JPH0586096U - 自在ホルダ及びこれを用いたスクリーン支持スタンド - Google Patents

自在ホルダ及びこれを用いたスクリーン支持スタンド

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JPH0586096U
JPH0586096U JP3394692U JP3394692U JPH0586096U JP H0586096 U JPH0586096 U JP H0586096U JP 3394692 U JP3394692 U JP 3394692U JP 3394692 U JP3394692 U JP 3394692U JP H0586096 U JPH0586096 U JP H0586096U
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holding
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lock
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operation rod
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Application number
JP3394692U
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English (en)
Inventor
喜明 池田
Original Assignee
エルイ−エル株式会社
アイケー総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 支持するフレームバー自体の固定とフレーム
バーの所定の回動角での固定とを独立に行い、一方の緩
みが他方に波及せず、夫々の固定を維持する自在ホルダ
及びスクリーン支持スタンドを提供する。 【構成】 スクリーン支持スタンド1は、支柱2と、支
柱の一端に取り付けた自在ホルダ4と、スクリーン5を
取り付ける円筒状のフレームバー6〜8と、フレームバ
ー同志を連結する連結装置10,11とを具備し、自在
ホルダ4は、基部と、基部に回転自在の貫通したロック
操作棒16と、一対の挟持部材によりフレームバー6を
挟持する挟持装置と、ロック操作棒の軸心に対して直交
する面を有し挟持装置に設けた円盤状の制動板と、同制
動板の面を押圧し軸心周りでの挟持装置の回転を阻止す
る制動装置とを具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビスタジオ等において照明装置からの照明光を反射、透過、散 乱等させるスクリーンを支持するスタンド及びこれに用いられる自在ホルダに関 する。
【0002】
【従来の技術】
テレビスタジオ等においては、照明装置からの照明光を反射、透過、散乱等さ せるためのスクリーンが用いられており、このようなスクリーンは支持スタンド により支持される。この支持スタンドには、スクリーンを任意の角度位置、換言 すれば傾きの位置に設定し得るように、自在ホルダが用いられており、スクリー ンが張られるフレームバーはこの自在ホルダに取り付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来のこの種自在ホルダは、一つのロック操作棒でフレームバーの回 動角の固定とフレームバーの固定とをなすものであるため、フレームバー自体の 固定に気をつかうと、フレームバーの所定の回動角への設定固定がうまくいかず 、また反対にフレームバーの所定の回動角への設定固定に気をつかうと、フレー ムバー自体の固定がうまくいかない場合がある。また設定固定されたフレームバ ーに何等かの原因で力が働きその傾きが変えられると、同時にフレームバー自体 の固定が緩んでしまう場合もある。
【0004】 本考案は前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、支 持するフレームバー自体の固定とフレームバーの所定の回動角での固定とを独立 に行い得て、しかして一方の緩みが他方に波及しないようにし得る上に、それぞ れの固定をしっかりと維持することができる自在ホルダ及びこれを用いたスクリ ーン支持スタンドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば前記目的は、基部と、この基部に回転自在にして貫通した第一 のロック操作棒と、軸を介して互いに回動自在に連結された一対の挟持部材を有 しており、一方の挟持部材のアーム部が基部から突出する第一のロック操作棒の ねじ部に螺合されており、他方の挟持部材のアーム部が第一のロック操作棒のね じ部の先端に当接するように配されており、一対の挟持部材の挟持部の接近によ りフレームバーを挟持する挟持装置と、第一のロック操作棒の軸心に対して直交 する面を有して挟持装置に設けられた制動板と、基部に回転自在に取り付けられ た第二のロック操作棒と、一端が第二のロック操作棒のねじ部に螺合されており 、他端が制動板の前記面に接触するように配されており、第一のロック操作棒の 軸心周りの挟持装置の回転を阻止する制動装置とを具備した自在ホルダによって 達成される。
【0006】 本考案によればまた前記目的は、支柱と、この支柱の一端に取り付けられた自 在ホルダと、スクリーンを取り付けるためのフレームバーとを具備しており、自 在ホルダは、基部と、この基部に回転自在にして貫通した第一のロック操作棒と 、軸を介して互いに回動自在に連結された一対の挟持部材を有しており、一方の 挟持部材のアーム部が基部から突出する第一のロック操作棒のねじ部に螺合され ており、他方の挟持部材のアーム部が第一のロック操作棒のねじ部の先端に当接 するように配されており、一対の挟持部材の挟持部の接近により前記フレームバ ーを挟持する挟持装置と、第一のロック操作棒の軸心に対して直交する面を有し て挟持装置に設けられた制動板と、基部に回転自在に取り付けられた第二のロッ ク操作棒と、一端が第二のロック操作棒のねじ部に螺合されており、他端が制動 板の前記面に接触するように配されており、第一のロック操作棒の軸心周りでの 挟持装置の回転を阻止する制動装置とを具備しているスクリーン支持スタンドに よって達成される。
【0007】
【作用】
本考案の自在ホルダでは、第一のロック操作棒を操作することにより挟持装置 を挟持状態、非挟持状態にし得、第二のロック操作棒を操作することにより制動 装置を制動状態、非制動状態にし得、しかしてフレームバー自体の固定、固定解 除とフレームバーの所定の回動角での固定、固定解除とを独立に行い得る。
【0008】 次に本考案を、図面に示す具体例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本考 案はこれら具体例に何等限定されないのである。
【0009】
【具体例】
図1から図5において、本例のスクリーン支持スタンド1は、支柱2と、支柱 2の一端3に取り付けられた自在ホルダ4と、スクリーン5を取り付けるための 複数の円筒状のフレームバー6、7及び8と、フレームバー6、7及び8同志を 連結する連結装置10及び11とを具備している。
【0010】 支柱2は、入れ子式、換言すれば伸縮自在な支柱本体12と、支柱本体12を 直立に支える支持部材13とからなる。
【0011】 自在ホルダ4は、基部15と、基部15に回転自在にして貫通した第一のロッ ク操作棒16と、軸17を介して互いに回動自在に連結された一対の挟持部材1 8及び19を有しており、一方の挟持部材18のアーム部20が基部15から突 出するロック操作棒16のねじ部21に螺合されており、他方の挟持部材19の アーム部22がねじ部21の先端23に当接するように配されており、一対の挟 持部材18及び19の挟持部24及び25の接近によりフレームバー6を挟持す る挟持装置26と、ロック操作棒16の軸心27に対して直交する面28を有し て挟持装置26に設けられた円盤状の制動板29と、基部15に回転自在に取り 付けられた第二のロック操作棒30と、一端31がロック操作棒30のねじ部3 2に螺合されており、他端33が制動板29の面28を押圧するように配されて おり、軸心27周りでの挟持装置26のA方向の回転を阻止する制動装置34と を具備している。
【0012】 基部15の凹所41には連結具42の一端43が嵌入されており、連結具42 の他端44は支柱本体12の上端内部に嵌入されて、基部15と支柱本体12と は相互に連結されている。
【0013】 カバー45が被着された挟持部材19のアーム部22には球状の突起46が形 成されており、突起46にロック操作棒16の先端23が当接するようになって いる。カバー51が被着された挟持部材24のアーム部20は、内面52にねじ が切られたブッシュ53を具備しており、ブッシュ53の内面52にロック操作 棒16のねじ部21が螺合しており、こうしてアーム部20は基部15から突出 するロック操作棒16のねじ部21に螺合している。
【0014】 アーム部20には複数の凹所54が形成されており、複数の凹所54に配され て制動板29及びアーム部20のそれぞれを貫通したリベット55により、制動 板29はアーム部20に固着されて挟持装置26に設けられている。蝶ねじタイ プのロック操作棒30は、その先端61が、基部15に形成された凹所62に回 転自在に嵌合されて基部15に取り付けられている。カバー65を具備する制動 装置34は、他端33に押圧パッド66を有しており、ロック操作棒30の回転 で押圧パッド66が面28に摩擦接触して制動板29の軸心27周りでのA方向 の回転を阻止し、しかして挟持装置26の軸心27周りでのA方向の回転を阻止 する。
【0015】 連結装置10と11とは同様に形成されているので、以下連結装置10につい てのみ説明する。連結装置10は、フレームバー6の一端71の内部に挿着され てブラインドリベット72により抜け出さないようにされた六角孔スリーブ73 と、スリーブ73の六角孔に嵌挿された六角軸74と、スリーブ73の六角孔か らの六角軸74の抜け出しを阻止するべく、フレームバー6に螺合し且つスリー ブ73を貫通して、先端が六角軸74の環状凹所75に配されたデインプルノブ 76と、六角軸74の一端77が埋設された一端78を有するクリップ本体79 と、クリップ本体79に軸80を介して回動自在に取り付けられており、クリッ プ本体79と協同してフレームバー7を挟持する可動クリップ体81と、クリッ プ本体79に螺合しており、ねじ込みにより先端83が可動クリップ体81のア ーム部82に当接して可動クリップ体81を回動させる蝶ねじ84とを具備して いる。
【0016】 以上のように形成されたスクリーン支持スタンド1において、支持されたフレ ームバー6、7及び8にスクリーン5がクリップ又は粘着テープ等により取り付 けられる。そして例えばスクリーン5の反射面又は透過面の傾きの変更は、まず ロック操作棒30を緩め、制動板29に対する押圧パッド66の押圧接触を解除 し、制動板29が軸心27の回りでA方向に自由回転し得るようにする。制動板 29がこのように自由回転し得るようになると、フレームバー6を挟持した挟持 装置26もまた手で軸心27の回りでA方向に回転させることができるので、ス クリーン5を所望の傾きに配することができる。スクリーン5を所望の傾きに配 した後、ロック操作棒30を締めると、ロック操作棒30が螺合した制動装置3 4の他端33が制動板29の面28に向かって移動される結果、制動板29に押 圧パッド66が摩擦接触し、これにより制動板29を回転し得なくなり、したが って挟持装置26もまたA方向に回転し得なくなり、その回転位置で保持される こととなる。
【0017】 一方、フレームバー6を取り付け又は取り外す場合、或いはフレームバー6に 対する挟持位置を変える場合、ロック操作棒16を手で軸心27の回りでA方向 に回転させ、軸17を中心として挟持部18及び19を開閉させるように、ロッ ク操作棒16の先端23を突起46に対して離反させ又は当接させる。先端23 が強く突起46に当接されると、挟持部18及び19は閉鎖され、フレームバー 6は挟持部18及び19によりしっかりと挟持され、先端23が突起46から離 反されると、挟持部18及び19は開放自在となり、フレームバー6に対する挟 支持は解除され、フレームバー6を取り付け又は取り外すことができ、またフレ ームバー6の回転及び挟持位置を変えることができる。
【0018】 以上のようにスクリーン支持スタンド1においては、ロック操作棒16の操作 でフレームバー6の挟持、挟持解除を、ロック操作棒30の操作でフレームバー 6の傾斜角の設定をそれぞれ独立に行い得るので、一方の緩みを他方に波及しな いようにし得、その上それぞれの固定をしっかりと維持することができる。
【0019】 また蝶ねじ84を締め付け又は緩めて可動クリップ体81を回動させることに より、フレームバー7及び8を連結装置10及び11に取り付けたり取り外した り、或いはその挟持位置を変えたりすることができる。さらにフレームバー7及 び8を必要としない場合には、デインプルノブ76を回してその先端と環状凹所 75との係合を解除することにより、連結装置10及び11をフレームバー6の 先端71から取り外すことができる。
【0020】
【考案の効果】
上述したように本考案では、第一のロック操作棒の操作でフレームバーの挟持 、挟持解除を、第二のロック操作棒の操作でフレームバーの傾斜角の設定をそれ ぞれ独立に行い得るので、一方の緩みを他方に波及しないようにし得、その上そ れぞれの固定をしっかりと維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好ましい一具体例の斜視図である。
【図2】図1に適用されている自在ホルダの一具体例の
断面図である。
【図3】図2に示す具体例の背面図である。
【図4】図1に適用されている連結装置の一具体例の断
面図である。
【図5】図4に示す具体例の平面図である。
【符号の説明】
1 スクリーン支持スタンド 2 支柱 4 自在ホルダ 5 スクリーン 6、7、8 フレームバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と、この基部に回転自在にして貫通
    した第一のロック操作棒と、軸を介して互いに回動自在
    に連結された一対の挟持部材を有しており、一方の挟持
    部材のアーム部が基部から突出する第一のロック操作棒
    のねじ部に螺合されており、他方の挟持部材のアーム部
    が第一のロック操作棒のねじ部の先端に当接するように
    配されており、一対の挟持部材の挟持部の接近によりフ
    レームバーを挟持する挟持装置と、第一のロック操作棒
    の軸心に対して直交する面を有して挟持装置に設けられ
    た制動板と、基部に回転自在に取り付けられた第二のロ
    ック操作棒と、一端が第二のロック操作棒のねじ部に螺
    合されており、他端が制動板の前記面に接触するように
    配されており、第一のロック操作棒の軸心周りの挟持装
    置の回転を阻止する制動装置とを具備した自在ホルダ。
  2. 【請求項2】 支柱と、この支柱の一端に取り付けられ
    た自在ホルダと、スクリーンを取り付けるためのフレー
    ムバーとを具備しており、自在ホルダは、基部と、この
    基部に回転自在にして貫通した第一のロック操作棒と、
    軸を介して互いに回動自在に連結された一対の挟持部材
    を有しており、一方の挟持部材のアーム部が基部から突
    出する第一のロック操作棒のねじ部に螺合されており、
    他方の挟持部材のアーム部が第一のロック操作棒のねじ
    部の先端に当接するように配されており、一対の挟持部
    材の挟持部の接近により前記フレームバーを挟持する挟
    持装置と、第一のロック操作棒の軸心に対して直交する
    面を有して挟持装置に設けられた制動板と、基部に回転
    自在に取り付けられた第二のロック操作棒と、一端が第
    二のロック操作棒のねじ部に螺合されており、他端が制
    動板の前記面に接触するように配されており、第一のロ
    ック操作棒の軸心周りの挟持装置の回転を阻止する制動
    装置とを具備しているスクリーン支持スタンド。
JP3394692U 1992-04-23 1992-04-23 自在ホルダ及びこれを用いたスクリーン支持スタンド Pending JPH0586096U (ja)

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JP (1) JPH0586096U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140992A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Kirin Brewery Co Ltd 取付治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012140992A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Kirin Brewery Co Ltd 取付治具

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