JPH0583682U - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置Info
- Publication number
- JPH0583682U JPH0583682U JP2113192U JP2113192U JPH0583682U JP H0583682 U JPH0583682 U JP H0583682U JP 2113192 U JP2113192 U JP 2113192U JP 2113192 U JP2113192 U JP 2113192U JP H0583682 U JPH0583682 U JP H0583682U
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- fan guard
- air outlet
- casing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファンガードに付いた霜を確実にドレンパン
へ落下させ、コストを安くおさえると共に冷蔵庫内の温
度上昇を防止する冷却装置を得る。 【構成】 熱伝導の良い板状材で形成したファンガード
をケーシングの前板部の空気吹出口に対応する位置に設
けると共にファンガードの下部を折曲することにより露
受け部を形成し、その先端部ドレンパンの上部に位置さ
せる様にし、電熱ヒータを空気吹出し口近傍に位置する
ファンガード取付け部に取付けたものである。
へ落下させ、コストを安くおさえると共に冷蔵庫内の温
度上昇を防止する冷却装置を得る。 【構成】 熱伝導の良い板状材で形成したファンガード
をケーシングの前板部の空気吹出口に対応する位置に設
けると共にファンガードの下部を折曲することにより露
受け部を形成し、その先端部ドレンパンの上部に位置さ
せる様にし、電熱ヒータを空気吹出し口近傍に位置する
ファンガード取付け部に取付けたものである。
Description
【0001】
この考案は、冷凍冷蔵庫等に使用される冷却装置に取り付けられるファンガー ドの構造及び加熱体の取付位置に関するものである。
【0002】
図3は例えば特開平3−7874号公報に示された従来の冷却装置を示す外観 斜視図、図4は図3のA−Aにおける断面を矢印の方向に見た断面図である。図 において、1は冷却装置であり、2は空気吹出し口2aが穿設された前板部2b と天板部2cが逆L字状に一体に形成されたファンカバーである。3は上記ファ ンカバー2の左右両側部を覆う左右側板部、4は上記ファンカバー2と左右両側 板部3とにより構成されたケーシング、5は冷媒と被熱交換空気とを熱交換させ る冷却器、6は上記ケーシング4の下端部を覆うように取付けられ、除霜時上記 冷却器5等に生じるドレン水を受容するドレンパン、
【0003】 7は送風機羽根7aが上記空気吹出し口2a部に位置するように配設され、上 記ケーシング4の後開口部4a及び空気吹出し口2a部を介し上記冷却器5に被 熱交換空気を供給する送風機である。7bは送風機モータである。8は上記送風 機羽根7aを覆うように上記前板部2bの空気吹出し口部2a周縁部に取付けら れたファンガードであり、手指やごみ等の異物が入らない程度の間隔(ピッチ) で防触処理を施したワイヤー等を格子状に構成したものである。9は除霜時にお いて上記ファンガード8に付いた霜をとかすヒータであり、10は上記ファンガ ード8に取付けられ、上記ヒータ9によりとかされた霜を受け上記ドレンパン6 へと導びく霜受部であり鉄板表面に防触処理を施した金属板等から出来ている。
【0004】 又、図5は他の従来の冷却装置を示す断面図であり上記ファンガード8の霜を とかすヒータ9の他に上記ファンカバー2や送風機4に付いた霜をとかすヒータ 11が設けられている。
【0005】
従来の冷却装置は以上のように構成されているので、別途露受部10を設ける ことが必要で、又、露受部10をファンガード8に溶接等で固定することも必要 な為、コストが高くなるなどの問題点があった。又ファンガード8にヒータが取 付けられているがファンガード8が鉄等の線材で出来ている為熱伝導が悪く、前 板部2b等への熱が伝わりにくい為別途ヒータ11を取付る必要がありヒータ発 熱分の電気代が多くかかったり除霜時には冷蔵庫内の温度が高く上がり収納物を 損傷させる等の問題点もあった。
【0006】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、コストを安 くおさえることが出来るとともに、ファンガード10に付いた霜を確実にドレン パン6に排水出来、冷蔵庫内の温度上昇も抑制する様な冷却装置を得ることを目 的とする。
【0007】
この考案においては、冷媒と被熱交換空気とを熱交換させる冷却器、空気吹出 し口が穿設された前板部と、天板部、及び左右両側板部とにより構成され上記冷 却器を収容するケーシングと、上記ケーシングの下端部を覆うように取付けられ 上記冷却器等に生じるドレン水を受容するドレンパンと、上記ケーシングの空気 吹出し口部に送風機羽根が位置するように配設され、上記ケーシングの後開口部 及び空気吹出口を介し上記冷却器に被熱交換空気を供給する送風機と、多数の通 風孔を有する通風板部と、この通風板部の周辺部を内方に折曲することにより形 成された取付け部とを備え、上記通風孔が上記送風機羽根に対向するように上記 取付け部を上記ケーシングの空気吹出し口周縁に取付けると共に上記通風板下部 (周辺)を内方に折曲して形成された露受け部先端が上記ドレンパン上部に位置 するように構成されたファンガード、及びこのファンガードとを加熱する加熱体 とを設けたことにより冷却装置を構成したものである。
【0008】 また、ファンガードはAl等の熱伝導性の良い材料で構成すると共に加熱体は ケーシングの空気吹出口近傍に位置するファンガード取付け部に取付ける。
【0009】
この考案における冷却装置においては、ファンガードの通風孔が送風機羽根に 対向するように、その取付け部を空気吹出し口周縁に取付けると共に通風板下部 を内方に折曲することにより形成された露受け部先端がドレンパン上に位置する 様に構成したので、ファンガードに取付けられた加熱体によりとかされた霜は上 記ファンガードの露受け部におち、その先端部をつたってドレンパンに導びかれ る。また、ファンガードはAl等の熱伝導性の良い材料で構成し、加熱体を空気 吹出し口近傍に位置する前板部に取付けたので熱伝導や輻射熱により前板部の空 気吹出し口付近や送風機羽根の霜を充分溶かすことができる。
【0010】
実施例1. 図1はこの考案の一実施例を示す斜視図であり、1〜7、2a〜2c、4a、 7a、7bは上記従来装置と同様のものである。11は、ファンガードであり、 多数の通風孔11aを有する通風板部11bと、この通風板部11bの上部並び に左右周辺部を内方に折曲することにより形成された取付け部11cとを備え、 上記通風孔11aが上記送風機羽根7aに対向するように上記取付け部11cを 上記ケーシング4の空気吹出し口2aの周縁部に取付けられ、かつ上記通風板1 1b下部を内方に折曲して形成された露受け部11d先端部が上記ドレンパン6 上部に位置するように構成されたものである。12は、上記ファンガード11の 取付け部11cに取付けられた加熱体であり、この実施例では電熱ヒータを使用 している。
【0011】 次に作用について説明する。冷却運転時上記ファンガード11に付いた霜は、 除霜運転時上記ヒータ12の熱伝導による加熱にて上記ファンガード11を加熱 し、霜をとかす。とけた霜は水滴となり落下し、上記ファンガード11の霜受け 部11dに落ちその下端部11eへと流れ上記ドレンパン6へ落ちる。
【0012】 実施例2. 加熱体12は、空気吹出し口2a近傍に位置するファンガード11の取付け部 11cに取付けられたものであり、上記空気吹出し口2a周縁部や、送風機羽根 7a等に付着した霜は熱伝導や輻射熱により溶融する。更にファンガード11は 熱伝導性の良いAl材等で構成しているので、ケーシング4の前板部2bへの熱 伝導がよく、除霜性能が向上する。
【0013】
この考案においては、冷媒と被熱交換空気とを熱交換させる冷却器、空気吹出 し口が穿設された前板部と、天板部、及び左右両側板部とにより構成され上記冷 却器を収容するケーシングと、上記ケーシングの下端部を覆うように取付けられ 上記冷却器等に生じるドレン水を受容するドレンパンと、上記ケーシングの空気 吹出し口部に送風機羽根が位置するように配設され、上記ケーシングの後開口部 及び空気吹出口を介し上記冷却器に被熱交換空気を供給する送風機と、多数の通 風孔を有する通風板部と、この通風板部の周辺部を内方に折曲することにより形 成された取付け部とを備え、上記通風孔が上記送風機羽根に対向するように上記 取付け部を上記ケーシングの空気吹出し口周縁に取付けると共に上記通風板下部 を内方に折曲して形成された露受け部先端が上記ドレンパン上部に位置するよう に構成されたファンガード、及びこのファンガードを加熱する加熱体とを設けた ことにより冷却装置を構成したので上記ファンガードに付いた霜は上記加熱体の 熱伝導で溶かされ上記ファンガードの露受け部におち、その先端部よりドレンパ ンへ導びかれるので、別途ファンガードより落下する霜を受ける霜受部を設ける 必要がない為コストを安くおさえることが出来、かつドレン水を確実に受けるこ とが出来る。
【0014】 また、ファンガードはAl等の熱伝導性の良い材料で構成すると共に加熱体は ケーシングの空気吹出口近傍に位置するファンガード取付け部に取付けたので、 前板部の空気吹出し口付近や送風機羽根等に付いた霜は上記加熱体の熱伝導や輻 射熱により溶かされるのでヒータ本数を減らすことができるためコストを安く抑 えることができると共に冷蔵庫内の温度を抑制する効果がある。
【図1】この考案の一実施例を示す冷却装置の斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1に示す冷却装置のA−A断面図である。
【図3】従来の冷却装置を示す斜視図である。
【図4】図3に示す冷却装置を示すA−A断面図であ
る。
る。
【図5】従来の他の冷却装置を示す断面図である。
1 冷却装置 2a 空気吹出口 2b 前板部 2c 天板部 3 側板部 4 ケーシング 4a 開口部 5 冷却器 6 ドレンパン 7 送風機 7a 送風機羽根 11 ファンガード 11a 通風孔 11b 通風板部 11c 取付け部 11d 露受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀内 勝徳 和歌山市手平6丁目5番66号 三菱電機エ ンジニアリング株式会社伊丹事業所和歌山 支所内 (72)考案者 杉本 猛 和歌山市手平6丁目5番66号 三菱電機株 式会社和歌山製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 冷媒と被熱交換空気とを熱交換させる冷
却器、空気吹出し口が穿設された前板部と、天板部、及
び左右両側板部とにより構成され上記冷却器を収容する
ケーシング、上記ケーシングの下端部を覆うように取付
けられ上記冷却器等に生じるドレン水を受容するドレン
パン、上記ケーシングの空気吹出し口部に送風機羽根が
位置するように配設され、上記ケーシングの後開口部及
び空気吹出口を介し上記冷却器に被熱交換空気を供給す
る送風機、多数の通風孔を有する通風板部と、この通風
板部の周辺部を内方に折曲することにより形成された取
付け部とを備え、上記通風孔が上記送風機羽根に対向す
るように上記取付け部を上記ケーシングの空気吹出し口
周縁に取付けると共に上記通風板下部を内方に折曲して
形成された露受け部先端が上記ドレンパン上部に位置す
るように構成されたファンガード、及びこのファンガー
ドを加熱する加熱体を備えたことを特徴とする冷却装
置。 - 【請求項2】 ファンガードはAl等の熱伝導性の良い
材料で構成すると共に加熱体はケーシングの空気吹出口
近傍に位置するファンガード取付け部に取付けたことを
特徴とする請求項第1項記載の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113192U JP2545332Y2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113192U JP2545332Y2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583682U true JPH0583682U (ja) | 1993-11-12 |
JP2545332Y2 JP2545332Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=12046343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2113192U Expired - Lifetime JP2545332Y2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545332Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005098591A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷凍装置のファンカバー |
WO2006013762A1 (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-09 | Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha | 冷却貯蔵庫 |
JP2020085277A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | ホシザキ株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP2113192U patent/JP2545332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005098591A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷凍装置のファンカバー |
JP4554905B2 (ja) * | 2003-09-24 | 2010-09-29 | ホシザキ電機株式会社 | 冷凍装置のファンカバー |
WO2006013762A1 (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-09 | Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha | 冷却貯蔵庫 |
JPWO2006013762A1 (ja) * | 2004-08-04 | 2008-05-01 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
JP4653749B2 (ja) * | 2004-08-04 | 2011-03-16 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
JP2020085277A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | ホシザキ株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2545332Y2 (ja) | 1997-08-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |