JPH0583869B2 - - Google Patents

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JPH0583869B2
JPH0583869B2 JP60095721A JP9572185A JPH0583869B2 JP H0583869 B2 JPH0583869 B2 JP H0583869B2 JP 60095721 A JP60095721 A JP 60095721A JP 9572185 A JP9572185 A JP 9572185A JP H0583869 B2 JPH0583869 B2 JP H0583869B2
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JP
Japan
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signals
circuit
output
signal
rotation
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60095721A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61253470A (ja
Inventor
Kazuyuki Fukuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、モータなどの回転部分に設置した
回転検出器から得られる多相信号から回転方向を
検出する回転方向検出回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、モータなどの回転機器の回転軸などの回
転部分に磁石を取付け、その磁石の回転をホール
素子などの磁気検出器で検出し、その検出によつ
て得られた、たとえば、三相信号のそれぞれの信
号を取り出し、各信号波形を用いてその相回転か
ら回転方向を検出する方法が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような回転方向の検出方法は、多相信号の
それぞれの信号波形を必要としており、その検出
は相当厄介なものであつて、その回転方向の判別
回路も複雑化している。
また、三相ブラシレスモータでは、三相信号が
回転検出用のホール素子から得られない場合もあ
り、このような場合には、その回転方向の検出が
できない不都合があつた。
そこで、この発明は、多相信号中の2信号を抽
出し(2信号の場合はその2信号のみで)、回転
方向を容易に検出する回転方向検出回路を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の回転方向検出回路は、回転によつて
得られる多相信号から位相角が近接した第1及び
第2の信号S1,S2を受け、これら第1及び第2の
信号が同極性になる区間t1を検出する同極性区間
検出手段(NOR回路14)と、この同極性区間
検出手段で検出された同極性区間t1の経過後、前
記第1及び第2の信号の中の先に到来している前
記第1又は第2の信号の2分の1の周期(T/
2)から前記同極性区間を経た後の残存時間t2
表す出力を発生する残存時間検出手段(RS−フ
リツプフロツプ回路16と、前記第1及び第2の
信号のレベルを比較し、両者の大小関係を表す出
力を発生する比較手段(比較器24)と、この比
較手段の出力と前記残存時間検出手段の出力とか
ら前記回転方向を判別し、その判別出力を発生す
る回転方向判別手段(RS−フリツプフロツプ回
路28)とを備えたことを特徴とするものであ
る。
〔検出原理〕
第1図のAに示すように、たとえば、三相信号
の波形は、互いに120°ずつ位相がずれて存在して
おり、これら三相信号S1,S2,S3の中の2信号
S1,S2を取り出したものを第1図のB,Cに示
す。ここで、第1図のBを正回転の場合とすれ
ば、第1図のCは逆回転の場合となり、その回転
方向が異なることは、信号S1,S2が互いに逆の関
係にあることから明らかである。
そこで、第1図のBにおいて、各信号S1,S2
同時に負極性となる時間t1を検出し、この時間t1
の起点Pに到来している信号S2の2分の1の周期
T/2から時間t1を減算した時間t2(=T/2−
t1)において、信号S1,S2の極性を判別する。す
なわち、この場合、信号S1が正極性、信号S2が負
極性となるので、これを正回転とする。
これに対応した第1図のCに示す時間t2では、
信号S1が負極性、信号S2が正極性になつており、
第1図のBの場合とは逆になつていることから、
前者を正回転とすれば、後者は逆回転になること
は明らかである。
したがつて、時間t2の区間においては、信号
S1,S2の極性を判別すれば、回転方向を検出でき
ることになる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
第2図は、この発明の回転方向検出回路の実施
例を示している。
第2図に示すように、入力端子2a,2bに
は、多相信号中から取り出した第1の信号S1、入
力端子2c,2dには多相信号中から取り出した
第2の信号S2が加えられ、これら信号S1,S2は、
位相角が最も近接している2信号となる。なお、
各信号S1,S2は、通常、回転検出用ホール素子か
らの信号を用いるので、入力端子2aと入力端子
2b、または、入力端子2cと入力端子2dとで
は、互いに位相が180°異なる信号が加えられるこ
とになる。実施例では、入力端子2a,2c側に
加えらる信号S1,S2を示している。
各信号S1,S2は、比較器4,6に加えられ、こ
れら信号波形の極性に応じた出力を取り出す
NOR回路8に加えられているとともに、インバ
ータ10,12を介してNOR回路14に加えら
れている。NOR回路8,14は、各信号S1,S2
が同時に負または正極性となる区間を検出する検
出手段として設けられたものであり、この実施例
では、NOR回路8は、信号S1,S2がともに負極
性となる区間を検出し、NOR回路14は、信号
S1,S2がともに正極性となる区間を検出してい
る。
このNOR回路14の論理積出力は、第1及び
第2の信号S1,S2の中の先に到来している前記第
1又は第2の信号S1,S2の2分の1の周期(T/
2)から同極性区間t1を経た後の残存時間t2を検
出する残存区間検出手段として設置されたRS−
フリツプフロツプ回路16(以下RS−FF回路1
6という)のセツト入力Sに加えられ、そのリセ
ツト入力Rには、NOR回路8から論理積出力が
加えられる。そして、このRS−FF回路16の非
反転出力Qは、NOR回路8の出力とともにNOR
回路18に加えられ、その出力はAND回路20,
22に加えられている。
一方、信号S1,S2の各半波成分は、信号S1,S2
が同時に負極性となる時間t1の後の一定時間t2
(=T/2−t1)における各信号S1,S2の極性を
判別するための比較器24に加えられ、その比較
出力はインバータ26を介してAND回路20に
加えられているとともに、AND回路22に加え
られている。
そして、AND回路20の出力は、回転方向を
判別する判別手段としてのRS−フリツプフロツ
プ回路28(以下RS−FF回路26という)のセ
ツト入力Sに加えられ、AND回路22の出力は、
そのリセツト入力Rとなつており、このRS−FF
回路28の非反転出力Qが出力端子30から回転
方向判別出力として取り出される。
以上の構成に基づき、その動作を第3図および
第4図を参照して説明する。
第3図のDは2信号S1,S2を示しており、この
ような各信号S1,S2が比較器4,6に加わると、
NOR回路8には第3図のEに示す信号が発生し、
NOR回路14には第3図のFに示す信号が発生
する。この結果、RS−FF回路16の非反転出力
Qは、第3図のGに示すようになり、NOR回路
18には、第3図のHに示す出力パルスが現れ
る。
一方、比較器24には第3図のIに示す比較出
力が発生するから、その反転出力とNOR回路1
8の出力とのAND条件が成立し、AND回路22
からRS−FF回路28にリセツト入力Rが成立
し、その非反転出力Qは低レベル出力となり、こ
れが正転方向の判別出力として出力端子30から
取り出される。
第4図のJは、第3図の場合と回転方向が逆の
関係にあるため、2信号S1,S2の発生順位が逆に
なつている。このため、NOR回路8の出力は第
4図のK、NOR回路14の出力は第4図のL、
RS−FF回路16の出力は第4図のM、NOR回
路18の出力は第4図のNに示すようになる。
一方、比較器24には第4図のOに示す出力が
現れるので、AND回路20のAND条件が成立
し、RS−FF回路16のセツト入力Sが高レベル
となるため、その非反転出力Qは高レベルとな
り、その出力が逆転方向の判別出力として出力端
子30から取り出されることになる。
したがつて、この回転方向検出回路では、入力
端子2a,2b,2c,2dに加えられる信号
S1,S2の相回転に応じて出力端子30に現れる論
理出力がHまたはLになることから、その回転方
向を検出することができる。
なお、実施例では、2信号の回転方向の判別に
ついて説明したが、第5図に示すように、多相信
号中の2信号S1,S2を抽出して同様の検出操作を
すれば、同様に回転方向を検出できる。すなわ
ち、信号S1,S2が同時に負極性になる時間t1を検
出し、その起点Pに到来する信号S2の2分の1周
期(T/2)から時間t1を引いた場合の残存時間
t2の極性は、信号S1が正、信号S2が負になつてお
り、これらの比較から回転方向を検出できること
は明らかであろう。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、回転
によつて得られた多相信号から、近接した位相角
を持つ第1及び第2の信号を抽出して極めて容易
にしかも高精度に回転方向を検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の回転方向検出回路の動作を
示す図、第2図はこの発明の回転方向検出回路の
実施例を示す回路図、第3図ないし第5図は第2
図に示す回転方向検出回路の動作を示す図であ
る。 S1……第1の信号、S2……第2の信号、14…
…NOR回路(同極性区間判別手段)、16……
RS−フリツプフロツプ回路(残存時間検出手
段)、24……比較器(比較手段)、28……RS
−フリツプフロツプ回路(回転方向判別手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転によつて得られる多相信号から位相角が
    近接した第1及び第2の信号を受け、これらの第
    1及び第2の信号が同極性になる区間を検出する
    同極性区間検出手段と、 この同極性区間検出手段で検出された同極性区
    間の経過後、前記第1及び第2の信号の中の先に
    到来している前記第1又は第2の信号の2分の1
    の周期から前記同極性区間を経た後の残存時間を
    表す出力を発生する残存時間検出手段と、 前記第1及び第2の信号のレベルを比較し、両
    者の大小関係を表す出力を発生する比較手段と、 この比較手段の出力と前記残存時間検出手段の
    出力とから前記回転方向を判別し、その判別出力
    を発生する回転方向判別手段と、 を備えたことを特徴とする回転方向検出回路。
JP9572185A 1985-05-06 1985-05-06 回転方向検出回路 Granted JPS61253470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9572185A JPS61253470A (ja) 1985-05-06 1985-05-06 回転方向検出回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP9572185A JPS61253470A (ja) 1985-05-06 1985-05-06 回転方向検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS61253470A JPS61253470A (ja) 1986-11-11
JPH0583869B2 true JPH0583869B2 (ja) 1993-11-29

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ID=14145337

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JP9572185A Granted JPS61253470A (ja) 1985-05-06 1985-05-06 回転方向検出回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5686628B2 (ja) * 2011-02-25 2015-03-18 株式会社日立産機システム 電力変換装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50140175A (ja) * 1974-04-29 1975-11-10

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JPS50140175A (ja) * 1974-04-29 1975-11-10

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JPS61253470A (ja) 1986-11-11

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