JPH0583812A - 磁気浮上搬送装置の制御機構 - Google Patents

磁気浮上搬送装置の制御機構

Info

Publication number
JPH0583812A
JPH0583812A JP3240844A JP24084491A JPH0583812A JP H0583812 A JPH0583812 A JP H0583812A JP 3240844 A JP3240844 A JP 3240844A JP 24084491 A JP24084491 A JP 24084491A JP H0583812 A JPH0583812 A JP H0583812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
carrier
conveying table
yoke
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3240844A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Shirao
祐司 白尾
Mamoru Suzuki
衛 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP3240844A priority Critical patent/JPH0583812A/ja
Publication of JPH0583812A publication Critical patent/JPH0583812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送台を平板状に構成することが出来、該搬
送台に十分な浮上力を作用せしめ、且つその走行安定性
が良好である様な磁気浮上搬送装置で磁極に対する電流
の供給を適切に制御することが出来る制御機構の提供。 【構成】 ヨーク状磁極は複数個ずつユニットとして前
記搬送台の走行方向へ直列に配置されており、各ユニッ
トの走行方向中央部と隣接するユニットの各境界部には
前記搬送台が通過したことを検出する位置センサが設け
られ、該位置センサの出力信号を受信し且つ前記ヨーク
状磁極へ電流を供給する制御手段を含み、該制御手段
は、各ユニットの走行方向中央部のセンサが搬送台の通
過を検出している場合には当該ユニットのヨーク状磁極
に電流を供給し、隣接するユニットの境界部に設けられ
た位置センサが搬送台の通過を検出している場合には当
該隣接するユニットのヨーク状磁極に電流を供給する様
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンツの法則に従う反
撥力を応用した磁気浮上搬送装置に関するものである。
より詳細には、隔壁内に収容されて外部雰囲気から遮断
され且つ非磁性且つ良導体材料から構成されて対象物を
載置する搬送台と、断面形状が概略コ字状をした複数の
ヨーク状磁極から構成された軌道とを含み、搬送台は該
軌道及び隔壁に対して非接触状態を維持しつつその上方
を浮上走行する磁気浮上搬送装置で用いられる制御機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】この様なタイプの磁気浮上搬送装置であ
って、可動子すなわち搬送台に対して十分な浮上力或い
は浮上量と付加し、且つその走行安定性を向上するもの
として、本出願人は特願平3−172666号に示され
ている磁気浮上搬送装置を提案した。以下、図5〜8を
参照して特願平3−172666号の磁気浮上搬送装置
を説明する。
【0003】図5において、その内部(符号I)を外部
雰囲気から遮断する隔壁10が、コ字状をしたヨーク状
磁極12、12に載置されている。そして、磁極12の
上方に突出した部分14、14には、それぞれコイル1
6、16が巻回されている。また、磁極12の下方には
磁性材料製の基盤22が設けられている。ここで、隔壁
10は非磁性材料からなっている。
【0004】隔壁10内には、例えばアルミニウムの様
な非磁性材料から成る平板状の搬送台すなわち浮上板1
8が収容されており、該浮上板18には搬送対象物20
が載置されている。後述する様に、この浮上板18はコ
イル16、16に通電して磁極12が励磁されると浮上
し、そして移動磁場を発生させることにより、図5の紙
面に垂直な方向(以下、搬送台走行方向という)に移動
する。
【0005】図6は、図5の磁気浮上搬送装置を別の角
度から見た状態が示されている。図6から明らかな様
に、磁極12は搬送台走行方向(図6では矢印Mで示
す)に複数個が直列に配列されている。また、基盤22
も搬送台走行方向Mに延長している。なお、図6におい
て符号24は、搬送対象物20を取り扱うロボットハン
ドが出入りするための開閉可能な扉部を示している。
【0006】図6では明確に示されていないが、浮上板
18の搬送台走行方向Mの長さLは磁極12間のピッチ
Pの3倍に設定されている。また、図5から明らかな様
に、浮上板18の水平方向Hの幅は、2列のコイル1
6、16の端部から端部までの幅方向長さに対応してい
る。
【0007】図5、図6に示す磁気浮上搬送装置の作用
は主として図7に示されている。
【0008】コイル16に通電してヨーク状磁極12を
励磁すると、レンツの法則に従って従来のリニアモータ
技術と同様な原理により、浮上板18(図7では搬送対
象物20を載置した状態で示されている)が隔壁10の
底部より浮上する。すなわち、コイル16に通電してヨ
ーク状磁極12を励磁することにより、矢印T方向の力
が作用して浮上板18が浮き上がるのである。そして、
移動磁界を発生させれば、それに付随して浮上板18は
浮上した状態で走行する。
【0009】ここで図5〜7で示す磁気浮上搬送装置に
おいては、図7において符号26、26で示す様な磁界
が生じる。この磁界により、安定力すなわち水平方向H
について平衡状態を維持しようとする力が付加される。
その結果、浮上板18は平板状であるのにも拘らず、水
平方向Hについてブレる事なく浮上走行するのである。
【0010】浮上板18を走行させるに際しては、直列
に配列された複数の磁極12…を三相交流電流で励磁す
れば良い。図8で示す磁気浮上搬送装置では、複数の磁
極12…を符号U、V、Wで示す3つに分けて、符号U
で示す磁極12…は電流IU を通電することにより励磁
し、符号Vで示す磁極12…は電流IV を通電すること
により励磁し、符号Wで示す磁極12…は電流IW を通
電することにより励磁し、以て移動磁界を生じせしめて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特願平3−1
72666号出願後における発明者等の更なる研究の結
果、図5〜8で示す磁気浮上搬送装置においては、磁極
12…に電流を供給し励磁するための制御機構について
改良の余地があることが判明した。
【0012】本発明は該発明者等の更なる研究の結果と
して提案されたもので、搬送台を平板状に構成すること
が出来、該搬送台に十分な浮上力を作用せしめ、且つそ
の走行安定性が良好である様な磁気浮上搬送装置で磁極
に対する電流の供給を適切に制御することが出来る制御
機構の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気浮上搬送装
置の制御機構は、隔壁内に収容されて外部雰囲気から遮
断され且つ非磁性且つ良導体材料から構成されて対象物
を載置する搬送台と、断面形状が概略コ字状をした複数
のヨーク状磁極から構成された軌道とを含み、前記搬送
台は少なくともその下面が平坦である様な断面形状をし
ており、該搬送台は該軌道及び隔壁に対して非接触状態
を維持しつつその上方を浮上走行する磁気浮上搬送装置
で用いられる制御機構において、前記ヨーク状磁極は複
数個ずつユニットとして前記搬送台の走行方向へ直列に
配置されており、各ユニットの走行方向中央部と隣接す
るユニットの各境界部には前記搬送台が通過したことを
検出する位置センサが設けられ、該位置センサの出力信
号を受信し且つ前記ヨーク状磁極へ電流を供給する制御
手段を含み、該制御手段は、各ユニットの走行方向中央
部のセンサが搬送台の通過を検出している場合には当該
ユニットのヨーク状磁極に電流を供給し、隣接するユニ
ットの境界部に設けられた位置センサが搬送台の通過を
検出している場合には当該隣接するユニットのヨーク状
磁極に電流を供給する様に構成されている。
【0014】本発明の実施に際して、複数のヨーク状磁
極から成る前記ユニットは、走行方向に向かって左右1
対を1個として3個の磁極を1グループとして2グルー
プから構成されているのが好ましい。換言すると、前記
ユニットは6個の磁極から構成されるのが好ましい。
【0015】ここで前記制御手段は、増幅器、SSR、
OR回路、インバータ等の回路素子を組み合わせて構成
されるのが好ましい。そして、3個の磁極から成るグル
ープに電流を供給するためには、増幅器とSSRとを3
個ずつ備え且つ位置センサからの信号が入力されるOR
回路を1個備えて、当該グループへの電流供給用制御ユ
ニットを構成するのが好ましい。このことは、コンピュ
ータで構成された中央処理ユニットにより前記制御手段
を構成する場合を本発明から除外する趣旨ではない。し
かしながら、構成の簡易化、コストの削減、小型化、省
力化等を考慮すると、コンピュータで構成された中央処
理ユニットによる制御よりも回路素子の組み合わせて制
御する方が好適である。
【0016】さらにヨーク状磁極のユニットを増設する
場合には、増幅器の数を増加させずに、SSRとOR回
路を増設する。
【0017】なお本発明の実施に際しては、磁気浮上搬
送装置に冷却設備を設けることが好ましい。
【0018】
【作用】上記のように構成された本発明の磁気浮上搬送
装置の制御機構によれば、搬送台が位置センサ設置箇所
に到達すると搬送台の走行位置に対応して適当な磁極、
或いは磁極のユニットが励磁する。すなわち、各磁極ユ
ニットの走行方向中央部に配置されたセンサが搬送台の
通過を検出している場合には、当該ユニットのヨーク状
磁極に電流が供給されて、該磁極が励磁される。一方、
隣接する磁極ユニット同士の境界部、すなわち隣接する
ユニットの端部の中間、に設けられた位置センサが搬送
台の通過を検出した際には、当該隣接するユニットにお
けるヨーク状磁極に電流を供給され、双方の磁極が励磁
される。
【0019】その結果、図5〜8で示す磁気浮上搬送装
置の作動原理に従って搬送台は安定浮上し、且つ、搬送
台走行方向に配置された複数のヨーク状磁極に沿って発
生する移動磁界に伴って、該搬送台は浮上走行する。
【0020】ここで、搬送台が通過すると磁極への電流
供給が遮断され電磁石の励磁状態が解消されるので、磁
気浮上搬送装置の消費電力が節約される。また、ヨーク
状磁極のコイルへの電流の供給は断続的に行われるた
め、該コイルの発熱量も極めて小さくなる。
【0021】
【実施例】以下図1〜4を参照して本発明の制御機構の
実施例について説明する。なお、図5〜8と同一の部材
には同一の符号を付して、重複説明を省略する。
【0022】図1は本発明の1実施例の全体構成をブロ
ックにて示している。6個の磁極12…が1つの磁極ユ
ニットを構成しており、そして簡略化のため、図1にお
いては8つのユニットU1〜8が磁気浮上搬送装置を構
成するものとして示されている。
【0023】各ユニットU1〜8は、それぞれ6個の磁
極12…より構成されており、より詳細には、それぞれ
符号U、V、Wで示す3個の磁極12…が1つのグルー
プを構成し、ユニットU1〜8はそれぞれ2個のグルー
プから構成されている。すなわち、図1において、ユニ
ットU1はグループL11、L12により構成され、ユ
ニットU2はグループL21、L22、ユニットU3は
グループL31、L32、ユニットU4はグループL4
1、L42、ユニットU5はグループL51、L52、
ユニットU6はグループL61、L62、ユニットU7
はグループL71、L72、ユニットU8はグループL
81、L82により構成されている。なお、図1におい
てはユニットU1、U8には搬送台18が示されてい
る。
【0024】各ユニットU1〜8の中央部には、搬送台
18が通過することを検出するためのフォトセンサP
S11 、PS21 …、PS81 が設けられており、一方、隣接
するユニットの境界部にはフォトセンサPS12 、PS22
…、PS72 が設けられている。ここでフォトセンサのみ
ならず、容量型センサその他のタイプの位置センサを採
用することが出来る。要は、搬送台18の存在(通過)
を検出可能なものであれば、特に限定を必要とする趣旨
では無い。
【0025】各ユニットU1〜8の図中下方には、AN
D回路、OR回路、インバータ等から構成された制御回
路が示されている。ここで、ユニットU1、U8の下方
に示す回路はOR回路(符号91及び92、93で示
す)のみで構成されているのに対して、ユニットU2〜
7の下方の制御回路はAND回路、OR回路、インバー
タを含んでおり、6個のユニットにおいて同一の構造の
制御回路が示されている。これは、ユニットU1、U8
は端部に位置しているが、ユニットU2〜7は中間に位
置するユニットであることに基づく。そして、ユニット
U2〜7及びその下方の制御回路と同一の構成要素を増
減することにより、本発明を適用する磁気搬送装置の搬
送路の長さを自在に設定することが出来るのである。
【0026】各ユニットU1〜8の図中下方に示された
制御回路は、各ユニットの中央部のセンサPS11 、P
S21 …、PS81 が搬送台18を検出している場合には、
搬送台18が存在しているユニットのヨーク状磁極12
…に電流を供給する。一方、隣接するユニットの境界部
に設けられたフォトセンサPS12 、PS22 …、PS72
搬送台を検出したならば、当該隣接する双方のユニット
のヨーク状磁極12…に電流を供給するのである。具体
的には、フォトセンサPS11 が搬送台18を検出すると
(ON状態)、ユニットU1(グループL11、L1
2)の磁極12…に電流が供給されて励磁する。そし
て、搬送台18が右方向(矢印R)に浮上移動してセン
サPS12も搬送台18を検出すると、ユニットU1
(グループL11、L12)及びユニットU2(グルー
プL21、L22)の双方の磁極12…が励磁される。
さらに搬送台18が右方向Rに浮上移動して、センサP
S12 及びPS22 は搬送台18を検出していないがセンサ
PS21は搬送台を検出している状態になれば、ユニッ
トU2(グループL21、L22)の磁極12…のみが
励磁されるのである。以下、同様な操作が繰り返され
る。
【0027】ここで、ユニットU3の下方に示す制御回
路を例にとり、図1及び図2を参照して説明する。
【0028】図1において、ユニットU3の下方に示す
制御回路は全体を符号CC−3で示されており、OR回
路102、104、AND回路106、インバータ10
8を含んでいる。ここで、OR回路104にはフォトセ
ンサPS22、PS31 、PS32 の出力信号が入力され、一
方、OR回路102には、ユニットU2の下方に示す制
御回路CC−2のAND回路110を介してフォトセン
サPS21 の出力信号が入力される。この制御回路CC−
3においては、フォトセンサPS22 、PS31が搬送台1
8を検出した場合に、ユニットU3(グループL31、
L32)の磁極12…のコイル16U、16V、16W
(図2)に電流を供給して励磁せしめる。そして、電流
の供給は回路CC−3における符号IIで示す部分の回
路により行われ、該部分IIの回路は図2で詳細に示さ
れている。
【0029】図2に示す回路は増幅器114U、114
V、114Wを含み、その出力はそれぞれSSR116
U、116V、116Wを介してコイル16U、16
V、16Wに送出される。一方、OR回路102の出力
はSSR116U、116V、116Wにそれぞれ印加
されている。
【0030】次に、図1、2の回路をより簡便化して表
現した図3と、制御過程のフローチャートである図4と
を用いて、具体的な制御態様について説明する。
【0031】図3においては、3個のユニットU1〜3
のみが示されており、各ユニット中央に位置したちフォ
トセンサPS11 、PS21 、PS31 と、ユニットU1、U
2間のセンサPS12 及びユニットU2、U3間のセンサ
S22 が示されている。そして、図1において各ユニッ
トの図1中下方にそれぞれ示す制御回路は、図3におい
ては符号CCで示す単一のユニットとして示されてい
る。なお、搬送台18は図3では点線で示されており、
ユニットU1上に位置している図3で示す状態、すなわ
ち搬送台18がユニットU1の略々中央部に位置してい
る状態においては、フォトセンサPS11 のみが搬送台1
8を検出しており、制御回路CCによりユニットU1
(グループL11、L12)の磁極のみが電流を供給さ
れ励磁されている(ステップS1)。そして、図5〜8
により説明した磁気浮上搬送装置の作動原理に従って、
ユニットU1を構成する磁極に移動磁界が生じ、その移
動磁界と共に搬送台18は図3中右方向に浮上走行し、
ステップS2がNOである場合のループを繰り返す。
【0032】搬送台18が移動してユニットU1、U2
間のセンサPS12が搬送台の存在或いは通過を検出する
と(ステップS2がYES)、ユニットU1(グループ
L11、L12)の磁極のみならず、ユニットU2(グ
ループL21、L22)の磁極も励磁される(ステップ
S3)。この状態は、搬送台18が移動して、センサP
S12 は搬送台を検出しておらず、センサPS21 のみが搬
送台を検出した状態、すなわちステップS4がYESの
状態となるまで連続し、その間はステップS4がNOの
ループが繰り返される。
【0033】ステップS4がYESであればユニットU
2の磁極のみが励磁され(ステップS5)、センサP
S22 が搬送台18を検出(ステップS6)するまで、そ
の状態(ステップS6でNOのループ)は続行される。
そしてセンサPS22 が搬送台18を検出すると(ステッ
プS6がYES)、ユニットU2、U3双方の磁極が励
磁される(ステップS7)。ユニットU2、U3双方の
磁極が励磁される状態は、センサPS22 は搬送台を検出
しておらず、センサPS31 のみが搬送台を検出した状
態、すなわちステップS8がYESの状態となるまで連
続し、その間はステップS8がNOのループが繰り返さ
れる。
【0034】そして、ステップS8がYESとなれば、
ユニットU3の磁極のみが励磁されて、ステップS9の
状態となる。
【0035】図3では3個のユニットのみしか示されて
いないが、ユニット数が増加すれば、以後同様な工程が
繰り返される。また、ユニットU3からU1に向う場合
についても同様である。
【0036】図示の実施例はあくまでも例示であり、特
許請求の範囲の内容をこれに限定する趣旨ではない。換
言すれば、特許請求の範囲の記載に従って、図示以外に
も種々の変更が可能である旨を付記する。
【0037】
【発明の効果】以上説明した本発明の効果を以下に列挙
する。
【0038】(1) 搬送台が位置センサ設置箇所に到
達すると搬送台の走行位置に対応して適当な磁極、或い
は磁極のユニットが励磁し、搬送台は安定浮上し、且
つ、移動磁界に伴って、該搬送台は浮上走行する。
【0039】(2) 搬送台が通過すると磁極への電流
供給が遮断され電磁石の励磁状態が解消されるので、磁
気浮上搬送装置の消費電力が節約される。
【0040】(3) 制御回路CCの内、増幅器以外の
部材或いは回路の数を増すことで搬送路の長さを長くす
ることができる。
【0041】(4) ヨーク状磁極のコイルへの電流の
供給は断続的に行われるため、該コイルの発熱量も極め
て小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すブロック図。
【図2】図1の部分IIの回路のブロック図。
【図3】図1、2の実施例の構成を簡略化して示すブロ
ック図。
【図4】図3の実施例の作動フローチャートを示す図。
【図5】本発明の制御機構が適用される磁気浮上搬送装
置を示す正面図。
【図6】図5に示す磁気浮上搬送装置の側面図。
【図7】図5、6に示す磁気浮上搬送装置の作用を示す
正面図。
【図8】図5、6に示す磁気浮上搬送装置の磁極の配置
を示す側面図。
【符号の説明】
10・・・隔壁 12、12a・・・ヨーク状磁極 16、16a、16U、16V、16W・・・コイル 18、18a・・・浮上板(搬送台) 20・・・搬送対象物 22、22a・・・基盤 26、48・・・磁束 H・・・水平方向 T・・・垂直方向 M・・・搬送台進行方向 U、U1〜8・・・磁極から構成されたユニット L11〜L82・・・磁極から構成されたグループ CC、CC−2、CC−3・・・制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 7/00 101 A 8835−5H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁内に収容されて外部雰囲気から遮断
    され且つ非磁性且つ良導体材料から構成されて対象物を
    載置する搬送台と、断面形状が概略コ字状をした複数の
    ヨーク状磁極から構成された軌道とを含み、前記搬送台
    は少なくともその下面が平坦である様な断面形状をして
    おり、該搬送台は該軌道及び隔壁に対して非接触状態を
    維持しつつその上方を浮上走行する磁気浮上搬送装置で
    用いられる制御機構において、前記ヨーク状磁極は複数
    個ずつユニットとして前記搬送台の走行方向へ直列に配
    置されており、各ユニットの走行方向中央部と隣接する
    ユニットの各境界部には前記搬送台が通過したことを検
    出する位置センサが設けられ、該位置センサの出力信号
    を受信し且つ前記ヨーク状磁極へ電流を供給する制御手
    段を含み、該制御手段は、各ユニットの走行方向中央部
    のセンサが搬送台の通過を検出している場合には当該ユ
    ニットのヨーク状磁極に電流を供給し、隣接するユニッ
    トの境界部に設けられた位置センサが搬送台の通過を検
    出している場合には当該隣接するユニットのヨーク状磁
    極に電流を供給する様に構成されていることを特徴とす
    る磁気浮上搬送装置の制御機構。
JP3240844A 1991-09-20 1991-09-20 磁気浮上搬送装置の制御機構 Pending JPH0583812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3240844A JPH0583812A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 磁気浮上搬送装置の制御機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3240844A JPH0583812A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 磁気浮上搬送装置の制御機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583812A true JPH0583812A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17065550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3240844A Pending JPH0583812A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 磁気浮上搬送装置の制御機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0583812A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110614924A (zh) * 2019-07-29 2019-12-27 中车株洲电力机车有限公司 常导磁浮列车悬浮电磁铁电感参数的在线辨识方法及系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110614924A (zh) * 2019-07-29 2019-12-27 中车株洲电力机车有限公司 常导磁浮列车悬浮电磁铁电感参数的在线辨识方法及系统
CN110614924B (zh) * 2019-07-29 2021-03-26 中车株洲电力机车有限公司 常导磁浮列车悬浮电磁铁电感参数的在线辨识方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2553043B2 (ja) 浮上式搬送装置
JPH09252504A (ja) 磁気浮上式搬送装置
JPH02206306A (ja) リニアモータ式搬送装置
JPH0583812A (ja) 磁気浮上搬送装置の制御機構
JP2607455B2 (ja) 電磁推進装置
JPH05236610A (ja) 磁気浮上搬送装置
JP2000059922A (ja) 懸垂式物品搬送システムの荷重軽減方法
JPS60170401A (ja) 浮上式搬送装置
JPS60160367A (ja) 浮上式搬送装置
JP2602810B2 (ja) 浮上式搬送装置
JPH01152905A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPH0591606A (ja) 搬送台の走行制御機構
JPS627305A (ja) 浮上式搬送装置
JPS63133803A (ja) 磁気浮上搬送装置
JP2760491B2 (ja) 浮上式搬送装置
JPH04117111A (ja) 磁気浮上式搬送装置
JP2563912B2 (ja) 浮上式搬送装置
JPH06101884B2 (ja) 浮上式搬送装置
JP2555542B2 (ja) 浮上式搬送装置
JPH0556085B2 (ja)
JPH0669852B2 (ja) 浮上式搬送装置
JP2713885B2 (ja) 浮上式搬送装置
JP2760495B2 (ja) 浮上式搬送装置
JPS592023Y2 (ja) 磁気吸引浮上搬送装置
JPH0919005A (ja) 吸引式磁気浮上車