JPH058428U - モータ接続型エンコーダ装置 - Google Patents

モータ接続型エンコーダ装置

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JPH058428U
JPH058428U JP6414891U JP6414891U JPH058428U JP H058428 U JPH058428 U JP H058428U JP 6414891 U JP6414891 U JP 6414891U JP 6414891 U JP6414891 U JP 6414891U JP H058428 U JPH058428 U JP H058428U
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JP
Japan
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encoder
motor
origin
pedestal
shaft
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Withdrawn
Application number
JP6414891U
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English (en)
Inventor
滋夫 三輪
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH058428U publication Critical patent/JPH058428U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的はエンコーダ軸の機械的位置に
関係なく回転ディスク上に原点を設けたエンコーダとモ
ータ磁極位置に対し容易にエンコーダ原点信号を合わせ
得るモーター接続型エンコーダ装置を提供するに在る。 【構成】 a)本考案のモータ接続型エンコーダ装置
は、モータから突出している回転軸と嵌合し連結される
中空のエンコーダ側の回転軸を自在に支持するエンコー
ダフランジ部に内接しエンコーダ原点のエンコーダ軸位
置回りに360°回転し得る回転リング台座と、該回転
リング台座をエンコーダフランジ部に固定する固定リン
グとを有し、前記回転リング台座は板バネ台座を介して
フレキシブルにモータフランジ部に連結されることを特
徴としている。b)エンコーダ基盤上に外部から容易に
観察できるLEDを装備し、エンコーダ原点パルスを表
示させ、モータとエンコーダとの組付け調整の簡易化を
計ったことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモータ接続型エンコーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータとエンコーダとが一体になっているAC同期型サーボモータは磁極検出 用としてのエンコーダ原点パルスとモータ磁極を一致させる必要がある。従来の 技術は図4及び5に示すように、モータ軸4は中空のエンコーダ軸10に嵌入さ れピン又は止めねじ11で回転がエンコーダの回転ディスク12に伝えられ、又 回転ディスクには原点信号スリットが設けられておりモータ7の回転に伴い原点 信号スリットが発光部13と受光素子14との間を通過するときに原点信号が出 力される。(磁気式エンコーダの場合は14はMRセンサで回転ディスク12に 原点用の着磁が施される)
【0003】 16は前記の信号を処理する為の回路基盤で15はカバーである。 エンコーダ6とモーター7はフレキシブルな板ばね台座17を介し各々48, 58の取付けねじによりエンコーダフランジ部8とモータフランジ部2が固定さ れる、図5に示す板ばね台座の49,50は前記取付けねじ48,58の取付用 穴である。 モータ磁極に対するエンコーダの原点調整は図4に示すように、モータ軸4と エンコーダ軸10の固定に際し原点信号が一定の位置で出力されるように回転デ ィスク12に原点信号スリット(磁気式では原点用着磁位置)を加工しなければ ならなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
磁極位置が出されたモータ軸4に従来のエンコーダ6を取り付ける場合、エン コーダ6の原点信号が出力される位置にエンコーダの回転軸10を回しその位置 でモータ軸4の11にピン又は、ねじ止めしモータ軸とエンコーダ軸とを連結す る。図5に示すようにピン止め位置11と板バネ台座17のエンコーダ取付け穴 50の位置とを合わせた目安となる基準線S上に回転ディスク12上の原点スリ ット(磁気式では原点用着磁位置)が加工されていないとモータ7に取り付ける ことができない。 つまりエンコーダ軸10の或る機械的基準位置にあわせて回転ディスク上に原 点スリットを設けなければならない煩わしさが在る。 またこの機械的基準位置が管理されていないエンコーダではメインテナンスに 於いてもエンコーダ単品を交換するわけにいかず(モータ7)+(エンコーダ6 )のアッセンブリーとして交換しなければならなかった。
【0005】 本考案の目的は前記従来装置の欠点を解消し、エンコーダ軸の機械的位置に関 係なく回転ディスク上に原点を設けたエンコーダとモータ磁極位置に対し容易に エンコーダ原点信号が合わせ得るモーター接続型エンコーダ装置を提供するに在 る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
a)本考案のモータ接続型エンコーダ装置は、モータから突出している回転軸と 嵌合し連結される中空のエンコーダ側の回転軸を自在に支持するエンコーダフラ ンジ部に内接しエンコーダ原点のエンコーダ軸位置回りに360°回転し得る回 転リング台座と、該回転リング台座をエンコーダフランジ部に固定する固定リン グとを有し、前期回転リング台座は板バネ台座を介してフレキシブルにモータフ ランジ部に連結されることを特徴としている。 b)エンコーダ基盤上に外部から容易に観察できるLEDを装備し、エンコーダ 原点パルスを表示させ、モータとエンコーダとの組付け調整の簡易化を計ったこ とを特徴としている。
【0007】
【作用】
本考案は前記のように構成したので次のように作用を呈する。 モータ磁極位置に対してエンコーダ軸を原点信号表示させた位置でモータとエ ンコーダの軸を結合し、エンコーダフランジ部の回転リング台座のみを回転させ ただけで、モータ本体とエンコーダ本体とを結合すれば原点信号が調整できる。
【0008】
【実施例】
本考案の第1実施例を図1乃至3を参照し説明する。 エンコーダフランジ58には凹凸に形成される当接面31a,32aが噛み合 う固定リング台座31が内蔵されている、回転リング台座32と固定リング台座 31とは当接面31a,32aの間には若干の隙間があり、ビス38と問座20 を介して締め上げることによりその当接面は接触固定される構造である。 エンコーダ6を長穴である取付け穴49の中央にビス止めした状態でビス19 を緩めれば固定リング台座31と回転リング台座32の当接面31a,32a間 に間隙を生じ板ばね台座17及び回転リング台座31はエンコーダ軸10を中心 にして360度自由に回転することができる。 又9はエンコーダの原点出力信号が表示されるLEDである。
【0009】 次に予め明示されているモータの磁極位置に対しエンコーダの原点信号を一致 させる手順を説明する。 モータ側のビス48を長穴である取付け穴49の中央にねじ止めしモータから 分離されたエンコーダ6のビス19を緩め、ばね台座17が回転リング台座32 と共に自由に回転するようにしておく、次にエンコーダ軸10を回し原点出力信 号がLED表示される位置にて回転を止め、その状態でエンコーダ軸10のピン または止めねじ用の穴と予め磁極位置が出されているモータ軸4の穴とを合わせ 板ばね台座17と回転リング台座32を、モータフランジ2の取付ねじ穴に合う 位置まで回転させる。 次にビス38を締め上げることにより台座31,32の当接面31a,32a を噛み合わせて両台座31,32を固定後ピン又は止めねじ11及びモータフラ ンジ2の取付け後、モータ7とエンコーダ6の連結をする。 エンコーダ原点の微調整はねじ穴49の長穴範囲内でエンコーダの頭部を回す ことにより原点表示用LED9で確認する。以上の操作によりケーブル22を捩 じること無く容易に正確に磁極位置にたいしエンコーダの原点出力信号を一致さ せることができる。
【0010】 本考案は又エンコーダ基盤上に原点パルスを表示させるLEDを設け、エンコ ーダカバー15に外部から容易に観察できるような窓を開口し、モータとエンコ ーダとの組付け調整上の簡易化を計った。
【0011】
【考案の効果】
1)エンコーダ軸の機械的位置に対してエンコーダの回転ディスク上の任意の位 置に原点信号スリット(磁気式では原点用着磁位置)を設ける事ができる。 2)原点調整時にモータ及びエンコーダの本体を回転すること無く、エンコーダ フランジ部の台座のみを回転させるためモータ及びエンコーダのケーブルが捩じ れることがない。 3)エンコーダの原点位置を明示する場合にエンコーダの軸やハウジングにケガ キやマークを入れる必要がない。 4)AC同期型サーボモータにおいてはモータ磁気位置(モータにマーク表示あ り)に対しエンコーダの原点調整が容易であり、又メンテナンスの上からもエン コーダの単品の交換が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わるモータ接続型エンコ
ーダ装置の部分縦断面図、
【図2】図1に於ける板ばね台座のII矢視図、
【図3】図1に於けるA部詳細断面図、
【図4】従来のモータ接続型エンコーダ装置の部分縦断
面図、
【図5】図4に於ける板ばね台座のV矢視図である。
【符号の説明】
2…モータフランジ、4…モータ軸、6…エンコーダ、
7…モータ、9…LED表示、10…エンコーダ軸、1
1…ピン又は止めねじ、12…回転ディスク、15…エ
ンコーダカバー、16…基板、17…板ばね台座、22
…ケーブル、31…固定リング台座、32…回転リング
台座、38,48…取付けビス穴、49,50…取付け
ビス穴、58…エンコーダフランジ部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータ接続型エンコーダ装置にお
    いて、モータから突出している回転軸(4)に嵌合し連
    結される中空のエンコーダ側の回転軸(10)を回転自
    在に支持するエンコーダフランジ部(58)に内接しエ
    ンコーダ原点のエンコーダ軸位置回りに360°回転し
    得る回転リング台座(32)と、該回転リング台座を前
    記エンコーダフランジ部に固定する固定リング台座(3
    1)とを有してなり、前期回転リング台座は、板ばね台
    座(17)を介してフレキシブルにモータフランジ部
    (2)に連結される構造を有するモータ接続型エンコー
    ダー装置。
  2. 【請求項2】 エンコーダ基板上に外部から容易に観察
    可能に装備したLEDに、エンコーダ原点パルスを表示
    させ、モータとエンコーダとの組付け調整の簡易化を計
    った請求項1のモータ接続型エンコーダ装置。
JP6414891U 1991-07-19 1991-07-19 モータ接続型エンコーダ装置 Withdrawn JPH058428U (ja)

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JP6414891U JPH058428U (ja) 1991-07-19 1991-07-19 モータ接続型エンコーダ装置

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JPH058428U true JPH058428U (ja) 1993-02-05

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Effective date: 19951102