JP2001090976A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001090976A
JP2001090976A JP27094699A JP27094699A JP2001090976A JP 2001090976 A JP2001090976 A JP 2001090976A JP 27094699 A JP27094699 A JP 27094699A JP 27094699 A JP27094699 A JP 27094699A JP 2001090976 A JP2001090976 A JP 2001090976A
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Japan
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electric heater
heat exchanger
air conditioner
conditioner according
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JP27094699A
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Yoshinori Tanigawa
喜則 谷川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気ヒーター配置の自由度があがり熱交換器
の配置変更や大型化を行っても電気ヒーターが搭載で
き、取付のための余分な材料を必要とせずコストも低減
できる空気調和機を提供すること。 【解決手段】 室内ユニット本体と、この本体に設けら
れ、前面側熱交換器と背面側熱交換器とを有する熱交換
器と、前面側熱交換器と背面側熱交換器との中間上部の
風下側に設けられ、暖房運転時の補助暖房用の電気ヒー
ターと、この電気ヒーターの両端部を保持する一対の電
気ヒーター固定具と、を備え、一対の電気ヒーター固定
具をそれぞれ熱交換器の両端部に固定したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機に係
り、特に空気調和機の風路内に収納配設するヒーターの
取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、例えば実開平−112334
号公報に開示された従来のヒーター取付装置を備えた空
気調和機の断面図である。図11は図10で示した空気
調和機のヒーター取付装置の要部側面図、図12は図1
0で示した空気調和機のヒーター取付装置の分解斜視図
である。
【0003】図において、1は空気調和機の室内ユニッ
トで、中央部には吸込グリル2、上部には吹出口3が各
々形成されている。5は吸込グリル2の背面側に配設さ
れた熱交換器である。6は熱交換器5の上部後方に配設
された送風機である。7は熱交換器5の背面の風路上に
配設された暖房運転時の補助暖房用の電気ヒーター、8
は吹出口3に風を導くと共に熱を遮断する熱交換器5の
背面下部に位置する風案内板兼熱遮蔽板である。9は吹
出口3に風を導く上部風案内板で、前記風案内板兼熱遮
蔽板8とはねじで接続固定されている。
【0004】また、10は風案内板兼熱遮蔽板8の左右
に溶接またはネジ止めによって固定した固定具で、前面
の一部を切り起こしたガイド11と、略L字状に折曲し
たレール12が一定の幅で形成されている。更に、前記
固定具10の前面の上部には、長穴13を有するナット
固定部14を形成し、その裏部には断面が柄杓状の受部
を形成したナット収納片15の柄杓状部にナットを収納
して溶接により一体化している。
【0005】16は電気ヒーター7を取り付けるヒータ
取付具で、断面が略クランク状に折曲形成されたもので
ある。前記ヒーター取付具16は折曲形成された一端面
が電気ヒータ7の端部が取り付くように凹部17とねじ
穴18を設け、折曲形成された他端面は前記固定具10
のガイド11とレール12の幅と同一寸法にした挿入固
定片19を有している。更に、前記挿入固定片19の上
部には挿入固定片19と直角に折曲し、略U字状カット
したねじ固定部20を配設している。また、21は電気
ヒーター7の端部を固定する固定バンド、22は電気ヒ
ーター7とヒーター取付具16との間を電気的に絶縁し
て固定する糸巻き状に両端にフランジを有する絶縁ブッ
シュ、23はネジ固定部20を固定するヒーター取付ネ
ジ、24は固定バンド21をネジ止めするバンド固定ネ
ジである。
【0006】上記従来の空気調和機のヒーター取付装置
は、次のように組み立てられる。まず、固定具10を風
案内板兼熱遮蔽板8に溶接等により固着しておく。そし
て、電気ヒーター7の左右に絶縁ブッシュ22を挿着
し、絶縁ブッシュ22のそれぞれをヒーター取付具16
の凹部17及び固定バンド21にはめ込み、その状態で
固定ねじ24でネジ止めして、電気ヒーター7を固定バ
ンド21でヒーター取付具16に取り付ける。次にヒー
ター取付具16の挿入固定片19を固定具10のガイド
11とレール12の幅の間に上から挿入し、更にその挿
入が完了したところでネジ固定部20の略U字状カット
にヒーター取付固定ネジ23を、固定具10の上部に設
けたナット収納片15に収納したナット25に螺着す
る。このようにして、電気ヒーター7の取付が完了す
る。
【0007】また、電気ヒーター7の故障等で取り出す
ときは、送風機6と熱交換器5を取り外し、更にヒータ
ー取付固定ネジ23をゆるめて略U字状カット部からヒ
ーター取付固定ネジ23が螺合状態でナット25を外す
ことで、ヒーター取付具16を上方に引き上げ、固定具
10のガイド11とレール12の間を摺動させてヒータ
ー取付具16を上方に引き上げると、電気ヒーター7及
びヒーター取付具16を一体化した状態で風路に沿って
引き出すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の空
気調和機のヒーター取付装置は、電気ヒーター7を風案
内板兼熱遮蔽板8に取付け、それを上部風案内板9に固
定することによって電気ヒーター7が室内ユニット1に
搭載されるため、熱交換器5の配置変更や大型化したと
きに風案内板兼熱遮蔽板8のスペースがなくなり電気ヒ
ーター7が搭載できなくなるという問題点があった。ま
た、電気ヒーター7の断面形状が円のため風切り音も大
きいという問題点があった。
【0009】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、電気ヒーター配置の自由度があがり
熱交換器の配置変更や大型化を行っても電気ヒーターが
搭載でき、取付のための余分な材料を必要とせずコスト
も低減できる空気調和機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、室内ユニット本体と、この本体に設けられ、前面
側熱交換器と背面側熱交換器とを有する熱交換器と、前
面側熱交換器と背面側熱交換器との中間上部の風下側に
設けられ、暖房運転時の補助暖房用の電気ヒーターと、
この電気ヒーターの両端部を保持する一対の電気ヒータ
ー固定具と、を備え、一対の電気ヒーター固定具をそれ
ぞれ熱交換器の両端部に固定したものである。
【0011】また、電気ヒーター固定具を熱交換器両端
の側板に固定したものである。
【0012】また、前面側熱交換器と背面側熱交換器と
を両端部にて固定する一対の熱交換器固定具を備え、電
気ヒーター固定具を熱交換器固定具に固定したものであ
る。
【0013】また、電気ヒーター固定具の一方の片側端
部を着脱自在な固定とし、他方の片側端部を挿入のみの
長手方向移動可能に固定したものである。
【0014】また、熱交換器両端の側板に取り付けた熱
交換器固定具の少なくても一方に小窓を設けて電気ヒー
ター固定具の固定及び配線作業ができるようにしたもの
である。
【0015】また、小窓をカバー部品で塞ぐようにした
ものである。
【0016】また、ひさし状の防御壁と舌部をラップさ
せ外周にはガイドリブを設けて小窓からの露進入を防ぐ
ようにしたものである。
【0017】また、前面側熱交換器と背面側熱交換器と
の隙間から熱交換しない空気の進入を防ぐ天面塞ぎ具を
備え、電気ヒーターの異常加熱を検知する異常加熱検知
手段を天面塞ぎ具に取り付けたものである。
【0018】また、電気ヒーターの異常加熱を検知する
異常加熱検知手段を温度ヒューズで構成したものであ
る。
【0019】また、異常加熱検知手段の真下に電気ヒー
ターを配置したものである。
【0020】また、電気ヒーターに滴状の断面形状の整
流板を取り付けたものである。
【0021】また、整流板の材質を電気ヒーターと同材
質にしたものである。
【0022】また、中央を円弧状に折り曲げた1枚の整
流板を電気ヒーターに密着させながら折り曲げて固定す
る構成としたものである。
【0023】また、2枚の整流板を電気ヒーターにサン
ドイッチ状に貼り合わせるように固定したものである。
【0024】また、背面熱交換器から発生するドレンを
回収して室外に排水する役目も兼ねた上部風案内板を、
電気ヒーターよりも前面熱交換器側まで形成し、電気ヒ
ーターに着露した露を回収できるようにしたものであ
る。
【0025】また、背面熱交換器から発生するドレンを
回収して室外に排水する役目も兼ねた上部風案内板を、
電気ヒーターよりも前面熱交換器側まで形成し、電気ヒ
ーターに取り付けた整流板に着露した露を回収できるよ
うにしたものである。
【0026】また、背面熱交換器から発生するドレンを
回収して室外に排水する役目も兼ねた上部風案内板を備
え、電気ヒーターの整流板取付角度を背面熱交換器側に
傾斜させることによって整流板に着露した露を回収でき
るようにしたものである。
【0027】また、電気ヒーターを正面から見て室内ユ
ニットに対して傾斜をつけて配置したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図面を参照して説明する。図1〜4は実
施の形態1をを示す図で、図1はヒーター取付装置を示
す断面図、図2はヒーター取付装置を示す斜視図、図3
はヒーター取付装置を示す正面からの断面図、図4は整
流板の固定方法を示す断面図である。
【0029】図において、1は空気調和機の室内ユニッ
トで中央に吸込グリル2、下部に吹出口3が形成されて
いる。26は前面側熱交換器、27は背面側熱交換器で
図1のように送風機6を取り囲むように配置され、前面
側熱交換器26の右端には鋼板製の側板28、背面側熱
交換器27の両端には鋼板製の側板29,30が取り付
けられている。
【0030】側板28には複数の取付穴31が設けら
れ、側板29には取付穴31と直角に折り曲げた挿入片
32が設けられ、側板30には直角に折り曲げた固定片
33が設けられ、その先端には取付穴34が形成されて
いる。
【0031】35は前面側熱交換器26と背面側熱交換
器27を固着するための鋼板製の右側熱交換器取付具
で、上部には直角に折り曲げられた支持片36を有して
いる。
【0032】37は右側熱交換器取付具35と同様前面
側熱交換器26と背面側熱交換器27を固着するための
合成樹脂製の左側熱交換器取付具で、複数の長穴38が
設けられ、上部にはヒンジ39によって一体形成された
L字状の押さえ片40が設けられその先端には取付爪4
1が形成されている。42はW字状に形成された溝42
でその横には取付爪41と嵌合する突起部43が設けら
れている。
【0033】左側熱交換器取付具37の中央上部には配
線作業用の小窓44が開けられ、その上方に冷房運転に
よって発生したドレンが内部に進入しないためのひさし
状の防御壁45、下方にL字状に形成された係合片46
が設けられている。47は小窓44を塞ぐための小窓カ
バーで上部に図3のように防御壁45とラップする舌部
48、外周にはドレンを左側熱交換器取付具37に導く
ためのガイドリブ49、下部には係合片46と係止する
弾性片50が設けられている。
【0034】7は電気ヒーターで前面側熱交換器26と
背面側熱交換器27の中間上部に配置され両端には配線
用の端子部51,中央には整流板52が取付けられてい
る。整流板52は図1のように断面を滴状に形成し風切
り音を低減させている。この整流板52の電気ヒーター
7への固定方法は中央を円弧状に折り曲げた整流板52
に部分的な平坦部53を設け、図4のように平坦部53
同士をスポット溶接する事によって固着される。また、
整流板52の材質は、電気ヒーター7と同材質として熱
膨張時に伸び寸法の違いによるこすれ音の発生を防いで
いる。
【0035】54は右側ヒーター固定具で凹部17とネ
ジ穴18と角穴55を有している。56は左側ヒーター
固定具で凹部17とネジ穴18を有している。21は電
気ヒーター7の端部を固定する固定バンド、22は電気
ヒーター7と右側ヒーター固定具54及び左側ヒーター
固定具56との間を電気的に絶縁して固定する糸巻き状
に両端にフランジを有する絶縁ブッシュ、24は固定バ
ンド21をネジ止めするバンド固定ネジである。57は
配線58を取り回し固定するための配線固定具で角穴5
9とアーチ状の配線固定部60を有している。
【0036】61は前面側熱交換器26と背面側熱交換
器27の隙間から熱交換しない空気の進入を防ぐ天面塞
ぎ具で、図1のように断面がW字状でシール材62が貼
り付けられている。63は配線で図3のように長手方向
の中央に温度ヒューズ64が絶縁チューブ65に囲まれ
て配置されている。配線63及び温度ヒューズ64は天
面塞ぎ具61とシール材62にサンドイッチ状に挟まれ
て固定されている。温度ヒューズ64は送風機等の故障
で電気ヒーター7のみが通電されたときの暴走を防ぐた
めの保護部品である。天面塞ぎ具61は支持片36と押
さえ片40によって両端が前面熱交換器26と背面熱交
換器27に固定される。また、このとき電気ヒーター7
は図1のように温度ヒューズ64の真下に配置される。
【0037】上記実施の形態の空気調和機のヒーター取
付装置は、次のように組み立てられる。まず、電気ヒー
ター7の両端に絶縁ブッシュ22を挿入し、絶縁ブッシ
ュ22のそれぞれを右側ヒーター取付具54と左側ヒー
ター取付具56の凹部17にはめ込み、その状態で固定
ネジ24でネジ止めして、電気ヒーター7を固定バンド
21で右側ヒーター取付具54と左側ヒーター取付具5
6に取り付け、右側ヒーター取付具54には配線固定具
57を取り付ける。
【0038】次に、右側熱交換器取付具35を取付ネジ
66で側板28,29の取付穴31にネジ止めする事に
よって前面熱交換器26と背面熱交換器27の右側は固
着される。左側については、前面熱交換器26と背面熱
交換器27のU字パイプ67を長穴38に挿入すること
によって前面熱交換器26と背面熱交換器27は左側熱
交換器取付具37に固着される。このとき、固定片33
と端子部51は小窓44に合うように配置される。次
に、天面塞ぎ具61を支持片36にはめ込み右側が固定
され、左側を溝42に合わせて配置し取付爪41を突起
部43に固定することにより押さえ片40が天面塞ぎ具
61を固着する。次に角穴55、59を挿入片32に挿
入し電気ヒーター7の右側が固定される。左側について
は、左側ヒーター取付具56を固定片33の取付穴34
に取付ネジ68で取り付けることによって固定される。
次に、配線63を小窓44から端子部51に接続する。
接続後に小窓カバー47で小窓44を塞ぐ。
【0039】実際に電気ヒーター7が通電されたときに
電気ヒーター7は熱膨張するが、電気ヒーター7は左側
はネジ固定されているが、右側は角穴55,59に挿入
片37が挿入されているだけの固定で長手方向はフリー
のため、熱膨張しても右側に伸びるだけで固定について
は問題ない。
【0040】また、送風機の故障等で電気ヒーター7の
みが通電されても温度ヒューズ64は電気ヒーター7の
真上にあるため電気ヒーター7の熱気が真上に上昇し温
度ヒューズ64が切断されて暴走が防がれる。
【0041】上述の実施の形態によれば、電気ヒーター
7の右側ヒーター固定具54,左側ヒーター固定具56
を熱交換器両端の側板29,30に固定したため電気ヒ
ーター7の配置の自由度があがり熱交換器の配置変更や
大型化を行っても電気ヒーター7が搭載できるという効
果がある。また、本実施の形態では、従来必要だった鋼
板製の風案内板兼熱遮蔽板が不要となり風案内板が一体
で形成されるためリサイクル性がアップする。
【0042】実施の形態2.上記実施の形態1では、挿
入片32と固定片33を側板29,30から一体で形成
していたが右側熱交換器取付具35と左側熱交換器取付
具37から一体で形成しても同様の効果が得られる。図
5において、69は挿入片で右側熱交換器取付具35か
ら一体で、固定片70は左側熱交換器取付具37から一
体で形成されている。この場合側板29,30からは挿
入片69と固定片70を形成するための余分な材料を必
要としない。取付に関しては実施の形態1と全く同様で
ある。
【0043】上述の実施の形態によれば、電気ヒーター
7の右側ヒーター固定具54,左側ヒーター固定具56
を熱交換器両端の側板28,29,30に取り付けた右
側熱交換器取付具35及び左側熱交換器取付具37に固
定したため電気ヒーター7配置の自由度があがり熱交換
器の配置変更や大型化を行っても電気ヒーター7が搭載
でき、取付のための余分な材料を必要としなくコストも
低減できるという効果がある。
【0044】実施の形態3.上記実施の形態1では、電
気ヒーター7の整流板52は1枚を折り曲げてスポット
溶接して固定していたが、2分割してスポット溶接して
も同様の効果が得られる。図6において、71は2分割
した整流板で電気ヒーター7を包み込むようにして平坦
部53をスポット溶接して固定させる。1枚化のとき整
流板固定時に電気ヒーター7に圧縮力が加わるが2分割
するとその圧縮力が小さくなる。
【0045】実施の形態4.図7において、9は上部風
案内板で背面熱交換器27から発生するドレンを回収し
て室外に排水する役目も兼ねており、電気ヒーター7よ
りも前面熱交換器26側まで形成されている。これによ
って電気ヒーター7または、整流板52に着露しても上
部風案内板9で回収することができる。
【0046】実施の形態5.図8において、整流板52
の取付角度を背面熱交換器27側に傾斜させることによ
って、電気ヒーター7または、整流板52に着露しても
上部風案内板9で回収することができる。
【0047】実施の形態6.図9は実施の形態6を示す
図で、熱交換器と電気ヒーターの配置を示す正面図であ
る。図において、電気ヒーター7を前面側熱交換器26
及び背面側熱交換器27に対してA度の傾斜をつけて配
置させる。この傾斜により整流板52に着露した露は傾
斜に沿って流れていくためどちら片側で露の処理をすれ
ば良くなる。
【0048】
【発明の効果】この発明に係る空気調和機は、電気ヒー
ターの両端部を保持する一対の電気ヒーター固定具をそ
れぞれ熱交換器の両端部に固定したので、電気ヒーター
配置の自由度があがり熱交換器の配置変更や大型化を行
っても電気ヒーターが搭載できるという効果がある。
【0049】また、熱交換器の風下側に電気ヒーターを
配置したため電気ヒーター配置の自由度があがり熱交換
器の配置変更や大型化を行っても電気ヒーターが搭載で
きるという効果がある。
【0050】また、電気ヒーター固定具の一方の片側端
部を着脱自在な固定とし、他方の片側端部を挿入のみの
長手方向移動可能に固定したので、電気ヒーターの熱膨
張分を吸収できるという効果がある。
【0051】また、熱交換器両端の側板に取り付けた熱
交換器固定具の少なくとも一方に小窓を設けて電気ヒー
ターの固定具の固定及び配線作業をできるようにしたた
め電気ヒーターを熱交換器に固定したあとから配線作業
ができて作業しやすく、故障時などで電気ヒーターを熱
交換器から外すときも作業しやすいという効果がある。
【0052】また、小窓をカバー部品で塞ぐようにした
ため電気ヒーターを熱交換器に固定したあとから配線作
業ができて作業しやすく、故障時などで電気ヒーターを
熱交換器から外すときも作業しやすいという効果があ
る。
【0053】また、ひさし状の防御壁と舌部をラップさ
せ外周にはガイドリブを設けたため小窓からの露の進入
がなくカバー部品の脱着も容易にできるという効果があ
る。
【0054】また、電気ヒーターの異常加熱を検知する
異常加熱検知手段を天面塞ぎ具に取り付けたもので、故
障時の異常加熱検知手段交換を天面塞ぎ部品の交換だけ
で済みサービスしやすいという効果がある。
【0055】また、異常加熱検知手段の真下に電気ヒー
ターを配置したので、電気ヒーターの異常加熱を正確に
検知できるという効果がある。
【0056】また、電気ヒーターに滴状の断面形状の整
流板を取り付けたため運転時の風切り音が低減できると
いう効果がある。
【0057】また、整流板の材質を電気ヒーターと同材
質にしたため電気ヒーターの熱膨張時の整流板と電気ヒ
ーター間からのこすれ音が発生しなくなるという効果が
ある。
【0058】また、中央を円弧状に折り曲げた1枚の整
流板を電気ヒーターに密着させながら折り曲げて固定し
たため電気ヒーターからの熱が整流板に確実に伝熱する
という効果がある。
【0059】また、2枚の整流板を電気ヒーターにサン
ドイッチ状に貼り合わせるように固定したため電気ヒー
ターに対して固定時の圧縮力が弱くなり電気ヒーターに
対しての破損や変形等の悪影響がなくなるという効果が
ある。
【0060】また、上部風案内板を電気ヒーターよりも
前面熱交換器側まで形成したので、電気ヒーターに着露
した露を回収でき電気ヒーターの配置の自由度があがる
という効果がある。
【0061】また、電気ヒーターの整流板取付角度を背
面側熱交換器側に傾斜させたため整流板に着露した露を
回収でき電気ヒーターの配置の自由度があがるという効
果がある。
【0062】また、電気ヒーターを正面から見て室内ユ
ニットに対して傾斜をつけて配置させて電気ヒーターに
着露した露は傾斜に沿って流れていくためどちら片側で
露の処理をすれば良く露の回収構造が簡単にできるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す図で、ヒーター取付装置
を示す断面図である。
【図2】 実施の形態1を示す図で、ヒーター取付装置
を示す斜視図である。
【図3】 実施の形態1を示す図で、ヒーター取付装置
を示す正面からの断面図である。
【図4】 実施の形態1を示す図で、整流板の固定方法
を示す断面図である。
【図5】 実施の形態2を示す図で、ヒーター取付装置
を示す斜視図である。
【図6】 実施の形態3を示す図で、整流板の固定方法
を示す断面図である。
【図7】 実施の形態4を示す図で、ヒーター取付装置
を示す断面図である。
【図8】 実施の形態5を示す図で、ヒーター取付装置
を示す断面図である。
【図9】 実施の形態6を示す図で、ヒーター取付装置
を示す正面図である。
【図10】 従来の空気調和機のヒーター取付装置を示
す断面図である。
【図11】 従来のヒーター取付装置の要部側面図であ
る。
【図12】 従来のヒーター取付装置を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 室内ユニット、7 電気ヒーター、9 風案内板、
26 前面側熱交換器、27 背面側熱交換器、28
側板、29 側板、30 側板、35 右側熱交換器固
定具、37 左側熱交換器固定具、44 小窓、45
防御壁、47小窓カバー、48 舌部、49 ガイドリ
ブ、52 整流板、54 右側ヒーター固定具、56
左側ヒーター固定具、58 配線、61 天面塞ぎ具、
63配線、64 温度ヒューズ、71 整流板。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニット本体と、 この本体に設けられ、前面側熱交換器と背面側熱交換器
    とを有する熱交換器と、 前記前面側熱交換器と背面側熱交換器との中間上部の風
    下側に設けられ、暖房運転時の補助暖房用の電気ヒータ
    ーと、 この電気ヒーターの両端部を保持する一対の電気ヒータ
    ー固定具と、を備え、前記一対の電気ヒーター固定具を
    それぞれ前記熱交換器の両端部に固定したことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記電気ヒーター固定具を前記熱交換器
    両端の側板に固定したことを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換
    器とを両端部にて固定する一対の熱交換器固定具を備
    え、前記電気ヒーター固定具を前記熱交換器固定具に固
    定したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記電気ヒーター固定具の一方の片側端
    部を着脱自在な固定とし、他方の片側端部を挿入のみの
    長手方向移動可能に固定したことを特徴とする請求項1
    記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記熱交換器両端の側板に取り付けた前
    記熱交換器固定具の少なくても一方に小窓を設けて前記
    電気ヒーター固定具の固定及び配線作業ができるように
    したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記小窓をカバー部品で塞ぐようにした
    ことを特徴とする請求項5記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 ひさし状の防御壁と舌部をラップさせ外
    周にはガイドリブを設けて前記小窓からの露進入を防ぐ
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の空気調和
    機。
  8. 【請求項8】 前記前面側熱交換器と前記背面側熱交換
    器との隙間から熱交換しない空気の進入を防ぐ天面塞ぎ
    具を備え、前記電気ヒーターの異常加熱を検知する異常
    加熱検知手段を前記天面塞ぎ具に取り付けたことを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 前記電気ヒーターの異常加熱を検知する
    異常加熱検知手段を温度ヒューズで構成したことを特徴
    とする請求項8記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記異常加熱検知手段の真下に前記電
    気ヒーターを配置したことを特徴する請求項8記載の空
    気調和機。
  11. 【請求項11】 前記電気ヒーターに滴状の断面形状の
    整流板を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機。
  12. 【請求項12】 前記整流板の材質を前記電気ヒーター
    と同材質にしたことを特徴とする請求項11記載の空気
    調和機。
  13. 【請求項13】 中央を円弧状に折り曲げた1枚の整流
    板を前記電気ヒーターに密着させながら折り曲げて固定
    する構成としたことを特徴とする請求項11記載の空気
    調和機。
  14. 【請求項14】 2枚の整流板を前記電気ヒーターにサ
    ンドイッチ状に貼り合わせるように固定したことを特徴
    とする請求項11記載の空気調和機。
  15. 【請求項15】 前記背面熱交換器から発生するドレン
    を回収して室外に排水する役目も兼ねた上部風案内板
    を、前記電気ヒーターよりも前記前面熱交換器側まで形
    成し、前記電気ヒーターに着露した露を回収できるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  16. 【請求項16】 前記背面熱交換器から発生するドレン
    を回収して室外に排水する役目も兼ねた上部風案内板
    を、前記電気ヒーターよりも前記前面熱交換器側まで形
    成し、前記電気ヒーターに取り付けた前記整流板に着露
    した露を回収できるようにしたことを特徴とする請求項
    11記載の空気調和機。
  17. 【請求項17】 前記背面熱交換器から発生するドレン
    を回収して室外に排水する役目も兼ねた上部風案内板を
    備え、前記電気ヒーターの整流板取付角度を前記背面熱
    交換器側に傾斜させることによって前記電気ヒーターに
    着露した露を回収できるようにしたことを特徴とする請
    求項11記載の空気調和機。
  18. 【請求項18】 前記電気ヒーターを正面から見て室内
    ユニットに対して傾斜をつけて配置させたことを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機。
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