JP3646762B2 - 検出器の結合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機の回転軸に位置検出器を取付ける検出器の結合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動機を用いた制御では、制御量を精密に検出するため、制御時における回転子磁極位置を正確に検出する必要がある。このため、従来より電動機の回転軸の軸端に回転角を検出する光電式あるいは電磁式の位置検出器を結合させており、図5および図6は磁気式の位置検出器の結合装置を示している。
図において、10は電動機で、フレーム11の内周に固定子鉄心12が設けられている。13はブラケット14に取付けた軸受15に支持された回転軸で、この回転軸13に回転子16を取付けて構成している。17は位置検出器で、ホローシャフト18が設けられ、このホローシャフト18を電動機10の回転軸13に連結してある。前記ホローシャフト18は中空に形成し軸方向にスリット19が設けてある。このホローシャフト18に回転ドラム20が取付けてある。21は位置検出器17の取付用板バネで、ブラケット14の検出器取付座14aに取付られている。22は位置検出器フレームで、この位置検出器フレーム22の内周に軸受23を介して前記ホローシャフト18を支持し、この位置検出器フレーム22に設けた支持具24に波形整形回路を搭載したプリント基板25が取付けてある。26は磁気抵抗素子等の検出素子で、前記位置検出器フレーム22に取付け、回転ドラム20に着磁した磁極(図示せず)に応動する検出素子26の出力を前記プリント基板25の回路でパルスに変換してカウントするようにしている。27はセットカラーで、環状に構成し周の一部に溝を設け、この溝を挟んで突片(図示せず)を突出させ、一方側の突片より他方側の突片にボルトを挿通させてある。
前記電動機10への位置検出器17の取付けは、位置検出器17の取付用板バネ21をブラケット14の検出器取付座14aに取付け、電動機および位置検出器17の波形を図示しないオシロスコープで見て、電動機10の波形と位置検出器17の波形を一致するように電動機10の回転軸13を動かしながら調整する。前記電動機10の波形と位置検出器17の波形が一致すると電動機10の回転軸13に嵌め込んだホローシャフト18の外周に取付けたセットカラー27を締め付けてホローシャフト18のスリット19を撓ませて、ホローシャフト18を電動機10の回転軸13に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の位置検出器の結合装置は、電動機10と位置検出器17の波形をオシロスコープを見ながら調整しており、調整作業に時間がかっていた。また、位置検出器17のホローシャフト18と電動機10の回転軸13との連結は、セットカラー27の締付力に依存するため、急激な力が加わると電動機の回転軸13の位置とホローシャフト18の位置がずれ、精確な位置を検出することができなかった。
本発明は、電動機の位置検出器の取付けを簡単にして組立工数を削減し、急激な力が加わっても電動機と位置検出器との位置がずれないようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明は、電動機のブラケットの外側に突出する回転軸を設け、この回転軸に位置検出器のホローシャフトを取付けるとともに、位置検出器のフレームを、前記ブラケットの検出器取付座に、取付用板バネを介して取り付けた検出器の結合装置において、前記回転軸に嵌め込み固定し、反電動機側の端面に係合部を有する環状のストップリングと、前記位置検出器のホローシャフトの電動機側の軸端に設け、前記ストップリングの係合部に係合する係合部と、前記回転軸)に取付けたストップリングの係合部とホローシャフトの係合部との外周に設け、前記ストップリングとホローシャフトとを締め付け固定するセットカラーとを設け、前記電動機と前記位置検出器の波形調整用のケガキ線を、前記検出器取付座に印し、前記ストップリングの係合部を、前記検出器取付座のケガキ線の位置と一致させて、前記ストップリングを焼き嵌め等により回転軸に固定したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例を示す要部側断面図、図2は図1における検出器の結合装置の一部斜視図、図3は電動機の回転軸と位置検出器のホローシャフトとの結合関係を示す斜視図、図4は検出器の取付用板バネを電動機の検出器取付座に取付けた状態を示す正面図である。図5および図6と同一のものには同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図において、1はストップリングで、環状に形成し軸方向に突出する突起などの係合部2が設けてある。3はホローシャフト18の軸端に軸方向に切り欠いた凹部などの係合部である。4はセットカラーで、環状に形成し周の一部に溝を設け、この溝を挟んで突片を突出させ一方側の突片より他方側の突片にボルトを挿通させてある。
このように構成した電動機10をU相励磁して回転軸13がロックしたとき、そのロック位置をブラケット14の検出器取付座14aにケガキ線5を印す。つぎに、ストップリング1を電動機の回転軸13に嵌め込み、ストップリング1の係合部2を前記検出器取付座14aのケガキ線5の位置と一致させてストップリング1を焼き嵌め等により回転軸13に固定する。このストップリング1を固定した後、位置検出器17のホローシャフト18を回転軸13に嵌め込み、回転軸13に取り付けたストップリング1の係合部2にホローシャフト18の係合部3を嵌め込んでそのストップリング1の係合部2およびホローシャフト18の係合部3の外周にセットカラー4を嵌め込み、セットカラー4の突片に設けたボルトを締め付けてセットカラー4を前記ストップリング1の係合部2およびホローシャフト18の係合部3の外周に嵌め込みボルトを締め付けて固定する。
このように、本発明の検出器の結合装置は、電動機の回転軸に取付けたストップリングの係合部に、位置検出器のホローシャフトの係合部を嵌め込むようにしたので、電動機と位置検出器との波形の調整作業が不要となり組立工数を削減できる。また、電動機の回転軸に固定したストップリングに位置検出器のホローシャフトを係合させて固定するので、電動機に急激な力が加わっても電動機と位置検出器との位置ずれを生じることがない。
実施例ではストップリング1の端面に軸方向に突出する突起を、ホローシャフト18の軸端の凹部に嵌め込むようにしたが、ストップリング1に凹部を設け、ホローシャフト18の軸端に突起を設けるようにしてもよい。
【0006】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によればつぎのような効果がある。
(1)電動機の回転軸に取付けたストップリングの係合部に、位置検出器のホローシャフトの係合部を嵌め込むようにしたので、電動機と位置検出器との波形の調整作業が不要となる。
(2) 電動機への位置検出器の取付けを簡単にして組立工数を削減することができる。
(3) 急激な力が加わっても電動機と位置検出器との位置がずれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す検出器の結合装置の一部側断面図である。
【図2】 本発明の実施例を示す検出器の結合装置の一部斜視図である。
【図3】 本発明の実施例を示す電動機と検出器との結合関係を示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施例を示す検出器の取付用板バネを電動機の検出器取付座に取付けた状態を示す正面図である。
【図5】 従来の検出器の結合装置の一部側断面図である。
【図6】 従来の検出器の結合装置の一部斜視図である。
【符号の説明】
1 ストップリング
2 係合部
3 係合部
4 セットカラー
5 ケガキ線
10 電動機
11フレーム
12 固定子
13 回転軸
14 ブラケット
14a 検出器取付座
16 回転子
17 位置検出器
18 ホローシャフト
20 回転ドラム
21 取付用板バネ

Claims (1)

  1. 電動機(10)のブラケット(14)の外側に突出する回転軸(13)を設け、この回転軸(13)に位置検出器(17)のホローシャフト(18)を取付けるとともに、位置検出器のフレーム(22)を、前記ブラケット(14)の検出器取付座(14a)に、取付用板バネ(21)を介して取り付けた検出器の結合装置において、
    前記回転軸(13)に嵌め込み固定し、反電動機側の端面に係合部(2)を有する環状のストップリング(1)と、
    前記位置検出器(17)のホローシャフト(18)の電動機側の軸端に設け、前記ストップリング(1)の係合部(2)に係合する係合部(3)と、
    前記回転軸(13)に取付けたストップリング(1)の係合部(2)とホローシャフト(18)の係合部(3)との外周に設け、前記ストップリング(1)とホローシャフト(8)とを締め付け固定するセットカラー(4)とを設け
    前記電動機(10)と前記位置検出器(17)の波形調整用のケガキ線(5)を、前記検出器取付座(14a)に印し、
    前記ストップリング(1)の係合部(2)を、前記検出器取付座(14a)のケガキ線(5)の位置と一致させて、前記ストップリング(1)を焼き嵌め等により回転軸(13)に固定したことを特徴とする検出器の結合装置。
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