JP2545332Y2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2545332Y2
JP2545332Y2 JP2113192U JP2113192U JP2545332Y2 JP 2545332 Y2 JP2545332 Y2 JP 2545332Y2 JP 2113192 U JP2113192 U JP 2113192U JP 2113192 U JP2113192 U JP 2113192U JP 2545332 Y2 JP2545332 Y2 JP 2545332Y2
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JP
Japan
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air outlet
fan guard
casing
ventilation
cooling device
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JP2113192U
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JPH0583682U (ja
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功 阪上
哲士 奥村
勝徳 堀内
猛 杉本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、冷凍冷蔵庫等に使用
される冷却装置に取り付けられるファンガードの構造及
び加熱体の取付位置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開平3−7874号公報
に示された従来の冷却装置を示す外観斜視図、図4は図
3のA−Aにおける断面を矢印の方向に見た断面図であ
る。図において、1は冷却装置であり、2は空気吹出し
口2aが穿設された前板部2bと天板部2cが逆L字状
に一体に形成されたファンカバーである。3は上記ファ
ンカバー2の左右両側部を覆う左右側板部、4は上記フ
ァンカバー2と左右両側板部3とにより構成されたケー
シング、5は冷媒と被熱交換空気とを熱交換させる冷却
器、6は上記ケーシング4の下端部を覆うように取付け
られ、除霜時上記冷却器5等に生じるドレン水を受容す
るドレンパン、
【0003】7は送風機羽根7aが上記空気吹出し口2
a部に位置するように配設され、上記ケーシング4の後
開口部4a及び空気吹出し口2a部を介し上記冷却器5
に被熱交換空気を供給する送風機である。7bは送風機
モータである。8は上記送風機羽根7aを覆うように上
記前板部2bの空気吹出し口部2a周縁部に取付けられ
たファンガードであり、手指やごみ等の異物が入らない
程度の間隔(ピッチ)で防触処理を施したワイヤー等を
格子状に構成したものである。9は除霜時において上記
ファンガード8に付いた霜をとかすヒータであり、10
は上記ファンガード8に取付けられ、上記ヒータ9によ
りとかされた霜を受け上記ドレンパン6へと導びく霜受
部であり鉄板表面に防触処理を施した金属板等から出来
ている。
【0004】又、図5は他の従来の冷却装置を示す断面
図であり上記ファンガード8の霜をとかすヒータ9の他
に上記ファンカバー2や送風機4に付いた霜をとかすヒ
ータ11が設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来の冷却装置は以上
のように構成されているので、別途露受部10を設ける
ことが必要で、又、露受部10をファンガード8に溶接
等で固定することも必要な為、コストが高くなるなどの
問題点があった。又ファンガード8にヒータが取付けら
れているがファンガード8が鉄等の線材で出来ている為
熱伝導が悪く、前板部2b等への熱が伝わりにくい為別
途ヒータ11を取付る必要がありヒータ発熱分の電気代
が多くかかったり除霜時には冷蔵庫内の温度が高く上が
り収納物を損傷させる等の問題点もあった。
【0006】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、コストを安くおさえることが出
来るとともに、ファンガード10に付いた霜を確実にド
レンパン6に排水出来、冷蔵庫内の温度上昇も抑制する
様な冷却装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案においては、冷
媒と被熱交換空気とを熱交換させる冷却器、空気吹出し
口が穿設された前板部と、天板部、及び左右両側板部と
により構成され上記冷却器を収容するケーシングと、上
記ケーシングの下端部を覆うように取付けられ上記冷却
器等に生じるドレン水を受容するドレンパンと、上記ケ
ーシングの空気吹出し口部に送風機羽根が位置するよう
に配設され、上記ケーシングの後開口部及び空気吹出口
を介し上記冷却器に被熱交換空気を供給する送風機と、
多数の通風孔を有する通風板部と、この通風板部の周辺
部を内方に折曲することにより形成された取付け部とを
備え、上記通風孔が上記送風機羽根に対向するように上
記取付け部を上記ケーシングの空気吹出し口周縁に取付
けると共に上記通風板下部(周辺)を内方に折曲して形
成された露受け部先端が上記ドレンパン上部に位置する
ように構成されたファンガード、及びこのファンガード
とを加熱する加熱体とを設けたことにより冷却装置を構
成したものである。
【0008】また、ファンガードは熱伝導性の良い材料
で構成すると共に加熱体はケーシングの空気吹出口近傍
に位置するファンガード取付け部に取付ける。
【0009】
【作用】この考案における冷却装置においては、ファン
ガードの通風孔が送風機羽根に対向するように、その取
付け部を空気吹出し口周縁に取付けると共に通風板下部
を内方に折曲することにより形成された露受け部先端が
ドレンパン上に位置する様に構成したので、ファンガー
ドに取付けられた加熱体によりとかされた霜は上記ファ
ンガードの露受け部におち、その先端部をつたってドレ
ンパンに導びかれる。また、ファンガードは熱伝導性の
良い材料で構成し、加熱体を空気吹出し口近傍に位置す
る前板部に取付けたので熱伝導や輻射熱により前板部の
空気吹出し口付近や送風機羽根の霜を充分溶かすことが
できる。
【0010】
【実施例】実施例1. 図1はこの考案の一実施例を示す斜視図であり、1〜
7、2a〜2c、4a、7a、7bは上記従来装置と同
様のものである。11は、ファンガードであり、多数の
通風孔11aを有する通風板部11bと、この通風板部
11bの上部並びに左右周辺部を内方に折曲することに
より形成された取付け部11cとを備え、上記通風孔1
1aが上記送風機羽根7aに対向するように上記取付け
部11cを上記ケーシング4の空気吹出し口2aの周縁
部に取付けられ、かつ上記通風板11b下部を内方に折
曲して形成された露受け部11d先端部が上記ドレンパ
ン6上部に位置するように構成されたものである。12
は、上記ファンガード11の取付け部11cに取付けら
れた加熱体であり、この実施例では電熱ヒータを使用し
ている。
【0011】次に作用について説明する。冷却運転時上
記ファンガード11に付いた霜は、除霜運転時上記ヒー
タ12の熱伝導による加熱にて上記ファンガード11を
加熱し、霜をとかす。とけた霜は水滴となり落下し、上
記ファンガード11の霜受け部11dに落ちその下端部
11eへと流れ上記ドレンパン6へ落ちる。
【0012】実施例2. 加熱体12は、空気吹出し口2a近傍に位置するファン
ガード11の取付け部11cに取付けられたものであ
り、上記空気吹出し口2a周縁部や、送風機羽根7a等
に付着した霜は熱伝導や輻射熱により溶融する。更にフ
ァンガード11は熱伝導性の良いアルミ材等で構成して
いるので、ケーシング4の前板部2bへの熱伝導がよ
く、除霜性能が向上する。
【0013】
【考案の効果】この考案においては、冷媒と被熱交換空
気とを熱交換させる冷却器、空気吹出し口が穿設された
前板部と、天板部、及び左右両側板部とにより構成され
上記冷却器を収容するケーシングと、上記ケーシングの
下端部を覆うように取付けられ上記冷却器等に生じるド
レン水を受容するドレンパンと、上記ケーシングの空気
吹出し口部に送風機羽根が位置するように配設され、上
記ケーシングの後開口部及び空気吹出口を介し上記冷却
器に被熱交換空気を供給する送風機と、多数の通風孔を
有する通風板部と、この通風板部の周辺部を内方に折曲
することにより形成された取付け部とを備え、上記通風
孔が上記送風機羽根に対向するように上記取付け部を上
記ケーシングの空気吹出し口周縁に取付けると共に上記
通風板下部を内方に折曲して形成された露受け部先端が
上記ドレンパン上部に位置するように構成されたファン
ガード、及びこのファンガードを加熱する加熱体とを設
けたことにより冷却装置を構成したので上記ファンガー
ドに付いた霜は上記加熱体の熱伝導で溶かされ上記ファ
ンガードの露受け部におち、その先端部よりドレンパン
へ導びかれるので、別途ファンガードより落下する霜を
受ける霜受部を設ける必要がない為コストを安くおさえ
ることが出来、かつドレン水を確実に受けることが出来
る。
【0014】また、ファンガードは熱伝導性の良い材料
で構成すると共に加熱体はケーシングの空気吹出口近傍
に位置するファンガード取付け部に取付けたので、前板
部の空気吹出し口付近や送風機羽根等に付いた霜は上記
加熱体の熱伝導や輻射熱により溶かされるのでヒータ本
数を減らすことができるためコストを安く抑えることが
できると共に冷蔵庫内の温度を抑制する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す冷却装置の斜視図で
ある。
【図2】図1に示す冷却装置のA−A断面図である。
【図3】従来の冷却装置を示す斜視図である。
【図4】図3に示す冷却装置を示すA−A断面図であ
る。
【図5】従来の他の冷却装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2a 空気吹出口 2b 前板部 2c 天板部 3 側板部 4 ケーシング 4a 開口部 5 冷却器 6 ドレンパン 7 送風機 7a 送風機羽根 11 ファンガード 11a 通風孔 11b 通風板部 11c 取付け部 11d 露受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀内 勝徳 和歌山市手平6丁目5番66号 三菱電機 エンジニアリング株式会社 伊丹事業所 和歌山支所内 (72)考案者 杉本 猛 和歌山市手平6丁目5番66号 三菱電機 株式会社 和歌山製作所内 (56)参考文献 特開 平3−7874(JP,A) 特開 昭53−146351(JP,A) 特開 平3−113260(JP,A) 実開 平1−88379(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒と被熱交換空気とを熱交換させる冷
    却器、空気吹出し口が穿設された前板部と、天板部、及
    び左右両側板部とにより構成され上記冷却器を収容する
    ケーシング、上記ケーシングの下端部を覆うように取付
    けられ上記冷却器等に生じるドレン水を受容するドレン
    パン、上記ケーシングの空気吹出し口部に送風機羽根が
    位置するように配設され、上記ケーシングの後開口部及
    び空気吹出口を介し上記冷却器に被熱交換空気を供給す
    る送風機、多数の通風孔を有する通風板部と、この通風
    板部の周辺部を内方に折曲することにより形成された取
    付け部とを備え、上記通風孔が上記送風機羽根に対向す
    るように上記取付け部を上記ケーシングの空気吹出し口
    周縁に取付けると共に上記通風板下部を内方に折曲して
    形成された露受け部先端が上記ドレンパン上部に位置す
    るように構成されたファンガード、及びこのファンガー
    ドを加熱する加熱体を備えたことを特徴とする冷却装
    置。
  2. 【請求項2】 ファンガードは熱伝導性の良い材料で構
    成すると共に加熱体はケーシングの空気吹出口近傍に位
    置するファンガード取付け部に取付けたことを特徴とす
    る請求項第1項記載の冷却装置。
JP2113192U 1992-04-07 1992-04-07 冷却装置 Expired - Lifetime JP2545332Y2 (ja)

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JP2113192U JP2545332Y2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 冷却装置

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JP2113192U JP2545332Y2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 冷却装置

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JPH0583682U JPH0583682U (ja) 1993-11-12
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JP4554905B2 (ja) * 2003-09-24 2010-09-29 ホシザキ電機株式会社 冷凍装置のファンカバー
WO2006013762A1 (ja) * 2004-08-04 2006-02-09 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha 冷却貯蔵庫
JP7145049B2 (ja) * 2018-11-19 2022-09-30 ホシザキ株式会社 冷却貯蔵庫

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