶着リブのまわりに設けられた凹 部があると、プリズムが浮き上がるようなこともなく正確に固着され、ケースに 対するプリズムの位置精度をさらに安定化させて備えられる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図6の例で説明すると、上ケースと下ケースとか らなるケース1にテープを巻装した一対のハブ部材を回転可能に支持する透明窓 部材2を備え、該窓部材2にテープ終端検出用のプリズム3を一体成形したテー プカセットにおいて、該プリズム3の位置決め部のリブ4と凸部5とを、ケース 1に突設してテープカセットとしてある。
【0007】 なお、前記プリズム位置決め部としては、直線状のリブ4或いは他の形状の凸 部5のいずれか若しくはいずれもの組合せでXY方向を規制する位置に配列され 、前記窓部材2の両側面に当接させて、プリズム3の位置精度を高めてある。こ の場合、リブ4と凸部5とからなるプリズム付近の上ケースに縦横方向に設けた ものであって、窓部材2のX方向及びY方向を規制して固定する。さらに上ケー ス1の窓枠12に嵌挿した窓部材2を溶着するための溶着リブ6を突設したもの であるが、前記プリズム3の付近の溶着リブ6を段差凹部7に一段下げて設け、 高さ方向を規制できるように構成してある。
【0008】 カセットのケース1は、上ケースと下ケースとをねじ止めして、合体できるよ うに構成され、この上ケース1には、プリズム3のある透明なテープ残量確認用 の窓部材2を設けると共に、カセットケース内には磁気テープ(図示せず)巻装 した一対のハブ部材を規制リブ10に回転自在に装着してある。 そしてカセットケース外側部に設けたテープ終端検出窓部11に対応したプリ ズム3としては、透明樹脂で上ケース1にある窓部材2と一体形成してあって、 不透明又は半透明樹脂で作られる上ケース1に配備されている。
【0009】 図中8はタッピングボス、9は仕切り壁、13は溶着部で窓部材2をケース1 の内面に固着するものである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、窓部材にテープ終端検出用のプリズムを一体成形したテープカセッ トにおいて、該プリズムの位置決め部を上ケースに突設したことにより、プリズ ムのケースに対する左右、前後配置にずれが生じないで位置精度が著しく高めら れ、また溶着リブのまわりに設けられた凹部により、プリズム部分が持ち上げら れるようなことがない。したがって、検出用窓部からの光を正確に受けて方向変 換させ、誤動作を未然に防止し、プリズムにXYZ方向位置も容易に規制でき、 プリズムの真直度も出しやすく、テープ終端検出に誤動作又は不動作が生ずるこ となく用いられ、また小体積のプリズムでもケース内で正確な位置関係で常備で き安定した操作を保証し信頼性をも大幅に高められるし、組立工程も簡便で生産 性の向上をはかることができる。
【提出日】平成5年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビデオ用またはオーディオ用の磁気テープカセット、特に、プリズ ムを用いた光方式のテープ終端検出機構のあるDATなどのテープカセットに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、DATやビデオ用の磁気テープカセットでは、テープ終端検出機構とし て、光を用いた方式が多く使用されていて、ケースに固定した透明窓部材にプリ ズムを一体成形し、テープ終端検出用窓孔に対応配備されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のプリズムを用いたテープ終端検出機構では、プリズムは、窓部材を介し て、ケースに対して組立工程で超音波接着により、ケースの内面より突出固着し ていた。 ところが、プリズムのある窓部材は、ケースに形成された窓枠に嵌合溶着され ているため、プリズムは窓枠と離れていて、該窓枠でプリズムの位置決めを行な うとプリズムの配置が安定せず、テープ終端検出に支障を来すことがあって問題 であった。 本考案は、これら従来の問題点を解決しようとするもので、窓部材にあるプリ ズムの位置精度を安定させ、プリズムを簡単容易に正しく機能させることが可能 で、テープ終端検出を正確に行なうことができる信頼性の高いテープカセットを 提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上ケースと下ケースとからなるケースにテープを巻装した一対のハ ブ部材を回転可能に支持し、上ケースに透明窓部材を備え、該窓部材にテープ終 端検出用のプリズムを一体成形したテープカセットにおいて、該プリズムの位置 決め部をプリズム近傍の上ケースに突設したことを特徴とするテープカセットで ある。
【0005】
【作用】
ケースに形成された窓枠に、プリズムを一体成形した透明窓部材を組立工程で 溶着固定化する際に、ケースに設けられているプリズムの位置決め部にXY方向 が規制されて固定化され、またプリズム付近の溶着リブのまわりに設けられた凹 部があると、プリズムが浮き上がるようなこともなく正確に固着され、ケースに 対するプリズムの位置精度をさらに安定化させて備えられる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図6の例で説明すると、上ケースと下ケースとか らなるケース1にテープを巻装した一対のハブ部材を回転可能に支持する透明窓 部材2を備え、該窓部材2にテープ終端検出用のプリズム3を一体成形したテー プカセットにおいて、該プリズム3の位置決め部のリブ4と凸部5とを、プリズ ム近傍のケース1に突設してテープカセットとしてある。
【0007】 なお、前記プリズム位置決め部としては、直線状のリブ4或いは他の形状の凸 部5のいずれか若しくはいずれもの組合せでXY方向を規制する位置に配列され 、前記窓部材2の両側面に当接させて、プリズム3の位置精度を高めてある。こ の場合、リブ4と凸部5とからなるプリズム付近の上ケースに縦横方向に設けた ものであって、窓部材2のX方向及びY方向を規制して固定する。さらに上ケー ス1の窓枠12に嵌挿した窓部材2を溶着するための溶着リブ6を突設したもの であるが、前記プリズム3の付近の溶着リブ6を段差凹部7に一段下げて設け、 高さ方向を規制できるように構成してある。
【0008】 カセットのケース1は、上ケースと下ケースとをねじ止めして、合体できるよ うに構成され、この上ケース1には、プリズム3のある透明なテープ残量確認用 の窓部材2を設けると共に、カセットケース内には磁気テープ(図示せず)巻装 した一対のハブ部材を規制リブ10に回転自在に装着してある。 そしてカセットケース外側部に設けたテープ終端検出窓部11に対応したプリ ズム3としては、透明樹脂で上ケース1にある窓部材2と一体形成してあって、 不透明又は半透明樹脂で作られる上ケース1に配備されている。
【0009】 図中8はタッピングボス、9は仕切り壁、13は溶着部で窓部材2をケース1 の内面に固着するものである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、窓部材にテープ終端検出用のプリズムを一体成形したテープカセッ トにおいて、該プリズムの位置決め部をプリズム近傍の上ケースに突設したこと により、プリズムのケースに対する左右、前後配置にずれが生じないで位置精度 が著しく高められ、また溶着リブのまわりに設けられた凹部により、プリズム部 分が持ち上げられるようなことがない。したがって、検出用窓部からの光を正確 に受けて方向変換させ、誤動作を未然に防止し、プリズムにXYZ方向位置も容 易に規制でき、プリズムの真直度も出しやすく、テープ終端検出に誤動作又は不 動作が生ずることなく用いられ、また小体積のプリズムでもケース内で正確な位 置関係で常備でき安定した操作を保証して、信頼性をも大幅に高められるし、組 立工程も簡便で生産性の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す上ケースの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線における拡大縦断面図である。
【図3】図1の例のケースと窓部材との分離状態を示す
平面図である。
【図4】図3のB−B線における拡大縦断面図である。
【図5】図1のC−C線における拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 窓部材 3 プリズム 4 位置決め用リブ 5 位置決め用凸部 6 溶着リブ 7 段差凹部 12 窓枠
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 テープカセット
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す上ケースの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線における拡大縦断面図である。
【図3】図1の例のケースと窓部材との分離状態を示す
平面図である。
【図4】図3のB−B線における拡大縦断面図である。
【図5】図1のC−C線における拡大縦断面図である。
【符号の説明】 1 ケース 2 窓部材 3 プリズム 4 位置決め用リブ 5 位置決め用凸部 6 溶着リブ 7 段差凹部 12 窓枠

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースと下ケースとからなるケースに
    テープを巻装した一対のハブ部材を回転可能に支持し、
    上ケースに透明窓部材を備え、該窓部材にテープ終端検
    出用のプリズムを一体成形したテープカセットにおい
    て、該プリズムの位置決め部を上ケースに突設したこと
    を特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 前記プリズム位置決め部が、リブおよび
    凸部であって、XY方向を規制する位置に配列されてい
    る請求項1記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 前記上ケースが、前記窓部材を溶着する
    溶着リブを突設したものであって、前記プリズム近傍の
    溶着リブを段差凹部に一段下げて設けた請求項1または
    2記載のテープカセット。
JP1992029622U 1992-04-08 1992-04-08 テープカセット Expired - Lifetime JP2583043Y2 (ja)

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JP2583043Y2 JP2583043Y2 (ja) 1998-10-15

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63109386U (ja) * 1987-01-09 1988-07-14
JPH0461679A (ja) * 1990-06-28 1992-02-27 Hitachi Maxell Ltd テープカートリッジ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63109386U (ja) * 1987-01-09 1988-07-14
JPH0461679A (ja) * 1990-06-28 1992-02-27 Hitachi Maxell Ltd テープカートリッジ

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