JPS592023Y2 - 磁気吸引浮上搬送装置 - Google Patents

磁気吸引浮上搬送装置

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Publication number
JPS592023Y2
JPS592023Y2 JP15612576U JP15612576U JPS592023Y2 JP S592023 Y2 JPS592023 Y2 JP S592023Y2 JP 15612576 U JP15612576 U JP 15612576U JP 15612576 U JP15612576 U JP 15612576U JP S592023 Y2 JPS592023 Y2 JP S592023Y2
Authority
JP
Japan
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steel plate
linear motor
electromagnet
coil
force
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Expired
Application number
JP15612576U
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English (en)
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JPS5373682U (ja
Inventor
賢治 小川
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鋼板に対する電磁石の吸引力を浮上刃に利用
し、リニアモータの推力を搬送力に利用して鋼板を浮上
搬送する磁気吸引浮上装置に関するものである。
従来のこの種の磁気吸引浮上搬送装置として一般に知ら
れているものを第1図および第2図により説明する。
第1図は従来装置の下面図、第2図は同装置に被搬送鋼
板を加えて示す側面図で、両図において1は架台、2は
引吸用電磁石、3は搬送用リニアモータ、4は電磁石2
の極く近傍に配置されたギャップセンサ、5は被搬送鋼
板である。
このような従来装置において、吸引用電磁石2に電流が
流れると、鋼板5との間に磁気吸引力が作用し、この鋼
板5は電磁石2側に吸引される。
この時、鋼板5と電磁石2の間の距離を測定するギャッ
プセンサ4の出力が、設定ギャップ長より測定ギャップ
長の方が小さいという値を示せば、電磁石2の電流制御
装置(図示せず)によって電磁石2の電流、すなわち磁
気吸引力を減少させ、測定ギャップ長が設定ギャップ長
に等しくなるまで電磁石2の電流を制御する。
また、ギャップセンサ4の出力が、設定ギャップ長より
測定ギャップ長の方が大きいという値を示せば、上記電
流制御装置が上述とは逆に作用し、電磁石2の電流を制
御する。
このようにして鋼板5は常に吸引用電磁石2より設定さ
れたギャップ長をもって空中に浮上しており、この状態
でリニアモータ3に電流を流せば、リニアモータ3と鋼
板5の間に推力が働き、鋼板5は浮上したまま所定の方
向へ搬送されることになる。
しかしながらこのような従来装置では、その搬送用リニ
アモータ3の配置は、吸引用電磁石2のそれとは無関係
に被搬送鋼板5の長さやりニアモータ3.1個の推力と
搬送に必要な力の関係等から定められていたこと、また
、リニアモータ3は推力を制御することを主とし、吸引
力は制御されないことによって、リニアモータ3が発生
する吸引力(通常、推力の10倍以上になることが多い
)が、磁気浮上系に与える影響が大きく、鋼板5が移送
していく時に浮上が不安定になってこの鋼板5が落下し
たり、電磁石2やリニアモータ3の鉄心表面に接触する
ことがあった。
この考案は上記のような不都合を解消するためになされ
たもので、搬送用リニアモータに、通常の推進力制御用
コイルとは別にその吸引力を制御するためのコイルを設
け、この吸引力制御用コイルとギャップセンサによって
リニアモータの吸引力を制御し、リニアモータの吸引力
が浮上系に与える影響をなくシ、被搬送鋼板が安定に浮
上搬送できるようにした磁気吸引浮上搬送装置を提供す
ることを目的とする。
以下第3図ないし第6図を参照してこの考案の実施例を
説明する。
第3図はこの考案による磁気吸引浮上搬送装置の一実施
例を示す下面図、第4図は同装置に使用される搬送用リ
ニアモータの一例を被搬送鋼板と共に示す斜視図で、こ
れら両国において3′は搬送用リニアモータ、6は被搬
送鋼板5を通して磁気閉回路が構成されるような形状を
もつりニアモータ3′の鉄心である。
7は鉄心6に巻かれ、後述推進力制御用コイルによる吸
引力を制御するための吸引力制御用コイルで、通常は直
流電流が供給される。
8は鉄心6の鋼板5に面した空隙側近傍に巻回された推
進力制御用コイルで、通常は多相交流電流が供給される
またこの実施例では、リニアモータ3′にも鋼板5との
ギャップ長検出用のギャップセンサ4が取り付けられて
いる。
なお、その他の構成は第1図および第2図に示した従来
装置と同様であるので、同一符号を付してその説明を省
略する。
すなわち、吸引浮上された鋼板5の搬送速度を変えるた
め等でリニアモータ3′の推力を制御するために推進力
制御用コイル8の印加電圧を変化させると、通常の従来
装置では同時にその吸引力まで起化させてしまう。
しかしこの考案装置において、推進力制御用コイル8の
印加電圧が変化したことによって生じた吸引力の変化は
、吸引力制御用コイル7の直流電流をギャップセンサ4
の出力によって制御することによって補償され、鋼板5
とのギャップ長は一定となる。
第5図および第6図はこの考案装置に使用される搬送用
リニアモータ3′の他の例を示す正面図および側面図で
ある。
すなわち、ここでは吸引力制御用コイル7を2分割した
もので、この2分割された吸引力制御用コイル7.7は
、これらの発する起磁力が互いに足し合わされるように
結線されてリニアモータ3′と鋼板5との間で磁気閉回
路(第5図中点線矢印に示す)が構成される部分、例え
ば図示するように推進力制御用コイル8部分に設ければ
よく、このようにしてもこの考案を逸脱するものではな
い。
また第3図において、架台1に対するリニアモータ3′
の配置は、この図に示す例に限定されることはなく、例
えば図中の吸引用電磁気2が配置されている部分をも全
てリニアモータ3′に置き換えても良く、また必要に応
じてリニアモータ3′に置き換えても良い。
以上述べたようにこの考案によれば、搬送用リニアモー
タ3′に吸引力制御用コイル7を設けたので、リニアモ
ータ3′の推力を制御しても被搬送鋼板を安定に浮上搬
送することができる。
また、従来、リニアモータ3′で推力と吸引力を同時に
制御するためには、リニアモータ3′に加える電源(図
示せず)の周波数と電圧を別々に制御する必要があった
が、この考案装置では制御の簡単な電圧制御を各々のコ
イル7.8について行なえばりニアモータ3′の推力と
吸引力を別々に制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の下面図、第2図は同装置に被搬送鋼
板を加えて示す側面図、第3図はこの考案による磁気吸
引浮上搬送装置の一実施例を示す下面図、第4図は同装
置に使用される搬送用リニアモータの一例を被搬送鋼板
と共に示す斜視図、第5図および第6図は同じく他の例
を示す正面図および側面図である。 2・・・・・・吸引用電磁石、3′・・・・・・搬送用
リニアモータ、4・・・・・・ギャップセンサ、5・・
・・・・被搬送鋼板、7・・・・・・吸引力制御用コイ
ル、8・・・・・・推進力制御用コイル。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石と鋼板との間に生じる磁気吸引力を制御して鋼板
    を浮上させると共に、リニアモータを用い、浮上鋼板を
    直接リニアモータの二次導体として推力を発生させてこ
    れを搬送する装置において、リニアモータに、通常の推
    進力制御用のコイルの他にこのコイルによる吸引力を制
    御するためのコイルをも設けたことを特徴とする磁気吸
    引浮上搬送装置。
JP15612576U 1976-11-19 1976-11-19 磁気吸引浮上搬送装置 Expired JPS592023Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15612576U JPS592023Y2 (ja) 1976-11-19 1976-11-19 磁気吸引浮上搬送装置

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JP15612576U JPS592023Y2 (ja) 1976-11-19 1976-11-19 磁気吸引浮上搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPS5373682U JPS5373682U (ja) 1978-06-20
JPS592023Y2 true JPS592023Y2 (ja) 1984-01-20

Family

ID=28764216

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JP15612576U Expired JPS592023Y2 (ja) 1976-11-19 1976-11-19 磁気吸引浮上搬送装置

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JPS5373682U (ja) 1978-06-20

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