JPH0583103A - アナログスイツチ回路 - Google Patents

アナログスイツチ回路

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Publication number
JPH0583103A
JPH0583103A JP26684691A JP26684691A JPH0583103A JP H0583103 A JPH0583103 A JP H0583103A JP 26684691 A JP26684691 A JP 26684691A JP 26684691 A JP26684691 A JP 26684691A JP H0583103 A JPH0583103 A JP H0583103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
transistor
collector
switch circuit
analog switch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26684691A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Satokata
昭彦 里方
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH0583103A publication Critical patent/JPH0583103A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイポーラトランジスタで実現できるアナロ
グスイッチ回路を提供する。 【構成】 エミッタを共通接続した第1及び第2のトラ
ンジスタ3,4と、反転入力が第1のトランジスタ3の
コレクタに、非反転入力が第2のトランジスタ4のコレ
クタに、出力が第2のトランジスタ4のベースに接続さ
れている差動増幅器と、第1のトランジスタ3のベース
に接続されたバイアス源と、第1及び第2のトランジス
タ3,4のエミッタに電流を供給する第1の電流源8
と、第1のトランジスタ3のコレクタに電流を供給する
第2の電流源5と、第2のトランジスタ4のコレクタに
電流を供給する第3の電流源6とを備え、第1及び第2
のトランジスタ3,4のコレクタを入出力端としてアナ
ログスイッチ回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バイポーラトランジ
スタによって構成されるアナログスイッチ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログスイッチ回路は、図4に
示すように、FETを利用したものが一般的である。こ
の図示のアナログスイッチ回路は、PチャンネルMOS
トランジスタ101 とNチャンネルMOSトランジスタ10
2 を並列に接続し、それぞれのゲートに逆相の制御信号
φ,/φを与えることにより、オン/オフするものであ
る。この方式のアナログスイッチ回路ではオン時の残留
電圧がなく、オフ時のインピーダンスが理論上無限大の
ため、理想的なスイッチ回路として広く使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アナロ
グスイッチ回路を集積回路内で構成し使用する場合、上
記方式のアナログスイッチ回路を採用できるプロセスは
限られてしまう。つまりFETを作り込めるプロセスで
ないと実現できないため、一般のバイポーラプロセスを
使う場合には、あえてスイッチ回路部分を集積回路外部
に出して構成したり、精度を犠牲にした擬似的なスイッ
チ回路を使用するなどの対策を行っていた。したがっ
て、集積回路の外付け部品が増加することによるコスト
アップや実装面積の増大、あるいは特性の妥協を強いら
れるなどの問題を抱えていた。
【0004】本発明は、従来のアナログスイッチ回路に
おける上記問題点を解消するためになされたもので、バ
イポーラプロセスで実現できるアナログスイッチ回路を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、図1の概念図に示すように、エ
ミッタがともに接続された第1及び第2のトランジスタ
3,4と、反転入力が第1のトランジスタ3のコレクタ
に接続され、非反転入力が第2のトランジスタ4のコレ
クタに接続され、出力が第2のトランジスタ4のベース
に接続されている差動増幅器9と、第1のトランジスタ
3のベースに接続されたバイアス電圧源7と、第1及び
第2のトランジスタ3,4のエミッタに電流を供給する
第1の電流源8と、第1のトランジスタ3のコレクタに
電流を供給する第2の電流源5と、第2のトランジスタ
4のコレクタに電流を供給する第3の電流源6とを有
し、第1,第2及び第3の電流源8,5,6をオン/オ
フすることにより、第1のトランジスタ3と第2のトラ
ンジスタ4のコレクタが、スイッチの入力端及び出力端
のいずれにもなり得るように構成するものである。
【0006】次に、このように構成したアナログスイッ
チ回路の作用について説明する。図1において、第1の
トランジスタ3のコレクタ電流をI1 、第2のトランジ
スタ4のコレクタ電流をI2 、第2電流源5及び第3電
流源6から供給される電流をI0 、第1電流源8から供
給される電流を2I0 とし、入出力端1にI4 という電
流が入力され、入出力端2よりI3 という電流が出力さ
れるものとする。このとき、各電流の関係は、次の3つ
の式で表される。 I0 +I4 =I2 0 −I3 =I1 1 +I2 =2・I0 したがって、常に I3 =I4 の関係が成立する。また差動増幅器9は入出力端1及び
2の電圧を常に等しくするように働く。
【0007】そして、3つの電流源5,6,8がオフす
ると、入出力端1と2の間は完全に絶縁された状態にな
る。したがって入出力端の電位が常に等しく、また入出
力端に流入する電流値も常に等しく、且つオフ時には完
全に絶縁されるため、FETを用いたアナログスイッチ
回路と同等の機能を得ることができる。なお、上記図1
の概念図では、第1及び第2のトランジスタとしてNP
Nトランジスタを用いた場合を示したが、PNPトラン
ジスタを用いても上記と同様な作用を得ることができ
る。
【0008】
【実施例】次に実施例について説明する。図2は、本発
明に係るアナログスイッチ回路の一実施例を示す回路構
成図である。図において、17及び18は第1及び第2のト
ランジスタで、互いにエミッタが接続されている。15,1
6及び25はカレントミラーを形成するトランジスタで、
このカレントミラーは第2及び第3の電流源を構成して
いる。19, 27及び29は同じくカレントミラーを形成する
トランジスタで、このカレントミラーは第1の電流源を
構成すると共に、第2及び第3の電流源のリファレンス
にもなっている。またトランジスタ25の大きさはトラン
ジスタ15, 16の2倍に構成しているので、第2及び第3
の電流源には、第1の電流源の1/2の電流が発生す
る。
【0009】20〜24は差動増幅器を構成しているトラン
ジスタで、13, 14はバイアス電圧源を構成しているトラ
ンジスタである。また12, 20, 26はカレントミラーを形
成するトランジスタで、このカレントミラーは前記差動
増幅器及びバイアス電圧源にバイアス電流を与えるため
のものである。10, 11は第1及び第2の入出力端であ
り、スイッチ33, 34はは大元の電流源31, 32をシャント
するためのもので、本アナログスイッチ回路のオン/オ
フをつかさどる。
【0010】次に、この実施例の動作を図3に示した動
作説明図に基づいて説明する。図3において、中央のア
ナログスイッチの記号36は、図2に示したアナログスイ
ッチ回路の機能を表しており、ノード10, 11及び制御端
子35は、いずれも図2に示した第1及び第2の入出力端
10, 11並びにスイッチ33, 34の制御端子35と対応する部
分を示している。このアナログスイッチ36に抵抗
(R1 )37及び抵抗(R2 )38を接続し、各抵抗37, 38
の他端をそれぞれ電圧源(VIN)39及びグランドに接続
する。
【0011】この状態で制御端子35にある電圧を与え、
図2のスイッチ33, 34がオフになるように設定する。こ
れにより第1及び第2の入出力端10, 11はいずれも同電
位になるように帰還がかかり(V10=V11)、第2の入
出力端11に流れ込む電流I4 と第1の入出力端10より流
れ出す電流I3 は常に等しくなる(I4 =I3 )ため、
入出力端11, 10の電圧V11,V10は次の式で表される。 V11=V10=R2 ・VIN/(R1 +R2
【0012】次に、制御端子35の電圧をスイッチ33, 34
がオンするように与えると、アナログスイッチ36からの
電流の流入出はなくなるため、次のように表させる。 V11=VIN,V10=0
【0013】このように、本発明に係るアナログスイッ
チ回路は、従来のFETを用いたものと同等の働きをす
る。また2つの入出力端にはいずれも極性がなく、どち
らを入力端あるいは出力端にしても動作する。
【0014】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によるアナログスイッチ回路においては、2つの
入出力端の電圧が常に等しく、流入出する電流の大きさ
も常に等しくなるため、従来のFETを用いて構成した
スイッチ回路と同等の機能を得ることができる。また本
発明に係るアナログスイッチ回路は通常のバイポーラプ
ロセスで実現できるため、コストアップや実装面積の増
大を招くこともない等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアナログスイッチ回路の原理を説
明するための概念図である。
【図2】本発明に係るアナログスイッチ回路の一実施例
を示す回路構成図である。
【図3】図2に示した実施例の動作説明するための説明
図である。
【図4】従来のアナログスイッチ回路の構成例を示す回
路構成図である。
【符号の説明】
1 第1の入出力端 2 第2の入出力端 3 第1のトランジスタ 4 第2のトランジスタ 5 第2の電流源 6 第3の電流源 7 バイアス電圧源 8 第1の電流源 9 差動増幅器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタがともに接続された第1及び第
    2のトランジスタと、反転入力が第1のトランジスタの
    コレクタに接続され、非反転入力が第2のトランジスタ
    のコレクタに接続され、出力が第2のトランジスタのベ
    ースに接続されている差動増幅器と、第1のトランジス
    タのベースに接続されたバイアス電圧源と、第1及び第
    2のトランジスタのエミッタに電流を供給する第1の電
    流源と、第1のトランジスタのコレクタに電流を供給す
    る第2の電流源と、第2のトランジスタのコレクタに電
    流を供給する第3の電流源とを有し、第1,第2及び第
    3の電流源をオン/オフすることにより、第1のトラン
    ジスタと第2のトランジスタのコレクタが、スイッチの
    入力端及び出力端のいずれにもなり得るように構成した
    ことを特徴とするアナログスイッチ回路。
  2. 【請求項2】 前記第2及び第3の電流源の値が、前記
    第1の電流源の値の1/2となっていることを特徴とす
    る請求項1記載のアナログスイッチ回路。
JP26684691A 1991-09-19 1991-09-19 アナログスイツチ回路 Withdrawn JPH0583103A (ja)

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JP26684691A JPH0583103A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 アナログスイツチ回路

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JPH0583103A true JPH0583103A (ja) 1993-04-02

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Effective date: 19981203