JP2578141Y2 - 磁気式エンコーダ付小型直流モータ - Google Patents
磁気式エンコーダ付小型直流モータInfo
- Publication number
- JP2578141Y2 JP2578141Y2 JP1992047346U JP4734692U JP2578141Y2 JP 2578141 Y2 JP2578141 Y2 JP 2578141Y2 JP 1992047346 U JP1992047346 U JP 1992047346U JP 4734692 U JP4734692 U JP 4734692U JP 2578141 Y2 JP2578141 Y2 JP 2578141Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- magnetic
- small
- magnetoresistive element
- magnetic encoder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリンタ、カードリー
ダ等のオフィス・オートメーション(OA)機器に使用さ
れる磁気式エンコーダ付小型直流モータに関するもので
ある。
ダ等のオフィス・オートメーション(OA)機器に使用さ
れる磁気式エンコーダ付小型直流モータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、エンコーダ付小型直流モータは、
OA機器に使用される台数も増加傾向にあり、コスト的
な要求も厳しくなってきている。
OA機器に使用される台数も増加傾向にあり、コスト的
な要求も厳しくなってきている。
【0003】以下に従来の磁気式エンコーダ付小型直流
モータについて説明する。
モータについて説明する。
【0004】図2(a)、(b)は従来の磁気式エンコーダ付
小型直流モータの側面図および上面図を示すものであ
る。図2において、1はモータシャフト、2は磁気ドラ
ムで、外周は多極着磁されており、モータシャフト1に
圧入もしくは接着されている。3は磁気抵抗素子で磁気
ドラム2の外周縁と一定の隙間Gを保って固定ネジ10に
て、モータブラケット4に固定されている。5はプリン
ト基板で磁気抵抗素子3から得た出力を波形整形する回
路を有する。6はプリント基板支柱で、プリント基板5
を支えている。8はカバー、9はプリント基板固定ネジ
で、プリント基板5を固定している。7はリード線であ
る。
小型直流モータの側面図および上面図を示すものであ
る。図2において、1はモータシャフト、2は磁気ドラ
ムで、外周は多極着磁されており、モータシャフト1に
圧入もしくは接着されている。3は磁気抵抗素子で磁気
ドラム2の外周縁と一定の隙間Gを保って固定ネジ10に
て、モータブラケット4に固定されている。5はプリン
ト基板で磁気抵抗素子3から得た出力を波形整形する回
路を有する。6はプリント基板支柱で、プリント基板5
を支えている。8はカバー、9はプリント基板固定ネジ
で、プリント基板5を固定している。7はリード線であ
る。
【0005】以上のように構成された磁気式エンコーダ
付小型直流モータの動作について説明する。まずモータ
を回転させることによってシャフト1に取り付けられた
磁気ドラム2が回転する。この磁気ドラム2の回転によ
り、磁気抵抗素子3の感磁面での磁界が変化し、図3
(a)のような正弦波出力を得る。磁気抵抗素子3で得た
正弦波出力はプリント基板5に実装された波形整形回路
(図略)を経て図3(b)の矩形波出力を取り出すことがで
きる。
付小型直流モータの動作について説明する。まずモータ
を回転させることによってシャフト1に取り付けられた
磁気ドラム2が回転する。この磁気ドラム2の回転によ
り、磁気抵抗素子3の感磁面での磁界が変化し、図3
(a)のような正弦波出力を得る。磁気抵抗素子3で得た
正弦波出力はプリント基板5に実装された波形整形回路
(図略)を経て図3(b)の矩形波出力を取り出すことがで
きる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、磁気抵抗素子3から正弦波出力を得るた
めに、磁気ドラム2の外周縁と磁気抵抗素子3との間の
隙間Gを一定に保つ必要があり、固定ネジ10によって固
定する際に、隙間ゲージ等を上記隙間に挾み込んで調整
しなければならないので、組立作業上、時間を要すると
いう問題点を有していた。
来の構成では、磁気抵抗素子3から正弦波出力を得るた
めに、磁気ドラム2の外周縁と磁気抵抗素子3との間の
隙間Gを一定に保つ必要があり、固定ネジ10によって固
定する際に、隙間ゲージ等を上記隙間に挾み込んで調整
しなければならないので、組立作業上、時間を要すると
いう問題点を有していた。
【0007】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、組立を容易にした磁気式エンコーダ付小型直流モー
タを提供することを目的とする。
で、組立を容易にした磁気式エンコーダ付小型直流モー
タを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案の磁気式エンコーダ付小型直流モータは、モー
タブラケットと、モータシャフトと、このモータシャフ
トに固着された磁気ドラムと、この磁気ドラムの外周縁
に対向させた磁気抵抗素子とを備えた磁気式エンコーダ
付き小型直流モータにおいて、前記モータブラケット
に、前記磁気抵抗素子を挿入する挿入溝を有しかつ前記
磁気ドラムの外周縁との間に一定の隙間を保った状態で
前記磁気抵抗素子を固定する突起部を設けたことを特徴
とする。
に本考案の磁気式エンコーダ付小型直流モータは、モー
タブラケットと、モータシャフトと、このモータシャフ
トに固着された磁気ドラムと、この磁気ドラムの外周縁
に対向させた磁気抵抗素子とを備えた磁気式エンコーダ
付き小型直流モータにおいて、前記モータブラケット
に、前記磁気抵抗素子を挿入する挿入溝を有しかつ前記
磁気ドラムの外周縁との間に一定の隙間を保った状態で
前記磁気抵抗素子を固定する突起部を設けたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】本考案によれば、磁気抵抗素子が固定されると
同時に磁気ドラムとの隙間も容易に一定に保つことがで
きる。
同時に磁気ドラムとの隙間も容易に一定に保つことがで
きる。
【0010】
【実施例】図1は本考案の一実施例の磁気式エンコーダ
付小型直流モータの側面図(a)および上面図(b)であり、
モータブラケット4には磁気抵抗素子3が固定し得る突
起部4Aが備わっており、この突起部4Aの挿入溝4a
へ磁気抵抗素子3を挿入するだけで、磁気ドラム2との
隙間Gが簡単に一定に保たれる。
付小型直流モータの側面図(a)および上面図(b)であり、
モータブラケット4には磁気抵抗素子3が固定し得る突
起部4Aが備わっており、この突起部4Aの挿入溝4a
へ磁気抵抗素子3を挿入するだけで、磁気ドラム2との
隙間Gが簡単に一定に保たれる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案の磁気式エン
コーダ付小型直流モータは、磁気抵抗素子を固定し、か
つ磁気ドラムの外周縁と磁気抵抗素子との隙間調整を不
要とする突起部をモータブラケットに設けたことによ
り、組立作業を極めて容易にすることができる優れた磁
気エンコーダ付小型直流モータを実現することができ
る。
コーダ付小型直流モータは、磁気抵抗素子を固定し、か
つ磁気ドラムの外周縁と磁気抵抗素子との隙間調整を不
要とする突起部をモータブラケットに設けたことによ
り、組立作業を極めて容易にすることができる優れた磁
気エンコーダ付小型直流モータを実現することができ
る。
【図1】本考案の一実施例における側面図(a)および上
面図(b)である。
面図(b)である。
【図2】従来の磁気式エンコーダ付小型直流モータの側
面図(a)および上面図(b)である。
面図(a)および上面図(b)である。
【図3】磁気抵抗素子からとり出し得る正弦波出力(a)
と正弦波出力(a)を波形整形した時の矩形波出力(b)であ
る。
と正弦波出力(a)を波形整形した時の矩形波出力(b)であ
る。
2…磁気ドラム、 3…磁気抵抗素子、 4…モータブ
ラケット、 4A…突起部、 4a…挿入溝。
ラケット、 4A…突起部、 4a…挿入溝。
Claims (1)
- 【請求項1】 モータブラケットと、モータシャフト
と、このモータシャフトに固着された磁気ドラムと、こ
の磁気ドラムの外周縁に対向させた磁気抵抗素子とを備
えた磁気式エンコーダ付き小型直流モータにおいて、前
記モータブラケットに、前記磁気抵抗素子を挿入する挿
入溝を有しかつ前記磁気ドラムの外周縁との間に一定の
隙間を保った状態で前記磁気抵抗素子を固定する突起部
を設けたことを特徴とする磁気式エンコーダ付き小型直
流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992047346U JP2578141Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 磁気式エンコーダ付小型直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992047346U JP2578141Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 磁気式エンコーダ付小型直流モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610811U JPH0610811U (ja) | 1994-02-10 |
JP2578141Y2 true JP2578141Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=12772599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992047346U Expired - Lifetime JP2578141Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 磁気式エンコーダ付小型直流モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578141Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3080323U (ja) * | 2001-02-15 | 2001-09-21 | 敬三 飯田 | 食事の食べやすい器 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP1992047346U patent/JP2578141Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610811U (ja) | 1994-02-10 |
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