JPH0654325B2 - 回転方向検出回路 - Google Patents

回転方向検出回路

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JPH0654325B2
JPH0654325B2 JP60095722A JP9572285A JPH0654325B2 JP H0654325 B2 JPH0654325 B2 JP H0654325B2 JP 60095722 A JP60095722 A JP 60095722A JP 9572285 A JP9572285 A JP 9572285A JP H0654325 B2 JPH0654325 B2 JP H0654325B2
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和幸 福田
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ロ−ム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、モータなどの回転部分に設置した回転検出
器から得られる多相信号から回転方向を検出する回転方
向検出回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、モータなどの回転機器の回転方向の検出には、回
転部分に磁石を取付け、その磁石の回転をホール素子な
どの磁気検出器で検出し、その検出によって得られた、
たとえば、三相信号のそれぞれの信号を取り出し、各信
号波形の相回転から回転方向を検出するものが用いられ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような回転方向の検出では、多相信号のそれぞれの
信号波形が必要であるため、その検出は相当厄介なもの
であり、その回転方向の判別回路も複雑化している。
また、三相ブラシレスモータでは、三相信号が回転検出
用のホール素子から得られない場合もあり、このような
場合には、その回転方向の検出ができない不都合があっ
た。
そこで、この発明は、多相信号中の2信号を抽出し(2
信号の場合はその2信号のみで)、回転方向を容易に検
出できる回転方向検出回路の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の回転方向検出回路は、第2図に例示するよう
に、回転によって得られる多相信号から位相角の隣接し
た第1および第2の信号の内の前記第1の信号を受け、
その極性を検出する第1の比較器(4)と、前記第2の
信号を受け、その極性を検出する第2の比較器(6)
と、前記第1および第2の比較器の出力を受け、各出力
が同極性となる点を起点して前記第1および第2の信号
の2分の1の周期の区間を表す出力を発生する第1のフ
リップフロップ回路(24)と、この第1のフリップフ
ロップ回路の出力と前記第1および第2の比較器の出力
を受け、両者の論理積を取るAND回路(スイッチング
回路36)と、このAND回路の出力に応じて動作電流
が供給される第1および第2のトランジスタ(52、5
4)からなる差動対を備え、第1のトランジスタのベー
スには前記第1の信号、前記第2のトランジスタのベー
スには前記第2の信号が加えられて比較動作を行う第3
の比較器(38)と、この第3の比較器の前記第1およ
び第2のトランジスタから比較出力が加えられてスイッ
チング動作をし、回転方向を表す出力を発生する第2の
フリップフロップ回路(64)とを備えたことを特徴と
するものである。
〔作用〕
第1図のAに示すように、たとえば、三相信号の波形
は、互いに120°ずつ位相がずれて存在しており、これ
ら三相信号S、S、Sの中の2信号S、S
抽出したものを第1図のB、Cに示す。ここで、第1図
のBを正回転の場合とすれば、第1図のCは逆回転の場
合となり、その回転方向が異なることは、信号S、S
が互いに逆の関係にあることから明らかである。
そこで、第1図のBにおいて、各信号S、Sが同時
に負極性となる時間tを極性検出手段で検出し、この
時間tの起点Pに到来している信号Sの2分の1の
周期T/2から時間tを減算した時間t(=T/2
−t)において、信号S、Sの極性を極性判別手
段で判別する。すなわち、信号Sが正極性、信号S
が負極性となるので正回転とする。
これに対応した第1図のCの時間tでは、信号S
負極性、信号Sが正極性になっており、第1図のBの
場合とは逆になっていることから、前者を正回転とすれ
ば、後者は逆回転になることは明らかである。
したがって、時間tの区間において、信号S、S
の極性ないしレベルを判別すれば、回転方向を検出でき
ることになる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第2図は、この発明の回転方向検出回路の実施例を示し
ている。
第2図に示すように、入力端子2a、2bには多相信号
から抽出した第1の信号S、入力端子2c、2dには
同様に多相信号から抽出した第2の信号Sが加えら
れ、これら2信号S、Sは、位相角が最も近接して
いる2信号とする。なお、各信号S、Sは、回転検
出器として設置されたホール素子からの信号を用いるの
で、入力端子2aと入力端子2b、または、入力端子2
cと入力端子2dとでは、互いに位相が180°異なる信
号が加えられることなる。実施例では、入力端子2a、
2c側に加えられる信号S、Sを示している。
そして、各信号S、Sは、第1および第2の比較器
4、6に加えられて比較され、この実施例では、トラン
ジスタ8、10、12および抵抗14で第1の比較器4
が構成され、トランジスタ16、18、20および抵抗
22で第2の比較器6が構成されている。
比較器4、6の比較出力は、スイッチング手段としての
第1のフリップフロップ回路24に加えられており、フ
リップフロップ回路24のスイッチング動作が各比較器
4、6の出力に応じて切り換えられる。このフリップフ
ロップ回路24は、トランジスタ26、28および抵抗
30、32で構成されている。即ち、このフリップフロ
ップ回路24は、比較器4、6の出力を受け、各出力が
同極性、実施例では正極性となる点を起点して各信号S
、Sの2分の1の周期(T/2)の区間を表す出力
を発生する手段である。
このフリップフロップ回路24の反転出力は、トラン
ジスタ26のコレクタ側から取り出され、その出力が抵
抗34を介してスイッチング回路36に加えられてい
る。このスイッチング回路36は、フリップフロップ回
路24の出力と比較器4、6のトランジスタ8、16の
出力との論理積を取るAND回路を成し、第3の比較器
38の動作を規制する。すなわち、このスイッチング回
路36は、トランジスタ40、42および抵抗44、4
6、48、50で構成され、トランジスタ40が非導通
時、トランジスタ8、16の何れか一方が導通している
とき、トランジスタ42が導通する。
また、第3の比較器38は、第1のトランジスタ52、
第2のトランジスタ54、トランジスタ56および抵抗
58で構成され、トランジスタ52のベースには入力端
子2bから信号Sの負側レベル、トランジスタ54の
ベースには入力端子2dから信号Sの負側レベルがそ
れぞれ加えられて比較され、また、トランジスタ56の
ベース入力はスイッチング回路36で制御される。した
がって、スイッチング回路36のスイッチングでトラン
ジスタ56が導通しているとき、トランジスタ52、5
4のコレクタから比較出力が得られる。
これら比較出力は、スイッチング素子としてのトランジ
スタ60、62のベースに個別に加えられ、これらトラ
ンジスタ60、62のスイッチングによって、第2のフ
リップフロップ回路64の動作が切り換えられる。すな
わち、回転方向の判別手段として設けられたフリップフ
ロップ回路64は、トランジスタ66、68および抵抗
70、72、74、76で構成され、その判別出力は出
力端子78から取り出される。
以上の構成に基づき、その動作を第3図および第4図を
参照して説明する。
第3図のDは2信号S、Sを示しており、このよう
な各信号S、Sが比較器4、6に加わると、トラン
ジスタ8とトランジスタ16のコレクタ側には第3図の
Eに示す信号、フリップフロップ回路24のトランジス
タ28のコレクタ側には第3図のFに示す信号が発生す
る。この結果、フリップフロップ回路24のトランジス
タ26のコレクタから抵抗34を介して得られる反転出
力は、第3図のGに示すようになり、スイッチング回
路36のトランジスタ40のベースに加えられ、その信
号がHレベルの区間において、トランジスタ40が導通
する。
一方、トランジスタ8、16のスイッチングによって抵
抗44、46にスイッチング電流が流れ、トランジスタ
42に一定のバイアス電流が流れる。この結果、トラン
ジスタ42が導通し、トランジスタ42のコレクタ電位
は、第3図のHに示すようになる。
すなわち、トランジスタ42が導通している区間におい
て、トランジスタ56のベースに電流が流れ、その導通
によってトランジスタ52、54が動作状態となる。こ
の場合、トランジスタ52、54のベースには、各信号
、Sの負側レベルが加えられており、トランジス
タ56が導通する区間においてトランジスタ52が導通
し、この結果、出力端子78には第3図のIに示すよう
に回転方向を表わす判別出力が発生する。
第4図のJは、第3図のDの場合とは回転方向が逆の関
係にあるため、2信号S、Sの発生順位が逆になっ
ている。このため、トランジスタ8のコレクタとトラン
ジスタ16のコレクタ側の電位は第4図のK、フリップ
フロップ回路24のトランジスタ28のコレクタ側の電
位は第4図のL、フリップフロップ回路24の反転出力
は第4図のM、スイッチング回路36のトランジスタ
42のコレクタ電位は第4図のNに示すようになる。こ
の結果、フリップフロップ回路64の出力が反転し、出
力端子78には第4図のOに示すように、Hレベルの逆
回転を示す判別信号が得られる。
したがって、入力端子2a、2b、2c、2dに加えら
れる各信号S、Sが同時に正極性となる時間t
極性検出手段で検出し、この時間tの起点Pに到来し
ている信号Sの2分の1の周期T/2から時間t
減算した時間t(=T/2−t)において、信号S
、Sの極性を判別することにより、回転方向を判別
することができる。
なお、実施例では、2信号の回転方向の判別について説
明したが、第5図に示すように、多相信号中の2信号S
、Sを抽出して同様の検出操作をすれば、同様に回
転方向を検出できる。すなわち、信号S、Sが同時
に正極性になる時間tを検出し、その起点Pに到来す
る信号Sの2分の1周期(T/2)から時間tを引
いた場合の残存時間tの極性は、信号Sが負、信号
が正になっており、これらの比較から回転方向を検
出できる。
また、実施例では、各信号S、Sがともに正極性と
なる時間tを用いたが、各信号S、Sが負極性と
なる時間tを検出し、同様の起点Pに到来する2分の
1周期(T/2)から時間tを引いた場合の残存時間
の極性の判別をしても同様に回転方向を検出でき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、回転によって
得られた多相信号から、位相角が隣接した第1および第
2の信号を抽出して極めて容易にしかも高精度に回転方
向を検出できるとともに、素子構成を簡略化してIC化
に適した回路として構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の回転方向検出回路の検出原理を示す
説明図、第2図はこの発明の回転方向検出回路の実施例
を示す回路図、第3図および第4図はその動作波形を示
す説明図、第5図はこの発明の回転方向検出回路の検出
原理を示す説明図である。 4……第1の比較器 6……第2の比較器 24……第1のフリップフロップ回路 36……スイッチング回路(AND回路) 38……第3の比較器 52……第1のトランジスタ 54……第2のトランジスタ 64……第2のフリップフロップ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転によって得られる多相信号から位相角
    の隣接した第1および第2の信号の内の前記第1の信号
    を受け、その極性を検出する第1の比較器と、 前記第2の信号を受け、その極性を検出する第2の比較
    器と、 前記第1および第2の比較器の出力を受け、各出力が同
    極性となる点を起点して前記第1および第2の信号の2
    分の1の周期の区間を表す出力を発生する第1のフリッ
    プフロップ回路と、 この第1のフリップフロップ回路の出力と前記第1およ
    び第2の比較器の出力を受け、両者の論理積を取るAN
    D回路と、 このAND回路の出力に応じて動作電流が供給される第
    1および第2のトランジスタからなる差動対を備え、第
    1のトランジスタのベースには前記第1の信号、前記第
    2のトランジスタのベースには前記第2の信号が加えら
    れて比較動作を行う第3の比較器と、 この第3の比較器の前記第1および第2のトランジスタ
    から比較出力が加えられてスイッチング動作をし、回転
    方向を表す出力を発生する第2のフリップフロップ回路
    と、 を備えたことを特徴とする回転方向検出回路。
JP60095722A 1985-05-06 1985-05-06 回転方向検出回路 Expired - Fee Related JPH0654325B2 (ja)

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