JPH0914267A - 磁気軸受センサ及び磁気軸受制御装置 - Google Patents

磁気軸受センサ及び磁気軸受制御装置

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JPH0914267A
JPH0914267A JP16761595A JP16761595A JPH0914267A JP H0914267 A JPH0914267 A JP H0914267A JP 16761595 A JP16761595 A JP 16761595A JP 16761595 A JP16761595 A JP 16761595A JP H0914267 A JPH0914267 A JP H0914267A
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JP
Japan
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magnetic bearing
control device
case
coaxial cable
coaxial
Prior art date
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Pending
Application number
JP16761595A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sato
雄志 佐藤
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立の作業効率を改善できる磁気軸受センサ
及び磁気軸受制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 変位センサ4が回転軸1からの距離Xを検出
すると、その検出信号は、同軸コネクタ10に接続され
た同軸ケーブル5を介して外部に設けられた制御回路に
供給される。この際、同軸ケーブル5は、同軸コネクタ
10に隣接して形成された貫通孔12を介してケース1
1の外部に引き出される。このため、同軸ケーブル5
は、ケース11の内部で引き回されない。したがって、
磁気軸受制御装置の組立の作業効率が向上し、また、組
立の際に同軸ケーブル5が損傷することもない。また、
同軸コネクタ10から引き抜くだけで同軸ケーブル5の
交換を行うこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、組立の作業効率を改
善するのに好適な磁気軸受センサ及び磁気軸受制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、超高速回転する回転軸の軸受
には、低振動、低摩擦、低騒音等に優れる磁気軸受が用
いられている。この磁気軸受にあっては、回転軸のぶれ
を防止するため、回転軸とのギャップ長が検出され、こ
れを一定に保つように制御が行われている。
【0003】このため、従来より磁気軸受制御装置が提
供されている。図5は従来の磁気軸受制御装置の主要部
の断面図、図6はその平面図であり、図7はその正面図
である。図5において、1は回転軸であり、その端部に
設けられた磁気軸受(図示せず)によって非接触状態で
支持されている。2はローターあり、回転軸1と同心の
円柱状に形成されている。
【0004】3は円筒状のケースであり、この内部に磁
気軸受制御装置の主要部が収納される。4は円柱状の変
位センサであり、渦電流を検出する検出器等によって構
成され、回転軸1との距離Xを検出する。5はその一端
が変位センサ4の内部に組み込まれている同軸ケーブル
であり、ケース3の内周面に形成された溝(図示せず)
に沿って配設され、変位センサ4からの検出信号をケー
ス3の外部にある制御回路(図示せず)に供給する。
【0005】6は貫通孔であり、ケース3の側壁に沿っ
て形成され、ここから同軸ケーブル5がケース3の外部
に引き出される。7はローター2と同心で弓形をした電
磁石であり、ローター2と空隙を介し近接して配設さ
れ、電磁石7の電磁力によって、ローター2は変位され
る。また、8は円環平板状の取付部材であり(図6参
照)、その内周側面四等分位置には、円柱状の凹部8a
が半径方向に向かって形成されている。そして、この凹
部8aに変位センサ4が組み込まれる。なお、図5,6
中の9は位置決めピンであり、磁気軸受制御装置を取り
付ける際の位置決めに用いられる。
【0006】この磁気軸受制御装置において、変位セン
サ4の検出信号が、貫通孔6をから引き出された同軸ケ
ーブル5を介して制御回路に供給されると、制御回路
は、変位センサ4で検出された回転軸1との距離X(図
5参照)を一定とするように、電磁石7の電磁力を制御
し、ローター2を変位させて、回転軸1のラジアル方向
の変位を補正する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに変位センサ4と同軸ケーブル5とは一体として形成
されていたため、磁気軸受制御装置の組立は、変位セン
サ4が組み込まれた取付部材8をケース3の所定位置に
組み込み、同軸ケーブル5をケース3の内周面に形成さ
れた溝に沿ってはわせ、その後、同軸ケーブル5をケー
ス3の内側から貫通孔6を通して引き出す必要があっ
た。
【0008】このため、組立の作業効率が悪く、また、
組立の際に同軸ケーブル5を傷つける虞があった。ま
た、傷等によって、同軸ケーブル5に不良が発生した場
合には、同軸ケーブル5を変位センサ4とともに交換す
る必要があるため、ケース3を開けてローター2を外
し、その後に同軸ケーブル5と変位センサ4とを同時に
交換しなければならなかった。本発明は、上述した事情
に鑑みてなされたものであり、組立の作業効率を改善
し、同軸ケーブル5の損傷を防止し、さらに、同軸ケー
ブル5の交換が容易な磁気軸受センサ及び磁気軸受制御
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の構成にあっては、磁気軸受によって支
持された回転軸の変位を検出する磁気軸受センサにおい
て、この回転軸の変位を検出して検出信号を生成するセ
ンサ部と、この検出信号を外部に出力するコネクタ部と
を具備することを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載の構成にあっては、
磁気軸受センサが所定位置に配設されるケースを有し、
前記回転軸の変位を制御する磁気軸受制御装置であっ
て、前記磁気軸受センサの所定位置に対応し、前記ケー
スを貫通する貫通孔を具備することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の構成にあっては、磁気軸受セ
ンサは、磁気軸受によって支持された回転軸の変位を検
出する。そして、センサ部が、この回転軸の変位を検出
して検出信号を生成すると、コネクタ部は、この検出信
号を外部に出力する。したがって、検出信号を伝送する
ケーブルは、磁気軸受センサと分離して取り扱われる。
【0012】また、請求項2に記載の構成にあっては、
磁気軸受センサは、ケース中の所定位置に配設される。
また磁気軸受制御装置は、この磁気軸受センサの所定位
置に対応し、前記ケースを貫通する貫通孔を具備するか
ら、検出信号を伝送するケーブルは、ケース内部を引き
回されることがない。このため、磁気軸受制御装置の組
立の作業効率が向上し、また、組立時にケーブルを損傷
することもなく、さらに、ケーブルの交換も容易にな
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の一実施例である磁気軸
受制御装置の主要部の断面図、図2はその斜視図、図3
はその平面図であり、また、図4はその正面図である。
なお、図1〜4において図5〜7の各部に対応する部分
には同一の符号を付け、その説明を省略する。
【0014】図1において、10,…10は複数の変位
センサ4に各々接続される複数の同軸コネクタであり、
円筒状のケース11の内周面よりも内側に取り付けられ
ている。また、ケース11は、同軸コネクタ10,…1
0を露出させるように形成された貫通孔12,…12を
有する点で、従来のケース3と相違する。また、13は
円環平板状の取付部材であり、その外周側面には円筒状
の凹部13bがその周回の四等分位置に4個形成されて
おり、また、その内周側面にも円筒状の凹部13aがそ
の周回の四等分位置に4個形成されている。そして、凹
部13bには同軸コネクタ10,…10が組み込まれ、
一方、凹部13aには変位センサ4が組み込まれる。
【0015】ここで、取付部材13は、図2に示すよう
に、その凹部13bが貫通孔12と対応するようにケー
ス11に組み込まれる。このため、凹部13bに組み込
まれる同軸コネクタ10,…10に、貫通孔12,…1
2を通して同軸ケーブル5を装着することができる。そ
して、変位センサ4からの検出信号は、同軸コネクタ1
0,…10に接続された同軸ケーブル5を介して制御回
路(図示せず)に供給される。この際、同軸ケーブル5
は、ケース11の内部から貫通孔12,…12を介して
外部に直接引き出されるから、同軸ケーブル5は、ケー
ス11の内部で引き回されることはない。
【0016】したがって、磁気軸受制御装置の組立に際
し、同軸ケーブル5をケース11の内周面に沿ってはわ
せる必要がなくなるので、その作業効率が向上する。ま
た、この組立の際に同軸ケーブル5が損傷することがな
いから、磁気軸受制御装置の信頼性が向上する。また、
同軸ケーブル5に不良が発生した場合に、同軸ケーブル
5を同軸コネクタ10から引き抜くだけで同軸ケーブル
5の交換を行うことができるから、ケーブル交換の作業
性が向上するとともに、変位センサ4を無駄にすること
もない。また、変位センサ4の感度のバラツキを補正し
て制御に用いる場合にあっては、同軸ケーブル5ととも
に変位センサ4を交換すると、感度の補正を再度行う必
要があったが、このような作業も不要にできる。
【0017】さらに、ケース11の内面に同軸ケーブル
5をはわせるための溝を設ける必要がないので、ケース
11自体を簡易にできる。また、ケース11の内部を引
き回さないので、モータの回転に伴う雑音が同軸ケーブ
ル5に混入することを防止できる。
【0018】なお、上述した実施例において、同軸コネ
クタ10と変位センサ4とを予め一体として形成し、こ
れを貫通孔12に対応するケース11内の所定位置に組
み込むようにしてもよい。また、上述した実施例におい
て、変位センサ4は渦電流に基づいて、回転軸1との距
離を検出したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、周知の距離センサを用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、磁気軸受制御装置の組立に際し、ケーブルをケ
ースの内面の溝に沿ってはわせる必要がなくなるので、
その作業効率が向上する。また、この組立の際にケーブ
ルが損傷することがないから、磁気軸受制御装置の信頼
性が向上する。また、ケーブルに不良が発生した場合
に、ケーブルをコネクタ部から引き抜くだけでケーブル
の交換を行うことができるから、交換の作業性を向上で
きるとともに、センサ部を無駄にするこもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である磁気軸受制御装置の
主要部の断面図である。
【図2】 同磁気軸受制御装置の斜視図である。
【図3】 同磁気軸受制御装置の平面図である。
【図4】 同磁気軸受制御装置の正面図である。
【図5】 従来の磁気軸受制御装置の主要部の断面図で
ある。
【図6】 同磁気軸受制御装置の平面図である。
【図7】 同磁気軸受制御装置の正面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 4 変位センサ(センサ部) 10 同軸コネクタ(コネクタ部) 11 ケース 12 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気軸受によって支持された回転軸の変
    位を検出する磁気軸受センサにおいて、 この回転軸の変位を検出して検出信号を生成するセンサ
    部と、 この検出信号を外部に出力するコネクタ部とを具備する
    ことを特徴とする磁気軸受センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した磁気軸受センサが所
    定位置に配設されるケースを有し、前記回転軸の変位を
    制御する磁気軸受制御装置であって、 前記磁気軸受センサの所定位置に対応し、前記ケースを
    貫通する貫通孔を具備することを特徴とする磁気軸受制
    御装置。
JP16761595A 1995-07-03 1995-07-03 磁気軸受センサ及び磁気軸受制御装置 Pending JPH0914267A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011128048A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Keyence Corp 光学式変位センサのセンサヘッド及びそのセンサヘッドを備える光学式変位センサ
JP2012140957A (ja) * 2010-12-30 2012-07-26 Nuovo Pignone Spa ターボ機械用コンジット及びその方法
CN103673946A (zh) * 2013-12-03 2014-03-26 芜湖普威技研有限公司 一种后轴的检测装置
JP2019168446A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ロータに対するガスタービンケーシングの偏心を測定するためのシステムおよび方法

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