JPH0583474U - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JPH0583474U
JPH0583474U JP2338192U JP2338192U JPH0583474U JP H0583474 U JPH0583474 U JP H0583474U JP 2338192 U JP2338192 U JP 2338192U JP 2338192 U JP2338192 U JP 2338192U JP H0583474 U JPH0583474 U JP H0583474U
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統治 竹村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達
継手に関し、車両への組付性を向上させ、コストを低減
することを目的とする。 【構成】 入出力軸の一方の出力軸33に連結される第
1回転部材の中空部37に段部38を設け、小径部39
にスプライン部40とその外径部に精密加工仕上げされ
た円筒面を備え、入出力軸の他方の入力軸に連結される
第2回転部材に平面部47、インロー部48およびボル
ト孔49を備えるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
4輪駆動用として広く使用されはじめている油圧式動力伝達継手の車両への適 用方法としては、大別して以下の3つの方法がある。 第1の方法は、トランスミッション、トランスファー、または、ファイナルド ライブユニットなどの中に組入れる方法であり、第2の方法は、一般に外付けと 呼ばれ、トランスミッションとプロペラシャフト、またはトランスファーとプロ ペラシャフト、またはファイナルドライブとプロペラシャフト、またはプロペラ シャフトとプロペラシャフトの間にはさみ込むように組付ける方法である。第3 の方法は、これらの中間とも言える方法となる。
【0003】 第1の方法の例を図9に示す。 図9において、1は油圧式動力伝達継手であり、この油圧式動力伝達継手1は 、トランスミッションユニットのケース2内に設けられる。 次に、第2の方法の例を図10に示す。 この第2の方法は、例えば特開平2−97734号に示すように、油圧式動力 伝達継手の両端をインロー部と平面部としてボルトで取り付ける。
【0004】 図10において、3は入力軸であり、入力軸3はボルト4でロータ軸5に取り 付けられる。また、6は出力軸であり、出力軸6はボルト8でカムリング9と一 体で回転するスラストブロック10に取り付けられる。 次に、第3の方法の例を図11に示す。 この第3の方法は、例えば実開平3−7304号に示すように、油圧式動力伝 達継手と差動歯車装置の駆動軸とを一体的に構成したものである。
【0005】 図11において、11は駆動連結装置、12は差動歯車装置であり、駆動連結 装置11の回転軸13と差動歯車装置12の駆動軸14とを一体的に構成してい る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の方法にあっては、第1の方法の場合には、以 下のような欠点があった。 (1)構造が複雑になり高価となる。 (2)スペースが大きくなり、車載性が悪い。 (3)ユニットの変更に対して柔軟性がない。例えば、車両の設定の種類として 、油圧の継手付となしの設定とする場合、それに応じた新しい部品をいくつ か設定する必要がある。 (4)継手の整備性が悪い。 (5)重量が重く、車両の燃費が悪くなり、各部の強度もそれに応じて強くする 必要がある。 (6)従来の4輪駆動用部品に対し互換が少くなり、新設部品が多くなる。
【0007】 また、第2の方法の場合には、次のような欠点があった。 (1)構造は第1の方法よりは良いが、なお複雑で高価である。 (2)ユニットからのオーバーハングが大きくなるため、コンパニオンフランジ の軸芯に対する面振れがあると、それがユニットにより増幅され、プロペラ シャフトの振れまわりにより車両に大きな振動を生ずることになる。また、 ユニット自身の両端フランジ面の軸に対する直角度および相対回転したとき の平行度を厳しく設定する必要がある。 (3)回転部分の重量が大きいため、加振力も大きくなる。
【0008】 また、第3の方法の場合には、次のような欠点があった。 (1)一般に、差動歯車装置やトランスミッションと、油圧式動力伝達継手(油 圧継手ユニット)の製造部署は別々であり、その間に油圧継手ユニットの移 動が必要となる。しかしながらこの方式は油圧継手ユニットが半完成で移動 することになり、油もれ、コンタミの混入など生じ易い。 (2)油圧継手ユニットの完成品のテストがむづかしい。油圧継手ユニットの工 場で検査する場合には治具取り付けによるものとなり、最終の形ではないた め、完全な形での保障がむづかしい。差動歯車装置への組込みでテストをす る場合は、テスト装置そのものが大規模となる上に、不良の場合の処理も大 がかりなものとなる。
【0009】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、車両への 組付性を向上させ、コストを低減することができる油圧式動力伝達継手を提供す ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ 、両軸の回転速度差に応じた量の流体を流動させ、流体の流動抵抗により入出力 軸の伝達トルクを制御する油圧式動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部に段部を設け、小径部 にスプライン部とその外径部に精密加工仕上げされた円筒面を備え、前記入出力 軸の他方に連結される第2回転部材に平面部、インロー部およびボルト孔を備え たものである。
【0011】
【作用】
本考案においては、入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部に段部 を設け、小径部にスプライン部とその外径部に精密加工仕上げされた円筒面を備 え、入出力軸の他方に連結される第2回転部材に平面部、インロー部およびボル ト孔を備えるようにしたため、以下のような効果を得ることができる。
【0012】 すなわち、 (1)構成部品が少く、回転部分の重量を少くすることにより、車両への加振力 を大幅に減ずることができる。 (2)本考案の継手であるユニットからのオーバーハングを小さくできることに より、プロペラシャフト取付け面の振れ回りを小さくおさえることができ、 車両への加振力を減ずることができる。 (3)従来の二輪駆動車のユニットをそのまま使用して、4輪駆動車用に流用す ることができるため、コストを下げることができる。 (4)ユニットの搬送性が良い。 (5)取付け、取りはずしの作業性及び整備性が良い。 (6)四輪駆動でこの継手を使わない仕様、すなわち、パートタイム4輪駆動車 などの設定の場合、この継手をはずし、二輪ユニット用のコンパニオンフラ ンジと長さを長くしたプロペラシャフトを付けるだけで良い。 (7)ユニットは、製造部署で完成品として性能チェックを完了しファイナルユ ニット組立部署に納入することができる。この間、特に油漏れコンタミ管理 などの配慮は必要がない。 (8)部品点数が少くなり、形もスマートになったため、車両搭載性が良い。 (9)システム全体としてのコストが安くなる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図4は本考案の第1実施例を示す図である。 図3および図4は本実施例に係る油圧式動力伝達継手の取付位置を、それぞれ 示す図である。
【0014】 図3において、21はエンジン、22はトランスミッションユニット、23は 前輪、24は後輪、25はファイナルドライブユニット、26はプロペラシャフ ト、27はユニバーサルジョイントである。 本継手28は、ファイナルドライブユニット25とプロペラシャフト26のユ ニバーサルジョイント29の間に設けられる。
【0015】 また、図4に示すように、プロペラシャフト26のセンターベアリング30と プロペラシャフト26のユニバーサルジョイント29Aの間に継手28を設けて も良い。 図3の継手28の詳細を図1および図2に示す。 図1および図2において、31はファイナルドライブユニット25のケースで あり、ケース31にはベアリング32を介して出力軸33の一端が回転自在に支 持される。出力軸33には雄のスプライン部34が形成され、また、ねじ部35 が形成されている。
【0016】 36は出力軸33に連結される継手28のローターシャフト(第1回転部材) であり、ローターシャフト36には中空部37が形成されている。この中空部3 7には段部38が形成され、段部38の右側の小径部39には前記出力軸33の スプライン部34に嵌合する雌のスプライン部40が形成されている。 ローターシャフト36と出力軸33をスプライン部40,34により、スプラ イン嵌合し、ねじ部35にワッシャー41を段部38に当接するまで挿入し、ナ ット42で締結する。
【0017】 ローターシャフト36の外径部43の円筒面は精密加工仕上され、外径部43 とケース31の間にはオイルシール44が介装される。 45は図示しない入力軸に連結されるカムであり、カム45はハウジング46 に溶接で一体に結合され、カム45とハウジング46が第2回転部材を構成して いる。
【0018】 カム45には平面部47、インロー部48およびボルト孔49がそれぞれ形成 されている。 ローターシャフト36には、軸方向に複数個のプランジャー室50が形成され 、プランジャー室50内は複数個のプランジャー51が摺動自在に収納されてい る。また、ローターシャフト36には複数の吸入吐出孔52が各プランジャー室 50に通じるように形成されている。
【0019】 53は表面に吸入ポート54、吸入路55および吐出ポート56が形成された ロータリバルブであり、このロータリバルブ53の裏面には吐出ポート56のそ れぞれに連通する連通溝57が形成されている。また、前記裏面には密着して蓋 部材58が設けられている。 そして、吐出ポート56と吸入路55との間にはオリフィス(流動抵抗発生手 段)59が形成されている。
【0020】 また、ロータリバルブ53はハウジング46の内周に形成した切欠き60に係 合する位置決め用の突起61を有する。 ロータリバルブ53は、吸入吐出孔52の開閉タイミングを決定するタイミン グ部材を構成し、切欠き60と突起61がカム45とロータリバルブ53の位相 関係を規制する位置決め機構を構成している。
【0021】 プランジャー51が吸入行程にある場合は、ロータリバルブ53の吸入ポート 54とローターシャフト36の吸入吐出孔52が通じる位置関係となり、オリフ ィス59、吸入ポート54、吸入路55、ローターシャフト36の吸入吐出孔5 2を通じてプランジャー室50にオイルを吸入することができる。 また、プランジャー51が吐出行程にある場合は、吸入行程と逆の関係となり 、ローターシャフト36の吸入吐出孔52はロータリバルブ53の吐出ポート5 6を介して連通溝57に通じる。
【0022】 62はハウジング46と一体で回転するスラストブロックであり、ベアリング 63を介してローターシャフト36を支持している。スラストブロック62とロ ータリバルブ53との間にはニードルベアリング64が介装され、このニードル ベアリング64側のフリクショントルクはローターシャフト36とロータリバル ブ53の間のフリクショントルクより小さくなるように設定されている。従って 、差動回転の方向が変わると、ロータリバルブ53はローターシャフト36とと もにつれ回りし、ロータリバルブ53の位置決め用の突起61がハウジング46 の切欠き60に当たるまで回転した後、ハウジング46と一体で回転する。これ により、正転時または逆転時にも所定のタイミングで吸入吐出孔52を強制的に 開閉する。
【0023】 65はハウジング46とともに回転するアキュムレータピストンであり、アキ ュムレータピストン65は内圧に応じて移動する。アキュムレータピストン65 とリテーナ66との間には、リターンスプリング67が介装されている。なお、 68,69はオイルシール、70はニードルベアリング、71はOリングである 。
【0024】 本継手28は、前記のように構成されているため、次のような効果を得ること ができる。 (1)構成部品が少く、回転部分の重量を少くすることにより、車両への加振力 を大幅に減ずることができる。 (2)本継手28であるユニットからのオーバーハングを小さくできることによ り、プロペラシャフト取付け面の振れ回りを小さくおさえることができ、車 両への加振力を減ずることができる。 (3)従来の二輪駆動車のユニットをそのまま使用して、4輪駆動車用に流用す ることができるため、コストを下げることができる。 (4)ユニットの搬送性が良い。 (5)取付け、取りはずしの作業性及び整備性が良い。 (6)四輪駆動でこの継手を使わない仕様、すなわち、パートタイム4輪駆動車 などの設定の場合、この継手をはずし、二輪ユニット用のコンパニオンフラ ンジと長さを長くしたプロペラシャフトと付けるだけで良い。 (7)ユニットは、製造部署で完成品として性能チェックを完了し、ファイナル ユニット組立部署に納入することができる。この間、特に油漏れコンタミ管 理などの配慮は必要がない。 (8)部品点数が少くなり、形もスマートになったため、車両搭載性が良い。 (9)システム全体としてのコストが安くなる。
【0025】 次に、図5および図6は本考案の第2実施例を示す図である。 本実施例の継手72も図3および図4にそれぞれ示す位置に設けることができ る。ここでは、図3に示す位置に設けた例を説明する。 図5および図6において、本継手72では、プランジャー室73内にリターン スプリング74を介してプランジャー75を放射状に配置している。
【0026】 76はプランジャー室73に連通する吸入吐出路であり、吸入吐出路76と低 圧室77の間には流動発生手段としてのオリフィス78が形成されている。 79はロータリバルブであり、ロータリバルブ79に密着してニードルベアリ ング80が設けられている。 81はスナップリング82で位置決めされたスプリングであり、スプリング8 1はニードルベアリング80を介してロータリバルブ79を図中左側に押圧する 。
【0027】 なお、83はスライド型のオイルシールである。 31はファイナルドライブユニット25のケースであり、ケース31にはベア リング32を介して出力軸33の一端が回転自在に支持される。出力軸33には 雄のスプライン部34が形成され、また、ねじ部35が形成されている。 36は出力軸33に連結される継手72のローターシャフト(第1回転部材) であり、ローターシャフト36には中空部37が形成されている。この中空部3 7には段部38が形成され、段部38の右側の小径部39には前記出力軸33の スプライン部34に嵌合する雌のスプライン部40が形成されている。
【0028】 ローターシャフト36と出力軸33をスプライン部40,34により、スプラ イン嵌合し、ねじ部35にワッシャー41を段部38に当接するまで挿入し、ナ ット42で締結する。 ローターシャフト36の外径部43の円筒面は精密加工仕上され、外径部43 とケース31の間にはオイルシール44が介装される。
【0029】 45は図示しない入力軸に連結されるカムであり、カム45はハウジング46 に溶接で一体に結合され、カム45とハウジング46が第2回転部材を構成して いる。 カム45には平面部47、インロー部48およびボルト孔49がそれぞれ形成 されている。
【0030】 本実施例においても、前記実施例と同様な効果を得ることができる。 次に、図7および図8は本考案の第3実施例を示す図である。 本継手84は、図8に示すように、トランスミッションユニット22とプロペ ラシャフト26のユニバーサルジョイント27の間に設けられる。 本継手84は、図7に示すように、図5の継手72と同様な構成となっている 。
【0031】 85はトランスミッションユニット22のエクステンションであり、エクステ ンション85内にブッシュ86を介して継手84のローターシャフト87が挿入 され、エクステンション85とローターシャフト87の間にはオイルシール88 が介装される。 入力軸89とローターシャフト87はスプライン部90,91によるスプライ ン嵌合で連結される。継手84の平面部92、インロー部93およびボルト孔9 4を有する端面には、プロペラシャフト26のフランジヨーク95が連結される 。
【0032】 本実施例においても、前記実施例と同様な効果を得ることができる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、第1回転部材の中空部の小径部に スプライン部と外径部に精密加工仕上げされた円筒面を備え、第2回転部材に平 面部、インロー部およびボルト孔を備えるようにしたため、車両への組付性を大 幅に向上させることができ、振動・騒音特性を向上させ、コストも低減すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す図
【図2】側面図
【図3】取付位置を示す図
【図4】他の取付位置を示す図
【図5】本考案の第2実施例を示す図
【図6】断面図
【図7】本考案の第3実施例を示す図
【図8】取付位置を示す図
【図9】従来例を示す図
【図10】他の従来例を示す図
【図11】他の従来例を示す図
【符号の説明】
21:エンジン 22:トランスミッションユニット 23:前輪 24:後輪 25:ファイナルドライブユニット 26:プロペラシャフト 27:ユニバーサルジョイント 28:継手 29,29A:ユニバーサルジョイント 30:センターベアリング 31:ケース 32:ベアリング 33:出力軸 34:スプライン部 35:ねじ部 36:ローターシャフト 37:中空部 38:段部 39:小径部 40:スプライン部 41:ワッシャー 42:ナット 43:外径部 44:オイルシール 45:カム 46:ハウジング 47:平面部 48:インロー部 49:ボルト孔 50:プランジャー室 51:プランジャー 52:吸入吐出孔 53:ロータリバルブ 54:吸入ポート 55:吸入路 56:吐出ポート 57:連通溝 58:蓋部材 59:オリフィス 60:切欠き 61:突起 62:スラストブロック 63:ベアリング 64:ニードルベアリング 65:アキュムレータピストン 66:リテーナ 67:リターンスプリング 68,69:オイルシール 70:ニードルベアリング 71:Oリング 72:継手 73:プランジャー室 74:リターンスプリング 75:プランジャー 76:吸入吐出路 77:低圧室 78:オリフィス 79:ロータリバルブ 80:ニードルベアリング 81:スプリング 82:スナップリング 83:オイルシール 84:継手 85:エクステンション 86:ブッシュ 87:ローターシャフト 88:オイルシール 89:入力軸 90,91:スプライン部 92:平面部 93:インロー部 94:ボルト孔 95:フランジヨーク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、両
    軸の回転速度差に応じた量の流体を流動させ、流体の流
    動抵抗により入出力軸の伝達トルクを制御する油圧式動
    力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部
    に段部を設け、小径部にスプライン部とその外径部に精
    密加工仕上げされた円筒面を備え、前記入出力軸の他方
    に連結される第2回転部材に平面部、インロー部および
    ボルト孔を備えたことを特徴とする油圧式動力伝達継
    手。
  2. 【請求項2】前記段部にワッシャを当接させ、前記入出
    力軸の一方のねじ部をナットで締結したことを特徴とす
    る前記請求項1の油圧式動力伝達継手。
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