JPH0584072A - Nadhオキシダーゼ及びその製造法 - Google Patents

Nadhオキシダーゼ及びその製造法

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JPH0584072A
JPH0584072A JP25117791A JP25117791A JPH0584072A JP H0584072 A JPH0584072 A JP H0584072A JP 25117791 A JP25117791 A JP 25117791A JP 25117791 A JP25117791 A JP 25117791A JP H0584072 A JPH0584072 A JP H0584072A
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nadh
oxidase
enzyme
nadh oxidase
present
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JP25117791A
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Masako Higuchi
允子 樋口
Yoshikazu Yamamoto
好和 山本
Kazuo Isaki
和夫 伊▲崎▼
Yoshikore Kamio
好是 神尾
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 活性測定に際しSH保護剤やFADによる処
理を必要とせず且つNADHに基質特異性を有し、NA
DHの定量やNADリジェネレーティング・システムへ
の応用等に有用なNADHオキシダーゼを提供する。 【構成】 酸素分子存在下にNADHを基質特異的に酸
化して水を生成し、分子量48,000〜52,000を
有することを、特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NADH(還元型ニコ
チンアミドアデニンジヌクレオチド)オキシダーゼ及び
その製造法に関する。より詳しくは本発明は、NADH
の測定やNADリジェネレーティング・システムへの応
用等に有用なH2O・ジェネレーティング(H2O generat
ing)NADHオキシダーゼ、及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、H2O・ジェネレイティングNAD
Hオキシダーゼとしては、腸内細菌ストレプトコッカス
・フェカリシス(Streptococcus faecalis)由来のもの[ジ
ャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(Journal
of Biological Chemistry)、第237巻、第2647
頁;及びヨーロッピアン・ジャーナル・オブ・バイオケミス
トリー(European Journal of Biochemistry)、第156
巻、第149頁]が知られる。
【0003】しかしながら、この微生物由来のH2O・ジ
ェネレイティングNADHオキシダーゼは不安定であ
り、その活性測定に際しては予めSH保護剤(例えばシ
ステイン、ジチオスレイトール等)とFAD(フラビンア
デニンジヌクレオチド)とで一定時間保温処理せねばな
らない、という欠点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、活性測定に
際し上記のようなSH保護剤やFADによる処理を必要
とせず且つNADHに基質特異性を有し、NADHの定
量やNADリジェネレーティング・システムへの応用等
に有用なNADHオキシダーゼを提供することを、目的
とする。本発明は又、そのようなNADHオキシダーゼ
を、短時間で容易に大量生産・精製出来る製造方法を提
供することも、目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記目的を
達成するため工業的生産に適したNADHオキシダーゼ
について広く検索した結果、SH保護剤やFADによる
処理を必要とせず且つNADHにのみに特異的に作用す
るようなH2O・ジェネレイティングNADHオキシダー
ゼは、通性嫌気性細菌ストレプトコッカス・ミュータン
スから得られることを見出した。更に本発明者等は、上
記嫌気性細菌の培養を先ず嫌気性下に次いで好気性下に
移して行うだけで、容易に上記のようなNADHオキシ
ダーゼが大量生産され、又このように生産された上記N
ADHオキシダーゼは硫安で塩析することにより容易に
精製出来ることも見出した。
【0006】即ち本発明は、酸素分子存在下にNADH
を基質特異的に酸化して水を生成し、分子量48,00
0〜52,000を有するNADHオキシダーゼを、提
供する。更に本発明は、酵素生産菌ストレプトコッカス
・ミュータンス(Streptococcusmutans)を培養し、培養
物に硫安を加え塩析して上記NADHオキシダーゼを採
取することを特徴とする上記NADHオキシダーゼの製
造法も、提供する。
【0007】本発明のNADHオキシダーゼは、以下の
酵素化学的諸性質を有する。
【0008】作用及び基質特異性: 本発明の酵素N
ADHオキシダーゼは、次式; 2NADH+2H++O2→2NAD++2H2O で表される酸化反応に対し触媒作用する。又本酵素は、
NADHにのみ基質特異的に作用しNADPHには作用
しない。このNADPHは酸化しないという本酵素の基
質特異性により、一般にはNADHとNADPHが混在
する生体試料に対してもNADH量を選択的に測定でき
る。更に、従来のNADHオキシダーゼがNADHを酸
化する際に、副生成物として酵素活性を阻害する過酸化
水素を生成するのに対し、本酵素は上記反応式に示され
るが如く、酵素活性には全く影響を及ぼさない水のみを
生成する。従って例えば、NADHをオキシダーゼで酸
化しNAD+とし、これを再び適当な還元剤で還元しN
ADHとし、以後このサイクルを繰り返さす循環システ
ムのバイオリアクターに於いてオキシダーゼとして本酵
素を使用すれば、バイオリアクターに本酵素を全く若し
くは殆ど追加補充しなくても酵素活性は低下せず、従っ
てNADHを繰り返し再酸化することが出来、その結果
サイクルを回転し続けられる。
【0009】分子量: 本発明のNADHオキシダー
ゼの分子量は、48,000〜52,000、通常50,
000〜51,000を有する。分子量測定は、例えば
ゲル濾過クロマトグラフィー等により行ってよい。具体
的にはゲル濾過クロマトグラフィーとしては、例えば標
準蛋白としてリボヌクレエースA、キモトリプシノーゲ
ンA、オボアルブミン、牛血清アルブミン、アルドラー
ゼ、カタラーゼ及びフェリチン(ファルマシア高分子量
及び低分子量タンパク質マーカー)等を使用したスーパ
ーロース12等のゲル濾過クロマトグラフィー等であっ
てよい。更に、本酵素は通常構成ユニット数が1個、即
ち単量体であるが、必ずしもこれに限定されない。構成
ユニット数は、例えばゲル電気泳動法等により求めてよ
い。具体的にはゲル電気泳動法としては、例えば標準蛋
白としてカルボニック・アンヒドラーゼ、オボアルブミ
ン、牛血清アルブミン、オボトランスフェリン(BDH
分子量マーカー)等を使用したナトリウムドデシルサル
フェートを用いたポリアクリルアミドゲル電気泳動法等
であってよい。
【0010】Km値(「Km値」は、 「酵素反応物生成速
度比が最大の速度Vの1/2となる基質濃度」と定義さ
れ、数値が小さい程、酵素とNADHとの親和性が高
い。): 本酵素のKm値は、通常10-6M〜10-5Mの
範囲内にある。この値は、本酵素のNADHに対する親
和性が非常に強いことを示す。尚、生体内のNADHの
濃度は10-5Mレベルであり、親和性が弱い従来のNA
DHオキシダーゼでは生体試料中のNADHの定量は不
可能である。
【0011】要求性: 本酵素は、その活性発現に前
記SH保護剤やFAD、更にはFMN(フラビンモノヌ
クレオチド)等の添加を必要としない。
【0012】至適pH及びpH安定性: 本酵素は、pH
6.0〜8.5、特にpH7.0付近で最大活性を示す(図
1参照)。本酵素の至適pHが中性付近にあることは、生
体試料そのものの測定に適する。更に本酵素は、pH5.
0〜10.0、特に6.5〜8.5に於いて活性が90%
保持され、pH安定性が大きい(図3参照)。
【0013】作用適温の範囲: リン酸緩衝液(50m
M、pH7.0)を用いて測定したところ、本酵素は30
〜50℃、特に37℃〜40℃付近で最大活性を示す
(図2参照)。本酵素の作用至適温度が体温付近にあるこ
とは、生体試料そのものの測定に適する。
【0014】耐熱性: 本酵素の熱安定性をリン酸緩
衝液(50mM、pH7.0)で測定したところ、50℃で
加熱した時、30分間で約20%の活性が保持される
(図4参照)。リン酸緩衝液に、更にEDTA(エチレン
ジアミン四酢酸)、NADH、FAD、DTT(ジチオス
レイトール)等を添加することによって、耐熱性を高め
ることができる。
【0015】上記のように本発明のH2O・ジェネレイテ
ィングNADHオキシダーゼは、H 22の定量法と組み
合わせてNADHが関与する各種脱水素酵素の活性測定
及びNADを補酵素とする各種脱水素酵素の基質量の測
定等に利用できる有用な酵素である。
【0016】上記のような本発明のNADHオキシダー
ゼの製造法において、先ず適当な酵素生産菌を培養す
る。
【0017】上記適当な生産菌としては、例えばストレ
プトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)が
挙げられる。そのような生産菌の菌株としては、例えば
ストレプトコッカス・ミュータンスNCTC1044
9、ストレプトコッカス・ミュータンス・イングブリッド
(Ingbritt)、ストレプトコッカス・ミュータンスJC2
を挙げることができる。
【0018】上記菌株の培養培地としては、使用菌株が
NADHオキシダーゼを生産するものであれば特に限定
されず、通常のものを使用してよい。培地には、使用菌
株の生育を促進する目的で、炭酸塩を添加するのが好ま
しい。更に培地には、オキシダーゼ生産のための炭素源
としてグルコース、マンニトール、ソルビトール等、及
び窒素源としてカゼイン、トリプティカーゼ、ペプト
ン、酵母エキス等を添加するのが好ましい。その他培地
には添加剤として通常使用されるもの、例えばリン酸
塩、マグネシウム塩、マンガン塩、鉄塩等の無機塩及び
金属塩、更にはビタミン類、核酸塩基類、等を加えても
よい。尚、使用菌株が乳酸菌等である場合は、菌株の生
育にともなって培地中に酸を蓄積しpH値を低下する傾
向がある。従って上記リン酸塩は、リン酸カリウム緩衝
液(例えば0.1M〜0.2M程度)の形態で使用すると、
酵素の生産性を高めることができる。
【0019】前記菌株の培養条件は適宜選択されるが、
例えば培養温度は通常30〜40℃、具体的には37℃
付近で行ってよい。本発明で使用される菌株は通常、通
性嫌気性菌であり嫌気条件、即ち無酸素環境下でよく生
育する。しかし、無酸素環境下では本NADHオキシダ
ーゼの生産が抑制される傾向を有する。逆に、好気条件
下では本NADHオキシダーゼの生産は促進されるが、
菌の生育が遅い傾向を有する。従って本発明の製造法に
於いては具体的には例えば、ある程度嫌気的条件下でス
トレプトコッカス・ミュータンスを生育させた後に、環
境を好気条件下に移し、好ましくは2〜8時間、より好
ましくは3〜4時間の通気撹拌培養を行うことによっ
て、NADHオキシダーゼを誘導させることが好まし
い。この際、通気撹拌条件、集菌の時期等は適宜選択し
てよい。
【0020】上記培養によって生産されたNADHオキ
シダーゼは、大部分が菌体内に存在するため菌体内から
これを取り出す必要がある。取り出し方としては特に限
定されず、例えば通常用いられる方法で菌体細胞を破砕
してよい。その後、得られた破砕液から、不要成分(例
えば細胞膜破砕片、顆粒成分等)を除去して、粗酵素液
が得られる。除去法としては当業者に周知のいかなる方
法でもよく、例えば遠心分離法等であってよい。
【0021】このようにして得られた粗酵素液には、本
発明のH2O・ジェネレーティングNADHオキシダーゼ
の他に更にH22・ジェネレイティングNADHオキシ
ダーゼも混在することがある。そのため、次にこれらの
オキシダーゼを互いに分離するのが好ましい。分離法と
しては、硫安塩析法が好ましい。即ち、上記粗酵素液に
硫安を加え、先ずH22・ジェネレイティングNADH
オキシダーゼのみを塩析・除去する。硫安の添加量は適
宜選択されるが、通常粗酵素液の硫安濃度が55%以
下、具体的には25〜50%でH22・ジェネレイティ
ングNADHオキシダーゼは析出する。これの除去法は
当業者に周知のいかなる方法でもよく、例えば遠心分離
法等であってよい。
【0022】上記H22・ジェネレイティングNADH
オキシダーゼが粗酵素液から塩析され分離除去された
後、本発明のH2O・ジェネレイティングNADHオキシ
ダーゼを採集する。採集法としては、硫安塩析法が再び
好ましい。即ち、上記H22・ジェネレイティングNA
DHオキシダーゼが粗酵素液から除去された粗酵素液に
硫安を再度加え、本発明のH2O・ジェネレイティングN
ADHオキシダーゼを塩析・採集する。硫安の添加量は
適宜選択されるが通常、最終的な粗酵素液の硫安濃度が
55〜80%、具体的には55〜75%で本発明のH2
O・ジェネレーティングNADHオキシダーゼが析出す
る。これの採集法は、当業者に周知のいかなる方法でも
よく、例えば遠心分離法等であってよい。
【0023】上記のようにして析出採集された粗H2O・
ジェネレイティングNADHオキシダーゼは、次いで精
製される。精製法としては特に限定されず、通常行なわ
れるいかなる方法でもよい。具体的には例えば、塩析濃
縮、イオン交換クロマトグラフィー、吸着クロマトグラ
フィー、ゲル濾過クロマトグラフィー等により行ってよ
い。このようにして得られた精製H2O・ジェネレイティ
ングNADHオキシダーゼは、ポリアクリルアミドゲル
電気泳動的にも均一な標品である。
【0024】上記のようにして製造される本発明の精製
NADHオキシダーゼの酵素活性力価の測定は、例えば
以下のようにして行うことが出来る。即ち、紫外光吸収
測定用石英ブラックセルにNADHを含むリン酸緩衝液
及びEDTA等を加え、反応液を調製する。この反応液
にNADHオキシダーゼを加えることにより、NADH
は溶液中の酸素により酸化されてNAD+に変換され
る。この際のNADHに特異的な340nmに於ける吸光
度の減少の時間変化により力価を測定する。尚酵素活性
の力価は、1分間に1μモルのNADHを酸化するに要
する酵素量を1単位として表す。FAD添加時の力価
は、反応液にFADを添加して反応させて求める。
【0025】
【実施例】以下本発明を、実施例でより具体的に説明す
る。
【0026】(実施例)重炭酸アンモニウム0.2%、グ
ルタミン酸ナトリウム0.1%、酵母エキス0.1%、ブ
ドウ糖1%、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)、無機塩
類溶液(硫酸マグネシウム、硫酸マンガン、硫酸第一
鉄、塩化ナトリウム等)及び還元剤として0.01%のシ
ステインから成る培地3lを含む5lミニジャー・ファー
メンターに、嫌気的に14〜15時間培養したストレプ
トコッカスミュータンスを300ml接種し、37℃で
静置培養した。菌の生育度が660nmの吸光度で0.
2〜0.3に達した時、通気撹拌培養を開始した(通気
量:3l/分、撹拌速度:300回転/分)。約3時間
の通気撹拌でNADHオキシダーゼの誘導生産は最高に
達した。得られた菌体量は5g/lであった。菌体を0.
2mM−EDTAを含む50mMリン酸緩衝液(pH7.0)
に懸濁後、菌体を破砕し、超遠心分画によって粗酵素液
を得た。この粗酵素液を硫安塩析して、粗H2O・ジェネ
レーティングNADHオキシダーゼを得た。脱塩後これ
を、予め同じ緩衝液で平衡化したDEAEセファロース
カラムクロマトにかけ、KClの直線濃度勾配により溶
出した。H2O・ジェネレーティングNADHオキシダー
ゼ活性画分は、0.2M〜0.3M−KCl濃度で溶出さ
れた。活性画分を集め濃縮後、1.2M−硫酸アンモニ
ウムを含む50mMリン酸緩衝液(pH7.0)で平衡化し
たブチルセファロースカラムクロマトにかけ、1.2M
〜0Mの硫酸アンモニウムの直線濃度勾配により溶出し
た。尚、活性画分は0.5M〜0.2M濃度で溶出され
た。活性画分を回収したモノQカラムクロマト(FPL
Cシステム・ファルマシア)で分画後、再クロマトによ
り、SDS(ソディウムドデシルサルフェート)ゲル電気
泳動的に均一な酵素として分離精製した。この比活性は
127単位/mgであり、粗酵素からの収率は約5%であ
った。
【0027】
【発明の効果】本発明により、酵素活性測定に際しSH
保護剤やFADによる処理を必要とせず且つNADHに
基質特異性を有し、NADHの定量やNADリジェネレ
ーティング・システムへの応用等に有用なNADHオキ
シダーゼを得ることが出来る。更に、本発明の製造法に
より、上記のようなNADHオキシダーゼを、短時間で
容易に大量生産・精製出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明NADHオキシダーゼの酵素活性−pH
相関関係図である。
【図2】本発明NADHオキシダーゼの酵素活性−温度
相関関係図である。
【図3】本発明NADHオキシダーゼの酵素活性のpH
安定性を示す図である。
【図4】本発明NADHオキシダーゼの酵素活性の温度
安定性を示す図である。
【符号の説明】
1 50mM−リン酸緩衝液(pH4〜10)中に於ける
本発明NADHオキシダーゼの酵素活性のpH安定性 2 50mM−酢酸緩衝液(pH4〜6)中に於ける本発
明NADHオキシダーゼの酵素活性のpH安定性 3 37℃に於ける本発明NADHオキシダーゼの酵
素活性の安定性 4 50℃に於ける本発明NADHオキシダーゼの酵
素活性の安定性 5 60℃に於ける本発明NADHオキシダーゼの酵
素活性の安定性

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素分子存在下にNADHを基質特異的
    に酸化して水を生成し、分子量48,000〜52,00
    0を有するNADHオキシダーゼ。
  2. 【請求項2】 酵素生産菌ストレプトコッカス・ミュー
    タンス(Streptococcus mutans)を培養し、培養物に硫安
    を加え塩析して該NADHオキシダーゼを採取すること
    を特徴とする請求項1記載のNADHオキシダーゼの製
    造法。
JP25117791A 1991-09-30 1991-09-30 Nadhオキシダーゼ及びその製造法 Pending JPH0584072A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092832A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Keio Gijuku 新規過酸化水素生成型nadhオキシダーゼ
WO2009091054A1 (ja) 2008-01-17 2009-07-23 Keio University 新規過酸化水素生成型nadhオキシダーゼ及びそれをコードするdna

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