JPS60160367A - 浮上式搬送装置 - Google Patents
浮上式搬送装置Info
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- JPS60160367A JPS60160367A JP59014705A JP1470584A JPS60160367A JP S60160367 A JPS60160367 A JP S60160367A JP 59014705 A JP59014705 A JP 59014705A JP 1470584 A JP1470584 A JP 1470584A JP S60160367 A JPS60160367 A JP S60160367A
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- permanent magnet
- guide rail
- section
- container
- electromagnet
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L13/00—Electric propulsion for monorail vehicles, suspension vehicles or rack railways; Magnetic suspension or levitation for vehicles
- B60L13/10—Combination of electric propulsion and magnetic suspension or levitation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0472—Active magnetic bearings for linear movement
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C39/00—Relieving load on bearings
- F16C39/06—Relieving load on bearings using magnetic means
- F16C39/063—Permanent magnets
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/03—Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
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- B60L2200/26—Rail vehicles
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、浮上式搬送装置に係わり、特にオフィスオー
トメーションの一環として建屋内の複数の地点間におい
て現金、書類及び伝票等を搬送するような用途に好適す
る浮上式搬送装置に関する。
トメーションの一環として建屋内の複数の地点間におい
て現金、書類及び伝票等を搬送するような用途に好適す
る浮上式搬送装置に関する。
従来、小物類の搬送装置としては、空気圧を利用したエ
アシュータ、ベルトコンベアの原理を利用したもの、ア
ブト式歯車を利用したもの等があり、更には常電導磁気
浮上式鉄道システムを小型化したものもアイデアとして
考えられている。しかしながら、これらの従来技術をオ
フィス用途として見るとそれぞれ次の■〜■に示すよう
な問題がある。
アシュータ、ベルトコンベアの原理を利用したもの、ア
ブト式歯車を利用したもの等があり、更には常電導磁気
浮上式鉄道システムを小型化したものもアイデアとして
考えられている。しかしながら、これらの従来技術をオ
フィス用途として見るとそれぞれ次の■〜■に示すよう
な問題がある。
■ エアシュータ方式では、被搬送物を丸めて円筒状の
搬送容器に入れる必要があり、パンチカードやマークシ
ート等の折り曲げることを嫌うような物の搬送には不向
きである。また、所定の目的端局へ到着した時の機械的
衝撃及び騒音は、精密機械や文書等被搬送物の損壊を引
き起こしたり、オフィスの環境を損なったりする。
搬送容器に入れる必要があり、パンチカードやマークシ
ート等の折り曲げることを嫌うような物の搬送には不向
きである。また、所定の目的端局へ到着した時の機械的
衝撃及び騒音は、精密機械や文書等被搬送物の損壊を引
き起こしたり、オフィスの環境を損なったりする。
■ ベルトコンベアの原理を利用した方式及びアブト式
歯車を利用した方式においては、搬送速度が遅く、騒音
が大きく、また搬送路に必要な空間の容積が大きい等の
問題点がある。
歯車を利用した方式においては、搬送速度が遅く、騒音
が大きく、また搬送路に必要な空間の容積が大きい等の
問題点がある。
■ 常電導磁気浮上式鉄道システムを小型化した方式に
ついては、小型の割には消費電力が大であり、他の構成
要素に比べ車上電源や車上制御装置が大形になること、
及び高価になること等の問題点がある。
ついては、小型の割には消費電力が大であり、他の構成
要素に比べ車上電源や車上制御装置が大形になること、
及び高価になること等の問題点がある。
本発明の目的は、搬送車両を浮上させるための消費電力
を小さくすることができ、小型で運転制御の容易化をは
かり得、且つ搬送に伴う騒音の低減化及び搬送速度の高
速化をはかり得る浮上式搬送装置を提供することにある
。
を小さくすることができ、小型で運転制御の容易化をは
かり得、且つ搬送に伴う騒音の低減化及び搬送速度の高
速化をはかり得る浮上式搬送装置を提供することにある
。
本発明の骨子は、搬送車両を浮上させるため電磁石に要
求される起磁力の大部分を永久磁石に受け持たせると共
に、搬送車両を駆動する手段として上記永久磁石の漏れ
磁束を利用することにある。
求される起磁力の大部分を永久磁石に受け持たせると共
に、搬送車両を駆動する手段として上記永久磁石の漏れ
磁束を利用することにある。
即ち本発明は、被搬送物を載置した容器部を磁石の吸引
力によりレールから浮上させて搬送する浮上式搬送装置
において、下面部分を強磁性体で形成したガイドレール
と、このガイドレールの下面と対向するよう前記容器部
に取り付けられた複数の電磁石と、前記容器部に取り付
けられ上記電磁石とガイドレールとの間の空隙長をそれ
ぞれ検出する複数のギャップセンサと、前記電磁石、ガ
イドレール及びこれらの空隙部分で構成される磁気回路
中に配置されると共に前記容器部に取り付けられ、前記
容器部及びこれに取り付けられた各種部材からなる搬送
車両を浮上させるのに前記電磁石に要求される起磁力に
相当する分を補償する永久磁石と、前記容器部に設けら
れ前記ギャップセンサの各検出信号に応じて前記空隙長
が所定値となるよう前記電磁石に流す電流をそれぞれ制
御する制御部と、前記ガイドレールに沿って配設され、
且つ前記磁気回路中の一部と離間対向するよう配設され
たりニアモータの固定子部とを具備してなり、前記リニ
アモータの固定子部に対する界磁部分を前記永久磁石で
兼用するようにしたものである。
力によりレールから浮上させて搬送する浮上式搬送装置
において、下面部分を強磁性体で形成したガイドレール
と、このガイドレールの下面と対向するよう前記容器部
に取り付けられた複数の電磁石と、前記容器部に取り付
けられ上記電磁石とガイドレールとの間の空隙長をそれ
ぞれ検出する複数のギャップセンサと、前記電磁石、ガ
イドレール及びこれらの空隙部分で構成される磁気回路
中に配置されると共に前記容器部に取り付けられ、前記
容器部及びこれに取り付けられた各種部材からなる搬送
車両を浮上させるのに前記電磁石に要求される起磁力に
相当する分を補償する永久磁石と、前記容器部に設けら
れ前記ギャップセンサの各検出信号に応じて前記空隙長
が所定値となるよう前記電磁石に流す電流をそれぞれ制
御する制御部と、前記ガイドレールに沿って配設され、
且つ前記磁気回路中の一部と離間対向するよう配設され
たりニアモータの固定子部とを具備してなり、前記リニ
アモータの固定子部に対する界磁部分を前記永久磁石で
兼用するようにしたものである。
(発明の効果)
本発明によれば、搬送車両の自重及びこの搬送5−
車両に積載された被搬送体の重量の大部分を永久磁石の
吸引力で支持することができるので、既存の常電導吸引
型浮上方式に比べ、電磁石において消費される電力を大
幅に減少させることができる。
吸引力で支持することができるので、既存の常電導吸引
型浮上方式に比べ、電磁石において消費される電力を大
幅に減少させることができる。
さらに、搬送車両は地上構造物に完全非接触で浮上して
走行するため騒音が発生せず、また走行抵抗が非常に小
さいため容量の小さい電源で高速走行させることが可能
となる。また、浮上刃を得るために使用した永久磁石の
漏れ磁束を駆動用電動機の界磁部分として利用すること
により、駆動・制御機構が小型になり、搬送装置全体の
低廉価も実現することができる。
走行するため騒音が発生せず、また走行抵抗が非常に小
さいため容量の小さい電源で高速走行させることが可能
となる。また、浮上刃を得るために使用した永久磁石の
漏れ磁束を駆動用電動機の界磁部分として利用すること
により、駆動・制御機構が小型になり、搬送装置全体の
低廉価も実現することができる。
まず、本発明の詳細な説明する前に本発明者等が先に提
案した浮上式搬送システムについて説明する。
案した浮上式搬送システムについて説明する。
第1図乃至第3図はそれぞれ上記システムの一例を説明
するためのもので第1図は斜視図、第2図は側断面図、
第3図は縦断面図である。所定の搬送区間において各種
計器、備品、通路等の障害6− 物を避けるようにして、図示しない支えによって支えら
れたガイドレール1が敷設されている。このガイドレー
ル1はLアングル等構造物を兼ねることが好ましいが、
レール1の下面部分は強磁性体で構成されることを要す
る。被搬送物を収納する容器部2の下面には、ガイドレ
ール1の磁性体部分に対向するよう複数の電磁石3及び
複数のギャップセンサ4がL架支え部5を介して取り付
けられている。ギャップセンサ4は、ガイドレール1と
電磁石3の表面との間の空隙長を検出するものである。
するためのもので第1図は斜視図、第2図は側断面図、
第3図は縦断面図である。所定の搬送区間において各種
計器、備品、通路等の障害6− 物を避けるようにして、図示しない支えによって支えら
れたガイドレール1が敷設されている。このガイドレー
ル1はLアングル等構造物を兼ねることが好ましいが、
レール1の下面部分は強磁性体で構成されることを要す
る。被搬送物を収納する容器部2の下面には、ガイドレ
ール1の磁性体部分に対向するよう複数の電磁石3及び
複数のギャップセンサ4がL架支え部5を介して取り付
けられている。ギャップセンサ4は、ガイドレール1と
電磁石3の表面との間の空隙長を検出するものである。
上記容器部2の下面には、ギャップセンサ4の検出信号
を基に上記空隙長を一定に保つように電磁石3のコイル
6に流れる電流を制御する制御回路、及び電磁石3に通
電するための電源を収納した制御部7が設けられている
。さらに、容器部2の下面には電源遮断時の支持並びに
浮上走行時の接触防止のための車輪8が取り付けられて
いる。また、上記ガイドレール1.電磁石3及びこれら
の空隙からなる磁気回路中には図示する如く永久磁石9
が配設されている。永久磁石9は浮上部分、即ち容器部
2及び各種部材3.〜,9からなる搬送車両10の総重
量を支持するために必要となる起磁力に略等しい起磁力
を持つものである。この永久磁石9の存在により電磁石
3を構成するコイル6に要求される起磁力を大幅に減少
し、電磁石3の小型軽量化をはかると同時に、充電可能
な電池等で構成される電源部及び浮上ギャップを一定に
保つ制御回路等からなる制御部7の小型軽量化をはかる
ことができる。
を基に上記空隙長を一定に保つように電磁石3のコイル
6に流れる電流を制御する制御回路、及び電磁石3に通
電するための電源を収納した制御部7が設けられている
。さらに、容器部2の下面には電源遮断時の支持並びに
浮上走行時の接触防止のための車輪8が取り付けられて
いる。また、上記ガイドレール1.電磁石3及びこれら
の空隙からなる磁気回路中には図示する如く永久磁石9
が配設されている。永久磁石9は浮上部分、即ち容器部
2及び各種部材3.〜,9からなる搬送車両10の総重
量を支持するために必要となる起磁力に略等しい起磁力
を持つものである。この永久磁石9の存在により電磁石
3を構成するコイル6に要求される起磁力を大幅に減少
し、電磁石3の小型軽量化をはかると同時に、充電可能
な電池等で構成される電源部及び浮上ギャップを一定に
保つ制御回路等からなる制御部7の小型軽量化をはかる
ことができる。
ところで、この種の浮上式搬送システムにおいては、浮
上走行中の抗力としては搬送車両の断面形状に依存する
空気抵抗とガイドレール部に発生する渦電流損失の反作
用として生じる磁気抗力とが考えられる。しかしながら
、これらの走行抵抗は浮上式搬送装置としての実用車両
速度範囲においては非常に小さいので、搬送車両10の
駆動・制御機構は搬送区間の両端部や搬送路の曲線部や
傾斜部等の特定の部分にのみ設置すれば十分である。
上走行中の抗力としては搬送車両の断面形状に依存する
空気抵抗とガイドレール部に発生する渦電流損失の反作
用として生じる磁気抗力とが考えられる。しかしながら
、これらの走行抵抗は浮上式搬送装置としての実用車両
速度範囲においては非常に小さいので、搬送車両10の
駆動・制御機構は搬送区間の両端部や搬送路の曲線部や
傾斜部等の特定の部分にのみ設置すれば十分である。
この種の駆動・制動機構としては、第2図に示す如く車
両中央下部に垂直に取り付けられた導体板11を2次導
体とし、電機子巻線を巻装した固定鉄心12で上記導体
板11を挟み込んだリニア誘導電動機により駆動制御を
行うことが考えられる。このような左右固定鉄心間の狭
い空隙部分を所定の速度で通過させるには図示しないが
導体板11を固定子鉄心間の空隙部分に導くような特殊
な案内機構が必要となり、またこれらの案内機構と導体
板11との接触により騒音が発生し、搬送容器部分2に
も衝撃が伝わることが考えられる。
両中央下部に垂直に取り付けられた導体板11を2次導
体とし、電機子巻線を巻装した固定鉄心12で上記導体
板11を挟み込んだリニア誘導電動機により駆動制御を
行うことが考えられる。このような左右固定鉄心間の狭
い空隙部分を所定の速度で通過させるには図示しないが
導体板11を固定子鉄心間の空隙部分に導くような特殊
な案内機構が必要となり、またこれらの案内機構と導体
板11との接触により騒音が発生し、搬送容器部分2に
も衝撃が伝わることが考えられる。
さらに、第3図に示す浮上式搬送装置の縦断面図に見ら
れるように、導体板の大きさは所要推力・制動力によっ
て決定されるがかなり大きな形状となり、搬送路構築に
必要とされる容積の増大を招くことになる。
れるように、導体板の大きさは所要推力・制動力によっ
て決定されるがかなり大きな形状となり、搬送路構築に
必要とされる容積の増大を招くことになる。
上述した搬送における問題点をも解決したのが本実施例
である。
である。
第4図乃至第6図はそれぞれ本発明の一実施例に係わる
浮上式搬送装置を説明するためのもので第4図は斜視図
、第5図は側断面図、第6図は縦9− 断面図である。なお、第1図乃至第3図と同一部分には
同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実
施例では、搬送車両10として搬送車両と同様な物を用
い、3相すニア同期電動機による駆動制御を行う場合を
示している。即ち、搬送車両10を浮上させるための吸
引力を発生する起磁力の大部分を負担する永久磁石9の
両極に取り付けられた磁性体で作られた電磁石3のコア
を、電磁石下部の電動機固定子巻線群と対向する方向に
若干伸ばすことによって電動機の界磁部分とし、固定子
部15側には電機子巻線13が非磁性体若しくは磁性体
によって構成される巻き枠14に巻装されている。巻線
13は、3相交流電源に接続されるもので、図示しない
車両位置検知装置からの信号に基づき、図示しない制御
回路によって供給電流を制御され、これにより搬送車両
10が駆動・制御されるものとなっている。
浮上式搬送装置を説明するためのもので第4図は斜視図
、第5図は側断面図、第6図は縦9− 断面図である。なお、第1図乃至第3図と同一部分には
同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実
施例では、搬送車両10として搬送車両と同様な物を用
い、3相すニア同期電動機による駆動制御を行う場合を
示している。即ち、搬送車両10を浮上させるための吸
引力を発生する起磁力の大部分を負担する永久磁石9の
両極に取り付けられた磁性体で作られた電磁石3のコア
を、電磁石下部の電動機固定子巻線群と対向する方向に
若干伸ばすことによって電動機の界磁部分とし、固定子
部15側には電機子巻線13が非磁性体若しくは磁性体
によって構成される巻き枠14に巻装されている。巻線
13は、3相交流電源に接続されるもので、図示しない
車両位置検知装置からの信号に基づき、図示しない制御
回路によって供給電流を制御され、これにより搬送車両
10が駆動・制御されるものとなっている。
かくして本実施例によれば、搬送車両10の自重及びこ
れに積載される被搬送体の重量の大部分を永久磁石9の
吸引力で支持するきとができるの10− で、電磁石3のコイル6において消費される電力を極め
て小さくすることができる。これにより、電磁石3の小
型軽量化をはかると共に、電源及び制御回路等からなる
制御部7の小型軽量化をはかることができる。また、ガ
イドレール1と電磁石3の表面間の空隙長を一定に制御
することによって、リニア同期電動機の固定子巻線表面
と電磁石2の底部表面間の空隙長も一定とすることがで
き、ざらに第2図中に示すようにガイドレール1の底部
磁性体部分の幅と電磁石3の鉄心の幅(積厚)を等しく
することによって、搬送車両走行中の左右の震動を抑え
ることができる。従って、電動機の固定子部15と界磁
部とを効率良く対向させるための特別な装置を要するこ
となしに駆動・制動部分を構成することができる。さら
に、浮上刃を得るための永久磁石9の漏れ磁束を駆動用
電動機の界磁部分として利用することにより、駆動・制
御機構が小型になり、搬送装置全体の低廉価もはかり得
る。また、第6図からも判るように搬送路の断面積は、
電動機設置部でも必要最小限の太きさとなり、惰行走行
区間での搬送路断面積はかなり小型のものとなる。さら
に、搬送車両10が地上構造物に完全非接触で浮上する
ため騒音が小さく、また走行抵抗が小さくなるので容量
の小さい電源で高速走行させることができる。このため
、オフィス用途として極めて有効である。
れに積載される被搬送体の重量の大部分を永久磁石9の
吸引力で支持するきとができるの10− で、電磁石3のコイル6において消費される電力を極め
て小さくすることができる。これにより、電磁石3の小
型軽量化をはかると共に、電源及び制御回路等からなる
制御部7の小型軽量化をはかることができる。また、ガ
イドレール1と電磁石3の表面間の空隙長を一定に制御
することによって、リニア同期電動機の固定子巻線表面
と電磁石2の底部表面間の空隙長も一定とすることがで
き、ざらに第2図中に示すようにガイドレール1の底部
磁性体部分の幅と電磁石3の鉄心の幅(積厚)を等しく
することによって、搬送車両走行中の左右の震動を抑え
ることができる。従って、電動機の固定子部15と界磁
部とを効率良く対向させるための特別な装置を要するこ
となしに駆動・制動部分を構成することができる。さら
に、浮上刃を得るための永久磁石9の漏れ磁束を駆動用
電動機の界磁部分として利用することにより、駆動・制
御機構が小型になり、搬送装置全体の低廉価もはかり得
る。また、第6図からも判るように搬送路の断面積は、
電動機設置部でも必要最小限の太きさとなり、惰行走行
区間での搬送路断面積はかなり小型のものとなる。さら
に、搬送車両10が地上構造物に完全非接触で浮上する
ため騒音が小さく、また走行抵抗が小さくなるので容量
の小さい電源で高速走行させることができる。このため
、オフィス用途として極めて有効である。
第7図は他の実施例の要部構成を示す断面図である。こ
の実施例では浮上刃を発生させる電磁石2に対して駆動
・制動用のリニア同期電動機の固定子部15(電機子巻
線13及び巻き枠14)を軌道の両側に配置し、電磁石
磁気回路中の永久磁石9の側面部分への漏れ磁束を界磁
として利用した例である。この方式によれば、リニア同
期電動機の固定子部15と電磁石3の鉄心部分との間に
発生する吸引力が左右両側の電磁石間で打ち消し合うこ
とになり、搬送車両10を浮上させるために必要となる
電磁石3及び永久磁石9の起磁力を大きくする必要もな
く、本発明の主旨が最大限に生かされる。また、第7図
ではリニア同期電動機の固定子部15が軌道外側から搬
送車両10を挟み込む例を示したが、電磁石3に対向し
て軌道中心側に固定子部15を配置した場合も本発明の
主旨は十分に生かすことができる。
の実施例では浮上刃を発生させる電磁石2に対して駆動
・制動用のリニア同期電動機の固定子部15(電機子巻
線13及び巻き枠14)を軌道の両側に配置し、電磁石
磁気回路中の永久磁石9の側面部分への漏れ磁束を界磁
として利用した例である。この方式によれば、リニア同
期電動機の固定子部15と電磁石3の鉄心部分との間に
発生する吸引力が左右両側の電磁石間で打ち消し合うこ
とになり、搬送車両10を浮上させるために必要となる
電磁石3及び永久磁石9の起磁力を大きくする必要もな
く、本発明の主旨が最大限に生かされる。また、第7図
ではリニア同期電動機の固定子部15が軌道外側から搬
送車両10を挟み込む例を示したが、電磁石3に対向し
て軌道中心側に固定子部15を配置した場合も本発明の
主旨は十分に生かすことができる。
なお、本発明は上述した各実施例に限定されるものでは
ない。実施例では電動機としてリニア同期電動機を使用
した例を示したが、浮上用電磁石の負荷の軽減を目的と
して設置された永久磁石の漏れ磁束を利用して駆動制動
を行うことのできる他の電動機方式、即ちリニア直流電
動機、リニアパルス電動機等を用いるようにしてもよい
。これらの場合に、固定子巻線群は必ずしも前記第4図
に示すような巻き枠に収められる必要はなく、空心のコ
イルを固定する他の手段、例えばモールドやバンドによ
る固定等によって実現することも可能である。さらに、
ガイドレールと搬送容器の位置関係も前記第4図に示す
ように搬送容器が必ずしもガイドレールの上にある必要
はなく、搬送容器がガイドレールの下にくるような、所
謂懸垂式の搬送車両の形にしてもよい。また、電磁石、
永久磁石及びギャップセンサ等の個数は、容器部の13
− 大きさ等の仕様に応じて適宜室めればよい。その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施する
ことができる。
ない。実施例では電動機としてリニア同期電動機を使用
した例を示したが、浮上用電磁石の負荷の軽減を目的と
して設置された永久磁石の漏れ磁束を利用して駆動制動
を行うことのできる他の電動機方式、即ちリニア直流電
動機、リニアパルス電動機等を用いるようにしてもよい
。これらの場合に、固定子巻線群は必ずしも前記第4図
に示すような巻き枠に収められる必要はなく、空心のコ
イルを固定する他の手段、例えばモールドやバンドによ
る固定等によって実現することも可能である。さらに、
ガイドレールと搬送容器の位置関係も前記第4図に示す
ように搬送容器が必ずしもガイドレールの上にある必要
はなく、搬送容器がガイドレールの下にくるような、所
謂懸垂式の搬送車両の形にしてもよい。また、電磁石、
永久磁石及びギャップセンサ等の個数は、容器部の13
− 大きさ等の仕様に応じて適宜室めればよい。その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施する
ことができる。
第1図乃至第3図はそれぞれ従来の浮上式搬送装置の概
略構成を説明するためのもので第1図は斜視図、第2図
は側断面図、第3図は縦断面図、第4図乃至第6図はそ
れぞれ本発明の一実施例に係わる浮上式搬送装置の概略
構成を説明するためのもので第4図は斜視図、第5図は
側断面図、第6図は縦断面図、第7図は他の実施例の要
部構成を示す断面図である。 1・・・ガイドレール、2・・・容器部、3・・・電磁
石、4・・・ギャップセンサ、5・・・支え部、6・・
・電磁石コイル、7・・・制御部及び電源部、8・・・
車輪、9・・・永久磁石、10・・・搬送車両、13・
・・電機子巻線、14・・・巻枠、15・・・固定子部
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 14−
略構成を説明するためのもので第1図は斜視図、第2図
は側断面図、第3図は縦断面図、第4図乃至第6図はそ
れぞれ本発明の一実施例に係わる浮上式搬送装置の概略
構成を説明するためのもので第4図は斜視図、第5図は
側断面図、第6図は縦断面図、第7図は他の実施例の要
部構成を示す断面図である。 1・・・ガイドレール、2・・・容器部、3・・・電磁
石、4・・・ギャップセンサ、5・・・支え部、6・・
・電磁石コイル、7・・・制御部及び電源部、8・・・
車輪、9・・・永久磁石、10・・・搬送車両、13・
・・電機子巻線、14・・・巻枠、15・・・固定子部
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 14−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)被搬送物を載置する容器部を磁石の吸引力により
レールから浮上させて搬送する浮上式搬送装置において
、下面部分を強磁性体で形成したガイドレールと、この
ガイドレールの下面と対向するよう前記容器部に取り付
けられた複数の電磁石と、前記容器部に取り付けられ上
記電磁石とガイドレールとの間の空隙長をそれぞれ検出
する複数のギャップセンサと、前記電磁石、ガイドレー
ル及びこれらの空隙部分で構成される磁気回路中に配置
されると共に前記容器部に取り付けられ、前記容器部及
びこれに取り付けられた各種部材からなる搬送車両を浮
上させるのに前記電磁石に要求される起磁力に相当する
分を補償する永久磁石と、前記容器部に設けられ前記ギ
ャップセンサの各検出信号に応じて前記空隙長が所定値
となるよう前記電磁石に流す電流をそれぞれ制御する制
御部と、前記ガイドレールに沿って配設され、且つ前記
磁気回路中の一部と離間対向するよう配設されたりニア
モータの固定子部とを具備し、前記固定子部は前記永久
磁石を前記リニアモータの界磁部分として兼用するもの
であることを特徴とする浮上式(2)前記リニアモータ
の固定子部は、前記永久磁石の下面に対向するように配
設されたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の浮上式搬送装置。 (3)前記リニアモータの固定子部は、前記永久磁石の
側面に対向するように配設されたものであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の浮上式搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59014705A JPS60160367A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | 浮上式搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59014705A JPS60160367A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | 浮上式搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60160367A true JPS60160367A (ja) | 1985-08-21 |
Family
ID=11868585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59014705A Pending JPS60160367A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | 浮上式搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60160367A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0169983A2 (en) * | 1984-06-30 | 1986-02-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transporting system of floated carrier type |
EP0179188A2 (en) * | 1984-10-23 | 1986-04-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transporting system of floated carrier type |
JPS62166710A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-23 | Daifuku Co Ltd | リニアモ−タ利用の磁気浮上式搬送設備 |
JPS62244267A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-24 | Toshiba Corp | 浮上式搬送装置 |
JPS62268308A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-20 | Toshiba Corp | 浮上式搬送装置 |
US4811667A (en) * | 1986-05-14 | 1989-03-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transportation system of a floated-carrier type |
-
1984
- 1984-01-30 JP JP59014705A patent/JPS60160367A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0169983A2 (en) * | 1984-06-30 | 1986-02-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transporting system of floated carrier type |
EP0179188A2 (en) * | 1984-10-23 | 1986-04-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transporting system of floated carrier type |
US4972779A (en) * | 1984-10-23 | 1990-11-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transporting system of floated carrier type |
JPS62166710A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-23 | Daifuku Co Ltd | リニアモ−タ利用の磁気浮上式搬送設備 |
JPS62244267A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-24 | Toshiba Corp | 浮上式搬送装置 |
JPS62268308A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-20 | Toshiba Corp | 浮上式搬送装置 |
US4811667A (en) * | 1986-05-14 | 1989-03-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transportation system of a floated-carrier type |
US4817533A (en) * | 1986-05-14 | 1989-04-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Transportation system of floated-carrier type |
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