JP2001117076A - 液晶表示装置の位置決め構造 - Google Patents

液晶表示装置の位置決め構造

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JP2001117076A
JP2001117076A JP29170999A JP29170999A JP2001117076A JP 2001117076 A JP2001117076 A JP 2001117076A JP 29170999 A JP29170999 A JP 29170999A JP 29170999 A JP29170999 A JP 29170999A JP 2001117076 A JP2001117076 A JP 2001117076A
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lcd
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Kenji Kusano
賢治 草野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極パターン間隔が狭い場合においても接続
の信頼性のある液晶表示装置の位置決め構造を提供す
る。 【解決手段】 枠体10に組み込んだLCD5を対向す
る短壁12側へ片寄せするための片寄せ部としての片持
梁状の爪部18はLCD5の電極部5aの配列方向に直
角な一方の短壁11の、突条部11a、11b間の縁部
15上に枠体10と一体成形により立設されている。そ
して対向する両短壁11、12の各々の突条部11a、
12a間(=11b、12b間)の間隔Bは、従来技術
と同様にLCD5の外形寸法Lに対して十分なクリアラ
ンスを持ったものとなっている。LCD5を組み込み
後、加熱工具で爪部18の頭部を変形させてLCD5を
短壁12側へ片寄せする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の位
置決め構造、更に詳しくは電極パターンの位置決め構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種時計、体温計、ゲーム機器、
携帯電話などの各種電子機器の表示装置として、薄型で
見易い液晶表示装置が広く用いられている。従来のこの
ような液晶表示装置の一例を図面に基づいて説明する。
図17、図18はそれぞれ従来の液晶表示装置の裏面側
から見た分解斜視図、回路基板及び接続ゴムを除いた裏
面図である。
【0003】まず、この液晶表示装置の構成について説
明する。図17、図18において、80はプラスチック
成形品である枠体である。各々対向して枠体80を構成
している一対の側壁である81、82は短壁、83、8
4は長壁である。85は枠体80の表面側に窓穴85a
を形成する縁部である。長壁83、84の内側には裏面
側から縁部85にかけてそれぞれ突条部83a、83
b、84a、84bが形成されている。短壁81、82
の内側にも同様の突条部81a、81b、82a、82
bが形成されている。更に短壁81、82の裏面側端面
からは、ネジ穴を持つ一対のボス81c、82cが立設
されている。5は液晶表示パネル(以下LCDと略記す
る)であり、LCD5の裏面側の長辺に沿って電極パタ
ーンの配列である電極部5aが設けられている。6は対
応する上下電極パターンを電気的に接続するための導電
部と絶縁部とが長手方向に交互に積層された直方体の接
続ゴム(いわゆるゼブラゴム)であり、その長さは電極
部5aの長さより若干長くしてある。
【0004】7はLCD5の駆動回路を含む回路基板
(以下PCBと略記する)であり、枠体80より広面積
の長方形をしていて、その表面側にLCD5の電極部5
aと対応するように電極パターン7aが図示しない回路
パターンと共に形成されている。PCB7の長軸上には
枠体80のボス81c、82cと嵌合するガイド穴7
b、7cが形成されている。8は前記長軸に対して電極
パターン7aとほぼ対称の位置に接着されているスポン
ジであり、接続ゴム6とほぼ同じ高さを持っている。9
はPCB7を枠体80に固定するためのビスである。
【0005】次にこの液晶表示装置の組立について説明
する。まず電極部5a側を上にして、LCD5を枠体8
0の裏面側から縁部85上に組み込む。このときに組み
込みが容易なように、各々の突条部81a、81b、8
2a、82b、83a、83b、84a、84bとLC
D5との間には後述の適宜なクリアランスが設けられて
いる。次に電極部5aの上の、対向する一方の突条部8
1a、82aの側面とと電極部5a側の突条部83a、
83bとで囲まれた領域に接続ゴム6を組み込む。最後
に枠体80のボス81c、82cにガイド穴7b、7c
を嵌合させてからビス9、9でPCB7を螺合する。こ
のとき接続ゴム6とスポンジ8とが適宜に圧縮されてL
CD5の縁部85への落着と、電極部5aと電極パター
ン7aとの電気的接続とが完了する。なお、接続ゴム6
の導電部の厚みは比較的小さい(例えば0.5mm)の
で、電極の配列方向に対しての位置は任意でよいし、位
置ズレがあっても、電極部5a両端部で接続ゴム6が外
れることがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た液晶表示装置では、LCDを枠体に容易に組み込める
ようにするために、LCDと枠体との間に所定のクリア
ランス(片側で0.1mm以上)を設ける必要があっ
た。図18に示すように、枠体80の内法寸法がB1±
0.1mm、LCD5の外径寸法がL±0.2mmであ
るとすれば、クリアランスのバラツキは各々のバラツキ
の平方平均値をとって±0.22mmと考えられる。従
ってクリアランス2S=(B1−L)±0.22mmと
なる。クリアランスSを最小でも片側0.1mm確保し
ようとすれば、クリアランスS=0.21±0.11m
mとなるから、Sの最大は0.32mmと大きな値にな
る場合があった。液晶表示装置の表示内容が複雑で高密
度になるに従い、電極パターン間の間隔も狭く(例えば
1.0mm以下に)する必要が生ずるが、このような場
合には、LCD電極部5aとPCB電極パターン7aと
の相対的な位置ずれが大きくなり、両者の接続に信頼性
が無くなる場合があった。電極幅の1/2以上の位置ズ
レが許されないとすれば、電極幅0.64mm以上にし
か対応できない。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、電極パターン
間隔が比較的狭い場合においても高い接続の信頼性が得
られる液晶表示装置の位置決め構造を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1の発明は、液晶表示パネルと、該
液晶表示パネルを駆動する回路が組み込まれた回路基板
と、前記液晶表示パネルと前記回路基板との電極間を電
気的に接続するための接続ゴムとを位置決めして枠体に
組み込む液晶表示装置の位置決め構造において、前記枠
体の前記電極の配列方向と垂直方向の一方の側壁または
該側壁の近傍に、前記液晶表示パネルが前記側壁と対向
する他方の側壁へ当接する位置である片寄せ位置まで前
記液晶表示パネルを片寄せるための片寄せ部を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の発明において、前記片寄せ部は、前記枠体に立設した
梁部であり、前記液晶表示パネル組立時に、前記梁部を
前記液晶表示パネル側へ変形させることにより前記液晶
表示パネルを前記片寄せ位置に落ち着かせることを特徴
とする。
【0010】本発明の請求項3の発明は、請求項2記載
の発明において、前記枠体はプラスチック材から成り、
液晶表示装置組立前の前記梁部と前記片寄せ位置にある
前記側壁との間の寸法は、前記液晶表示パネルの前記電
極の配列方向の外形寸法よりも大きいことを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項4の発明は、請求項1記載
の発明において、前記片寄せ部は、前記枠体の一方の側
壁に突設したリブであり、該リブと対向する側壁との間
の寸法は、前記液晶表示パネルの前記電極の配列方向の
外形寸法よりも前記枠体の裏面側においては大きく、表
面側においては小さいことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項5の発明は、請求項4記載
の発明において、前記枠体はプラスチック材から成り、
液晶表示装置組立時に前記液晶表示パネルで前記リブを
削りながら前記液晶表示パネルを前記枠体の前記片寄せ
位置に落ち着かせることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項6の発明は、請求項4また
は請求項5記載の発明において、前記枠体はプラスチッ
ク材から成り、液晶表示装置組立時に前記液晶表示パネ
ルで前記リブを削りながら前記液晶表示パネルを前記枠
体の前記片寄せ位置に落ち着かせることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第一の実施形
態である液晶表示装置の回路基板及び接続ゴムを除いた
裏面図、図2、図3は図1の中央縦断面図である。図
4、図6は第二の実施形態である液晶表示装置の回路基
板及び接続ゴムを除いた要部裏面図、図5は図4の中央
縦断面図である。図7は第三の実施形態である液晶表示
装置の回路基板及び接続ゴムを除いた要部裏面図、図
8、図9は図7の中央縦断面図である。図10、図12
は本発明の第四の実施形態である液晶表示装置の回路基
板及び接続ゴムを除いた要部裏面図、図11は図10の
中央縦断面図である。図13は本発明の第五の実施形態
である液晶表示装置の枠体の裏面図、図14はその要部
斜視図、図15、図16は図13のA−A断面図であ
り、LCDの組立方法を示す。なお、これらの各実施形
態の基本構成は、図17を用いて従来技術で説明したも
のと同じなので、同じ構成要素には同じ名称を用いて説
明を省略する。
【0015】まず、本発明の第一の実施形態の構成を説
明する。図1、図2において、10はプラスチック材で
ある熱可塑性樹脂を射出成形して得られた枠体である。
18は組み込んだLCD5を対向する短壁12側へ片寄
せするための片寄せ部としての片持梁状の爪部である。
爪部18はLCD5の電極部5aの配列方向に直角な一
方の短壁11の近傍である突条部11a、11b間の縁
部15上に枠体10と一体成形により立設されている。
爪部18の枠体10中央を向いた壁面の電極部5a配列
方向の位置は、一方の短壁11の突条部11a、11b
の先端位置とほぼ一致している。そして対向する両短壁
11、12の各々の突条部11a、12a間(=11
b、12b間)の間隔Bは、LCD5の外形寸法Lに対
して十分なクリアランス(片側で最小0.1mm)を持
ったものとなっている。爪部18の高さは、LCD5の
厚みとほぼ同じである。
【0016】次に第一の実施形態の組立について説明す
る。図2に示すように、まず枠体10にLCD5を組み
込み、縁部15上に落ち着かせる。その後、短壁11と
爪部18との隙間gに上方から加熱した工具を挿入し、
図3に示すように頭部18aを矢印方向に変形移動さ
せ、LCD5の側面5bに当接させるようにし、更にL
CD5の他方の側面5bを短壁12の突条部12a、1
2bに当接させた位置である片寄せ位置にLCD5を落
ち着かせる。加熱工具を押し当てることで熱可塑性樹脂
から成る爪部18が塑性変形を起こすので、加熱工具を
取り去っても、頭部18aがLCD5から離れることは
ない。
【0017】次に、電極部5a上の突条部11a、12
a、13a、13bに囲まれた領域に接続ゴム6を組み
込む。最後にPCB7のガイド穴7b、7cを枠体10
のボス11c、12cに嵌合させビス9、9で固定す
る。以上のように、LCD5を枠体10に組み込む時に
は、両者の間に十分なクリアランスを持っているので組
立し易く、組み込み後には爪部18によってLCD5を
短壁12側の片寄せ位置に片寄せすることができるの
で、従来存在したような電極部5aの大きな位置ズレを
なくすことができた。PCB7とLCD5との各々の電
極パターン7aと電極部5aとの配列方向の相対的な位
置ズレは、PCB7の加工精度±0.05mm、枠体1
0の成形精度±0.1mm及びLCD5の外形の成形精
度±0.2mmを考慮すると、各々の平方平均値から±
0.23mmと位置ズレが従来の約3割減となり、電極
パターン7aと電極部5aとの位置ズレの許容差を最大
1/2として、最小電極幅0.46mmに対応可能であ
る。
【0018】次に、本発明の片寄せ部の第二の実施形態
について説明する。図4において、20はプラスチック
材である熱可塑性樹脂を射出成形して得られた枠体であ
る。28は組み込んだLCD5を対向する短壁側へ片寄
せするための片寄せ部としての片持梁状の腕部である。
腕部28の基部28bは枠体20のLCD5電極部5a
の配列方向と直角である一方の短壁21の中央から長壁
23、24寄りのところに直角水平方向に一体成形によ
り立設されている。腕部28は基部28bの先端より僅
かに後退した位置から突条部21a方向へ延在し、短壁
21との間に隙間gを持っている。その頭部28aは短
壁21の長手方向のほぼ中央部にあって、図5に示すよ
うに、LCD5とほぼ同じ高さに位置している。腕部2
8の下方の枠体20の縁部25には穴20cが形成され
ている。突条部21a先端部には、接続ゴム6を保持す
るための切り欠き部21dがある。頭部28aの枠体2
0中央側の端面28cは突条部21a、基部28bの先
端と電極部5a配列方向の位置がほぼ同じ位置にある。
【0019】本実施形態の組立に当たっては、LCD5
を枠体20へ組み込み後に、裏面側から隙間gへ加熱し
た工具の先端を挿入し、図6に示すように腕部28を矢
印方向へ変形させ、頭部28aをLCD5に当接させて
片寄せ位置に落ち着かせる。なお、加熱した工具の操作
は表面側の穴20cから行うこともできる。
【0020】次に、本発明の片寄せ部の第三の実施形態
について説明する。図7、図8において、30はプラス
チック材である熱可塑性樹脂を射出成形して得られた枠
体である。38は組み込んだLCD5を対向する短壁側
へ片寄せするための片寄せ部としての片持梁状の爪部で
ある。爪部38の基部38bは、枠体30のLCD5電
極部5aの配列方向と直角である一方の短壁31の長手
方向のほぼ中央部の裏面近傍から、直角水平方向に一体
成形により立設されている。爪部38は短壁31との間
に隙間gを持って基部38bの先端から下方縁部35方
向へ垂直に延在しており、その頭部38aはLCD5と
ほぼ同じ高さに位置している。爪部38の表面側の枠体
30の縁部35には穴30cが形成されている。突条部
31a先端部には、接続ゴム6を保持するための切り欠
き部31dがある。爪部38の枠体30中央側の端面3
8cと突条部31aの先端とは電極部5a配列方向の位
置がほぼ同じ位置にある。
【0021】本実施形態の組立に当たっては、LCD5
を枠体30へ組み込み後に、隙間gへ穴30cから加熱
した工具の先端を挿入し、図9に示すように爪部38を
矢印方向へ変形させ、頭部38aをLCD5側面5bに
当接させ、LCD5を対向する短壁側の片寄せ位置に落
ち着かせる。
【0022】次に、本発明の片寄せ部の第四の実施形態
について説明する。図10、図11において、40はプ
ラスチック材である熱可塑性樹脂を射出成形して得られ
た枠体である。48は組み込んだLCD5を対向する短
壁側の片寄せ位置へ片寄せするための片寄せ部としての
両持梁状の梁部である。梁部48の両端部に接続する基
部48bは枠体40のLCD5電極部5aの配列方向と
直角である一方の短壁41から直角水平方向に一体成形
により立設されている。腕部48は短壁41との間に隙
間gを持っており、LCD5とほぼ同じ高さに位置して
いる。梁部48の表面側の枠体40の縁部45には穴4
0cが形成されている。突条部41a先端部には、接続
ゴム6を保持するための切り欠き部41cがある。梁部
48の枠体40中央側の端面48cと突条部41aの先
端とは電極部5a配列方向の位置がほぼ同じ位置にあ
る。
【0023】本実施形態の組立に当たっては、LCD5
を枠体40へ組み込み後に、裏面側または表面側の穴4
0cから隙間gへ加熱した工具の先端を挿入し、図12
に示すように梁部48中央を矢印方向へ変形させ、LC
D5側面5bに当接させ、LCD5を片寄せ位置に落ち
着かせる。
【0024】次に、本発明の片寄せ部の第五の実施形態
について説明する。図13、図14において、50はプ
ラスチック材である熱可塑性樹脂を射出成形して得られ
た枠体である。58は組み込んだLCD5を対向する短
壁側へ片寄せするための片寄せ部としてのリブである。
リブ58は一体成形により形成されており、枠体50の
LCD5電極部5aの配列方向と直角である一方の短壁
51の中から長手方向の両端部へ寄った所の2カ所から
垂直に対向する短壁52方向に、裏面から縁部55にか
けて短壁面51からの距離が大きくなる斜面58aを持
った突条部である。斜面58aの水平断面は略円弧形状
をしている。リブ58の枠体50の表面側の縁部55に
は凹部50bが形成されている。リブ58の先端と対向
する短壁52の突条部52aとの間隔BはLCD5の電
極部5a配列方向の外形寸法よりもやや小さく形成され
ている。
【0025】本実施形態の組立に当たっては、まず、L
CD5を枠体50へ組み込む。図15に示すように、リ
ブ斜面58aがLCD5の一方の側面5b下端を矢印方
向へすべらせ、対向する壁面52側へ片寄せするように
働く。そして、図16に示すように、LCD5の他方の
側面5bが突条部52a(52b)に当接したときに、
一方の側面5bを押し下げることにより、LCD5は側
面5b下端でリブ58先端部を僅かに削りながら縁部5
5上の短壁52側片寄せ位置に落ち着く。リブ58の削
り屑はLCD5によって押し下げられ、凹部50b内に
保持されるので、削り屑がLCD5と縁部55との間に
挟まってLCD5を浮かしたり、飛び散ることもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラスチック成型品である枠体に、組み込んだLCDを
対向する短壁へ片寄せるための片寄せ部を設けたので、
LCDの組み込み性を損なわずに、LCDの電極部のP
CBの電極パターンに対する位置ズレを最小限に押さえ
ることができた。
【0027】更に、プラスチック材から成る枠体の片寄
せ部を加熱工具で変形させるようにしたので、LCD片
寄せ後に位置が変動することなく、枠体の窓穴に対する
LCDの表示位置の精度もよくなった。
【0028】更に、片寄せ部は、枠体と一体成形で形成
できるので、部品コストも増加せず、加熱工具も簡易な
もので間に合うため、LCDの位置決め構造を廉価に達
成できた。
【0029】更に、片寄せ部を枠体内部に張り出したリ
ブとし、該リブを削りながらLCDを組み込むようにし
たので、特別に工具を用いることもないLCDの位置決
め構造が達成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態である液晶表示装置の
裏面図である。
【図2】本発明の第一の実施形態である液晶表示装置の
断面図である。
【図3】本発明の第一の実施形態である液晶表示装置の
断面図である。
【図4】本発明の第二の実施形態である液晶表示装置の
要部裏面図である。
【図5】本発明の第二の実施形態である液晶表示装置の
要部断面図である。
【図6】本発明の第二の実施形態である液晶表示装置の
要部裏面図である。
【図7】本発明の第三の実施形態である液晶表示装置の
要部裏面図である。
【図8】本発明の第三の実施形態である液晶表示装置の
要部断面図である。
【図9】本発明の第三の実施形態である液晶表示装置の
要部断面図である。
【図10】本発明の第四の実施形態である液晶表示装置
の要部裏面図である。
【図11】本発明の第四の実施形態である液晶表示装置
の要部断面図である。
【図12】本発明の第四の実施形態である液晶表示装置
の要部裏面図である。
【図13】本発明の第五の実施形態である液晶表示装置
の裏面図である。
【図14】本発明の第五の実施形態である液晶表示装置
の要部斜視図である。
【図15】本発明の第五の実施形態である液晶表示装置
の断面図である。
【図16】本発明の第五の実施形態である液晶表示装置
の断面図である。
【図17】従来の液晶表示装置を示す分解斜視図であ
る。
【図18】従来の液晶表示装置を示す裏面図である。
【符号の説明】
5 液晶表示パネル 5a 電極部 6 接続ゴム 7 回路基板 7a 電極パターン 10、20、30、40、50 枠体 11、12、21、22、31、41、51、52 短
壁 13、14、23、24 長壁 15、25、35、45、55 縁部 18、38 爪部 28 腕部 48 梁部 50b 凹部 58 リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルと、該液晶表示パネルを
    駆動する回路が組み込まれた回路基板と、前記液晶表示
    パネルと前記回路基板との電極間を電気的に接続するた
    めの接続ゴムとを位置決めして枠体に組み込む液晶表示
    装置の位置決め構造において、前記枠体の前記電極の配
    列方向と垂直方向の一方の側壁または該側壁の近傍に、
    前記液晶表示パネルが前記側壁と対向する他方の側壁へ
    当接する位置である片寄せ位置まで前記液晶表示パネル
    を片寄せるための片寄せ部を設けたことを特徴とする液
    晶表示装置の位置決め構造。
  2. 【請求項2】 前記片寄せ部は、前記枠体に立設した梁
    部であり、前記液晶表示パネル組立時に、前記梁部を前
    記液晶表示パネル側へ変形させることにより前記液晶表
    示パネルを前記片寄せ位置に落ち着かせることを特徴と
    する請求項1記載の液晶表示装置の位置決め構造。
  3. 【請求項3】 前記枠体はプラスチック材から成り、液
    晶表示装置組立前の前記梁部と前記片寄せ位置にある前
    記側壁との間の寸法は、前記液晶表示パネルの前記電極
    の配列方向の外形寸法よりも大きいことを特徴とする請
    求項2記載の液晶表示装置の位置決め構造。
  4. 【請求項4】 前記片寄せ部は、前記枠体の一方の側壁
    に突設したリブであり、該リブと対向する側壁との間の
    寸法は、前記液晶表示パネルの前記電極の配列方向の外
    形寸法よりも前記枠体の裏面側においては大きく、表面
    側においては小さいことを特徴とする請求項1記載の液
    晶表示装置の位置決め構造。
  5. 【請求項5】 前記枠体はプラスチック材から成り、液
    晶表示装置組立時に前記液晶表示パネルで前記リブを削
    りながら前記液晶表示パネルを前記枠体の前記片寄せ位
    置に落ち着かせることを特徴とする請求項4記載の液晶
    表示装置の位置決め構造。
  6. 【請求項6】 前記枠体の表面側にある前記リブと接続
    する縁部近傍に前記リブの削り屑を収納する凹部又は穴
    部を設けたことを特徴とする請求項4または請求項5の
    いずれかに記載の液晶表示装置の位置決め構造。
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