JPH08338850A - 回転センサ - Google Patents
回転センサInfo
- Publication number
- JPH08338850A JPH08338850A JP14711095A JP14711095A JPH08338850A JP H08338850 A JPH08338850 A JP H08338850A JP 14711095 A JP14711095 A JP 14711095A JP 14711095 A JP14711095 A JP 14711095A JP H08338850 A JPH08338850 A JP H08338850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- positioning
- rotation sensor
- hall
- rotating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】回転センサ1に固定されたホールIC3とマグ
ネット2は、磁性材料で出来た凹凸を有する回転体4に
対向して設置される。マグネット2と回転体4の間の磁
束変化をホールIC3の内部のホール素子3a,3bで
検出し回転信号を得る。ケース1にはコネクタ5が設置
されホールICの電源,グランド,出力信号を受信す
る。回転センサ1はステー部8に設置したブッシュ6部
にねじ11を挿入し回転体部の取付部9に締め付け固定
される。この時、ステー部8に設置した位置決めピン7
が回転体部の取付部9に設置した位置決め穴10と勘合
し位置決めされる。この位置決めにより回転体と回転セ
ンサ1内のホールIC3の位置が精度良く設置する事が
出来る。 【効果】センサ取付け時センサ装着後からねじ止めまで
の間にセンサが回転することがなく取付け作業性が向上
しセンサ自体の位置決めが確実にできる。
ネット2は、磁性材料で出来た凹凸を有する回転体4に
対向して設置される。マグネット2と回転体4の間の磁
束変化をホールIC3の内部のホール素子3a,3bで
検出し回転信号を得る。ケース1にはコネクタ5が設置
されホールICの電源,グランド,出力信号を受信す
る。回転センサ1はステー部8に設置したブッシュ6部
にねじ11を挿入し回転体部の取付部9に締め付け固定
される。この時、ステー部8に設置した位置決めピン7
が回転体部の取付部9に設置した位置決め穴10と勘合
し位置決めされる。この位置決めにより回転体と回転セ
ンサ1内のホールIC3の位置が精度良く設置する事が
出来る。 【効果】センサ取付け時センサ装着後からねじ止めまで
の間にセンサが回転することがなく取付け作業性が向上
しセンサ自体の位置決めが確実にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転角度、回転数を検出
する回転センサに係り、特に、ホールICを使用した回
転センサに関する。
する回転センサに係り、特に、ホールICを使用した回
転センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開平3−108667 号公報
記載のように、円柱状のセンサでは取付用穴とねじで位
置決めする構成となっている。
記載のように、円柱状のセンサでは取付用穴とねじで位
置決めする構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、取付時に
回転してしまい取付作業性が悪いと言う問題点があっ
た。また、このセンサに二つのホール素子で差動出力を
得るホールICを装着した場合、ICは回転体の凹凸に
対して精度良く位置決めしなければならないがねじと取
付用穴の関係では寸法差が大きく精度良く位置決め出来
ないという問題点があった。
回転してしまい取付作業性が悪いと言う問題点があっ
た。また、このセンサに二つのホール素子で差動出力を
得るホールICを装着した場合、ICは回転体の凹凸に
対して精度良く位置決めしなければならないがねじと取
付用穴の関係では寸法差が大きく精度良く位置決め出来
ないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、ケースのステー部に回転体との位置決め用に凸また
は凹部を設け、相手側の取付部にはそれに対応する凹ま
たは凸部を設けることでセンサ取付け時にこの凹凸が嵌
合する。また、センサ中心から取付穴部中心の距離R1
と、取付用穴内径と取付ねじ外径の寸法差X1と、セン
サ中心から位置決め部中心の距離R2と、位置決め用の
凹部内径と凸部外径の寸法差X2の関係が、X2<(X
1×R2/R1)の関係となる寸法に設定する。
に、ケースのステー部に回転体との位置決め用に凸また
は凹部を設け、相手側の取付部にはそれに対応する凹ま
たは凸部を設けることでセンサ取付け時にこの凹凸が嵌
合する。また、センサ中心から取付穴部中心の距離R1
と、取付用穴内径と取付ねじ外径の寸法差X1と、セン
サ中心から位置決め部中心の距離R2と、位置決め用の
凹部内径と凸部外径の寸法差X2の関係が、X2<(X
1×R2/R1)の関係となる寸法に設定する。
【0005】
【作用】ケースのステー部に回転体との位置決め用設け
た凸部(凹部)は、相手側の取付部に設けた凹部(凸
部)に嵌合する。これにより、センサ取付け時センサ装
着後からねじ止めまでの間にセンサが回転することがな
く取付け作業性が向上する。また、センサ自体の位置決
めが確実にでき、センサ内に固定されたICを精度良く
回転体に位置決め出来る。さらに、センサ固定のねじ止
め時に相手側の取付部に開いたねじ穴をステーの取付穴
が隠すことがなくねじ止め作業性が向上する。
た凸部(凹部)は、相手側の取付部に設けた凹部(凸
部)に嵌合する。これにより、センサ取付け時センサ装
着後からねじ止めまでの間にセンサが回転することがな
く取付け作業性が向上する。また、センサ自体の位置決
めが確実にでき、センサ内に固定されたICを精度良く
回転体に位置決め出来る。さらに、センサ固定のねじ止
め時に相手側の取付部に開いたねじ穴をステーの取付穴
が隠すことがなくねじ止め作業性が向上する。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図6で説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例である回転センサ
と回転体の取付関係を示した断面図である。
と回転体の取付関係を示した断面図である。
【0008】回転センサ1に固定されたホールIC3と
マグネット2は、磁性材料で出来た凹凸を有する回転体
4に対向して設置される。マグネット2と回転体4の間
の磁束変化をホールIC3の内部のホール素子3a,3
bで検出し回転信号を得る。ケース1にはコネクタ5が
設置されホールICの電源,グランド,出力信号を受信
する。回転センサ1はステー部8に設置したブッシュ6
部にねじ11を挿入し回転体部の取付部9に締め付け固
定される。この時、ステー部8に設置した位置決めピン
7が回転体部の取付部9に設置した位置決め穴10と勘
合し位置決めされる。この位置決めにより回転体と回転
センサ1内のホールIC3の位置が精度良く設置する事
が出来る。また、この位置決めによりねじ止め時に取付
部9に開いたねじ穴をブッシュ6が隠す事がなくなるた
めねじ止め作業性が向上する。
マグネット2は、磁性材料で出来た凹凸を有する回転体
4に対向して設置される。マグネット2と回転体4の間
の磁束変化をホールIC3の内部のホール素子3a,3
bで検出し回転信号を得る。ケース1にはコネクタ5が
設置されホールICの電源,グランド,出力信号を受信
する。回転センサ1はステー部8に設置したブッシュ6
部にねじ11を挿入し回転体部の取付部9に締め付け固
定される。この時、ステー部8に設置した位置決めピン
7が回転体部の取付部9に設置した位置決め穴10と勘
合し位置決めされる。この位置決めにより回転体と回転
センサ1内のホールIC3の位置が精度良く設置する事
が出来る。また、この位置決めによりねじ止め時に取付
部9に開いたねじ穴をブッシュ6が隠す事がなくなるた
めねじ止め作業性が向上する。
【0009】図2はセンサの斜視図である。
【0010】本実施例は回転センサ1のステー8に位置
決め用としてピン7を設置した場合の斜視図である。
決め用としてピン7を設置した場合の斜視図である。
【0011】図3はセンサの取付穴,ねじ,位置決めピ
ン,位置決め穴の関係を示した説明図である。
ン,位置決め穴の関係を示した説明図である。
【0012】回転センサのステー部8に設置したブッシ
ュ6の内径D2と固定用ねじの外径D1の差(D2−D
1)に対し、位置決め穴の内径D4と位置決めピンの外
径D3の差(D4−D3)は、センサの中心Oからのそ
れぞれ中心位置までの距離R1,R2との関係が(D4
−D3)<(D2−D1)×(R2/R1)となるよう
にD4,D3の寸法決めて設置する。このことにより、
ねじとブッシュのがたつき以下でセンサの位置決めをす
ることができる。
ュ6の内径D2と固定用ねじの外径D1の差(D2−D
1)に対し、位置決め穴の内径D4と位置決めピンの外
径D3の差(D4−D3)は、センサの中心Oからのそ
れぞれ中心位置までの距離R1,R2との関係が(D4
−D3)<(D2−D1)×(R2/R1)となるよう
にD4,D3の寸法決めて設置する。このことにより、
ねじとブッシュのがたつき以下でセンサの位置決めをす
ることができる。
【0013】図4から図6はセンサの斜視図である。
【0014】本実施例は図2に対して位置決め用ピン7
の設置位置のバリエーションの斜視図である。
の設置位置のバリエーションの斜視図である。
【0015】
【発明の効果】ケースのステー部に回転体との位置決め
用設けた凸部(凹部)は、相手側の取付部に設けた凹部
(凸部)に嵌合する。これにより、センサ取付け時セン
サ装着後からねじ止めまでの間にセンサが回転すること
がなく取付け作業性が向上する。また、センサ自体の位
置決めが確実にでき、センサ内に固定されたICを精度
良く回転体に位置決め出来る。さらに、センサ固定のね
じ止め時に相手側の取付部に開いたねじ穴をステーの取
付穴が隠すことがなくねじ止め作業性が向上する。
用設けた凸部(凹部)は、相手側の取付部に設けた凹部
(凸部)に嵌合する。これにより、センサ取付け時セン
サ装着後からねじ止めまでの間にセンサが回転すること
がなく取付け作業性が向上する。また、センサ自体の位
置決めが確実にでき、センサ内に固定されたICを精度
良く回転体に位置決め出来る。さらに、センサ固定のね
じ止め時に相手側の取付部に開いたねじ穴をステーの取
付穴が隠すことがなくねじ止め作業性が向上する。
【図1】本発明の一実施例である回転センサと回転体の
取付関係を示した断面図。
取付関係を示した断面図。
【図2】センサの斜視図。
【図3】センサの取付穴,ねじ,位置決めピン,位置決
め穴の関係を示した説明図。
め穴の関係を示した説明図。
【図4】センサの斜視図。
【図5】センサの斜視図。
【図6】センサの斜視図。
1…回転センサ、2…マグネット、3…ホールIC、4
…回転体、5…コネクタ、6…ブッシュ、7…位置決め
ピン、8…ステー、9…取付部、10…位置決め穴、1
1…ねじ。
…回転体、5…コネクタ、6…ブッシュ、7…位置決め
ピン、8…ステー、9…取付部、10…位置決め穴、1
1…ねじ。
Claims (4)
- 【請求項1】磁性材料の凹凸を有する回転体に対し近接
配置し、その回転体の回転を非接触で検出するために、
二つのホール素子の差動出力を波形成形し出力を得るホ
ールICと、前記ICにバイアス磁束を与えるマグネッ
トと、これらを保持し回転体部に取付るための穴部のあ
るステーを有する円柱状のケースで構成された回転セン
サにおいて、前記ケースのステー部に前記回転体との位
置決め用に凸または凹部を設け、相手側の取付部にはそ
れに対応する凹または凸部を設けたことを特徴とする回
転センサ。 - 【請求項2】請求項1において、前記回転センサ中心か
ら取付穴部中心の距離R1と、取付用穴内径と取付ねじ
外径の寸法差X1と、前記回転センサ中心から位置決め
部中心の距離R2と、位置決め用の凹部内径と凸部外径
の寸法差X2の関係が、X2<(X1×R2/R1)の
関係となる寸法に設定した回転センサ。 - 【請求項3】請求項1において、位置決め用凸部は、円
柱のピンである回転センサ。 - 【請求項4】請求項1において、位置決め用凹部は、円
形の穴である回転センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14711095A JPH08338850A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 回転センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14711095A JPH08338850A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 回転センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08338850A true JPH08338850A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15422754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14711095A Pending JPH08338850A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 回転センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08338850A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6781367B2 (en) | 2001-11-05 | 2004-08-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotation sensor |
DE102012207946A1 (de) | 2011-05-16 | 2012-11-22 | Denso Corporation | Drehsensor |
JP2013114877A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Yuhshin Co Ltd | 非接触スイッチ |
CN110736485A (zh) * | 2018-07-18 | 2020-01-31 | 多摩川精机株式会社 | 磁性编码器及其安装方法 |
DE112013007366B4 (de) | 2013-08-26 | 2023-09-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Elektromotor |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP14711095A patent/JPH08338850A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6781367B2 (en) | 2001-11-05 | 2004-08-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotation sensor |
DE102012207946A1 (de) | 2011-05-16 | 2012-11-22 | Denso Corporation | Drehsensor |
US8816678B2 (en) | 2011-05-16 | 2014-08-26 | Denso Corporation | Rotation sensor |
JP2013114877A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Yuhshin Co Ltd | 非接触スイッチ |
DE112013007366B4 (de) | 2013-08-26 | 2023-09-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Elektromotor |
CN110736485A (zh) * | 2018-07-18 | 2020-01-31 | 多摩川精机株式会社 | 磁性编码器及其安装方法 |
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