JPH0617001U - 照明具の支持装置 - Google Patents

照明具の支持装置

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JPH0617001U
JPH0617001U JP5943992U JP5943992U JPH0617001U JP H0617001 U JPH0617001 U JP H0617001U JP 5943992 U JP5943992 U JP 5943992U JP 5943992 U JP5943992 U JP 5943992U JP H0617001 U JPH0617001 U JP H0617001U
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JP
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base
operation rod
lock operation
shaft
braking
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Application number
JP5943992U
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English (en)
Inventor
喜明 池田
Original Assignee
エルイ−エル株式会社
アイケー総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持する照明具自体の固定と、照明具の所定
の角度での固定とを独立に行い得、一方の緩みが他方に
波及しないようにし得る上に、夫々の固定をしっかりと
維持することができる照明具の支持装置を提供すること
にある。 【構成】 支持装置10は、照明具本体2に固定される
制動板3と、制動板3の面4に対して直交する軸心5を
有して照明具本体2から突出する軸6と、軸6に回転自
在に設けられた基部7と、基部7に固定されたライトア
ーム8と、基部7に回転自在に取り付けられたロック操
作棒9と、一端11がロック操作棒9のねじ部13に螺
合されており、他端12が制動板3の面4に接触するよ
うに配されており、軸6の軸心5周りの基部7の回転を
阻止する制動装置14とを具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビスタジオ等において光源の照明光を被照射体に加減して照射 するために用いられる照明具の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビスタジオ等においては、ライト、反射板、スクリーン等の照明具を様々 な位置に配置、固定して、光源としてのライトからの照明光を反射板、スクリー ンにより反射、透過、散乱等させ、被照射体において所望の光量を得るようにし ている。このためこれらの照明具を支持スタンド等に任意の角度で配設するため 、自在ホルダ等が主に用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来この種の自在ホルダは、一つのロック操作棒で照明具の回動角の 固定と、照明具の固定とをなすものであるため、照明具自体の固定に気を使うと 、照明具の所定の角度への設定固定がうまくいかず、また反対に照明具の所定の 角度への設定固定に気を使うと、照明具自体の固定がうまくいかない場合がある 。また設定固定された照明具に何等かの原因で力が働きその傾きが変えられると 、同時に照明具自体の固定が緩んでしまう場合もある。
【0004】 本考案は前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、支 持する照明具自体の固定と、照明具の所定の角度での固定とを独立に行い得て、 しかして一方の緩みが他方に波及しないようにし得る上に、夫々の固定をしっか りと維持することができる照明具の支持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば前記目的は、照明具本体に固定される制動板と、制動板の面に 対して直交する軸心を有して照明具本体に螺着される軸と、この軸に回転自在に 設けられた基部と、この基部に固定されたライトアームと、基部に回転自在に取 り付けられたロック操作棒と、一端がロック操作棒のねじ部に螺合されており、 他端が制動板の面に接触するように配されており、軸の軸心周りでの基部の回転 を阻止する制動装置とを具備した照明具の支持装置によって達成される。
【0006】 本考案によれば前記目的は、一方ではライトアームに、他方では支持材に連結 される自在ホルダを更に具備しており、この自在ホルダは、ライトアーム及び支 持材のうちいずれか一方に連結される基部と、この基部に回転自在にして貫通し た第一のロック操作棒と、軸を介して互いに回動自在に連結された一対の挟持部 材を有しており、一方の挟持部材のアーム部が基部から突出する第一のロック操 作棒のねじ部に螺合されており、他方の挟持部のアーム部が第一のロック操作棒 のねじ部の先端に当接するように配されており、一対の挟持部材の挟持部の接近 によりライトアーム及び支持材のうちいずれか他方を挟持する挟持装置と、第一 のロック操作棒の軸心に対して直交する面を有して挟持装置に設けられた制動板 と、基部に回転自在に取付けられた第二のロック操作棒と、一端が第二のロック 操作棒のねじ部に螺合されており、他端が自在ホルダの制動板の面に接触するよ うに配されており、第一のロック操作棒の軸心周りの挟持装置の回転を阻止する 制動装置とを具備している上述の照明具の支持装置によっても達成される。
【0007】
【作用】
本考案の照明具の支持装置では、照明具本体はこれに螺着された軸を介してラ イトアームに支持されると共に、ロック操作棒を操作することにより制動装置を 制動状態、非制動状態にし得、しかして、照明具本体の支持、と照明具本体の所 定の回動角度での固定、固定解除とを独立に行い得る。
【0008】 次に本考案を図面に示す具体例に基づいて更に詳しく説明する。なお、本考案 は、これら具体例に何等限定されないのである。
【0009】
【具体例】 図1から図3において、本例の照明具としてのライト1は、照明具本体2を具 備しており、ライト1の支持装置10は、照明具本体2に固定される制動板3と 、制動板3の面4に対して直交する軸心5を有し、一端では照明具本体2に螺着 され、他端では照明具本体1から突出する軸6と、軸6に回転自在に設けられた 基部7と、基部7に固定されて照明具本体2を支持するライトアーム8と、基部 7に回転自在に取り付けられたロック操作棒9と、一端11がロック操作棒9の ねじ部13に螺合されており、他端12が制動板3の面4に押圧して接触するよ うに配されており、軸6の軸心5周りの基部7の回転を阻止する制動装置14と を具備している。
【0010】 照明具本体2の側部55には、カバー56が被着されていると共に、複数の凹 所57が形成されており、複数の凹所57に配されて制動板3及び側部55のそ れぞれを貫通したリベット58により、制動板3は、側部55に固着されて照明 具本体2に設けられている。蝶ねじタイプのロック操作棒9は、その先端59が 基部7に形成された凹所60に回動自在に嵌合されて基部7に取り付けられてい る。カバー61を具備する制動装置14は、他端12に押圧パッド62を有して おり、ロック操作棒9の回転で、押圧パッド62と基部7とにより制動板3を挟 持し、ここで押圧パッド62が面4に摩擦接触して基部7に対する制動板3の軸 心5周りでのB方向の回転を阻止し、しかして照明具本体2の軸心5周りでのB 方向の回転を阻止する。
【0011】 ライトアーム8の上面には、連結具15の一端16が突設されており、自在ホ ルダ22の挟持装置17の一対の挟持部材18及び19の挟持部20及び21が 一端16を挟持する。
【0012】 自在ホルダ22は、スタジオの天井近傍に沿って配設されたり、図示しない支 持スタンド等を用いて配設される円筒状の支持材23の先端に、連結具24を介 して取り付けられている。
【0013】 自在ホルダ22は、図3に示すように、連結具24に固定される基部25と、 基部25に回転自在にして貫通したロック操作棒26と、軸27を介して互いに 回動自在に連結された一対の挟持部材18及び19を有しており、一方の挟持部 材18のアーム部28が基部25から突出するロック操作棒26のねじ部29に 螺合されており、他方の挟持部材19のアーム部30がロック操作棒26のねじ 部29の先端31に当接するように配されており、一対の挟持部材18及び19 の挟持部20及び21の接近によりライト1の連結具15の一端16を挟持する 挟持装置17とを具備している。
【0014】 更に自在ホルダ22は、ロック操作棒26の軸心32に対して直交する面33 を有して挟持装置17に設けられた制動板34と、基部25に回転自在に取付け られたロック操作棒50と、一端37がロック操作棒35のねじ部39に螺合さ れており、他端38が制動板34の面33に接触して押圧するように配されてお り、ロック操作棒26の軸心32周りの挟持装置17の回転を阻止する制動装置 36とを具備している。
【0015】 基部25の凹所40には、連結具24の一端41が嵌入されており、連結具2 4の他端42は、支持材23の先端内部に嵌入されて、基部25と支持材23と は相互に連結される。
【0016】 カバー43が被着された挟持部材19のアーム部30には、球状の突起44が 形成されており、突起44にロック操作棒26の先端31が当接するようになっ ている。カバー45が被着された挟持部材18のアーム部28は、内面46に捩 子山の切られたブッシュ47を具備しており、ねじ部29はブッシュ47に螺合 しており、こうしてアーム部28は基部25から突出するロック操作棒26のね じ部29に螺合している。
【0017】 アーム部28には、複数の凹所48が形成されおり、複数の凹所48に配され て制動板34及びアーム部28のそれぞれを貫通したリベット49により、制動 板34は、アーム部28に固着されて挟持装置17に設けられている。蝶ねじタ イプのロック操作棒50は、その先端51が基部25に形成された凹所52に回 動自在に嵌合されて基部25に取り付けられている。カバー53を具備する制動 装置36は、他端38に押圧パッド54を有しており、ロック操作棒50の回転 で、押圧パッド54が面33に摩擦接触して基部25に対する制動板34の軸心 32周りでのA方向の回転を阻止し、しかして挟持装置17の軸心32周りでの A方向の回転を阻止する。
【0018】 図4及び5は、自在ホルダ22を用いた他の具体例を示している。この具体例 では、スタジオの天井近傍に沿って配設されたり、図示しない支持スタンド等を 用いて配設される円筒状の支持材23の途中を一対の挟持部材18、19で挟持 するようにしている。そして、この支持装置では、自在ホルダ22の基部25に 、取付けアダプタ63が取り付けられ、取付けアダプタ63を介して自在ホルダ 22の基部25にライトアーム8が連結される。自在ホルダ22は、一対の挟持 部材18、19の挟持部20及び21の接近により、支持材23を挟持し、こう してライト1を支持する。
【0019】 取り付けアダプタ63は、内部に挿着されてブラインドリベット64により抜 け出さないようにされた六角孔スリーブ65と、一端66を自在ホルダ22の基 部25に埋設し、他端67を六角孔スリーブ65の六角孔に嵌入する六角軸68 と、六角孔スリーブ65の六角孔からの六角軸68の抜け出しを阻止するべく、 取り付けアダプタ63に螺合し、且つ六角スリーブ65を貫通して、先端が六角 軸68の環状凹所69に配されたデインプルノブ70とを具備している。
【0020】 さらに取り付けアダプタ63は、ライト1側の連結具15の一端16を嵌入す る嵌入孔71と、嵌入孔71からの連結具15の抜け出しを阻止するべく、取り 付けアダプタ63に螺合し、且つ取り付けアダプタ63を貫通して、先端が連結 具の環状凹所72に配されたデインプルノブ73とを具備している。
【0021】 以上のように構成された支持装置は、例えば、照明具本体2の上下方向の傾き の変更は、まず、ロック操作棒9又は50を緩め、制動板3又は34に対する押 圧パッド62又は54の押圧接触を解除し、制動板3又は34が、軸心5又は3 2の周りで、B又はA方向に自由回転しうるようにする。そして、照明具本体2 を所望の傾きに配する。照明具本体2を所望の傾きに配した後、ロック操作棒9 又は50を締めると、ロック操作棒9又は50が螺合した制動装置14又は36 の他端12又は38が制動板3又は34の面4又は33に向かって移動される結 果、制動板3又は34に押圧パッド62又は54が摩擦接触し、これにより制動 板3又は34を回転し得なくなり、したがって照明具本体2もまたB又はA方向 に回転し得なくなり、その回転位置で保持されることとなる。
【0022】 一方、照明具本体2を取り付け、又は、取り外す場合、或いは支持材23に対 する挟持位置を変える場合は、ロック操作棒26、デインプルノブ70又は73 を回転させて緩め、軸27を中心として挟持部20及び21を開閉させるように 、ロック操作棒26の先端31を突起44に対して離反させ又は当接させる。或 いは、凹部69又は72からデインプルノブ70又は73を抜き、基部25とラ イトアーム8とを分離させる。先端31が強く突起44に当接されると、挟持部 20及び21によりしっかりと挟持され、先端31が突起44から離反されると 、挟持部20及び21は開放自在となり、或いは、取り付けアダプタ63に対し て他端67又は一端16が抜け出し自在となり、照明具本体2又は支持材23に 対する挟持、或いは、連結具15に対する支持は解除される。このため、照明具 本体2を取り付け又は取り外すことができ、又、照明具本体2の回転及び挟持位 置を変えることができる。
【0023】 以上のようにライト1の支持装置においては、ロック操作棒26、デインプル ノブ70又は73の操作で、照明具本体2の挟持又は支持、及び解除を、ロック 操作棒9又は50で照明具本体2の傾斜角の設定をそれぞれ独立に行い得るので 、一方の緩みを他方に波及しないようにしえ、そのうえそれぞれの固定をしっか りと維持することができる。
【0024】 さらに、デインプルノブ70又は73の操作で、照明具本体2の支持を解除す れば、ライト1の設定角度を維持したまま、照明具本体2を自在ホルダ22から 外すことができ、再び固定する際に、角度の設定をいちいちやり直す必要が無く なる。
【0025】
【考案の効果】
上述したように本考案では、支持する照明具の固定と、照明具の所定の角度で の固定とを独立に行い得て、しかして一方の緩みが他方に波及しないようにし得 る上に、夫々の固定をしっかりと維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好ましい一具体例の斜視図である。
【図2】図1に適用されている制動装置の一具体例の断
面図である。
【図3】図1に適用されている自在ホルダの一具体例の
断面図である。
【図4】本考案の好ましい他の具体例の斜視図である。
【図5】図4に適用されている取り付けアダプタの一具
体例の断面図である。
【符号の説明】
1 ライト 2 照明具本体 3 制動板 4 面 5 軸心 6 軸 7 基部 8 ライトアーム 9 ロック操作棒 10 支持装置 14 制動装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明具本体に固定される制動板と、制動
    板の面に対して直交する軸心を有して照明具本体に螺着
    される軸と、この軸に回転自在に設けられた基部と、こ
    の基部に固定されたライトアームと、基部に回転自在に
    取り付けられたロック操作棒と、一端がロック操作棒の
    ねじ部に螺合されており、他端が制動板の面に接触する
    ように配されており、軸の軸心周りでの基部の回転を阻
    止する制動装置とを具備した照明具の支持装置。
  2. 【請求項2】 一方ではライトアームに、他方では支持
    材に連結される自在ホルダを更に具備しており、この自
    在ホルダは、ライトアーム及び支持材のうちいずれか一
    方に連結される基部と、この基部に回転自在にして貫通
    した第一のロック操作棒と、軸を介して互いに回動自在
    に連結された一対の挟持部材を有しており、一方の挟持
    部材のアーム部が基部から突出する第一のロック操作棒
    のねじ部に螺合されており、他方の挟持部のアーム部が
    第一のロック操作棒のねじ部の先端に当接するように配
    されており、一対の挟持部材の挟持部の接近によりライ
    トアーム及び支持材のうちいずれか他方を挟持する挟持
    装置と、第一のロック操作棒の軸心に対して直交する面
    を有して挟持装置に設けられた制動板と、基部に回転自
    在に取付けられた第二のロック操作棒と、一端が第二の
    ロック操作棒のねじ部に螺合されており、他端が自在ホ
    ルダの制動板の面に接触するように配されており、第一
    のロック操作棒の軸心周りの挟持装置の回転を阻止する
    制動装置とを具備している請求項1に記載の照明具の支
    持装置。
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