JPH0583185B2 - - Google Patents

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JPH0583185B2
JPH0583185B2 JP29576787A JP29576787A JPH0583185B2 JP H0583185 B2 JPH0583185 B2 JP H0583185B2 JP 29576787 A JP29576787 A JP 29576787A JP 29576787 A JP29576787 A JP 29576787A JP H0583185 B2 JPH0583185 B2 JP H0583185B2
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JP
Japan
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layer
titanium
silicon
wiring
semiconductor device
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JP29576787A
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Inventor
Yoshiaki Yamada
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルミニウム合金膜を含む積層体によ
り複数個の半導体素子を接続する配線を形成する
半導体装置の配線形成方法に関する。
[従来の技術] 半導体装置の各素子を構成する拡散層の浅接合
化が進めらているため、アルミニウム合金単層の
配線では接合がアルミニウムにより破壊されやす
くなつている。このため、従来、半導体装置の配
線をチタニウム層、窒化チタニウム層及びアルミ
ニウム合金膜の3層構造にしている。
第3図は、従来の半導体装置の配線を示す断面
図である。半導体基板21にはN+拡散層22が
形成されており、半導体基板21の表面上に形成
されたシリコン酸化膜23に設けられたコンタク
トホールを介して配線とN+拡散層22とが接続
されている。
この配線においては、シリコン基板21がアル
ミニウム合金膜26との間に、シリコンとアルミ
ニウムとの相互拡散を防止するために、窒化チタ
ニウム層25が形成されている。また、配線とシ
リコン基板21との接触抵抗を低下させるため
に、シリコン基板21と窒化チタニウム層25と
の間にチタニウム層24を形成している。従つ
て、従来の半導体装置の配線は下層から順にチタ
ニウム層24、窒化チタニウム層25及びアルミ
ニウム合金膜26が積層された3層構造を有して
いる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上述した従来の半導体装置の配線形
成方法においては、各層を形成した後、半導体素
子の拡散層と配線との接続を確実にし、半導体素
子の安定化を図るために、400乃至550℃の温度に
10乃至30分間加熱することにより熱処理がなされ
る。また、半導体装置の組立工程においても、同
程度の熱処理が加えられることがある。
しかしながら、このような熱処理によりシリコ
ン基板21とチタニウム層24との間のシリサイ
ド反応が進行してしまうという問題点がある。し
かも、このシリサイド反応はコンタクト部の全面
に亘つて均一に進行するわけではなく、局所的に
反応が速く進むため、N+拡散層2の深さが0.1μ
m以下と極めて浅い超浅接合の場合には、第3図
に示すように、接合が破壊されてしまうという欠
点を有する。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので
あつて、拡散層が極めて浅い超浅接合の場合にも
接合破壊が生じることなく確実に素子間を接続す
ることができる半導体装置の配線形成方法を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る半導体装置の配線形成方法は、半
導体基板に形成された複数個の半導体素子を接続
する配線を形成する半導体装置の配線形成方法に
おいて、半導体素子上にチタニウム第1層、シリ
コン第2層及び窒化チタニウム第3層を順次積層
形成する工程と、この積層体上にアルミニウム膜
を被着する工程と、を有することを特徴とする。
[作用] 本発明においては、先ず、半導体素子上にチタ
ニウム第1層を形成し、この第1層上にシリコン
第2層及び窒化チタニウム第3層を順次形成す
る。次いで、この積層体上にアルミニウム合金膜
を被着する。従つて、配線は、チタニウム第1
層、シリコン第2層、窒化チタニウム第3層及び
アルミニウム合金膜がこの順に形成された4層構
造を有する。
このような構造においては、各層の形成後に、
半導体素子と配線との接続を確実にすると共に、
素子の安定化を図るために熱処理した場合に、第
1層のチタニウムは、基板のシリコンの替わり
に、第2層シリコンと優先的に反応する。そし
て、第1層チタニウムと第2層シリコンとの間の
シリサイド反応が進行し、チタンシリサイドが生
成する。従つて、このような熱処理を受けてもシ
リコン基板に形成された拡散層が接合破壊するこ
とはない。このため、半導体装置の製造歩留が高
いと共に、チタニウム第1層及び窒化チタニウム
第3層は夫々その本来の機能を有効に発揮する。
[実施例] 次に、本発明の実施例について、添付の図面を
参照して説明する。
第1図a乃至dは本発明の第1の実施例の主要
な工程を順に示す断面図である。先ず、第1図a
に示すように、P型シリコン基板1上にシリコン
酸化膜3を形成し、次いで、P型シリコン基板1
の所定の領域において、シリコン酸化膜3に開口
を設けてN+拡散層2を形成する。
次に、第1図bに示すように、スパツタリング
法により、チタニウム層4を100乃至1000Åの厚
さに形成し、このチタニウム層4上にシリコン層
5を100乃至2000Åの厚さに形成し、更に、シリ
コン層5上に窒化チタニウム層6を500乃至2000
Åの厚さに形成する。この場合に、シリコン層5
はスパツタリングにより形成されているので、ア
モルフアスの組織を有する。次いで、窒化チタニ
ウム層6上にアルミニウム合金膜7を10000Åの
厚さに形成する。
なお、この場合に、チタニウム層4とシリコン
層5は同一のスパツタリング装置を使用して形成
し、チタニウム層4を形成した後、ウエハを真空
雰囲気中から出すことなく連続してシリコン層5
を形成したほうが好ましい。またシリコン層5の
層厚はチタニウム層4の層厚の2倍よりも薄くす
ることが必要である。これは、後工程の熱処理に
より、シリコン層5とチタニウム層4とが反応し
てチタンシリサイドが形成されるが、このシリサ
イド反応においては、1のチタニウムに対して2
のシリコンが反応するため、シリコン層5が全て
反応してシリサイドになるためにはシリコン層5
はチタニウム層4の2倍の層厚よりも薄くするこ
とが必要となる。また、窒化チタニウム層6は、
窒素雰囲気中でチタニウムをスパツタリングする
ことにより、反応性スパツタリングによつて形成
すればよい。
次に、第1図cに示すように、通常のリソグラ
フイ技術を使用して、アルミニウム合金膜7、窒
化チタニウム層6、シリコン層5及びチタニウム
層4をパターニングする。
その後、半導体素子と金属配線との接続を確実
にし、素子の安定化を図るために400乃至550℃の
温度に10乃至30分間加熱して熱処理する。この場
合に、シリコン層5はスパツタリングにより形成
したアモルフアスシリコンであるから、チタニウ
ム層4は基板1よりもシリコン層5とシリサイド
反応を生じやすい。つまり、第1図dに示すよう
に、チタニウム層4は基板1と反応してシリサイ
ドを生成するよりも、その上層のシリコン層5と
反応してチタンシリサイド層8を生成する。そし
て、シリコン層5はチタニウム層4の厚さの2倍
以下の厚さを有するから、シリコン層5は全てチ
タンシリサイド層8となり、金属配線が完成され
る。
このように、本実施例においては、チタニウム
層4と窒化チタニウム層6との間にシリコン層5
をスパツタリング法により形成するから、シリコ
ン基板1より、スパツタリング法により形成した
アモルフアスシリコン層5の方が活性であるた
め、後工程の熱処理において、チタニウム層4は
主としてアルモフアスシリコン層5とシリサイド
反応を起こす。このため拡散層の深さが1000Å以
下の超浅接合であつても、チタニウム層4とシリ
コン基板1との間のシリサイド反応により接合が
破壊されることはない。
また、配線はチタニウム層4によりシリコン基
板1と接触しているから、このチタニウム層4が
シリコン基板1のコンタクト部に生じた自然酸化
膜を破壊し、接触抵抗を低下させる。
更に、アルミニウム合金膜7とシリコン基板1
との間には窒化チタニウム層6が存在するため、
シリコンとアルミニウムとの間の相互拡散が防止
される。
第2図a乃至dは本発明の第2の実施例の主要
な工程を順に示す断面図である。第2図aに示す
ように、第1の実施例と同様に、P型シリコン基
板1にN+拡散層2を形成し、このN+拡散層2以
外の領域のシリコン基板1がシリコン酸化膜3で
被覆されている。そして、シリコン基板1の全面
に、スパツタリングにより、チタニウム層4、シ
リコン層5及び窒化チタニウム層6を連続して順
次形成する。
次いで、第2図bに示すように、リソグラフイ
技術を使用して、コンタクト開口の周辺部以外の
領域のチタニウム層4、シリコン層5及び窒化チ
タニウム層6をエツチング除去する。
次に、第2図cに示すように、アルミニウム合
金をスパツタリングにより全面に形成した後、リ
ソグラフイ技術を使用してパターニングすること
によりアルミニウム合金膜7を形成する。
その後、第2図dに示すように、400乃至550℃
の温度に10乃至30分間加熱して熱処理する。これ
により、シリコン層5とチタニウム層4とが反応
してチタンシリサイド層8となり、金属配線が完
成される。この実施例も、チタニウム層4と窒化
チタニウム層6との間にシリコン層5が形成され
ているから、第1の実施例と同様の効果を奏す
る。
[発明の効果] 本発明によれば、チタニウム層の上にシリコン
層が形成されているので、コンタクト形成のため
の熱処理を施しても、チタニウム層は基板と反応
せずにシリコン層と反応してチタンシリサイド層
を形成する。従つて、チタニウム層による拡散層
の絶縁破壊が防止される。このため超浅接合を有
する半導体装置においても、耐熱性が優れ、高信
頼性を有する金属配線を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至dは本発明の第1の実施例の主要
な工程を順に示す断面図、第2図a乃至dは本発
明の第2の実施例の主要な工程を順に示す断面
図、第3図は従来方法により形成された半導体装
置の配線を示す断面図である。 1,21;P型シリコン基板、2,22;N+
拡散層、3,23;シリコン酸化膜、4,24;
チタニウム層、5;シリコン層、6,25;窒化
チタニウム層、7,26;アルミニウム合金膜、
8;チタンシリサイド層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板に形成された複数個の半導体素子
    を接続する配線を形成する半導体装置の配線形成
    方法において、半導体素子上にチタニウム第1
    層、シリコン第2層及び窒化チタニウム第3層を
    順次積層形成する工程と、この積層体上にアルミ
    ニウム膜を被着する工程と、を有することを特徴
    とする半導体装置の配線形成方法。
JP29576787A 1987-11-24 1987-11-24 半導体装置の配線形成方法 Granted JPH01136352A (ja)

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JPH01136352A JPH01136352A (ja) 1989-05-29
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EP0583119B1 (en) * 1992-07-31 2000-02-09 STMicroelectronics, Inc. Programmable contact structure
US6159836A (en) * 1994-09-16 2000-12-12 Stmicroelectronics, Inc. Method for forming programmable contact structure

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