JPH01289724A - ハブクラッチ - Google Patents

ハブクラッチ

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JPH01289724A
JPH01289724A JP11805088A JP11805088A JPH01289724A JP H01289724 A JPH01289724 A JP H01289724A JP 11805088 A JP11805088 A JP 11805088A JP 11805088 A JP11805088 A JP 11805088A JP H01289724 A JPH01289724 A JP H01289724A
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JP
Japan
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spindle
pressure
cylindrical member
gear
housing
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Pending
Application number
JP11805088A
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English (en)
Inventor
Sakuo Kurihara
栗原 作雄
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、パートタイム四輪駆動(4WD)串などに
用いられるハブクラッチに関する。
(従来の技術) 例えば、フロントエンジン・フロントドライブ(FF)
ベースのパートタイム4WDIIにおいて、二輪駆f7
1(2WD)状態にして走行する場合は後車輪側のプロ
ペラシャフト、デファレンシャル装置、車軸などの動力
伝達系は後車輪の回転を受けて回転する。それに伴って
発生するUS、燃費の低下、動力伝達系各部の摩耗によ
る寿命の低下などを軽減するためにハブクラッチを用い
て後車輪とその動力伝達系との切離しを行う。
第4図にこのようなハブクラッチの一例を部分的に示す
。これは実開昭60−95331号公報に記載されたも
のであり、次のように構成されている。なお、この構成
の説明中車幅方向左右は同図における左右の方向である
車軸201は車体側のスピンドル203の軸心部に回転
可能に配貨されており、車輪ホイール側のフリーホイー
ルハブ205はスピンドル203の外側に回転自在に配
置されている。クラッチ2O7は軸方向移動により車軸
201とフリーホイールハブ205とに係合しこれらを
連結する。スピンドル203の先端部には油圧シリンダ
209とピストン211およびそのピストン室と連通ず
る油路213が設けられ、その基部には油圧源に接続さ
れた油路215がi、Qlノられている。スピンドル2
03の内周には筒部材217が!!i@されている。こ
の筒部材217は比較的肉薄の部材であり両端部に塑性
加工を施して大径部219.219を形成し、この大径
部219.219とスピンドル203との間を液密状態
にするとともに前記油路213.215を連通する油路
221をその小径部とスピンドル203との間に形成し
ている。
こうして油圧源とピストン室とを結ぶ油圧供給系路が形
成されている。又、車軸201にはクラッチ207を左
方へ付勢するコイルばね223が装着されている。従っ
て、油圧供給系路を介してピストン室に油圧を供給する
と、ピストン211はコイルばね223の付勢力に抗し
てクラッチ207を右方へ移動させ、ドライブシャフト
201とフリーホイールハブ205とを連結させてハブ
クラッチをロック状態とし、車両を4WD走行可能状態
とする。又、油圧の供給を停止すると、コイルばね22
3はクラッチ207をピストン211と共に左方へ押し
戻し、ドライブシャフト201とフリーホイールハブ2
05の連結を解除してハブクラッチをフリー状態とし、
車両を2WD走行可能状態とする。
ところで、上記構成において、筒部材217はスピンド
ル203との係合部に絞り加工を施して段付形状としで
ある。従って、車軸201との干渉を避けるためにはあ
まり肉厚にできず、剛性が不充分であり、スピンドル2
03へ挿入するに当って変形し易く作業性が悪い。また
、圧入することにより密封性を得ることが難しく、又シ
ールを用いても全周にわたって充分な緊迫力(シール性
)を得ることが困難である。接着による方法は接着強度
とシール性の耐久力が不充分である。結局、従来例の場
合は密封性を与えるに筒部材217をアクスル203に
溶接することが適当であって、この理由により筒部材2
17の材質は事実上金属それも溶接性の良い金属に限定
される。又、薄肉材料の溶接は母材に穴があき易く難し
い。
(発明が解決しようとする課題) そこで、この発明は、内挿部材(筒部材217)の圧入
による装着が容易であり、その材質および密封手段を広
く選択することのできるハブクラッチの提供を目的とす
る。
E発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明のハブクラッチは、車体側のスピンドルを回転
自在に貫通する車軸上に設けられたドライブギヤと、こ
のドライブギヤと同心状に回転自在に配置され車輪ホイ
ール側に連結されるハウジングと、軸方向移動により前
記ハウジングとドライブギヤとを連結するスライドギヤ
と、前記ハウジング内に設けられ圧力供給により膨張又
は収縮して前記スライドギヤを連結位置と解除位置とへ
移動させる作動手段と、前記スピンドルの内周側に軸方
向ストレートな筒部材を係合し、この筒部材の外周面の
一部又はスピンドルの内面に前記圧力供給の系路の一部
となる通路を形成したことを特徴とする。
(作用) 圧力供給系路を介して圧力(正圧又は負圧)が供給され
ると作動手段は膨張または収縮し、付勢部材の付勢力に
抗してスライドギヤを軸方向の一方へ移動させる。圧力
の供給が停止されると、付勢部材の付勢力によりスライ
ドギヤは元の位置へ戻る。このようにしてスライドギヤ
は連結位置と解除位置との間を移動する。スライドギV
が連結位置へ移動すればドライブギヤとハウジングとが
連結され、ハブクラッチはロック状態となり、解除位置
へ移動すればフリー状態になる。
又、筒部材の肉厚を確保できるからその装着は容易であ
るとともに、圧入による密封性を得ることができ、材質
の選択自由度も広い。
(実施例) 次に、第1図により第1実施例を説明する。
この図は、例えばフロントエンジンリヤドライブ(FR
)ベースのパートタイム4WD車の前輪側に用いたもの
を示している。なお、同図(a )の上半部はハブクラ
ッチのフリー状態を示し、下半部はロック状態を示す。
又、以下の説明において左右の方向は同図の左右方向で
あり、車両の車幅方向に相当する。
車@1の先端部にはドライブギヤ3がスプライン結合し
ている。又、車軸1とドライブギヤ3とを囲んでハウジ
ング5が同心状に配置されている。
ハウジング5は袋状の頂部7と、ハブ部9を有づる基部
11とからなり、これらはボルト13で一体に固定され
ている。基部11のハブ部9には車輪ホイール15とブ
レーキディスク17とがボルト19とナツト21により
取付けられている。
又、ハウジング5はベアリング23.25により車体側
のスピンドル27に回転自在に支承されている。
スピンドル27の先端にはベアリング25のロックナツ
ト29が螺着されており、廻り止め31がスピンドル2
7の先端部に設けられたスプライン33に爪35を係合
した状態でねじ37によりロックナツト29に固定され
ている。又、スピンドル27の基部39とハウジング5
の基部11との間にはシール41が配設されている。
車軸1には左方に等速ジヨイント43が介設されるとと
もに、車軸1はスピンドル27の基部39との間に装着
されたすべり軸受45によりスピンドル27に回転自在
に支承されている。又、車軸1とスピンドル27の基部
39との間にはシール47が配設されている。車軸1の
先端のドライブギヤ3とハウジング5の頂部7の内周面
との間には内輪と外輪とを各々ストッパリング49.5
1で位置止めされたベアリング53が配置され、ハウジ
ング5をドライブギヤ3を介して巾軸1上に回転自在に
支承するとともに、これらの間のセンタリングを行って
いる。
スライドギA755はリング状の連結部材であって、外
周面に設けられたスプライン57によって、ハウジング
5の頂部7の内周面に設けられたスプライン59上に軸
方向移動自在に係合している。
又、スライドギヤ55の内周面にはドライブギヤ3の外
周面に設けられたスプライン61と係合可能なスプライ
ン63が設けられている。このようにして、スライドギ
ヤ55はハウジング5のスプライン59上を軸方向にス
ライドすることにより、ドライブギヤ3と係合してドラ
イブギヤ3とハウジング5とを連結する連結部fgt(
第1図(a )の下半部に示すロック状態)とドライブ
ギヤ3と係合しない解除位置く第1図(a)の上半部に
示すフリー状態)との間を往復移動できる。
スライドギヤ55とハウジング5の頂部7との間にはシ
フトスプリング65が配置されており、ドライブギヤ3
とスライドギヤ55との保合に際して両者のスプライン
61.63の位相が合わないときこのシフトスプリング
65は待ち機構として働く。
スピンドル27の先端部にはシリンダ部材67と、この
シリンダ部材67に設けられた凹部に摺動自在に係合し
たピストン部材69とからなるアクチュエータ71が設
けられている。アクチュエータ71はシフトスプリング
65と共にこの実施例の作動部材を構成する。シリンダ
部材67はスピンドル27の先端部外周に嵌着するとと
もにスピンドル27のスプライン33はシリンダ部材6
7と係合しその廻り止めとなっている。シリンダ部材6
7とスピンドル27との間にはOリング73が配設され
ている。さらに、車軸1にはシリンダ部材67の右端部
に当接したストッパリング75と、このストッパリング
75の止め輪77が装着され、シリンダ部材67の脱落
防止が行われている。シリンダ部材67とピストン部材
69との活動部にはシール79.81が装着されている
アクチュエータ71のピストン室が圧力室83となって
おり、この圧力室83の内部において、シリンダ部材6
7とピストン部材69の間に付勢部材であるリターンス
プリング85がitされている。
シリンダ部材67の円筒形外周部の右端には凸部87が
等間隔に設けられている。移動部材89は複数本の腕9
1をこの凸部87の間に係合しシリング部材67に摺動
自在に装着されている。この凸部87は腕91と係合す
ることにより移動部材89の廻り止めとなっている。又
、移動部材89は左側面においてピストン部材69と当
接し、右側面においてスライドギヤ55と当接している
腕91にはシリンダ部材67の凸部87と当接するスト
ッパリング92が装着され、移動部材89の右方への動
きを規制することによりピストン部材69とリターンス
プリング85のストッパとなっている。
スピンドル27の内周とシリンダ部材67の内周には、
第1図(b)に示す、円筒状で肉厚の筒部材93が架は
渡りように圧入装着されており、スピンドル27および
シリンダ部材67と筒部材93との間にはOリング95
.97が各々配設されている。第1図(a)、(C)に
示すようにスピンドル27と筒部材93との間にはスピ
ンドル27内面を削った通路99が設けられている。こ
の通路99はスピンドル27の基部39に設けられたオ
リフィス101と左方において連通し、右方においては
シリンダ部材67の内壁に設けられた開口103を通じ
て圧力室83に開口している。
オリフィス101は通路105と制御弁107とを介し
てエンジンの吸気マニホールド側に接続されている。こ
うして、エンジンの吸気マニホールドと圧力室83とを
結ぶ圧ノj(負圧)供給系路が形成されている。
この圧力供給系路における負圧の供給は、例えば、運転
席のインストルメントパネルの切換スイッチにより単独
操作可能か、あるいは2WD−4WD切換切換子段(ス
イッチ又はレバー、以下2−4切換スイツチという)に
より連動操作可能である。つまり、2−4切換スイツチ
と前記制御弁107とは連動しており、4WDに切換え
ると吸気マニホールドから圧力供給系路を介して圧力室
83に負圧が供給され、2WDに切換えると負圧の供給
が停止される。
次に、機能を説明する。
2−4切換スイツチにより4WDに切換えると、上記の
ように、負圧が供給され、圧力室83は真空状態となっ
て収縮し、ピストン部材69はリターンスプリング85
の付勢力に抗して左へ移動する。これに伴ってシフトス
プリング65はスライドギヤ55を移動部材89ととも
に左方の連結位置へスライドさせてドライブギヤ3と係
合させ、第1図(a)の下半部に示すように、ハブクラ
ッチをロック状態とする。従って、車軸1と車輪ホイー
ル15とが連結され車両は4WD走行が可能となる。又
、ドライブギヤ3とスライドギヤ55の係合に当って両
名のスプライン61.63の位相が合わなければ、シフ
トスプリング65は、上記のように、待ち機構として働
いてプリセット状態とし、両者が回転して位相が揃った
ところで両者を係合させる。
2−4切換スイツチにより2WDに切換えると負圧の供
給が停止され、圧力室83内の圧力は大気圧状態に戻る
。これに伴いリターンスプリング85はピストン部材6
9と移動部材89とを介しスライドギヤ55をシフトス
プリング65の付勢力に抗して右方の解除位置へスライ
ドさせる。スライドギヤ55はドライブギヤ3との係合
状態から111t12L、第1図(a )の上半部に示
寸ように、ハブクラッチをフリー状態とする。従って、
車軸1と車輪ホイール15との連結は解除され車両は2
WD走行可能状態となる。従って、前輪が路面から受け
る回転力により前輪側の動力伝達系を無駄に連れ回るこ
とがなく、燃費や耐久性が向上し、騒音が低下する。
このように、パートタイム4WD車において2WD走行
をするときは非駆動側の車輪とその動力伝達系とを切離
して、上記のように、燃費と耐久性の向上、騒音の低下
などを図ることができ、4WD走行の際はこの非駆動側
車輪をその動力伝達系と連結し4WD走行を可能にする
筒部材93は肉厚とし剛性を高めたから、スピンドル2
7およびシリンダ部材67への装着が容易である。又、
高剛性であるから圧入することもでき、この場合はOリ
ング95.97を省くこともでき、さらに低コストとな
る。又、肉厚であるから溶接したとしても容易である。
筒部材93はストレートであるからスピンドル27と車
軸1との間の間隙に応じて肉厚にできる。
又、この実施例においては、圧力室83と圧力供給系路
とからなる圧力系をすべて固定側に設け、囮勤部にシー
ルを設ける必要をなくした。従って、シールは固定面間
に設番プればよく、簡便で小型のシール部材であるOリ
ング73.95.97を用いることができるからこれら
の配置スペースが小さく有利になるとともに圧力系の密
封性とその耐久性とに優れている。
又、圧力室83をハウジング5内の一部に限定し少容積
としたから、ハブクラツナ作動時にL[力室83が収縮
して隔室109(ハウジング5の圧力室83以外の部分
)に生じる負圧の影響は小さい。従って、ハブクラッチ
の応答性賄保のための隔室10つと外気とを連通する開
口部が不要でありハウジング5を密閉v4造にできる。
従って、天候に関りなく異物が侵入せず、異物による機
能不良が起らない。
各スプライン57.59.61.63を圧力系の外部に
配置したから、ハブクラッチの作動に伴う圧力系内の空
気流動によってこれらの係合部からグリースが吸引され
てram不良となり耐久性が低下するということはない
ハウジング5は基部11を車輪ホイール15に取付けた
状態で頂部7や伯の部材の組付け、取外しができるから
、これらの作業を含めて修理、清掃などが極めて容易で
ある。
次に、第2図により第2実施例を説明する。この実施例
と第1実施例との主な相異点は筒部材111にある。以
下、同一の部材には同一の番号を附して引用しながら第
1寅施例との相異点だけを説明する。
筒部材111は、第2図(a )に示すように、円筒形
の肉厚部材でありその外周の両端部に設けられた半周溝
113.115とこれらを結ぶ軸方向の溝117とをも
っている。この筒部材111は、第2図(b)に示すよ
うに、スピンドル119の内周とシリンダ部材121の
内周とにその外周が密着するように圧入されMWされて
いる。その際、谷溝113.115.117以外の肉厚
部が剛性(強度)を受持つから変形づる心配がなく作業
性がよい。又、装着されたとき、左側の溝113はスピ
ンドル119に設けられたオリフィス1230開口12
5と対向する位置に設けられ、右側の溝115はシリン
ダ部材121の圧力室129と連通する開口127と対
向する位置に設けられている。こうして、溝113.1
15と溝117は圧力室129への圧力供給系路の一部
をなす通路131を形成する。
この構成において、筒部材111の外周とスピンドル1
1つとシリンダ部材]21の内周との密着部がシールを
行い密封性を保つから、第1実施例におけるOリング9
5.97が不要となり、スピンドル119とシリンダ部
材121にこれらを装着するための溝を設ける必要がな
い。又、内挿部材に満113.115.117を設けた
から、スピンドル119の内周に、第1実施例において
必要であった通路99を形成するための溝加工を施す必
要がない。これらの理由によりコスト低減を図ることが
できる。又、筒部材111に強度の大きい樹脂を用い、
溝とともに成型加工ずればさらに低コストにできる。な
お、溝117は剛性に影響を与えない限り複数本設けて
も幅を広くしても、又例えば網目状に形成してもよい。
又、板をプレス加工して溝とともに成型すれば軒樋であ
りなから^剛性を与えることができる。この他の構成、
機能、効果は第1実施例と同一である。
次に、第3図により第3実施例を説明する。この実施例
と−り開用1、第2実施例との主な相異点は筒部材13
3にある。以下、同一の部材には同一の番号を附して引
用しながら上記実施例との相異点だけを説明する。
筒部材133は、同図(a )に示すように、肉厚の部
材であり、円筒の側面の一部を軸方向に切り欠いた形状
であり、この切り欠き部135の反対側の外周には軸方
向に長い凹み137が設けられている。この凹み137
の両側にはシール面139.141が設けられている。
この筒部材133は広がろうとする方向に弾性を与えら
れており、第3図(b )に示すように、切り欠き13
5を縮めた状態でスピンドル119とシリンダ部材12
1の各内周にシール面139.141が密着するように
又、凹み137がスピンドル119の開口125とシリ
ンダ部材121の開口127とを連通ずるように装着さ
れる。このようにして、凹み137は圧力室129への
圧力供給系路の一部をなす通路143を形成する。
従って、この実施例では第2実施例に比べて内挿部材1
33の装着がさらに容易である。
この他の構成、機能、効果は上記実施例と同一である。
なお、この発明は次のような態様が可能である。
筒部材の材質は金属に限らない。例えば、エンジニアリ
ングプラスヂックのような強曵の高い樹脂を用いてもよ
い。又、シール部材、圧入などで密封性を確保する場合
は溶接性の劣る金属を用いることもできる。又、加工方
法としては、削り出し、締り、射出成型、プレス加工な
どから適宜に選択できる。
圧力室83.129へ供給する圧力は負圧に限らない。
圧力源を別途設けて正圧を供給してもよい。この場合、
リターンスプリング85は不要となる。又、圧力媒体に
は上記のような気体の他に液体を用いてもよい。
圧力室83.129の膨張および収縮とハブクラッチの
ロック状態およびフリー状態との関係は自由に選んでよ
い。例えば第1実施例のスライドギヤ55において右方
に設けであるスプライン63を左方に設ければ、この実
施例とは逆に圧力室83が關脹したときロック状態とな
り収縮したときフリー状態となる。
以上、圧力室83.129をスピンドル27.119上
に設けた場合を例に挙げて説明したが、圧力室は車軸1
側あるいはハウジング5側に設けてもよい。
[発明の効果コ 以上のように、この発明のハブクラッチを用いれば4W
D車において2WD走行時の燃費と耐久性とを向上させ
騒音を低下させることができる。
その上、筒部材を肉厚にできるから、その圧入装着に当
っての作業性がよい。又、圧入してシールする態様を選
べばシール部材を省いてコスト低減を図ることも可能で
ある。筒部材の材質の選択幅が広い。
面図、(b)図は内挿部材の斜視図、(C)図は<a 
)図のA−A断面図、第2図は第2実施例に係り、(a
)図は伯の内挿部材の斜視図、(b)図はこの内挿部材
を含んだ部分的な横断面図、第3図は第3実施例に係り
、(a)図は他の内挿部材の斜視図、(b)図はこの内
挿部材を含lυだ部分的な縦断面図、第4図は従来例の
上半部断面図である。
1・・・車軸          3・・・ドライブギ
ヤ5・・・ハウジング      15・・・車輪ホイ
ール27.119・・・スピンドル 55・・・スライ
ドギヤ65・・・シフトスプリング 71・・・アクチュエータ 85・・・リターンスプリング(付勢部材)93.11
1.133・・・筒部材 99.117.137・・・通路 代理人 弁理士  三 好 保 男

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体側のスピンドルを回転自在に貫通する車軸上に設け
    られたドライブギヤと、このドライブギヤと同心状に回
    転自在に配置され車輪ホイール側に連結されるハウジン
    グと、軸方向移動により前記ハウジングとドライブギヤ
    とを連結するスライドギヤと、前記ハウジング内に設け
    られ圧力供給により膨脹又は収縮して前記スライドギヤ
    を連結位置と解除位置とへ移動させる作動手段と、前記
    スピンドルの内周側に軸方向ストレートな筒部材を係合
    し、この筒部材の外周面の一部又はスピンドルの内面に
    前記圧力供給の系路の一部となる通路を形成したことを
    特徴とするハブクラッチ。
JP11805088A 1988-05-17 1988-05-17 ハブクラッチ Pending JPH01289724A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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