JPH058563B2 - - Google Patents
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- JPH058563B2 JPH058563B2 JP59091047A JP9104784A JPH058563B2 JP H058563 B2 JPH058563 B2 JP H058563B2 JP 59091047 A JP59091047 A JP 59091047A JP 9104784 A JP9104784 A JP 9104784A JP H058563 B2 JPH058563 B2 JP H058563B2
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- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
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- H01F1/06—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder
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- H01F1/083—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder pressed, sintered, or bound together in a bonding agent
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は高性能なプラスチツク磁石の製造方法
に関するものである。 <従来の技術> 近年、磁性粉末を樹脂材料により結合固化した
プラスチツク磁石が注目されている。プラスチツ
ク磁石は従来の焼結磁石や鋳造磁石に比較して製
造コストが安い、プラスチツクの成形方法を利用
できるので成形性、量産性がすぐれる上に複雑な
形状品が製造できる、製品の寸法精度が高いなど
の特長を有し、各種モーター、発電機、磁気軸
受、スピーカーやマイクロホンなどの音響機器、
センサー、リレー、メーター類、玩具、スポーツ
用品などに利用されている。しかし、プラスチツ
ク磁石は焼結磁石に比べ基本的に磁粉含有率が低
く、磁気強度が低下する欠点があり、磁粉含有率
を上げようとすると流動性を失ない成形が極めて
困難になるのである。プラスチツク磁石に使用さ
れる樹脂材料としてこれまでに報告されたものは
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン
12など(特開昭58−125803号)、メタキシリレン
ジアミン系ナイロン(特開昭53−74559号)、低融
点の共重合ナイロン(特開昭56−851号)、ポリカ
ーボネート(特開昭58−125802号)、カルボキシ
ル基含有エチレン系重合体(特開昭58−173804
号)などがあり、一般的にはこれらの樹脂と磁性
粉末を溶融混練した後、射出成形あるいは押出成
形により所定の形状を付与するのがプラスチツク
磁石の製造法である。 <発明が解決しようとする問題点> 本発明者らは磁性粉末を高濃度に充填した樹脂
材料から射出成形品あるいは押出し成形品を得る
ことができないという従来技術の問題点を解消す
ることを目的として磁性粉末を高濃度に充填した
高性能プラスチツク磁石の製造方法について鋭意
検討したところ、ラクタムの陰イオン重合を利用
することにより磁性粉末の存在により重合が悪影
響を受けることなく極めて効果的に高性能なプラ
スチツク磁石が得られることを見出し、本発明に
到達した。 <問題点を解決するための手段および作用> すなわち、本発明は磁性粉末400〜5000重量部
の存在下にラクタム100重量部を陰イオン重合さ
せることを特徴とするプラスチツク磁石の製造方
法を提供するものである。 本発明で用いられるラクタムとは炭素数4〜12
の環状アミド化合物であり、たとえばピロリド
ン、バレロラクタム、カプロラクタム、エナント
ラクタム、カプリルラクタム、ラウロラクタムな
どを例として挙げることができる。これらのうち
で、実用的には、カプロラクタム、ラウロラクタ
ムが用いられる。また、これらのラクタムは二種
以上共重合させてもよく、またその他の共重合成
分を導入することも可能である。 本発明で用いられる磁性粉末とはバリウムフエ
ライト、ストロンチウムフエライトのようなハー
ドフエライト、サマリウムコバルト合金、セリウ
ムコバルト合金、アルニコを例として挙げること
ができる。これらの磁性粉末は等方性、異方性い
ずれも使用可能であり、また平均粒径は0.5〜50μ
の範囲内にあることが好ましい。 本発明のプラスチツク磁石は磁性粉末400〜
5000重量部、より好ましくは500〜2000重量部の
存在下にラクタム100重量部を陰イオン重合させ
ることにより製造することができる。磁性粉末含
有量がラクタム100重量部に対し400重量部未満で
は磁気性能が不満足であり、一方磁性粉末量が
5000重量部を越えるとラクタムの重合性が阻害さ
れ形状の均一な製品が得られないので好ましくな
い。 ラクタムの陰イオン重合は実質的に無水の状態
で、通常重合触媒と活性化剤と呼ばれる化合物を
併用して実施される。本発明で使用される重合触
媒は特に限定なく従来から公知の化合物を利用す
ることができる。たとえばナトリウムラクタメー
ト、カリウムラクタメート、カルシウムラクタメ
ートなどのアルカリ金属、アルカリ土類金属とラ
クタムとの塩、あるいは系内でラクタムと反応し
てラクタメートアニオンを形成しうるようなアル
カリ性物質であり、これらの例としてアルカリ金
属、アルカリ土類金属およびこれら金属の水素化
物、水酸化物、酸化物、炭酸塩、アルコキシ化合
物、アルキル化合物、アリール化合物またはトリ
アルキルアルミニウム、グリニヤール試薬などで
ある。これらの触媒は各々単独または二種以上の
混合物として用いることができ、その添加量はラ
クタム単量体に対して0.1〜10モル%、より好ま
しくは0.3〜5モル%の範囲が適当である。また、
本発明で用いられる活性化剤についても制限な
く、たとえばN−アセチル−ピロリドン、N−ア
セチル−カプロラクタム、N−ベンゾイル−カプ
ロラクタム、N−トロイル−ドデカノラクタムな
どのN−アシルラクタム類、テレフタロイル−ビ
スカプロラクタム、イソフタロイル−ビスカプロ
ラクタム、アジポイル−ビスカプロラクタム、セ
バコイル−ビスカプロラクタム、N,N′−カル
ボニル−ビスカプロラクタムなどのポリアシルラ
クタムあるいはアシルポリラクタム類、N−フエ
ニルコハク酸イミド、N−フエニルマレイン酸イ
ミド、N−メチルフタル酸イミド、N−ベンゾイ
ルコハク酸イミド、N,N′−カルボニル−ビス
イミダゾール、N,N−ジアセチルメチルアミ
ン、N,N−ジベンゾイルアニリン、N−アセチ
ル−N−ホルミルエチルアミンなどのN−置換イ
ミド類およびこれらの化合物中の酸素原子を硫黄
原子に置き換えたチオアシル化合物などは極めて
高い重合活性を有し活性化剤として有用である。
他の好適な活性化剤としてはラクチムエーテル
類、N−アセチル−N−エチル−パラトルエンス
ルホンアミド、N−エチル−N−ラウロイルエタ
ンスルホンアミドのごときN−アシルスルホンア
ミド類、N−ニトロソ−ピロリドン、N−ニトロ
コハク酸イミド、N−ニトロソ−N−メチル−ベ
ンゼンスルホンアミド、N−ニトロソ−N−エチ
ル−パラトルエンスルホンアミドのごときN−ニ
トロソアミド類、無水フタル酸、無水マレイン
酸、無水コハク酸などの酸無水物、塩化ベンゾイ
ル、アジピン酸ジクロリド、テレフタル酸ジクロ
リド、イソフタル酸ジクロリド、セバシン酸ジク
ロリドなどの酸ハロゲン化物、フエニルイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリ
レンジイソシアネート、ポリメチレンポリイソシ
アネート、ポリフエニレンポリイソシアネートな
どの一官能性または多官能性のイソシアネート類
およびこれらのイソシアネート化合物とラクタム
とをイソシアネート基/ラクタムの比が1.0以上
になるように付加反応させたイソシアネート・ラ
クタム付加物(たとえばヘキサメチレン−ビスカ
ルバミドカプロラクタムなど)、上記イソシアネ
ート化合物中の酸素原子を硫黄原子に置き換えた
チオイソシアネート化合物、トリフエノキシ−S
−トリアジンとその誘導体、シアヌール酸誘導体
などのごときトリアジン化合物、三塩化リン、五
塩化リン、オキシ塩化リン、フエニルホスホラス
ジクロリドなどのハロゲン化リン化合物、三塩化
アルミニウム、三塩化アンチモン、四塩化スズ、
四塩化チタン、四塩化ジルコニウムなどの金属ハ
ロゲン化物、酸無水物など重合活性を有する官能
基を分子鎖中に含有する高分子物質(たとえば、
スチレン/無水マレイン酸共重合体、スチレン/
マレイン酸イミド共重合体、スチレン/塩化アク
リロイル共重合体、スチレン/無水イタコン酸共
重合体)などを挙げることができる。これらの活
性化剤は各々単独または混合物の形で用いること
ができ、その添加量はラクタム単量体に対して
0.05〜30モル%、より好ましくは0.1〜10モル%
の範囲が適当である。ラクタムの重合条件につい
ても特に制限なく、通常100〜200℃の温度で実施
することができる。 本発明のプラスチツク磁石はラクタムの陰イオ
ン重合では公知の成形法を利用して成形すること
ができる。たとえば非加圧注型、加圧注型、遠心
注型、回転成形、押出成形、引抜き成形などの方
法が利用でき、また必要に応じて成形前にラクタ
ムと磁粉をミキサー、ニーダーなどで混練する操
作を加えることも可能である。磁化は成形を磁界
中で行なう方法や成形後に着磁させる方法により
実施するのが好適である。 本発明のプラスチツク磁石の最も好ましい製造
方法としては、例えば、磁性粉末400〜5000重量
部およびラクタム100重量部にさらに必要に応じ
て重合触媒および活性化剤を添加した混合物を型
に入れその型の中で重合を行なわしめて一挙に成
形品を得る方法が挙げられる。 本発明のプラスチツク磁石には重合性や磁気特
性を損わない限りにおいて他の成分、たとえば補
強材、充填材、顔料、染料、難燃剤、耐熱剤、酸
化防止剤、耐候剤、滑剤、離形剤、帯電防止剤、
表面処理剤、可塑剤、核剤、消泡剤および他の重
合体などを添加導入することができる。 <実施例> 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明する。なお磁石の磁気特性はマグネチツクヒス
テレシスループトレーサーを用いて減磁曲線を測
定し、残留磁束密度、保磁力および最大エネルギ
ー積を算出した。 実施例 1 実質的に無水のε−カプロラクタム100重量部
およびバリウムフエライト粉末900重量部の混合
物を80℃に加熱し、ここに重合触媒としてのナト
リウムカプロラクタメートおよび活性化剤として
のN−アセチル−カプロラクタムをそれぞれε−
カプロラクタムに対して1モル%添加して均一に
混合した後、直ちに混合物を12000エルステツド
の磁界中で160℃に保持した金型内に注入して同
温度で重合を実施した。重合は約20分で完結し、
直径20mm、厚さ10mmの異方性プラスチツク磁石を
得た。ここで得られた磁石の磁気特性を第1表に
示す通り実用価値の高いものであつた。 実施例 2〜7 ラクタムの種類、磁性粉末の種類、配合量、陰
イオン重合条件、磁化条件などを変え、実施例1
と同様な操作を行なつて得られたプラスチツク磁
石は第1表に示すように極めて高性能なものであ
ることが判明した。
に関するものである。 <従来の技術> 近年、磁性粉末を樹脂材料により結合固化した
プラスチツク磁石が注目されている。プラスチツ
ク磁石は従来の焼結磁石や鋳造磁石に比較して製
造コストが安い、プラスチツクの成形方法を利用
できるので成形性、量産性がすぐれる上に複雑な
形状品が製造できる、製品の寸法精度が高いなど
の特長を有し、各種モーター、発電機、磁気軸
受、スピーカーやマイクロホンなどの音響機器、
センサー、リレー、メーター類、玩具、スポーツ
用品などに利用されている。しかし、プラスチツ
ク磁石は焼結磁石に比べ基本的に磁粉含有率が低
く、磁気強度が低下する欠点があり、磁粉含有率
を上げようとすると流動性を失ない成形が極めて
困難になるのである。プラスチツク磁石に使用さ
れる樹脂材料としてこれまでに報告されたものは
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン
12など(特開昭58−125803号)、メタキシリレン
ジアミン系ナイロン(特開昭53−74559号)、低融
点の共重合ナイロン(特開昭56−851号)、ポリカ
ーボネート(特開昭58−125802号)、カルボキシ
ル基含有エチレン系重合体(特開昭58−173804
号)などがあり、一般的にはこれらの樹脂と磁性
粉末を溶融混練した後、射出成形あるいは押出成
形により所定の形状を付与するのがプラスチツク
磁石の製造法である。 <発明が解決しようとする問題点> 本発明者らは磁性粉末を高濃度に充填した樹脂
材料から射出成形品あるいは押出し成形品を得る
ことができないという従来技術の問題点を解消す
ることを目的として磁性粉末を高濃度に充填した
高性能プラスチツク磁石の製造方法について鋭意
検討したところ、ラクタムの陰イオン重合を利用
することにより磁性粉末の存在により重合が悪影
響を受けることなく極めて効果的に高性能なプラ
スチツク磁石が得られることを見出し、本発明に
到達した。 <問題点を解決するための手段および作用> すなわち、本発明は磁性粉末400〜5000重量部
の存在下にラクタム100重量部を陰イオン重合さ
せることを特徴とするプラスチツク磁石の製造方
法を提供するものである。 本発明で用いられるラクタムとは炭素数4〜12
の環状アミド化合物であり、たとえばピロリド
ン、バレロラクタム、カプロラクタム、エナント
ラクタム、カプリルラクタム、ラウロラクタムな
どを例として挙げることができる。これらのうち
で、実用的には、カプロラクタム、ラウロラクタ
ムが用いられる。また、これらのラクタムは二種
以上共重合させてもよく、またその他の共重合成
分を導入することも可能である。 本発明で用いられる磁性粉末とはバリウムフエ
ライト、ストロンチウムフエライトのようなハー
ドフエライト、サマリウムコバルト合金、セリウ
ムコバルト合金、アルニコを例として挙げること
ができる。これらの磁性粉末は等方性、異方性い
ずれも使用可能であり、また平均粒径は0.5〜50μ
の範囲内にあることが好ましい。 本発明のプラスチツク磁石は磁性粉末400〜
5000重量部、より好ましくは500〜2000重量部の
存在下にラクタム100重量部を陰イオン重合させ
ることにより製造することができる。磁性粉末含
有量がラクタム100重量部に対し400重量部未満で
は磁気性能が不満足であり、一方磁性粉末量が
5000重量部を越えるとラクタムの重合性が阻害さ
れ形状の均一な製品が得られないので好ましくな
い。 ラクタムの陰イオン重合は実質的に無水の状態
で、通常重合触媒と活性化剤と呼ばれる化合物を
併用して実施される。本発明で使用される重合触
媒は特に限定なく従来から公知の化合物を利用す
ることができる。たとえばナトリウムラクタメー
ト、カリウムラクタメート、カルシウムラクタメ
ートなどのアルカリ金属、アルカリ土類金属とラ
クタムとの塩、あるいは系内でラクタムと反応し
てラクタメートアニオンを形成しうるようなアル
カリ性物質であり、これらの例としてアルカリ金
属、アルカリ土類金属およびこれら金属の水素化
物、水酸化物、酸化物、炭酸塩、アルコキシ化合
物、アルキル化合物、アリール化合物またはトリ
アルキルアルミニウム、グリニヤール試薬などで
ある。これらの触媒は各々単独または二種以上の
混合物として用いることができ、その添加量はラ
クタム単量体に対して0.1〜10モル%、より好ま
しくは0.3〜5モル%の範囲が適当である。また、
本発明で用いられる活性化剤についても制限な
く、たとえばN−アセチル−ピロリドン、N−ア
セチル−カプロラクタム、N−ベンゾイル−カプ
ロラクタム、N−トロイル−ドデカノラクタムな
どのN−アシルラクタム類、テレフタロイル−ビ
スカプロラクタム、イソフタロイル−ビスカプロ
ラクタム、アジポイル−ビスカプロラクタム、セ
バコイル−ビスカプロラクタム、N,N′−カル
ボニル−ビスカプロラクタムなどのポリアシルラ
クタムあるいはアシルポリラクタム類、N−フエ
ニルコハク酸イミド、N−フエニルマレイン酸イ
ミド、N−メチルフタル酸イミド、N−ベンゾイ
ルコハク酸イミド、N,N′−カルボニル−ビス
イミダゾール、N,N−ジアセチルメチルアミ
ン、N,N−ジベンゾイルアニリン、N−アセチ
ル−N−ホルミルエチルアミンなどのN−置換イ
ミド類およびこれらの化合物中の酸素原子を硫黄
原子に置き換えたチオアシル化合物などは極めて
高い重合活性を有し活性化剤として有用である。
他の好適な活性化剤としてはラクチムエーテル
類、N−アセチル−N−エチル−パラトルエンス
ルホンアミド、N−エチル−N−ラウロイルエタ
ンスルホンアミドのごときN−アシルスルホンア
ミド類、N−ニトロソ−ピロリドン、N−ニトロ
コハク酸イミド、N−ニトロソ−N−メチル−ベ
ンゼンスルホンアミド、N−ニトロソ−N−エチ
ル−パラトルエンスルホンアミドのごときN−ニ
トロソアミド類、無水フタル酸、無水マレイン
酸、無水コハク酸などの酸無水物、塩化ベンゾイ
ル、アジピン酸ジクロリド、テレフタル酸ジクロ
リド、イソフタル酸ジクロリド、セバシン酸ジク
ロリドなどの酸ハロゲン化物、フエニルイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリ
レンジイソシアネート、ポリメチレンポリイソシ
アネート、ポリフエニレンポリイソシアネートな
どの一官能性または多官能性のイソシアネート類
およびこれらのイソシアネート化合物とラクタム
とをイソシアネート基/ラクタムの比が1.0以上
になるように付加反応させたイソシアネート・ラ
クタム付加物(たとえばヘキサメチレン−ビスカ
ルバミドカプロラクタムなど)、上記イソシアネ
ート化合物中の酸素原子を硫黄原子に置き換えた
チオイソシアネート化合物、トリフエノキシ−S
−トリアジンとその誘導体、シアヌール酸誘導体
などのごときトリアジン化合物、三塩化リン、五
塩化リン、オキシ塩化リン、フエニルホスホラス
ジクロリドなどのハロゲン化リン化合物、三塩化
アルミニウム、三塩化アンチモン、四塩化スズ、
四塩化チタン、四塩化ジルコニウムなどの金属ハ
ロゲン化物、酸無水物など重合活性を有する官能
基を分子鎖中に含有する高分子物質(たとえば、
スチレン/無水マレイン酸共重合体、スチレン/
マレイン酸イミド共重合体、スチレン/塩化アク
リロイル共重合体、スチレン/無水イタコン酸共
重合体)などを挙げることができる。これらの活
性化剤は各々単独または混合物の形で用いること
ができ、その添加量はラクタム単量体に対して
0.05〜30モル%、より好ましくは0.1〜10モル%
の範囲が適当である。ラクタムの重合条件につい
ても特に制限なく、通常100〜200℃の温度で実施
することができる。 本発明のプラスチツク磁石はラクタムの陰イオ
ン重合では公知の成形法を利用して成形すること
ができる。たとえば非加圧注型、加圧注型、遠心
注型、回転成形、押出成形、引抜き成形などの方
法が利用でき、また必要に応じて成形前にラクタ
ムと磁粉をミキサー、ニーダーなどで混練する操
作を加えることも可能である。磁化は成形を磁界
中で行なう方法や成形後に着磁させる方法により
実施するのが好適である。 本発明のプラスチツク磁石の最も好ましい製造
方法としては、例えば、磁性粉末400〜5000重量
部およびラクタム100重量部にさらに必要に応じ
て重合触媒および活性化剤を添加した混合物を型
に入れその型の中で重合を行なわしめて一挙に成
形品を得る方法が挙げられる。 本発明のプラスチツク磁石には重合性や磁気特
性を損わない限りにおいて他の成分、たとえば補
強材、充填材、顔料、染料、難燃剤、耐熱剤、酸
化防止剤、耐候剤、滑剤、離形剤、帯電防止剤、
表面処理剤、可塑剤、核剤、消泡剤および他の重
合体などを添加導入することができる。 <実施例> 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明する。なお磁石の磁気特性はマグネチツクヒス
テレシスループトレーサーを用いて減磁曲線を測
定し、残留磁束密度、保磁力および最大エネルギ
ー積を算出した。 実施例 1 実質的に無水のε−カプロラクタム100重量部
およびバリウムフエライト粉末900重量部の混合
物を80℃に加熱し、ここに重合触媒としてのナト
リウムカプロラクタメートおよび活性化剤として
のN−アセチル−カプロラクタムをそれぞれε−
カプロラクタムに対して1モル%添加して均一に
混合した後、直ちに混合物を12000エルステツド
の磁界中で160℃に保持した金型内に注入して同
温度で重合を実施した。重合は約20分で完結し、
直径20mm、厚さ10mmの異方性プラスチツク磁石を
得た。ここで得られた磁石の磁気特性を第1表に
示す通り実用価値の高いものであつた。 実施例 2〜7 ラクタムの種類、磁性粉末の種類、配合量、陰
イオン重合条件、磁化条件などを変え、実施例1
と同様な操作を行なつて得られたプラスチツク磁
石は第1表に示すように極めて高性能なものであ
ることが判明した。
【表】
【表】
<発明の効果>
本発明では磁性粉末をモノマーであるラクタム
と混合するので、ポリマーと混合するより混合物
の流動性が良好で、従来のポリマーおよび磁性粉
末の組合せでは不可能とされていた磁性粉末の高
濃度充填率が容易に達成でき、その結果極めて高
性能なプラスチツク磁石が製造できる。この際、
磁性粉末の存在によりモノマーの重合が悪影響を
受けることはない。 また、本発明方法は、モノマーであるラクタム
を成形品の型中で重合せしめることができるた
め、従来のモノマーの重合工程、モノマーと磁性
粉末との混練工程、混合物の成形工程の3工程を
一挙に一工程で行なうことが可能となつた。 さらに、本発明方法によれば、ラクタムの重合
速度が速いため、重合を短時間で完了することが
可能である。
と混合するので、ポリマーと混合するより混合物
の流動性が良好で、従来のポリマーおよび磁性粉
末の組合せでは不可能とされていた磁性粉末の高
濃度充填率が容易に達成でき、その結果極めて高
性能なプラスチツク磁石が製造できる。この際、
磁性粉末の存在によりモノマーの重合が悪影響を
受けることはない。 また、本発明方法は、モノマーであるラクタム
を成形品の型中で重合せしめることができるた
め、従来のモノマーの重合工程、モノマーと磁性
粉末との混練工程、混合物の成形工程の3工程を
一挙に一工程で行なうことが可能となつた。 さらに、本発明方法によれば、ラクタムの重合
速度が速いため、重合を短時間で完了することが
可能である。
Claims (1)
- 1 磁性粉末400〜5000重量部の存在下にラクタ
ム100重量部を陰イオン重合させることを特徴と
するプラスチツク磁石の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59091047A JPS60235415A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | プラスチツク磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59091047A JPS60235415A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | プラスチツク磁石の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60235415A JPS60235415A (ja) | 1985-11-22 |
| JPH058563B2 true JPH058563B2 (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=14015585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59091047A Granted JPS60235415A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | プラスチツク磁石の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60235415A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4986051B2 (ja) * | 2007-10-29 | 2012-07-25 | Nok株式会社 | 蓄光式標識板及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-05-09 JP JP59091047A patent/JPS60235415A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60235415A (ja) | 1985-11-22 |
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