JPH0585423B2 - - Google Patents
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- JPH0585423B2 JPH0585423B2 JP59059398A JP5939884A JPH0585423B2 JP H0585423 B2 JPH0585423 B2 JP H0585423B2 JP 59059398 A JP59059398 A JP 59059398A JP 5939884 A JP5939884 A JP 5939884A JP H0585423 B2 JPH0585423 B2 JP H0585423B2
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- container lid
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- pilfer
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<技術分野>
本発明は、合成樹脂製容器蓋、更に詳しくは、
外周面に雄螺条とこの雄螺条の下方に位置する係
止あご部とが形成されている口頚部を具備する容
器のための、ピルフアープルーフ特性を有する合
成樹脂製容器蓋に関する。
外周面に雄螺条とこの雄螺条の下方に位置する係
止あご部とが形成されている口頚部を具備する容
器のための、ピルフアープルーフ特性を有する合
成樹脂製容器蓋に関する。
<従来技術>
飲料用瓶の如き容器のためのピルフアープルー
フ特性を有する容器蓋として、近時においては、
金属製容器蓋に代えて、合成樹脂製容器蓋が提案
され実用に供されるようになつてきた。かような
合成樹脂製容器蓋は、天面壁とこの天面壁の周縁
から垂下する筒状スカート壁とを具備する。スカ
ート壁には、周方向に間隔を置いて周方向に延び
る複数個のスリツトとかかるスリツト間に存在す
る複数個の橋絡部とから成る周方向弱化ラインが
形成されていて、スカート壁は、上記周方向弱化
ラインよりも上方の主部と上記周方向弱化ライン
よりも下方のピルフアープルーフ裾部とに区画さ
れている。主部の内面には雌螺条が形成され、ピ
ルフアープルーフ裾部の内面には適宜の形態の係
止手段が形成されている。更に、ピルフアープル
ーフ裾部には、軸線方向に延びる軸線方向弱化ラ
インが形成されている。
フ特性を有する容器蓋として、近時においては、
金属製容器蓋に代えて、合成樹脂製容器蓋が提案
され実用に供されるようになつてきた。かような
合成樹脂製容器蓋は、天面壁とこの天面壁の周縁
から垂下する筒状スカート壁とを具備する。スカ
ート壁には、周方向に間隔を置いて周方向に延び
る複数個のスリツトとかかるスリツト間に存在す
る複数個の橋絡部とから成る周方向弱化ラインが
形成されていて、スカート壁は、上記周方向弱化
ラインよりも上方の主部と上記周方向弱化ライン
よりも下方のピルフアープルーフ裾部とに区画さ
れている。主部の内面には雌螺条が形成され、ピ
ルフアープルーフ裾部の内面には適宜の形態の係
止手段が形成されている。更に、ピルフアープル
ーフ裾部には、軸線方向に延びる軸線方向弱化ラ
インが形成されている。
上記の通りの合成樹脂製容器蓋は、外周面に雄
螺条とこの雄螺条の下方に位置する係止あご部と
が形成されている口頚部を具備する容器に適用さ
れる。容器の口頚部を容器蓋によつて閉塞する際
には、口頚部に容器蓋を被嵌して所定方向即ち閉
方向に回転せしめ、容器蓋の雌螺条を口頚部の雄
螺条に螺合せしめる。かくすると、口頚部に対し
て容器蓋が閉方向に回転すると共に軸線方向下方
に移動することによつて、容器蓋の係止手段が口
頚部の係止あご部を乗り越えてその下面に係合せ
しめられる。容器の口頚部を開封する際には、容
器蓋を上記閉方向に対して逆方向即ち開方向に回
転せしめる。かくすると、容器蓋の雌螺条が口頚
部の雄螺条に沿つて移動せしめられる故に、容器
蓋は開方向に回転すると共に軸線方向上方に移動
する。然るに、容器蓋のピルフアープルーフ裾部
は、その内面に形成されている係止手段が口頚部
の係止あご部の下面に係合せしめられている故に
軸線方向上方に移動することができず、それ故
に、ピルフアープルーフ裾部に形成されている軸
線方向弱化ラインに相当な応力が生成され、これ
によつて軸線方向弱化ラインが破断されてピルフ
アープルーフ裾部が無端環形状から有端帯形状に
開かれ、かくして係止あご部に対する係止手段の
係合が解除される。また、通常、スカート壁に形
成されている周方向弱化ラインも、そこに生成さ
れる応力によつて一部を残して破断される。しか
る後においては、容器蓋の全体が自由に軸線方向
上方に移動することが許容され、容器蓋の全体が
口頚部から離脱されて口部が開封される。
螺条とこの雄螺条の下方に位置する係止あご部と
が形成されている口頚部を具備する容器に適用さ
れる。容器の口頚部を容器蓋によつて閉塞する際
には、口頚部に容器蓋を被嵌して所定方向即ち閉
方向に回転せしめ、容器蓋の雌螺条を口頚部の雄
螺条に螺合せしめる。かくすると、口頚部に対し
て容器蓋が閉方向に回転すると共に軸線方向下方
に移動することによつて、容器蓋の係止手段が口
頚部の係止あご部を乗り越えてその下面に係合せ
しめられる。容器の口頚部を開封する際には、容
器蓋を上記閉方向に対して逆方向即ち開方向に回
転せしめる。かくすると、容器蓋の雌螺条が口頚
部の雄螺条に沿つて移動せしめられる故に、容器
蓋は開方向に回転すると共に軸線方向上方に移動
する。然るに、容器蓋のピルフアープルーフ裾部
は、その内面に形成されている係止手段が口頚部
の係止あご部の下面に係合せしめられている故に
軸線方向上方に移動することができず、それ故
に、ピルフアープルーフ裾部に形成されている軸
線方向弱化ラインに相当な応力が生成され、これ
によつて軸線方向弱化ラインが破断されてピルフ
アープルーフ裾部が無端環形状から有端帯形状に
開かれ、かくして係止あご部に対する係止手段の
係合が解除される。また、通常、スカート壁に形
成されている周方向弱化ラインも、そこに生成さ
れる応力によつて一部を残して破断される。しか
る後においては、容器蓋の全体が自由に軸線方向
上方に移動することが許容され、容器蓋の全体が
口頚部から離脱されて口部が開封される。
而して、上記の通りの合成樹脂製容器蓋におい
ては、次の2つの要件が確実に充足されることが
重要である。第一に、容器の口頚部に容器蓋を装
着する際においても、容器蓋の係止手段が口頚部
の係止あご部を乗り越える時に、ピルフアープル
ーフ裾部に形成されている軸線方向弱化ラインに
相当な応力が生成されるが、この時には軸線方向
弱化ラインは破断されることなく確実に維持され
ることが必要である。第二に、しかしながら、容
器の口頚部から容器蓋を離脱する際には、ピルフ
アープルーフ裾部に形成されている軸線方向弱化
ラインは、充分容易に破断されることが必要であ
る。然るに、従来の合成樹脂製容器蓋において
は、上記2つの要件が確実に充足されず、容器の
口頚部に容器蓋を装着する際に軸線方向弱化ライ
ンが破断されて許容し得ないものになり、或いは
口頚部から容器蓋を離脱する際に軸線方向弱化ラ
インが容易に破断されず口頚部の開封が著しく困
難である、ことが少なくなかつた。
ては、次の2つの要件が確実に充足されることが
重要である。第一に、容器の口頚部に容器蓋を装
着する際においても、容器蓋の係止手段が口頚部
の係止あご部を乗り越える時に、ピルフアープル
ーフ裾部に形成されている軸線方向弱化ラインに
相当な応力が生成されるが、この時には軸線方向
弱化ラインは破断されることなく確実に維持され
ることが必要である。第二に、しかしながら、容
器の口頚部から容器蓋を離脱する際には、ピルフ
アープルーフ裾部に形成されている軸線方向弱化
ラインは、充分容易に破断されることが必要であ
る。然るに、従来の合成樹脂製容器蓋において
は、上記2つの要件が確実に充足されず、容器の
口頚部に容器蓋を装着する際に軸線方向弱化ライ
ンが破断されて許容し得ないものになり、或いは
口頚部から容器蓋を離脱する際に軸線方向弱化ラ
インが容易に破断されず口頚部の開封が著しく困
難である、ことが少なくなかつた。
容器蓋の開封時に、上記軸線方向弱化ラインが
破断されず、上記周方向弱化ラインで前記ピルフ
アープルーフ裾部が完全に切り離されると、該ピ
ルフアープルーフ裾部が容器口頚部に係合した状
態で残される。このため、消費者に不快感を与え
るとともに、容器のリサイクル時に容器口頚部に
係合した状態で残されているピルフアープルーフ
裾部を取り除かなければならず、その取り除き作
業が極めて面倒であるという問題がある。
破断されず、上記周方向弱化ラインで前記ピルフ
アープルーフ裾部が完全に切り離されると、該ピ
ルフアープルーフ裾部が容器口頚部に係合した状
態で残される。このため、消費者に不快感を与え
るとともに、容器のリサイクル時に容器口頚部に
係合した状態で残されているピルフアープルーフ
裾部を取り除かなければならず、その取り除き作
業が極めて面倒であるという問題がある。
<発明が解決しようとする課題>
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであ
り、その主たる技術的課題は、容器の口頚部に容
器蓋を装着する際には、ピルフアープルーフ裾部
に形成される軸線方向弱化ラインは破断されるこ
となく確実に維持され、開封時には、前記軸線方
向弱化ラインを容易に破断することができ、ピル
フアープルーフ裾部を容器口頚部に残すことなく
確実に取り除くことができる容器蓋を提供するこ
とにある。
り、その主たる技術的課題は、容器の口頚部に容
器蓋を装着する際には、ピルフアープルーフ裾部
に形成される軸線方向弱化ラインは破断されるこ
となく確実に維持され、開封時には、前記軸線方
向弱化ラインを容易に破断することができ、ピル
フアープルーフ裾部を容器口頚部に残すことなく
確実に取り除くことができる容器蓋を提供するこ
とにある。
<課題を解決するための手段>
上記技術的課題を解決するために、本発明によ
れば、外周面に雄螺条と該雄螺条の下方に位置す
る係止あご部とが形成されている口頚部を具備す
る容器のための、ピルフアープルーフ特性を有す
る合成樹脂製容器蓋であつて、天面壁と該天面壁
の周縁から垂下する筒状スカート壁とを具備し、
該スカート壁には、周方向に間隔を置いて周方向
に延びる複数個のスリツトと該スリツト間に存在
する複数個の橋絡部とから成り該橋絡部のうちの
少なくとも1個は周方向幅が他の橋絡部の周方向
幅より大きい広幅橋絡部である周方向弱化ライン
が形成されていて、該スカート壁は該周方向弱化
ラインより上方の主部と該周方向弱化ラインより
下方のピルフアープルーフ裾部とに区画されてお
り、該主部の内面には、該口頚部の該雄螺条に螺
合せしめられる雌螺条が形成され、該ピルフアー
プルーフ裾部の内面には、該口頚部の該係止あご
部に係合せしめられる係止手段が形成され、そし
て更に、該ピルフアープルーフ裾部には、軸線方
向に延びる軸線方向弱化ラインが形成されている
ところの容器蓋において; 該軸線方向弱化ラインは、容器蓋を該口頚部に
装着する際の容器蓋閉回転方向に見て該広幅橋絡
部の前端近傍で該スリツトに連なる上端から該容
器蓋閉回転方向に見て後方へ傾斜して軸線方向下
方に延びる、ことを特徴とする容器蓋が提供され
る。
れば、外周面に雄螺条と該雄螺条の下方に位置す
る係止あご部とが形成されている口頚部を具備す
る容器のための、ピルフアープルーフ特性を有す
る合成樹脂製容器蓋であつて、天面壁と該天面壁
の周縁から垂下する筒状スカート壁とを具備し、
該スカート壁には、周方向に間隔を置いて周方向
に延びる複数個のスリツトと該スリツト間に存在
する複数個の橋絡部とから成り該橋絡部のうちの
少なくとも1個は周方向幅が他の橋絡部の周方向
幅より大きい広幅橋絡部である周方向弱化ライン
が形成されていて、該スカート壁は該周方向弱化
ラインより上方の主部と該周方向弱化ラインより
下方のピルフアープルーフ裾部とに区画されてお
り、該主部の内面には、該口頚部の該雄螺条に螺
合せしめられる雌螺条が形成され、該ピルフアー
プルーフ裾部の内面には、該口頚部の該係止あご
部に係合せしめられる係止手段が形成され、そし
て更に、該ピルフアープルーフ裾部には、軸線方
向に延びる軸線方向弱化ラインが形成されている
ところの容器蓋において; 該軸線方向弱化ラインは、容器蓋を該口頚部に
装着する際の容器蓋閉回転方向に見て該広幅橋絡
部の前端近傍で該スリツトに連なる上端から該容
器蓋閉回転方向に見て後方へ傾斜して軸線方向下
方に延びる、ことを特徴とする容器蓋が提供され
る。
<作 用>
本発明の容器蓋においては、容器口頚部への装
着時には、閉方向回転により螺条に沿つて下方に
移動しピルフアープルーフ裾部に形成された係止
手段が容器口頚部に形成された係止あご部を通過
する際に、主部から橋絡部を通してピルフアープ
ルーフ裾部に伝えられる力と、係止あご部から係
止手段を通してピルフアープルーフ裾部に伝えら
れる力の協働によつて、軸線方向弱化ラインには
その破断を阻止するように働く力が作用し、軸線
方向弱化ラインを破断することなく確実に維持す
る。また、開封時には、開方向回転により主部か
ら橋絡部を通してピルフアープルーフ裾部に伝え
られる力と、係止あご部から係止手段を通してピ
ルフアープルーフ裾部に伝えられる力の協働によ
つて、軸線方向弱化ラインにはその破断を促進す
る力が作用し、軸線方向弱化ラインは容易に上端
から下端に向けて破断される。
着時には、閉方向回転により螺条に沿つて下方に
移動しピルフアープルーフ裾部に形成された係止
手段が容器口頚部に形成された係止あご部を通過
する際に、主部から橋絡部を通してピルフアープ
ルーフ裾部に伝えられる力と、係止あご部から係
止手段を通してピルフアープルーフ裾部に伝えら
れる力の協働によつて、軸線方向弱化ラインには
その破断を阻止するように働く力が作用し、軸線
方向弱化ラインを破断することなく確実に維持す
る。また、開封時には、開方向回転により主部か
ら橋絡部を通してピルフアープルーフ裾部に伝え
られる力と、係止あご部から係止手段を通してピ
ルフアープルーフ裾部に伝えられる力の協働によ
つて、軸線方向弱化ラインにはその破断を促進す
る力が作用し、軸線方向弱化ラインは容易に上端
から下端に向けて破断される。
<発明の好適具体例>
以下、本発明に従つて改良された容器蓋の好適
具体例を図示している添付図面を参照して、更に
詳細に説明する。
具体例を図示している添付図面を参照して、更に
詳細に説明する。
第1図を参照して説明すると、図示の容器蓋
は、ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜
の合成樹脂材料から圧縮又は射出成形によつて成
形することができる、全体を番号2で示す蓋本体
を具備している。この蓋本体2は、円形天面壁4
と、この天面壁4の周縁から垂下する円筒状スカ
ート壁6とを具備する。
は、ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜
の合成樹脂材料から圧縮又は射出成形によつて成
形することができる、全体を番号2で示す蓋本体
を具備している。この蓋本体2は、円形天面壁4
と、この天面壁4の周縁から垂下する円筒状スカ
ート壁6とを具備する。
天面壁4の内面には環状突条8が形成されてお
り、この環状突条8内には、蓋本体2とは別個に
形成された密封用ライナー10が配設されてい
る。かかる密封用ライナー10は、蓋本体2を形
成した後にそれ自体は周知の型押成形によつて天
面壁4の内面の所要位置に直接的に形成し、或い
は蓋本体2とは全く別個に所定形状に成形し次い
で蓋本体2の天面壁4の内面に挿入することがで
きる。所望ならば、密封用ライナー10を蓋本体
2と一体に形成することもできる。
り、この環状突条8内には、蓋本体2とは別個に
形成された密封用ライナー10が配設されてい
る。かかる密封用ライナー10は、蓋本体2を形
成した後にそれ自体は周知の型押成形によつて天
面壁4の内面の所要位置に直接的に形成し、或い
は蓋本体2とは全く別個に所定形状に成形し次い
で蓋本体2の天面壁4の内面に挿入することがで
きる。所望ならば、密封用ライナー10を蓋本体
2と一体に形成することもできる。
スカート壁6には、周方向に延びる周方向弱化
ライン12が形成されており、スカート壁6は、
周方向弱化ライン12より上方の主部14と周方
向弱化ライン12より下方のピルフアープルーフ
裾部16とに区画されている。周方向弱化ライン
12自体は、周方向に間隔を置いて周方向に延び
る複数個のスリツト18と、かかるスリツト18
間に位置する複数個の橋絡部20とから構成され
ており、ピルフアープルーフ裾部16は複数個の
橋絡部20によつて主部14に連結されている。
図示の具体例においては、周方向弱化ライン12
における複数個の橋絡部20のうちの特定の1個
20Aは、他の橋絡部20の周方向幅よりも大き
い周方向幅を有し、従つて他の橋絡部20の強度
よりも大きい強度を有する。周方向弱化ライン1
2自体は、蓋本体2を成形する際に形成すること
ができ、或いは蓋本体2を成形した後にスリツト
18を刻設することによつて形成することもでき
る。
ライン12が形成されており、スカート壁6は、
周方向弱化ライン12より上方の主部14と周方
向弱化ライン12より下方のピルフアープルーフ
裾部16とに区画されている。周方向弱化ライン
12自体は、周方向に間隔を置いて周方向に延び
る複数個のスリツト18と、かかるスリツト18
間に位置する複数個の橋絡部20とから構成され
ており、ピルフアープルーフ裾部16は複数個の
橋絡部20によつて主部14に連結されている。
図示の具体例においては、周方向弱化ライン12
における複数個の橋絡部20のうちの特定の1個
20Aは、他の橋絡部20の周方向幅よりも大き
い周方向幅を有し、従つて他の橋絡部20の強度
よりも大きい強度を有する。周方向弱化ライン1
2自体は、蓋本体2を成形する際に形成すること
ができ、或いは蓋本体2を成形した後にスリツト
18を刻設することによつて形成することもでき
る。
スカート壁6の主部14の外面には、そこにか
けられる指の滑りを防止するための凹凸形状乃至
ローレツト形状22が形成されているのが好都合
である。主部14の内面には、雌螺条24が形成
されている。主部14に比べて薄いのが好都合で
あるピルフアープルーフ裾部16の内面には、係
止手段26が形成されている。図示の具体例にお
ける係止手段26は、周方向に間隔を置いて配設
された複数個(図示の場合は8個)の突起から構
成されている。所望ならば、周方向に間隔を置い
てピルフアープルーフ裾部16の内面から径方向
内方に突出する複数個のフラツプ片、或いは(後
述する軸線方向弱化ラインの部位を除いて)周方
向に連続して延びる環状突条等から、上記係止手
段26を構成することもできる。
けられる指の滑りを防止するための凹凸形状乃至
ローレツト形状22が形成されているのが好都合
である。主部14の内面には、雌螺条24が形成
されている。主部14に比べて薄いのが好都合で
あるピルフアープルーフ裾部16の内面には、係
止手段26が形成されている。図示の具体例にお
ける係止手段26は、周方向に間隔を置いて配設
された複数個(図示の場合は8個)の突起から構
成されている。所望ならば、周方向に間隔を置い
てピルフアープルーフ裾部16の内面から径方向
内方に突出する複数個のフラツプ片、或いは(後
述する軸線方向弱化ラインの部位を除いて)周方
向に連続して延びる環状突条等から、上記係止手
段26を構成することもできる。
ピルフアープルーフ裾部16には、更に、軸線
方向弱化ライン28が形成されている。第1図と
共に第2図を参照して説明すると、本発明に従つ
て構成された容器蓋においては、上記軸線方向弱
化ライン28は、その上端が上記橋絡部20のう
ちの上記広幅橋絡部20Aの、後に言及する如く
して容器蓋を該口頚部に装着する際の容器蓋閉回
転方向(即ち第1図において上方から見て時計方
向)に見て前端近傍で上記スリツト18に連な
り、かかる上端から矢印30で示す上記閉回転方
向に見て後方へ、容器蓋の軸線に対して傾斜角度
αをなして軸線方向下方に延びていることが重要
である。上記傾斜角度αは20乃至70度、特に30乃
至60度であるのが好ましい。上記傾斜角度αが過
剰に小さいと、後に言及する如くして容器の口頚
部に容器蓋を装着する際に軸線方向弱化ライン2
8が破断されてしまう傾向があると共に、後に言
及する如くして容器の口頚部から容器蓋を離脱す
る際に軸線方向弱化ライン28を破断せしめるの
に要する力が比較的大きくなる傾向がある。逆
に、上記傾斜角度αが過剰に大きくなると、必然
的に軸線方向弱化ライン28の長さが過剰に長く
なり、これに起因して、後に言及する如くして容
器の口頚部から容器蓋を離脱する際に軸線方向弱
化ライン28をその全長に渡つて破断することが
困難になる傾向がある。
方向弱化ライン28が形成されている。第1図と
共に第2図を参照して説明すると、本発明に従つ
て構成された容器蓋においては、上記軸線方向弱
化ライン28は、その上端が上記橋絡部20のう
ちの上記広幅橋絡部20Aの、後に言及する如く
して容器蓋を該口頚部に装着する際の容器蓋閉回
転方向(即ち第1図において上方から見て時計方
向)に見て前端近傍で上記スリツト18に連な
り、かかる上端から矢印30で示す上記閉回転方
向に見て後方へ、容器蓋の軸線に対して傾斜角度
αをなして軸線方向下方に延びていることが重要
である。上記傾斜角度αは20乃至70度、特に30乃
至60度であるのが好ましい。上記傾斜角度αが過
剰に小さいと、後に言及する如くして容器の口頚
部に容器蓋を装着する際に軸線方向弱化ライン2
8が破断されてしまう傾向があると共に、後に言
及する如くして容器の口頚部から容器蓋を離脱す
る際に軸線方向弱化ライン28を破断せしめるの
に要する力が比較的大きくなる傾向がある。逆
に、上記傾斜角度αが過剰に大きくなると、必然
的に軸線方向弱化ライン28の長さが過剰に長く
なり、これに起因して、後に言及する如くして容
器の口頚部から容器蓋を離脱する際に軸線方向弱
化ライン28をその全長に渡つて破断することが
困難になる傾向がある。
上記軸線方向弱化ライン28自体は、所謂ミシ
ン目等から構成することもできるが、少なくとも
その大部分は材料厚さを低減せしめることによつ
て形成される所謂スコアから構成されているのが
好ましい。図示の具体例においては、軸線方向弱
化ライン28は、その上端に位置する切欠き32
と、この切欠き32の下端からピルフアープルー
フ裾部16の下端まで延びるスコア34とから規
定されている。切欠き32は下方に向つて漸次幅
狭になる三角形状であるのが好ましい。図示の切
欠き32は、第2図に明確に図示する如く、直角
三角形状であり、実質上鉛直に延びるその一辺3
2aは、上記広幅橋絡部20Aの上記前端に実質
上整合せしめられている。
ン目等から構成することもできるが、少なくとも
その大部分は材料厚さを低減せしめることによつ
て形成される所謂スコアから構成されているのが
好ましい。図示の具体例においては、軸線方向弱
化ライン28は、その上端に位置する切欠き32
と、この切欠き32の下端からピルフアープルー
フ裾部16の下端まで延びるスコア34とから規
定されている。切欠き32は下方に向つて漸次幅
狭になる三角形状であるのが好ましい。図示の切
欠き32は、第2図に明確に図示する如く、直角
三角形状であり、実質上鉛直に延びるその一辺3
2aは、上記広幅橋絡部20Aの上記前端に実質
上整合せしめられている。
上述した通りの容器蓋は、第3図に図示する通
りの形態であるそれ自体は周知の口頚部36を具
備する容器に適用される。口頚部36の外周面に
は、雄螺条38とこの雄螺条38の下方に位置す
る係止あご部40とが形成されている。
りの形態であるそれ自体は周知の口頚部36を具
備する容器に適用される。口頚部36の外周面に
は、雄螺条38とこの雄螺条38の下方に位置す
る係止あご部40とが形成されている。
口頚部36に容器蓋を装着して口頚部36を閉
塞する際には、口頚部36に容器蓋を被嵌して閉
方向、即ち第3図において上方から見て時計方向
に回転せしめ、かくして容器蓋の雌螺条24と口
頚部36の雄螺条38に螺合せしめる。かくする
と、容器蓋は回転と共に下方に移動せしめられ、
この際に、容器蓋の係止手段26は弾性的に変位
乃至変形して口頚部36の係止あご部40を乗り
越える。そして、雌螺条24を雄螺条38に充分
に螺合せしめると、係止手段26は係止あご部4
0を完全に通過し、弾性的に復元して第3図に図
示する如く、係止あご部40の下面に係合する。
また、雌螺条24を雄螺条38に充分に螺合せし
めると、第3図に図示する如く、容器蓋の密封用
ライナー10が口頚部36の頂面に押圧され、か
くして口頚部36が確実に密封される。
塞する際には、口頚部36に容器蓋を被嵌して閉
方向、即ち第3図において上方から見て時計方向
に回転せしめ、かくして容器蓋の雌螺条24と口
頚部36の雄螺条38に螺合せしめる。かくする
と、容器蓋は回転と共に下方に移動せしめられ、
この際に、容器蓋の係止手段26は弾性的に変位
乃至変形して口頚部36の係止あご部40を乗り
越える。そして、雌螺条24を雄螺条38に充分
に螺合せしめると、係止手段26は係止あご部4
0を完全に通過し、弾性的に復元して第3図に図
示する如く、係止あご部40の下面に係合する。
また、雌螺条24を雄螺条38に充分に螺合せし
めると、第3図に図示する如く、容器蓋の密封用
ライナー10が口頚部36の頂面に押圧され、か
くして口頚部36が確実に密封される。
而して、上述した通りにして容器の口頚部36
に容器蓋を装着する時にには、容器蓋は第2図に
矢印30で示す方向に回転せしめられると共に下
方に移動せしめられ、係止手段26が係止あご部
40を通過する際には係止手段26の下方への移
動を阻止せんとする力が作用する故に、係止手段
26が係止あご部40を通過する際には、広幅橋
絡部20Aを通してピルフアープルーフ裾部16
に伝えられる力と係止あご部40から係止手段2
6を通してピルフアープルーフ裾部16に伝えら
れる力の協働によつて、軸線方向弱化ライン28
には矢印42で示す方向の力、即ち軸線方向弱化
ライン28の破断を阻止するように働く力が作用
する。かくして、軸線方向弱化ライン28の破断
が充分確実に防止される。
に容器蓋を装着する時にには、容器蓋は第2図に
矢印30で示す方向に回転せしめられると共に下
方に移動せしめられ、係止手段26が係止あご部
40を通過する際には係止手段26の下方への移
動を阻止せんとする力が作用する故に、係止手段
26が係止あご部40を通過する際には、広幅橋
絡部20Aを通してピルフアープルーフ裾部16
に伝えられる力と係止あご部40から係止手段2
6を通してピルフアープルーフ裾部16に伝えら
れる力の協働によつて、軸線方向弱化ライン28
には矢印42で示す方向の力、即ち軸線方向弱化
ライン28の破断を阻止するように働く力が作用
する。かくして、軸線方向弱化ライン28の破断
が充分確実に防止される。
口頚部36を開封する際には、容器蓋を第3図
において上方から見て反時計方向、即ち第2図に
矢印44で示す開回転方向に回転せしめる。かく
すると、容器蓋の雌螺条24が口頚部36の雄螺
条38に沿つて移動せしめられる故に、容器蓋は
回転と共に上方に移動せしめられる。然るに、ピ
ルフアープルーフ裾部16は、その内面に形成さ
れている係止手段26が口頚部36の係止あご部
40の下面に係合せしめられている故に上方に移
動することができない。従つて、周方向弱化ライ
ン12の橋絡部20に相当な応力が生成され、こ
れによつて上記広幅橋絡部20A以外の全ての橋
絡部20が破断される(上記広幅橋絡部20Aは
比較的大きい強度を有する故に、破断されること
なく維持される)。同時に、ピルフアープルーフ
裾部16に形成されている軸線方向弱化ライン2
8にも相当な応力が生成され、これによつて軸線
方向弱化ライン28が破断される。
において上方から見て反時計方向、即ち第2図に
矢印44で示す開回転方向に回転せしめる。かく
すると、容器蓋の雌螺条24が口頚部36の雄螺
条38に沿つて移動せしめられる故に、容器蓋は
回転と共に上方に移動せしめられる。然るに、ピ
ルフアープルーフ裾部16は、その内面に形成さ
れている係止手段26が口頚部36の係止あご部
40の下面に係合せしめられている故に上方に移
動することができない。従つて、周方向弱化ライ
ン12の橋絡部20に相当な応力が生成され、こ
れによつて上記広幅橋絡部20A以外の全ての橋
絡部20が破断される(上記広幅橋絡部20Aは
比較的大きい強度を有する故に、破断されること
なく維持される)。同時に、ピルフアープルーフ
裾部16に形成されている軸線方向弱化ライン2
8にも相当な応力が生成され、これによつて軸線
方向弱化ライン28が破断される。
而して、軸線方向弱化ライン28の破断の際に
は、容器蓋は第2図に矢印44で示す方向に回転
せしめられると共に上方に移動せしめられ、係止
手段26は係止あご部40によつて上方への移動
が阻止される故に、広幅橋絡部20Aを通してピ
ルフアープルーフ裾部16に伝えられる力と係止
あご部40から係止手段26を通してピルフアー
プルーフ裾部16に伝えられる力の協働によつ
て、軸線方向弱化ライン28には矢印46で示す
方向の力、即ち軸線方向弱化ライン28の破断を
促進する方向の力が作用する。かくして、軸線方
向弱化ライン28は充分容易に上端から下端に向
けて破断される。
は、容器蓋は第2図に矢印44で示す方向に回転
せしめられると共に上方に移動せしめられ、係止
手段26は係止あご部40によつて上方への移動
が阻止される故に、広幅橋絡部20Aを通してピ
ルフアープルーフ裾部16に伝えられる力と係止
あご部40から係止手段26を通してピルフアー
プルーフ裾部16に伝えられる力の協働によつ
て、軸線方向弱化ライン28には矢印46で示す
方向の力、即ち軸線方向弱化ライン28の破断を
促進する方向の力が作用する。かくして、軸線方
向弱化ライン28は充分容易に上端から下端に向
けて破断される。
軸線方向弱化ライン28が破断されると、ピル
フアープルーフ裾部16が無端環形状から有端帯
形状に開かれ、ピルフアープルーフ裾部16の内
面に形成されている係止手段26と口頚部36の
係止あご部40との係合が解除される。しかる後
においては、容器蓋の全体は回転に伴つて自由に
上方へ移動することができ、かくして容器蓋の全
体が口頚部36から離脱されて、口頚部36が開
封される。
フアープルーフ裾部16が無端環形状から有端帯
形状に開かれ、ピルフアープルーフ裾部16の内
面に形成されている係止手段26と口頚部36の
係止あご部40との係合が解除される。しかる後
においては、容器蓋の全体は回転に伴つて自由に
上方へ移動することができ、かくして容器蓋の全
体が口頚部36から離脱されて、口頚部36が開
封される。
<発明の効果>
本発明による容器蓋は、ピルフアープルーフ裾
部に形成される軸線方向弱化ラインが、容器蓋を
口頚部に装着する際の容器蓋閉回転方向に見て広
幅橋絡部の前端近傍でスリツトに連なる上端から
容器蓋閉回転方向に見て後方へ傾斜して軸線方向
下方に延びているので、容器口頚部への装着時に
は、閉方向回転により螺条に沿つて下方に移動し
ピルフアープルーフ裾部に形成された係止手段が
容器口頚部に形成された係止あご部を通過する際
に、主部から広幅橋絡部を通してピルフアープル
ーフ裾部に伝えられる力と、係止あご部から係止
手段を通してピルフアープルーフ裾部に伝えられ
る力の協働によつて、軸線方向弱化ラインにはそ
の破断を阻止するように働く力が作用するため、
軸線方向弱化ラインは破断することなく確実に維
持される。また、開封時には、開方向回転により
主部から広幅橋絡部を通してピルフアープルーフ
裾部に伝えられる力と、係止あご部から係止手段
を通してピルフアープルーフ裾部に伝えられる力
の協働によつて、軸線方向弱化ラインにはその破
断を促進する力が作用するため、軸線方向弱化ラ
インを容易に上端から下端に向けて破断すること
ができ、ピルフアープルーフ裾部を容器口頚部に
残すことなく確実に取り除くことができる。
部に形成される軸線方向弱化ラインが、容器蓋を
口頚部に装着する際の容器蓋閉回転方向に見て広
幅橋絡部の前端近傍でスリツトに連なる上端から
容器蓋閉回転方向に見て後方へ傾斜して軸線方向
下方に延びているので、容器口頚部への装着時に
は、閉方向回転により螺条に沿つて下方に移動し
ピルフアープルーフ裾部に形成された係止手段が
容器口頚部に形成された係止あご部を通過する際
に、主部から広幅橋絡部を通してピルフアープル
ーフ裾部に伝えられる力と、係止あご部から係止
手段を通してピルフアープルーフ裾部に伝えられ
る力の協働によつて、軸線方向弱化ラインにはそ
の破断を阻止するように働く力が作用するため、
軸線方向弱化ラインは破断することなく確実に維
持される。また、開封時には、開方向回転により
主部から広幅橋絡部を通してピルフアープルーフ
裾部に伝えられる力と、係止あご部から係止手段
を通してピルフアープルーフ裾部に伝えられる力
の協働によつて、軸線方向弱化ラインにはその破
断を促進する力が作用するため、軸線方向弱化ラ
インを容易に上端から下端に向けて破断すること
ができ、ピルフアープルーフ裾部を容器口頚部に
残すことなく確実に取り除くことができる。
第1図は、本発明に従つて改良された容器蓋の
一具体例を、一部を断面で示す側面図。第2図
は、第1図の容器蓋における軸線方向弱化ライン
を示す部分側面図。第3図は、第1図の容器蓋を
容器の口頚部に装着した状態を、一部を断面で示
す側面図。 2…蓋本体、4…天面壁、6…スカート壁、1
2…周方向弱化ライン、14…スカート壁の主
部、16…ピルフアープルーフ裾部、18…スリ
ツト、20…橋絡部、20A…広幅橋絡部、24
…雌螺条、26…係止手段、28…軸線方向弱化
ライン、32…切欠き、34…スコア、36…口
頚部、38…雄螺条、40…係止あご部。
一具体例を、一部を断面で示す側面図。第2図
は、第1図の容器蓋における軸線方向弱化ライン
を示す部分側面図。第3図は、第1図の容器蓋を
容器の口頚部に装着した状態を、一部を断面で示
す側面図。 2…蓋本体、4…天面壁、6…スカート壁、1
2…周方向弱化ライン、14…スカート壁の主
部、16…ピルフアープルーフ裾部、18…スリ
ツト、20…橋絡部、20A…広幅橋絡部、24
…雌螺条、26…係止手段、28…軸線方向弱化
ライン、32…切欠き、34…スコア、36…口
頚部、38…雄螺条、40…係止あご部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周面に雄螺条と該雄螺条の下方に位置する
係止あご部とが形成されている口頚部を具備する
容器のための、ピルフアープルーフ特性を有する
合成樹脂製容器蓋であつて、天面壁と該天面壁の
周縁から垂下する筒状スカート壁とを具備し、該
スカート壁には、周方向に間隔を置いて周方向に
延びる複数個のスリツトと該スリツト間に存在す
る複数個の橋絡部とから成り該橋絡部のうちの少
なくとも1個は周方向幅が他の橋絡部の周方向幅
より大きい広幅橋絡部である周方向弱化ラインが
形成されていて、該スカート壁は該周方向弱化ラ
インより上方の主部と該周方向弱化ラインより下
方のピルフアープルーフ裾部とに区画されてお
り、該主部の内面には、該口頚部の該雄螺条に螺
合せしめられる雌螺条が形成され、該ピルフアー
プルーフ裾部の内面には、該口頚部の該係止あご
部に係合せしめられる係止手段が形成され、そし
て更に、該ピルフアープルーフ裾部には、軸線方
向に延びる軸線方向弱化ラインが形成されている
ところの容器蓋において; 該軸線方向弱化ラインは、容器蓋を該口頚部に
装着する際の容器蓋閉回転方向に見て該広幅橋絡
部の前端近傍で該スリツトに連なる上端から該容
器蓋閉回転方向に見て後方へ傾斜して軸線方向下
方に延びる、ことを特徴とする容器蓋。 2 該軸線方向弱化ラインは軸線に対して20乃至
70度の傾斜角度αをなして延びる、特許請求の範
囲第1項記載の容器蓋。 3 該傾斜角度αは30乃至60度である、特許請求
の範囲第2項記載の容器蓋。 4 該軸線方向弱化ラインの少なくとも大部分は
材料厚さが低減せしめられたスコアから構成され
ている、特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
れかに記載の容器蓋。 5 該軸線方向弱化ラインの上端部には切欠きが
形成されている、特許請求の範囲第4項記載の容
器蓋。 6 該切欠きは下方に向つて漸次幅狭になる三角
形状である、特許請求の範囲第5項記載の容器
蓋。 7 該切欠きの、該橋絡部側に位置する側縁は、
該橋絡部の該前端に続いて軸線方向に実質上鉛直
に延びる、特許請求の範囲第6項記載の容器蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59059398A JPS60204468A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | ピルフア−ブル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59059398A JPS60204468A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | ピルフア−ブル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60204468A JPS60204468A (ja) | 1985-10-16 |
JPH0585423B2 true JPH0585423B2 (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=13112135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59059398A Granted JPS60204468A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | ピルフア−ブル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60204468A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937150A (ja) * | 1982-06-01 | 1984-02-29 | ジエネラル・カツプ(ピ−・ア−ル)コ−ポレイシヨン | 開口明示性蓋体 |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP59059398A patent/JPS60204468A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937150A (ja) * | 1982-06-01 | 1984-02-29 | ジエネラル・カツプ(ピ−・ア−ル)コ−ポレイシヨン | 開口明示性蓋体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60204468A (ja) | 1985-10-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |