JPH0585625A - パレタイジング用ハンド - Google Patents

パレタイジング用ハンド

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Publication number
JPH0585625A
JPH0585625A JP27189391A JP27189391A JPH0585625A JP H0585625 A JPH0585625 A JP H0585625A JP 27189391 A JP27189391 A JP 27189391A JP 27189391 A JP27189391 A JP 27189391A JP H0585625 A JPH0585625 A JP H0585625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
work
pin
claw
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP27189391A
Other languages
English (en)
Inventor
Sueta Igata
末多 井形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP27189391A priority Critical patent/JPH0585625A/ja
Publication of JPH0585625A publication Critical patent/JPH0585625A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 つかむためのスペースが小さいワークを確実
にかつ信頼性高く把持する。 【構成】 ハンドポスト4の先端部に位置決めガイド5
を設け、先端部にピン結合されて揺動可能な爪10を有
するハンドアーム6の一端は前記ハンドポスト4の先端
部とピン結合し、一方他端はアクチュエータ12とピン
結合するパレタイジング用ハンド

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロポット等を用いたワ
ークの着脱、特に爪によりつかむスペースが小さい場合
のハンドリングの為のパレタイジング用ハンドに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来からの技術として図8に示す様なパ
レタイジング用ハンドが実用化されている。このハンド
では、ワーク7を把持するため、ハンド本体18に取り
付けられている爪19、20は開閉動作をし、止め具2
1は揺動動作をする。図8はハンドがワーク7の上部を
把持している状態を示し、市販のパレットケースを吊り
下げる場合は、パレットケースの強度上フランジのつけ
根部を把持しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たハンドにおいては、爪19、20が水平に開閉するも
のであるため、ハンドを狭隘なスキマに入り込ませ、ワ
ークのつかみ、離し作業が困難であるという問題点があ
る。また、ワークをつかむためには、ワークに対するハ
ンドの位置決め動作、爪の開閉動作、また止め具の揺動
動作の各ステップの動作が必要となるため、処理時間が
長く、作業能率が著しく低下すると言う問題点もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、爪によりつかむためのスペースが小さ
いワークを着脱するパレタイジング用ハンドにおいて、
ハンドポストの先端部に位置決めガイドを設けると共に
先端部にピン結合されて揺動可能な爪を有するハンドア
ームの一端は前記ハンドポストの先端部とピン結合し、
一方他端はアクチュエータとピン結合したパレタイジン
グ用ハンド、また、爪によりつかむためのスペースが小
さいワークを着脱するパレタイジング用ハンドにおい
て、ハンドポストの先端部に位置決めガイドを設けると
共に、爪を有するハンドアームの一端は前記ハンドポス
トの先端部とピン結合し、一方他端はアクチュエータと
ピン結合したパレタイジング用ハンドにより構成され
る。
【0005】
【作用】爪をハンドアームの下端に設けた支点を回転中
心として回転動作させることで、わずかのスキマを通過
し、爪の下降とつかみ動作を同時に1ステップで行うこ
とができる。また、ハンドアームの先端にピン支持され
た爪が、ハンドアームの回転動作の終点でワークに倣っ
て押し付けられることにより、ハンドアームの回転動作
のみで、爪が上下2点でワークと接触し、上部接触部が
ほぼワークのフランジのつけ根部に接するためワークの
把持が可能となる。爪はハンドアームにピン支持され、
かつ、スプリング等により、ワークに押し付けられるま
では、爪の外寸法以内に納められて、スキマ挿入時の妨
げにならぬ様な構造となっている。また、ワークを所定
の位置にて切り離すには、前述の逆の動作にて行うこと
となる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を以下図面を参照して説明す
る。図1において、パレタイジング用ロボット本体1の
アーム2の先端に装着されたハンド装置17はアーム2
に回転自在に支持されている。ハンド装置17は、ハン
ド本体3、ハンドポスト4、位置決めガイド5、ハンド
アーム6からなる。また、アーム2は、ロボット本体1
に対し、回転、上下動可能にあり、テーブル9からロボ
ットによりパレット8上にワーク7をパレタイジングす
る。図2は、ハンドポスト4がワーク7上に着座し、位
置決めガイド5が作用し、爪10及びハンドアーム6
が、干渉なく保持されている状態を示す。ハンドアーム
6はハンドポスト4にピン13により、回転自在に支持
され、他の一端にピン14を設け、該ピン14と結合さ
れたアクチュエータ12により駆動される。爪10はハ
ンドアームの先端にピン15により装着され、スプリン
グ11によりフリーな状態ではハンドアームの外形寸法
内に納められる構造となっている。図3は図2のB−B
断面を示す図であり、ワーク7にハンドポスト4が着座
し、位置決めガイド5によりパレットケースのコーナー
部の位置を精度よく決めることができ、この状態でスキ
マ16の狭隘な部分にハンドアーム6が入り込んだ状態
を示す。図4は爪10挿入の途中状態を示す。図5はハ
ンドアーム6の先端の爪10が挿入完了し、ワーク7に
倣った状態を示すものである。図6は爪10にてワーク
7を支持している状態を示す。図7は爪10を抜くとき
の作動状態を示すもので、ハンドアーム6が回転によ
り、ワーク7から離れるに従って、爪10はスプリング
11により、ハンドアーム6の中へ格納される方向に動
くことを示す。
【0007】次いで、ハンドアーム6の先端部に爪10
を結合した場合において、爪10の挿入から爪10のワ
ーク7のつかみ動作までを順次説明する。まず、ワーク
7にハンドポスト4が着座しかつ位置決めガイド5がパ
レットケースのコーナーに接することにより正確に位置
決めされる。次に、アクチュエータ12を駆動すること
によりハンドアーム6はピン13のまわりに回転し、爪
10はハンドアーム6先端の親爪と一部重なりあってワ
ーク7間に回転しながら挿入され先端はワーク7に接触
する。ここで、さらにアクチュエータ12を駆動する
と、爪10の先端部はワーク7と接した状態でピン15
のまわりに回転する。この際ハンドアーム6はピン13
のまわりに回転を続けながら爪10はピン15のまわり
に回転し最終的に両端がワーク7に接し、爪10の上端
はワーク7のフランジのつけ根部に接することになる。
以上の説明で明らかなとおり本発明のハンドは簡単な構
造で狭隘なスキマでもワークの把持が可能となる。な
お、以上の説明はパレットケースが市販のもので吊り時
の強度上の問題を考慮して2つのいわば親子爪の構造と
した場合についてであるが、もしも充分な剛性を有する
パレットケースの場合には爪10は不要である。この場
合、ハンドアーム6の先端部が爪としての役割を果たす
ことになる。
【0008】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成するので、
非常に狭隘なスキマしかないワークのつかみ、離し作業
が容易にできると共に一連の回転動作により着脱が可能
である為、動作時間が少なくなり、生産性向上、着実な
把持を確保できることで、安全性、信頼性も向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドを装着したロボットの実施例を
示す図であり、(イ)は側面図、(ロ)は平面図であ
る。
【図2】ワークを把持しようとする時の爪挿入前の側面
図である(図3のA−A断面図)。
【図3】ワークを把持しようとする時の平面図である
(図2のB−B断面図)。
【図4】ワークを把持しようとする時の爪挿入途中の側
面図である。
【図5】ワークを把持しようとする時の爪がワークに倣
った状態の側面図である。
【図6】爪にてワークを引揚げ、支持している状態の側
面図である。
【図7】爪抜き時の動作図である。
【図8】従来技術の例を示す図である。
【符号の説明】
1 ロボット本体 2 アーム 3 ハンド本体 4 ハンドポスト 5 位置決めガイド 6 ハンドアーム 7 ワーク 8 パレット 9 テーブル 10 爪 11 スプリング 12 アクチュエータ 13 ピン 14 ピン 15 ピン 16 スキマ 17 ハンド装置 18 ハンド本体 19 爪 20 爪 21 止め具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 爪によりつかむためのスペースが小さい
    ワークを着脱するパレタイジング用ハンドにおいて、ハ
    ンドポストの先端部に位置決めガイドを設けると共に先
    端部にピン結合されて揺動可能な爪を有するハンドアー
    ムの一端は前記ハンドポストの先端部とピン結合し、一
    方他端はアクチュエータとピン結合したことを特徴とす
    るパレタイジング用ハンド。
  2. 【請求項2】 爪によりつかむためのスペースが小さい
    ワークを着脱するパレタイジング用ハンドにおいて、ハ
    ンドポストの先端部に位置決めガイドを設けると共に、
    爪を有するハンドアームの一端は前記ハンドポストの先
    端部とピン結合し、一方他端はアクチュエータとピン結
    合したことを特徴とするパレタイジング用ハンド。
JP27189391A 1991-09-25 1991-09-25 パレタイジング用ハンド Pending JPH0585625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27189391A JPH0585625A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 パレタイジング用ハンド

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JP27189391A JPH0585625A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 パレタイジング用ハンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0585625A true JPH0585625A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17506369

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JP27189391A Pending JPH0585625A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 パレタイジング用ハンド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144652A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Nippon Soken Inc 高圧可変容量ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981027