JPH0585364A - 搬送荷揚装置 - Google Patents

搬送荷揚装置

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Publication number
JPH0585364A
JPH0585364A JP27470091A JP27470091A JPH0585364A JP H0585364 A JPH0585364 A JP H0585364A JP 27470091 A JP27470091 A JP 27470091A JP 27470091 A JP27470091 A JP 27470091A JP H0585364 A JPH0585364 A JP H0585364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
frame
elevating
leg frame
pallet base
Prior art date
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Pending
Application number
JP27470091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Numata
好晴 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication of JPH0585364A publication Critical patent/JPH0585364A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 水平部、階段等段差を含む搬入経路において
も、容易に昇降搬送可能とすること。 【構成】 荷台ベースの下部に昇降手段を介して逆V字
状に開脚された車輪付き脚フレーム22を取付けること
により荷台ベース10を脚フレーム22に対して昇降可
能とする。前記脚フレーム22は昇降治具20に揺動可
能に枢着されつつ傾斜固定手段30を備えて設定角度に
保持可能としておく。また、前記荷台ベース10には高
さ調整可能な支持脚42を有しベース面と平行に出入り
されるスライドフレーム32を備える。スライドフレー
ム32と荷台ベース10のスライド駆動と、昇降用シリ
ンダ16による荷台ベース10の昇降の繰り返しにより
段差部を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は搬送荷揚装置に係り、
特に昇降とスライド機構を組合せ、水平面および小規模
段差、階段を含む搬入通路、場所において、機材を搬出
入するのに好適な搬送荷揚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、機材を搬送するに際して、搬送
経路に階段等の段差がある場合、通常の搬送手段では段
差を直接乗越えることができないので、従来からこの種
の装置にあっては各種の工夫が施されていた。例えば、
階段部分に特別なレール、ガイド等を敷設し、これに、
特殊な台車を走行させる等の方法による大規模なもの
や、キャタピラ台車、又は三角に車輪を配置した搬入台
車等が提案され使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の荷揚装置では、仮設の手間がかかったり、重量
物は運べないなど、使用範囲が限定されるものが多く、
やむなく、2〜3人の人力にたよる他ないという欠点が
ある。例えば、機器のベースとなる盤等の階段荷揚げ、
荷下ろしにおいては、適当な搬入口がある場合は、チェ
ンブロックホイスト等で搬出入できるが、狭所の場合、
機材の前後を作業員がかかえて運ぶ場合が多い。
【0004】この発明の目的は前記従来搬入方法を改善
し、水平部、階段等段差を含む搬入経路においても、容
易に昇降搬送可能な搬送荷揚装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る搬送荷揚装置は、機械の搬入経路上
の段差及び階段がほぼ一定の段差(約200〜230m
m)の繰返しであることに着目してなされたもので、荷
台ベースの下部に昇降手段を介して逆V字状に開脚され
た車輪付き脚フレームを取付けることにより荷台ベース
を脚フレームに対して昇降可能とするとともに、前記脚
フレームは昇降治具に揺動可能に枢着されつつ傾斜固定
手段を備えて任意の設定角度に保持可能とされ、前記荷
台ベースには高さ調整可能な支持脚を有しベース面と平
行に出入りされるスライドフレームを備えた構成とした
ものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、搬送経路が平坦路である場
合には、荷台ベースから張り出したスライドフレームの
支持脚をハンドルとして用いて押すことにより通常の搬
送台車として使用される。段差部分に達したときにはス
ライドフレームの先端を一段又は複数段の階段に跨がっ
て階段の踏面に載せ、スライドフレームの支持脚をその
高さに合わせて高さ調整して荷台ベースを水平に保持さ
せる。そして、荷台ベースの下部に設けた脚フレームの
傾斜を調整しつつ荷台ベースをスライドフレームに沿っ
て水平移動し、昇降用シリンダ等により、階段踏面又
は、複数段の踏面にまたがって、脚フレーム先端の車輪
を設置し、その角度を固定する。そして、更に昇降手段
を駆動して荷台ベースおよびスライドフレームを上昇さ
せ、スライドフレームの先端を更に上段の踏面に載せ、
高さを調整して支持し、荷台ベースを前進させるのであ
る。以後はスライドフレーム又は車輪付き脚フレームに
より、交互に荷重を支持しながら、昇降、スライド操作
を繰返し、機材を荷下ろし搬入を行うことができるので
ある。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係る搬送荷揚装置の具体的
実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0008】図1〜3に実施例に係る搬送荷揚装置を示
している。これらの図に示すように、当該装置は荷台ベ
ース10を有し、荷台ベース10は載荷用荷台面12を
中央部に形成した矩形板によって形成され、その四隅部
分には荷物固定用フック14を設けている。また、ベー
ス10の両側部には昇降用シリンダ16が取付けてあ
り、その伸縮ロッド18はベース10を貫通して下方に
突出されて伸縮駆動されるようになっている。各伸縮ロ
ッド18の先端には、昇降治具20が強固に締結されて
おり、これには逆V字状に屈曲形成された脚フレーム2
2が取付けられている。脚フレーム22の一方の先端に
は回転車輪24を、他方の脚端にはストッパ付き車輪2
6が取付けられ、これによって荷台ベース10は車輪2
4、26によって走行移動可能とされている。
【0009】上記脚フレーム22は上述のように昇降治
具20に取付けられているが、特にフレーム屈曲部分が
回転ピン28によって治具20に枢着され、脚フレーム
22が揺動できるようになっている。そして、脚フレー
ム22と前記昇降治具20の張り出し部との間にはター
ンバックル機構によって構成された傾斜固定手段30が
連結されている。したがって、脚フレーム22は揺動可
能とされているが、傾斜固定手段30によって傾斜角度
が保持され、通常の平坦面走行時には車輪24、26に
よる走行面と荷台ベース10とが平行になるように固定
保持するものとなっている。そして、搬送経路の階段部
に差掛かった際にはその段差にあわせ、隣接する2段も
しくは複数段の階段踏面に車輪24、26が各々接地す
るよう傾斜固定手段30により位置決めする。この時、
車輪26のストッパを掛けるようにしている。
【0010】一方、前記荷台ベース10の下面にはスラ
イドフレーム32が取付けられており、これはベース面
に沿って平行にベース10の端部から出入りできるよう
になっている。このスレイドフレーム32は一対の平行
なCチャンネル部材34と、これらの端部相互を連結す
る連結梁36によって構成されている。そして、前記一
対のCチャンネル部材34の溝に嵌合するガイドローラ
手段38が荷台ベース10の下面に軸受40を介して取
付けられている。ガイドローラ手段38は前後に一対設
けられており、スライドフレーム32と荷台ベース10
が平行状態を保持してスライド可能にしている。また、
スライドフレーム32における端部には逆U字型に形成
された支持脚42が取付けられており、これは特に連結
梁36に設けたパイプ44に脚部を貫通させるととも
に、パイプ44に取付けた締付ねじ46によって脚高さ
を調整できるようにしている。これによって図2に示す
ように、支持脚42を上昇させて固定することにより通
常搬送時のハンドルを兼用させるものとしている。そし
て、階段部にては図3に示すように、支持脚42を下方
に下ろして接地させ、荷台ベース10を水平に保持する
ように用いられるのである。
【0011】このように構成された搬送荷揚装置は次の
ように用いられる。平坦部の搬送は、図4(1)に示す
ように、スライドフレーム32の支持脚42を持上げて
固定しておき、これをハンドルとして利用しつつ荷台ベ
ース10を押すことにより下部の車輪24、26の転動
により容易に車輪搬送できる。階段に差掛かったときに
は、まず同図(2)に示すように、昇降用シリンダ16
を駆動して荷台ベース10を上昇させ、階段の2段目の
踏面より若干高くした後、スライドフレーム32を前進
させる。そしてスライドフレーム32に取付けた支持脚
42を下げ、段差ΔHに設定した後、昇降用シリンダ1
6の操作によって脚フレーム22を上昇させ、スライド
フレーム32の先端を階段の2段目踏面に係合させ、支
持脚42と共同で荷台ベース10を水平に保持する。
【0012】上記操作の後、同図(3)に示すように、
脚フレーム22を揺動させて前後車輪24、26のレベ
ル差が階段差Δhになるように調整して傾斜固定手段3
0により固定する。固定の後、荷台ベース10をスライ
ドフレーム32をガイドとして前進させ、図示のように
各車輪24、26が階段の各々の踏面上に位置させるの
である。
【0013】次いで、同図(4)に示すように、昇降用
シリンダ16を伸張させて上部の荷台ベース10をスラ
イドフレーム32とともに階段1段分だけ上昇させ、し
かる後スライドフレーム32を再度前進させ、次の踏面
に先端を載せる。そして同図(5)に示されるように、
昇降用シリンダ16によって脚フレーム22を上昇させ
て荷台ベース10を前進し、次段ステップに車輪24、
26を接地させてからスライドフレーム32を上昇させ
るようにする。以後はこれらの操作の繰り返しによって
順次階段を上昇させればよい。
【0014】最終的にはスライドフレーム32の前端部
にも支持脚42を備えて、両端支持脚42にて荷台ベー
ス10を支えて上部平坦面まで移動させるようにすれば
よい。
【0015】なお、上記実施例中のハンドル兼用の支持
脚42は、折りたたみ式の支持脚として調整高さを任意
に設定できるようにし、かつ収容の容易化を図るように
できる。また、昇降用シリンダ16は、ジャッキ又は折
りたたみ式とすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る搬送
荷揚装置によれば、荷台ベースの下部に昇降手段を介し
て逆V字状に開脚された車輪付き脚フレームを取付ける
ことにより荷台ベースを脚フレームに対して昇降可能と
するとともに、前記脚フレームは昇降治具に揺動可能に
枢着されつつ傾斜固定手段を備えて設定角度に保持可能
とされ、前記荷台ベースには高さ調整可能な支持脚を有
しベース面と平行に出入りされるスライドフレームを備
えた構成としたので、従来搬入方法を改善し、水平部、
階段等段差を含む搬入経路においても、容易に、昇降、
スライドを繰返すことにより、機材の搬送荷揚を行うこ
とができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る搬送荷揚装置の斜視図である。
【図2】同装置の水平搬送状態の側面図である。
【図3】同装置の階段上昇時の側面図である。
【図4】同装置の動作状態の説明図である。
【符号の説明】
10 荷台ベース 12 荷台面 16 昇降用シリンダ 18 伸縮ロッド 20 昇降治具 22 脚フレーム 24、26 車輪 30 傾斜固定手段 32 スライドフレーム 38 ガイドローラ手段 42 支持脚 46 締付ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台ベースの下部に昇降手段を介して逆
    V字状に開脚された車輪付き脚フレームを取付けること
    により荷台ベースを脚フレームに対して昇降可能とする
    とともに、前記脚フレームは昇降治具に揺動可能に枢着
    されつつ傾斜固定手段を備えて任意の設定角度に保持可
    能とされ、前記荷台ベースには高さ調整可能な支持脚を
    有しベース面と平行に出入りされるスライドフレームを
    備えたことを特徴とする搬送荷揚装置。
JP27470091A 1991-09-26 1991-09-26 搬送荷揚装置 Pending JPH0585364A (ja)

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JP27470091A JPH0585364A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 搬送荷揚装置

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JPH0585364A true JPH0585364A (ja) 1993-04-06

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ID=17545345

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153521A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Kyushu Institute Of Technology 階段揚重装置
KR101291323B1 (ko) * 2011-06-15 2013-07-30 삼성중공업 주식회사 화물 이송 장치
EP3380387A4 (en) * 2015-11-23 2019-07-17 Quantum Robotic Systems Inc. STAIRCASE RUNNING DEVICE

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US10583056B2 (en) 2015-11-23 2020-03-10 Quantum Robotic Systems Inc. Stair traversing device
US10925782B2 (en) 2015-11-23 2021-02-23 Quantum Robotic Systems Inc. Stair traversing device

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