JPH0584858A - 表皮一体ポリウレタンフオ−ムモ−ルド成形品およびその製法 - Google Patents

表皮一体ポリウレタンフオ−ムモ−ルド成形品およびその製法

Info

Publication number
JPH0584858A
JPH0584858A JP3203202A JP20320291A JPH0584858A JP H0584858 A JPH0584858 A JP H0584858A JP 3203202 A JP3203202 A JP 3203202A JP 20320291 A JP20320291 A JP 20320291A JP H0584858 A JPH0584858 A JP H0584858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
foam
less
mold
molded product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3203202A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0759389B2 (ja
Inventor
Motonao Kaku
基直 賀久
Sadakatsu Yasui
貞勝 安井
Tatsushi Sasagi
達士 鷦鷯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP3203202A priority Critical patent/JPH0759389B2/ja
Publication of JPH0584858A publication Critical patent/JPH0584858A/ja
Publication of JPH0759389B2 publication Critical patent/JPH0759389B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 表皮をセットした型内で,活性水素含有化合
物(a)と芳香族ポリイソシアネ−ト(b)とを発泡剤
(c),触媒(d)および 必要により他の添加剤
(e)の存在下で反応させる表皮一体ポリウレタンフォ
−ムモ−ルド成形品を製造する方法において,(a)と
して高分子ポリオ−ルとモノオ−ルの重量比率が10
0:0〜50:50からなる成分を用い、(d)として
TDI−100/ジエチレングリコ−ルのゲル化反応定
数が6.0以下の3級アミンを使用し、かつNCOイン
デックスが80以下で反応させる。 【効果】 上記方法で得られる表皮一体ポリウレタンフ
ォ−ムモ−ルド成形品は、低、中周波領域における防音
性能に優れており、また表皮一体モ−ルド成形方法であ
るため生産性に優れ、経済的であるので自動車のダッシ
ュサイレンサ−、フロア−カ−ペットの裏打ちなどに用
いる遮音材として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低、中周波における振動
特性(防音性能)に優れた表皮一体ポリウレタンフォ−
ムのモ−ルド成形品およびその製法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来,振動特性(防音性能)を有するポ
リウレタンフォ−ムモ−ルド成形品としては、アスファ
ルト、ウレタンオリゴマ−等の粘性物質を含有するポリ
ウレタンフォ−ムモ−ルド成形品が知られている(たと
えば特開昭62−205115号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のものは
次の〜のような欠点があった。原料の粘度が高い
ため型内に注入した場合、型内での原料の流れ性が悪
く、フォ−ムの成形性が悪い。フォ−ムの脱型時間が
長く生産性が悪い。フォ−ムの通気性が悪いため、閉
じ込められた空気がバネとして働き、低、中周波領域に
おける振動特性(固体伝播音の防音性能)が低下する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、低、中周
波領域における振動特性(防音性能)に優れ、生産性の
高い表皮一体ポリウレタンフォ−ムモ−ルド成形品およ
びその製法を見い出すべく検討した結果、本発明に到達
した。
【0005】すなわち本発明は表皮一体ポリウレタンフ
ォ−ムモ−ルド成形品において、フォ−ム層の通気性が
3.0ft3 /分以上でありフォ−ム層の硬さが8kg
/314cm2 以下(25%ILD)であることを特徴
とするフォ−ムモ−ルド成形品;並びに表皮をセットし
た型内で,活性水素含有化合物成分(a)と芳香族ポリ
イソシアネ−ト(b)とを、発泡剤(c)、3級アミン
触媒(d)および必要により他の添加剤 (e)の存在
下で反応させて表皮一体ポリウレタンフォ−ムモ−ルド
成形品を製造する方法において、(a)として高分子ポ
リオ−ル(a1)とモノオ−ル(a2)の重量比率が1
00:0〜50:50からなる成分を用い,かつNCO
インデックスが80以下で反応させて上記フォ−ムモ−
ルド成形品を製造することを特徴とする方法である。
【0006】本発明のモ−ルド成形品を構成する表皮と
しては特に限定はなく、通常表皮一体ポリウレタンフォ
−ムモ−ルド成形品に用いられる表皮用材料、例えば、
塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル系樹脂などの樹脂
に必要により各種フィラ−を加えて成形したシ−トが挙
げられる。本発明の成形品は表皮とフォ−ム層とがモ−
ルド内成形により一体化した構造を有する。本発明の成
形品の形状としては片面が表皮で覆われた平板状または
凹凸のある板状のものなどが挙げられる。
【0007】本発明のモ−ルド成形品において、フォ−
ム層の通気性は通常3.0ft3 /分以上、好ましくは
3.0〜8.0ft3/分であり、フォ−ム層の硬さは
通常8kg/314cm2 以下(25%ILD)、好ま
しくは3〜8kg/314cm2である。通気性が3.
0ft3 /分未満であったり、フォ−ム硬さが8kg/
314cm2を超えると、本発明の目的とする振動特性
(バネ定数を下げる)が悪くなり、固体伝播音の遮音効
果が著しく損なわれる。なお上記において、通気性の測
定値はダウ式エア−フロ−メ−タ−を用い、テストピ−
ス形状50×50×25mmの条件で測定する値であ
る。また、フォ−ム層の硬さの測定値はJISK−63
82に準拠し、2cm厚み、25%ILD(kg/31
4cm2)の条件で測定する値である。なお、ダウ式エ
ア−フロ−メ−タ−とは、ウレタンフォ−ムの通気性を
測定する装置で、次の手順で測定する。装置前面の中
央部に設けられた、タテ50mmヨコ50mm奥行き2
5mmで背面が格子で仕切られた凹部に、同寸法のテス
トピ−スを装填する。テストピ−スの背後から減圧吸
引し、テストピ−スの露出した表面側から内部を通過し
て背後に吸い込まれる単位時間当りの空気量を測定す
る。
【0008】本発明の方法において活性水素含有化合物
(a)を構成する該高分子ポリオ−ル(a1)として
は、例えば活性水素原子を2個以上有する低分子化合物
(多価アルコール類、アミン類など)にアルキレンオキ
サイドが付加した構造のポリエ−テルポリオ−ルや、こ
のものの中でエチレン性不飽和単量体(アクリロニトリ
ル、スチレンなど)を重合させて得られる重合体ポリオ
−ル(特開昭54−10899号、特開昭54−122
396号公報記載のもの)が挙げられる。上記多価アル
コ−ル類としては、エチレングリコール、プロピレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ールなどの2価アルコ−ル;特開昭62−205115
号記載の3〜8価の多価アルコ−ル(グリセリン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビト
−ル、シュ−クロ−ズなど)などが挙げられる。また上
記アミン類としては、アンモニア;モノ−、ジ−、およ
びトリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ア
ミノエチルエタノールアミンなどのアルカノールアミン
類;C1〜C20のアルキルアミン類;エチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミンなどのC2〜C6アルキレン
ジアミン;ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミンなどのポリアルキレンポリアミン;アニリン、フェ
ニレンジアミン、ジアミノトルエン、キシリレンジアミ
ン、メチレンジアニリン、ジフェニルエーテルジアミン
などの芳香族アミン類;イソホロンジアミン、シクロヘ
キシレンジアミンなどの脂環式アミン類;アミノエチル
ピペラジン、特公昭55−21044号公報記載の複素
環式アミン類などが挙げられる。これらの活性水素原子
を2個以上有する低分子化合物は2種以上併用してもよ
い。これらのうちで好ましいのは多価アルコール類であ
る。
【0009】上記活性水素を2個以上有する低分子化合
物に付加させるアルキレンオキサイドとしては、エチレ
ンオキサイド(以下EOと略記)、プロピレンオキサイ
ド(以下POと略記)1,2−、1,3−、1,4−、
2,3−ブチレンオキサイド等およびこれらの2種以上
の併用が挙げられ、好ましくはEOとPOの併用であ
る。EOとPOを併用する場合の付加形式は、PO付加
後にEOを末端に付加するもの(EOチップタイプ)、
あるいはPOおよびEOをランダム付加するもの(ラン
ダムタイプ)、あるいは分子鎖内部にEOをブロック付
加あるいはランダム付加した後、EOを末端に付加する
もの(バランスタイプ)等が挙げられるが、末端EO量
が10〜20重量%のバランスタイプが好ましい。
【0010】該高分子ポリオ−ル(a1)の平均官能基
数は通常2.0〜8.0、好ましくは2.0〜4.0、
更に好ましくは2.0〜2.5であり、OH当量は通常
800以上、好ましくは1000〜2000である。平
均官能基数が2未満であるか、OH当量が2000を超
える場合は、硬化時間が長くなり生産性が悪くなる。ま
た、平均官能基数が8を超えるか、OH当量が800未
満の場合は、フォ−ムの通気性が悪く、振動特性も悪く
なる。
【0011】本発明の方法において該モノオ−ル(a
2)としては、特開昭62−205115号公報などに
記載の炭素数1〜30の1価アルコ−ル、1価フェノ−
ル類(例えばフェノ−ル、クレゾ−ル等)、等の活性水
素原子を1個有する低分子化合物のアルキレンオキサイ
ド付加物等が挙げられる。低分子化合物に付加させるア
ルキレンオキサイドとしてはEO、PO、1,2−、
1,3−、1,4−、2,3−ブチレンオキサイド等お
よびこれらの2種以上の併用が挙げられる。アルキレン
オキサイドの付加モル数は通常2〜40モル、好ましく
は5〜〜30モルである。モノオ−ル(a2)として好
ましいものは1価アルコ−ルにPOを付加した後、末端
にEOを付加したもので、末端EO量が10重量%以
下、OH当量500〜2000であるが、特に限定され
るものではない。
【0012】高分子ポリオ−ル(a1)とモノオ−ル
(a2)の重量比率は100:0〜50:50であり、
好ましくは90:10〜70:30である。モノオ−ル
(a2)が50を超えると、フォ−ム強度の著しい低
下、表皮材との接着不良等が起こる。モノオ−ル(a
2)を併用することにより、本発明の目的とする通気性
アップに寄与する点で好ましいが、高分子ポリオ−ル
(a1)単独でも目的とする通気性は確保出来る。
【0013】本発明の方法において使用する芳香族ポリ
イソシアネ−ト(b)としては、従来からウレタンフォ
−ムの製造に使用されている芳香族ポリイソシアネ−ト
が使用できる。例えば、TDI;MDI;粗製TDI;
粗製MDI;変性液状MDI(カ−ボジイミド変性、ト
リヒドロカルビルホスフェ−ト変性等);これらと前記
に例示したポリエ−テルポリオ−ルとからの遊離イソシ
アネ−ト基含有プレポリマ−;並びにこれらの2種以上
の併用が挙げられる。これらのうち好ましいものはTD
IおよびTDIと粗製MDIの併用であり、特に好まし
いのはTDIと粗製MDIの併用である。
【0014】該発泡剤(c)としては水および/または
その他の発泡剤(トリクロロモノフルオロメタン,メチ
レンクロライド等)があげられる。(c)の使用量は、
一般のウレタンフォームの発泡に使用される量{例えば
活性水素含有化合物成分(a)に対し、1〜20重量
%}を使用すればよい。
【0015】該3級アミン触媒(d)としては、トリエ
チルアミン、N,N’−ジメチルアミノジエチルエ−テ
ル、テトラメチルヘキサメチレンジアミン、テトラメチ
ルエチレンジアミン、ジメチルエタノ−ルアミン、N−
メチル−N’−(2−ジメチルアミノ)エチルピペラジ
ン、1,2−ジメチルイミダゾ−ル、トリエチレンジア
ミン、N,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチ
レントリアミン、N,N,N’,N”,N”−ペンタメ
チルジプロピレントリアミン、テトラメチルグアニジン
等が挙げられる。これらは2種以上併用してもよい。こ
れらのうち好ましいものは、TDI−100とジエチレ
ングリコ−ルとを、この触媒の存在下で反応させた際の
ゲル化反応定数が6.0以下となる3級アミン触媒(d
1)である。ここにおいてゲル化反応定数とは、ベンゼ
ン溶液中、触媒の存在下で等モル量のTDI−100と
ジエチレングルコ−ルとを反応させた場合のゲル化反応
による反応定数であり、触媒の樹脂化反応活性度を示す
ものである。(d1)の具体例としては、上記に例示し
たもののうち、トリエチルアミン、N,N’−ジメチル
アミノジエチルエ−テル、テトラメチルヘキサメチレン
ジアミン、テトラメチルエチレンジアミン、ジメチルエ
タノ−ルアミン、N−メチル−N’−(2−ジメチルア
ミノ)エチルピペラジン、1,2−ジメチルイミダゾ−
ルが挙げられる。これらのうち更に好ましいものはN,
N’−ジメチルアミノジエチルエ−テル、テトラメチル
エチレンジアミンである。また(d)とともに必要によ
り、その他の触媒を併用してもよい。これらの触媒とし
ては、例えば特開平1−203420号記載の公知のも
のが使用できる。具体的にはカルボン酸の金属塩、アル
カリおよびアルカリ土類金属のアルコキシドおよびフェ
ノキシド、第4級アンモニウム塩、イミダゾ−ル類、ス
ズやアンチモン等の有機金属化合物等が挙げられる。
(d1)と、(d1)以外の3級アミン触媒や上記その
他の触媒とを併用する場合も好ましい触媒として使用で
きる。
【0016】必要により用いる他の添加剤(e)として
は界面活性剤(シリコ−ン系界面活性剤など)、顔料、
フィラ−、アスファルト、難燃剤、溶剤、揺変剤などが
挙げられる。
【0017】本発明の方法によりポリウレタンフォ−ム
を作る時のNCOインデックスは通常80以下、好まし
くは80〜40である。NCOインデックスが80を越
えるとフォ−ム硬さがアップし、共振周波数が高周波側
に移行する。その結果バネ定数が大きくなり固体伝播音
の遮音効果が低下する。
【0018】本発明の方法において、モ−ルド成形する
方法は従来と同じでよく、ワンショット法、プレポリマ
ー法(セミプレポリマー法)何れも適用できるが、ワン
ショット法が好ましい。成形条件は通常、原料液温は1
5〜45゜C、型温および表皮材温度は25〜80゜C
で、高圧または低圧発泡機を用いて原料の2液(イソシ
アネ−ト成分とそれ以外の成分)を混合して型に注入
し、キュア時間1〜10分で脱型する。
【0019】
【実施例】以下実施例により本発明を更に説明するが本
発明はこれに限定されるものではない。以下、部は重量
部を示す。なお実施例中での略記号は下記の意味を示
す。
【0020】ポリオ−ルA:グリセリンにPOおよびE
Oを順次付加して得た1級OH含量80%,分子量50
00のポリエ−テルポリオ−ル。 ポリオ−ルB:プロピレングリコ−ルにPO,EO,P
O,EOを順次付加して得た1級OH含量75%,分子
量4000のポリエ−テルポリオ−ル。 ポリオ−ルC:グリセリンにPOおよびEOを順次付加
して得た1級OH含量75%,分子量7000のポリエ
−テルポリオ−ル。 ポリオ−ルD:ポリオ−ルA中でアクリロニトリルを2
0%重合させて得られる重合体ポリオ−ル。 モノオ−ルA:ブタノ−ルにPOを付加して得られる分
子量1200のモノオ−ル。
【0021】TDI−80:トルエンジイソシアネ−ト
(2,4/2,6異性体重量比=80/20) 粗製MDI :粗製ジフェニルメタンジイソシアネ−ト TM80 :TDI−80/粗製MDI=80/20
ブレンド品
【0022】U1000 :サンアプロ(株)製テトラ
メチルヘキサメチレンジアミン、ゲル化反応定数 5.
08 33LV:DABCO 33LV(三共エア−プロダク
ツ社製トリエチレンジアミンのジプロピレングリコ−ル
溶液)、トリエチレンジアミンのゲル化反応定数 1
2.2 TMED:テトラメチルエチレンジアミン、ゲル化反応
定数 4・86
【0023】L5309:日本ユニカ−(株)製シリコ
−ン整泡剤。 SRX274C:ト−レ・ダウコ−ニング・シリコ−ン
(株)製シリコ−ン整泡剤
【0024】実施例 1〜4、比較例1 下記表1に示す発泡処方(部)に従って、(a1)、
(a2)および(c)〜(e)の各成分をプレミックス
した後、(b)成分を加えて8秒間激しく攪拌し、3k
g/m2の塩化ビニル樹脂マットを下型にセットした5
0〜60℃のアルミ製モ−ルド(85X85X2cm)
に注入し発泡させた。60℃で所定の時間キュア−後脱
型し、実施例1〜4および比較例1のフォ−ム成形品を
得た。
【0025】
【表1】
【0026】次いで、実施例1〜4および比較例1のフ
ォ−ム成形品のフォ−ム物性試験を行なった結果を表
2、および図1に示す。
【0027】
【表2】
【0028】注1)表2および図1におけるフォ−ム物
性試験方法および単位は下記の通りである。 全密度(kg/m3) :フォ−ム重量/フォ−ム
の見かけ体積 引張強度(kg/cm2) :JIS K−6301 伸び(%) :JIS K−6301 引裂強度(kg/cm) :JIS K−6382 25%ILD(kg/314cm2):JIS K−6382 圧縮永久歪(%) :JIS K−6382 通気性(ft3/min) :ダウ式エア−フロ−メ−
タ−にて測定。(試験片は50×50×2mm) 共振周波数 :下記振動特性試験におい
て、振動伝達率が極大となる位置における周波数。 振動特性 :加振周波数 0−500H
z 加振レベル 0.1−0.2G,0.2−0.3mm 加振源のアルミ板にフォ−ム、塩化ビニル樹脂マットの
順に乗せ、アルミ板と塩化ビニル樹脂マット間の加速度
変位量を求める。 注2)図1では、実施例のうちの代表例として実施例
1、4を選び、比較例1と共に振動特性を示した。図1
においては、共振周波数が低い程、また振動伝達率が低
い程、遮音性能が優れていることを示す。
【0029】
【発明の効果】本発明の表皮一体ポリウレタンフォ−ム
モ−ルド成形品は振動特性(防音性能)、特に低、中周
波領域における固体伝播音の遮音性に優れている。また
本発明の方法は表皮一体モ−ルド成形方法であるため生
産性に優れており、経済的である。上記効果を奏するこ
とから本発明の方法で得られる本発明のフォ−ムモ−ル
ド成形品は自動車のダッシュサイレンサ−、フロア−カ
−ペットの裏打ちなどに用いる遮音(防音)材として有
用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1、4および比較例で得たフォ−ムの
振動特性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表皮一体ポリウレタンフォ−ムモ−ルド
    成形品において、フォ−ム層の通気性が3.0ft3
    分以上であり、フォ−ム層の硬さが8kg/314cm
    2 以下(25%ILD)であることを特徴とするフォ−
    ムモ−ルド成形品。
  2. 【請求項2】 表皮をセットした型内で,活性水素含有
    化合物成分(a)と芳香族ポリイソシアネ−ト(b)と
    を、発泡剤(c)、3級アミン触媒(d)および 必要
    により他の添加剤 (e)の存在下で反応させて表皮一
    体ポリウレタンフォ−ムモ−ルド成形品を製造する方法
    において、(a)として高分子ポリオ−ル(a1)とモ
    ノオ−ル(a2)の重量比率が100:0〜50:50
    からなる成分を用い,かつNCOインデックスが80以
    下で反応させて請求項1記載のフォ−ムモ−ルド成形品
    を製造することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 (d)がTDI−100とジエチレング
    リコ−ルとを、この触媒の存在下で反応させた際のゲル
    化反応定数が6.0以下となる3級アミン触媒(d1)
    である請求項2記載の方法。
JP3203202A 1991-07-18 1991-07-18 表皮一体ポリウレタンフォ−ムモ−ルド成形品およびその製法 Expired - Fee Related JPH0759389B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3203202A JPH0759389B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 表皮一体ポリウレタンフォ−ムモ−ルド成形品およびその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3203202A JPH0759389B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 表皮一体ポリウレタンフォ−ムモ−ルド成形品およびその製法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10131234A Division JPH115499A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 防音材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0584858A true JPH0584858A (ja) 1993-04-06
JPH0759389B2 JPH0759389B2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=16470161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3203202A Expired - Fee Related JPH0759389B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 表皮一体ポリウレタンフォ−ムモ−ルド成形品およびその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0759389B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6136879A (en) * 1997-10-28 2000-10-24 Tokai Rubber Industries, Ltd. Soft polyurethane foam, method of producing the same and vehicle interior member using the same

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865343A (ja) * 1981-10-14 1983-04-19 Bridgestone Corp 制振材料
JPS6362369A (ja) * 1986-09-03 1988-03-18 Nec Corp 半導体装置
JPH01150533A (ja) * 1987-12-08 1989-06-13 Tokyo Seat Kk 吸音性内装材
JPH0381315A (ja) * 1989-08-25 1991-04-05 Nippon Tokushu Toryo Co Ltd 防音性ポリウレタンフォームの製法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865343A (ja) * 1981-10-14 1983-04-19 Bridgestone Corp 制振材料
JPS6362369A (ja) * 1986-09-03 1988-03-18 Nec Corp 半導体装置
JPH01150533A (ja) * 1987-12-08 1989-06-13 Tokyo Seat Kk 吸音性内装材
JPH0381315A (ja) * 1989-08-25 1991-04-05 Nippon Tokushu Toryo Co Ltd 防音性ポリウレタンフォームの製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6136879A (en) * 1997-10-28 2000-10-24 Tokai Rubber Industries, Ltd. Soft polyurethane foam, method of producing the same and vehicle interior member using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0759389B2 (ja) 1995-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5390497B2 (ja) ポリウレタンフォームの製造方法及びポリウレタンフォーム
CN103221445B (zh) 制造低密度高弹性软质聚氨酯泡沫的方法
JP3190272B2 (ja) 可撓性ポリウレタンフォームの製造方法
KR101865980B1 (ko) 난연성 가요성 폴리우레탄 발포체
JP2003522261A (ja) 自触媒ポリオールで製造された低エミッション・ポリウレタンポリマー
KR20010051310A (ko) 연속 기포형 폴리우레탄 가요성 발포체의 생성용 실리콘계면활성제
CN108137776A (zh) 具有改进的硬度的聚氨酯软质泡沫的生产
CA2783348A1 (en) Additive composition useful for controlling the foam properties in the production of flexible polyurethane foams containing polyols based on renewable raw materials
KR19980050997A (ko) 실리콘 폴리에테르 계면활성제
KR100361877B1 (ko) 가요성의 폴리우레탄 주조 발포체 제조용 실리콘 계면활성제
JP2003221425A (ja) ポリウレタンフォームの製造方法
JPH0584858A (ja) 表皮一体ポリウレタンフオ−ムモ−ルド成形品およびその製法
JPH0791356B2 (ja) 軟質ポリウレタンフォームの製法
JP2835429B2 (ja) 表皮一体ポリウレタンフォームの製造方法
JP3692168B2 (ja) 高レジリエンスポリウレタンフォーム
JPH115499A (ja) 防音材
KR100796478B1 (ko) 폴리우레탄 폼의 제조를 위한 실라놀 작용성 화합물
JPH0892404A (ja) 軟質ポリウレタンフォーム、その製法および整泡剤
JP3731987B2 (ja) 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法
JP3770744B2 (ja) 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法
KR20010057579A (ko) 폴리우레탄 연질 성형 발포체 제조용 실리콘 폴리에테르공중합체
JP2004285152A (ja) 低反発性ウレタンフォームおよびその製造方法
JP2001106789A (ja) シリコーンポリエーテル共重合体及びそれらのポリウレタン軟質成形フォームにおける使用
JP2005105082A (ja) 軟質ポリウレタンフォーム製造用触媒及びそれを用いた軟質ポリウレタンフォームの製造方法
JP4403738B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォーム製造用触媒及びそれを用いた硬質ポリウレタンフォームの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees