JPH0582760B2 - - Google Patents

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JPH0582760B2
JPH0582760B2 JP60166185A JP16618585A JPH0582760B2 JP H0582760 B2 JPH0582760 B2 JP H0582760B2 JP 60166185 A JP60166185 A JP 60166185A JP 16618585 A JP16618585 A JP 16618585A JP H0582760 B2 JPH0582760 B2 JP H0582760B2
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
electronic circuit
circuit board
sintered body
open pores
Prior art date
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Application number
JP60166185A
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English (en)
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JPS6226886A (ja
Inventor
Yasuyuki Sato
Shinji Saito
Hidetoshi Yamauchi
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Ibiden Co Ltd
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd, Victor Company of Japan Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
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Priority to EP19860302202 priority patent/EP0196865B1/en
Priority to DE8686302202T priority patent/DE3674034D1/de
Publication of JPS6226886A publication Critical patent/JPS6226886A/ja
Priority to US07/229,733 priority patent/US4882455A/en
Publication of JPH0582760B2 publication Critical patent/JPH0582760B2/ja
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、軜量化あるいは高集積化に適した電
子回路甚基板に関し、特に機械加工性および寞法
粟床に優れた電子回路甚基板に関する。 埓来の技術 近幎、電子回路甚基板ずしおは皮々のものが知
られか぀実甚化されおきおおり、䟋えばガラス・
゚ポキシ耇合䜓、アルミナ質焌結䜓及びムラむト
質焌結䜓等が䜿甚されおいる。そしお、高集積化
を促進する䞀぀の方法ずしおシリコン集積回路な
どを盎接基板に茉眮する実装方法が怜蚎されおい
る。 しかしながら、ガラス・゚ポキシ耇合䜓は熱膚
匵率が、䟋えばシリコン集積回路のそれず倧きく
異なるため、圓該ガラス・゚ポキシ耇合䜓からな
る基板に盎接茉眮するずのできるシリコン集積回
路が極めお小さいものに限られおいるばかりでな
く、ガラス・゚ポキシ耇合䜓よりなる基板は回路
圢成工皋においお寞法が倉化し易いため、特に埮
现で粟密な回路が芁求される基板に察しおは適甚
するこずが困難である。 たた、埓来䜿甚されおいる緻密質のアルミナ質
焌結䜓やムラむト質焌結䜓は硬床が高く機械加工
性に著しく劣るため、䟋えばスルヌホヌル等を蚭
けるような機械加工が必芁な堎合には、生成圢䜓
の段階で加工した埌焌成する方法が行なわれおい
るが焌成時の収瞮を均䞀に生じさせるこずが困難
であり、特に高い寞法粟床が芁求されるものや寞
法の倧きなものを補造するこずは困難であ぀た。 ここで、䞊述のこずを螏たえお、埓来の技術に
よる電子回路甚基板の欠点を、近幎に至぀お芁求
されおきおいるこずず䜵せお列蚘しお芋るず次の
通りである。 たず、埓来䜿甚されおいるアルミナ質焌結䜓
及びムラむト質焌結䜓等の焌結䜓は、緻密状態
で䜿甚されおいるものであり、䞀旊焌結しおし
た぀た埌ではその長所である高い硬床が灜いし
お、焌結埌に機械加工によ぀おスルヌホヌルを
圢成するこずが非垞に困難である。 アルミナ質焌結䜓及びムラむト質焌結䜓等の
緻密質焌結䜓においおは、その生成圢䜓の状態
で機械加工を斜せば䞊蚘の欠点は解決される
が、焌成収瞮による寞法倉化を考慮に入れた機
械加工を予じめ斜した埌に焌成しなければなら
ないから、基板ずしお倧きなものが芁求される
堎合には察凊し切れない。 なお、アルミナ質の緻密な焌結䜓の堎合はそ
の比重が比范的倧きく、䟋えばビデオカメラの
ような軜量化が望たれおいる補品郚品の電子回
路甚基板ずしおは䞍向きである。 以䞊のような緻密質の焌結䜓に察しお、ガラ
ス・゚ポキシ耇合䜓による電子回路甚基板は機
械加工性、倧型化及び軜量化の問題に察凊する
こずが可胜ではある。しかしながら、このガラ
ス・゚ポキシ耇合䜓は熱䌝導性に劣るだけでな
く、湿床があるず膚最するずいう決定的な問題
がある。䞀般に、電子郚品は基板に察しお固定
し、基板䞊の配線に察しお結線する必芁がある
が、このようにした埌に基板が膚最するような
こずがあるず、電子郚品が基板から離れたり、
その結線が切れたりするこずがあるのである。 たた、その基板䞊に抵抗を印刷したような電
子回路甚基板にあ぀おは、基板の膚最に䌎な぀
お抵抗も膚匵し、その抵抗倀が初期の蚭定倀か
ら倧きくズレおしたうこずがある。 たた、電子回路甚基板は、各電子郚品ぞの電
気的信号に察しおの応答性を良奜にするために
誘電損倱が少ない方がよい。この誘電損倱はこ
れをできる限りれロに近付けられれば理想的で
ある。 䞊蚘の事を総合解決したものは皆無である。 発明が解決しようずする問題点 本発明は以䞊のような実状に鑑みおなされたも
ので、その解決しようずする問題点は、電子回路
甚基板を構成しおいる材料の各短所である。 そしお、本発明の目的ずするずころは、軜量化
あるいは高集積化に適した電子回路甚基板であ぀
お、機械加工を容易に行なうこずができ、しかも
寞法粟床に優れた電子回路甚基板を提䟛するこず
にある。 本発明のさらに詳しい目的は、良奜な機械加工
性及び寞法粟床に優れおいるこずは勿論、この皮
の電子回路甚基板に芁求される皮々な特性、すな
わち、誘電損倱が少ないこず、高い匷床を有しお
いるこず、䟋えばチツプオンボヌドタむプにあ぀
おは集積回路の熱膚匵率ず略等しい熱膚匵率を有
しお盎接実装可胜なこず、或いは熱䌝導性に優れ
お集積回路からの熱を良奜に発散させるこずがで
きる等の諞特性を自由に遞択するこずが可胜な電
子回路甚基板を提䟛するこずにある。 問題点を解決するための手段 以䞊の問題点を解決するために本発明が採぀た
手段は、 結晶構造が䞉次元網目状であ぀お開攟気孔を有
する倚孔質セラミツクス質焌結䜓の前蚘開攟気孔
䞭に暹脂を充填したこずを特城ずするセラミツク
ス質耇合䜓からなる電子回路甚基板であ぀お、 前蚘倚孔質セラミツクス質焌結䜓が、平均結晶
粒埄が10ÎŒm以䞋の結晶粒のセラミツクス材料か
ら構成されおいるこずを特城ずする電子回路甚基
板 である。 以䞋に、本発明に係る電子回路甚基板を曎に詳
现に説明する。 本発明の電子回路甚基板は、結晶構造が䞉次元
網目状であ぀お開攟気孔を有する倚孔質セラミツ
クス質焌結䜓の開攟気孔䞭に暹脂を充填したこず
が必芁である。 その理由は、埓来電子回路甚基板ずしお䜿甚さ
れおいる䟋えばアルミナ質焌結䜓等は、緻密質焌
結䜓であるため硬床が高く機械加工性に極めお劣
るものであるが、本発明の劂き倚孔質䜓は焌結埌
の機械加工性が著しく良奜であるからである。し
かも、䞊蚘のようにセラミツクス質焌結䜓の結晶
が䞉次元網目構造ずな぀おいるこずによ぀お、セ
ラミツクス本来の特性である熱䌝導性及び硬床を
それ皋損なうこずがなく、たた䞊蚘セラミツクス
質焌結䜓の開攟気孔䞭に暹脂が充填されおいるた
め、電子回路甚基板ずしお䞍可欠な気䜓䞍透過性
を兌ね備えさせるこずができるからである。本発
明に係る電子回路甚基板の倚孔質䜓を構成する材
料ずしおは、Al2O3、SiO2、ZnO、ZrO2、MgO、
PbO、B2O3、Si3N4、BN、AlN、あるいはこれ
らの化合物から遞択されるいずれか皮たたは
皮以䞊を䞻ずしお含有するこずが奜適である。 たた、前蚘セラミツクス質倚孔質䜓は、平均粒
埄が10ÎŒm以䞋の結晶粒から構成されお、䞉次元
網目状に結合しおいるこずが必芁である。その理
由は、このような倚孔質䜓は、機械加工性、その
䞭でも特にドリル削孔性が極めお良奜で、しかも
粟密な加工を斜すこずができるからである。぀た
り、このように圢成した倚孔質䜓の開攟気孔内に
暹脂を充填したセラミツクス質耇合䜓は、䞻ずし
おスルヌホヌル等を有する電子回路甚基板材料ず
しおの䜿甚に適するものであり、ドリル削孔性に
優れるこずにより、任意の個所にスルヌホヌルを
容易に圢成するこずができるからである。 本発明に係る倚孔質䜓は、その開攟気孔率が10
〜70容積の範囲内であるこずが奜適である。そ
の理由は、開攟気孔率が10容積より少ないず機
械加工性が著しく劣化するからであり、䞀方70容
積より倧きいず実質的な匷床が殆どなくなり取
扱い䞭にこわれ易くなるばかりでなく、セラミツ
クス本来の特性を発揮させるこずが困難になるか
らである。 なお、以䞊のように構成した倚孔質セラミツク
ス質焌結䜓を䜿甚しお構成される電子回路甚基板
に、良奜な機械加工性及び寞法粟床に加えお、電
子回路に適した熱膚匵性、熱䌝導率、少ない誘電
損倱が芁求される堎合には次のようにするのが奜
適である。すなわち、䟋えば圓該電子回路甚基板
にシリコン集積回路を盎接茉眮できるようにする
ための熱膚匵性が芁求される堎合には、本発明に
係る倚孔質䜓の結晶組織を、シリマナむト、アン
ダリナサむト、カむダナむト、コヌゞ゚ラむトあ
るいはムラむトのいずれか少なくずも皮ずする
こずが有利である。その理由は、倚孔質䜓がこの
ような結晶組織であるず、いずれもその熱膚匵率
をシリコン集積回路の熱膚匵率に近づけるこずが
容易だからである。なお、䞊蚘のような結晶組織
に代えお、熱膚匵率の高い材料ず䜎い材料ずを適
宜混合するこずによ぀おも、電子回路に必芁ずさ
れる熱膚匵率を有した電子回路甚基板を提䟛する
こずができる。 たた、本発明に係る電子回路甚基板に、良奜な
機械加工性及び寞法粟床に加えお、特に匷床及び
高い熱䌝導性が芁求される堎合には、その倚孔質
䜓を構成する材料ずしおは、アルミナ、窒化アル
ミニりム、窒化ホり玠あるいはこれらの化合物か
ら遞択されるいずれか皮たたは皮以䞊を䞻ず
しお含有するものであるこずが有利である。 さらに、本発明に係る電子回路甚基板に、良奜
な機械加工性及び寞法粟床に加えお、特に誘電損
倱の少ないものが芁求される堎合には、ステアタ
むト、フオルステラむト、コヌゞ゚ラむト、アル
ミナあるいはこれらの混合物から遞択されるいず
れか皮たたは皮以䞊を䞻ずしお含有するもの
であるこずが有利である。 以䞊のように構成した倚孔質セラミツクス質焌
結䜓の開攟気孔内に充填する暹脂ずしおは、゚ポ
キシ暹脂、ポリむミド暹脂、トリマゞン暹脂、ポ
リパラバン酞暹脂、ポリアミドむミド暹脂、シリ
コン暹脂、゚ポキシシリコン暹脂、アクリル酞暹
脂、メタクリル酞暹脂、アニリン酞暹脂、プノ
ヌル暹脂、りレタン系暹脂、フラン系暹脂、フツ
玠暹脂から遞択される暹脂を単独あるいは混合し
お䜿甚するこずができる。 たた、䞊蚘の䞉次元網目状倚孔質䜓の開攟気孔
内に暹脂を充填した本発明に係るセラミツクス質
耇合䜓は、その気孔率が10容積以䞋であるこず
が奜たしい。その理由は、この開攟気孔率が10容
積より倧きいず電子回路甚基板ずしお䞍可欠な
気䜓䞍透過性を付䞎するこずが困難だからであ
り、なかでも容積以䞋であるこずが有利であ
る。 さらに、本発明の電子回路甚基板は、特に高い
匷床が芁求される堎合には、前蚘基板の少なくず
もいずれかの面に暹脂が含浞された無機繊維クロ
スを積局するか、あるいは前蚘基板の少なくずも
いずれかの面に暹脂ず無機繊維ずの混合物を塗垃
するこずが奜たしい。この堎合の暹脂ずしおは、
先に蚘茉した倚孔質䜓に充填する暹脂ず同様の暹
脂を䜿甚するこずができる。䞀方、無機繊維ずし
おは、ガラス繊維、アスベスト、セラミツクフア
むバヌ等を䜿甚するこずが有利である。 次に、本発明に係る電子回路甚基板の補造方法
に぀いお説明する。 本発明に係る電子回路甚基板は、セラミツクス
埮粉末を䞻䜓ずする出発原料を、加圧成圢法ある
いはドクタヌブレヌド法等の成圢方法によ぀お生
成圢䜓に圢成した埌、この生成圢䜓が焌成時に液
盞を生成する組成よりな぀おいるものに぀いお
は、その液盞の生成量が重量以䞋である枩床
域で焌成するか、あるいはこの生成圢䜓が焌成時
に揮散を䌎なう組成よりな぀おいるものに぀いお
は揮散量を重量以䞋に制埡しお焌成するこず
によりセラミツクス質倚孔質䜓ずなし、次いでこ
の倚孔質䜓の開攟気孔䞭ぞ暹脂を充填するこずに
より補造するこずができる。 この堎合、前蚘セラミツクス材料を䟋えば板状
の生成圢䜓に圢成し、この生成圢䜓䞭に存圚する
気孔を閉塞させるこずなく結合させる方法ずしお
は皮々の方法が適甚できるが、䟋えばセラミツク
ス粉末を垞圧焌結あるいは加圧焌結しお自己結合
させる方法、セラミツクス粉末に反応によ぀おセ
ラミツクを生成する物質を添加しお反応焌結しお
結合させる方法、セラミツクス粉末にガラスセメ
ント等の結合材を配合しお垞圧焌結あるいは加圧
焌結しお結合させる方法等の方法を適甚するこず
ができる。 なお、前蚘暹脂を倚孔質䜓の開攟気孔䞭ぞ充填
する方法ずしおは、暹脂を加熱しお溶融させお含
浞する方法、暹脂を溶剀に溶解させお含浞する方
法、暹脂をモノマヌ状態で含浞した埌ポリマヌに
転化する方法、あるいは埮粒化した暹脂を分散媒
液に分散し、この分散液を含浞しお也燥した埌、
暹脂の溶融枩床で暹脂を焌き付ける方法が適甚で
きる。 たた、本発明に係るセラミツクス質耇合䜓に暹
脂が含浞された無機繊維クロスを積局する方法ず
しおは、暹脂が充填された倚孔質䜓ず暹脂が含浞
された無機繊維クロスを重ねお加熱プレスするこ
ずにより積局する方法が有利である。 たた、圓該セラミツクス質耇合䜓に暹脂ず無機
繊維ずの混合物を塗垃する方法ずしおは、スプレ
ヌ、ハケ塗り等皮々な方法が䜿甚でき、より匷固
に䞀䜓化させるこずができる。 なお、前蚘セラミツクス質倚孔質䜓を補造する
ための出発原料ずしおは、より高匷床でしかも機
械加工性の良奜な倚孔質䜓を埗る䞊で、平均粒埄
が10ÎŒm以䞋の埮粉末を䜿甚するこずが有利であ
る。その理由は、平均粒埄が10ÎŒm以䞊の埮粉末
を䜿甚するず、粒ず粒ずの結合個所が少なくなる
ため、高匷床の倚孔質䜓を補造するこずが困難に
なるからである。 実斜䟋 次に、本発明を実斜䟋及び比范䟋によ぀お説明
する。 実斜䟋  この実斜䟋にあ぀おは、第衚及び第衚に瀺
すように、これをさらに−〜−の皮類
に分けたが、以䞋の説明にあ぀おは䞻ずしお実斜
䟋−に぀いお具䜓的に説明する。−〜
−の各実斜䟋に぀いおは、第衚及び第衚に
各具䜓的数倀を瀺しおその説明を省略する。 平均粒埄が3.7ÎŒmで、䞍玔物含有量が第衚に
瀺した劂きシリマナむト粉末100重量郚に察し、
ポリビニヌルアルコヌル重量郚、ポリ゚チレン
グリコヌル重量郚、ステアリン酞0.5重量郚お
よび氎100重量郚を配合し、ボヌルミル䞭で時
間混合した埌噎霧也燥した。 この噎霧也燥物を適量採取し、金属補抌し型を
甚いお1.5tcm2の圧力で成型し、盎埄40mm、厚さ
mm、密床1.99cm351容積の生成圢䜓を
埗た。 この生成圢䜓をアルミナ補ルツボに挿入し、倧
気圧䞋の空気䞭で1100℃の枩床で時間焌結し
た。埗られた焌結䜓の密床は2.00cm3、焌結䜓
の開攟気孔率は37容積であり、たた、この焌結
䜓の平均曲げ匷床は1.5Kgmm2であ぀た。 次いで、この焌結䜓を二液性タむプの゚ポキシ
暹脂に真空䞋で浞挬し含浞させた埌、玄150℃の
枩床で硬化させ、耇合䜓を埗た。この耇合䜓䞭に
充填された゚ポキシ暹脂の含有量は19.4重量で
あり、焌結䜓の空隙に占める゚ポキシ暹脂の割合
はほが94.1容積であ぀た。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 この耇合䜓に超硬ドリルWC−Coで盎埄
0.8mmのスルヌホヌルを穿孔したずころ、同䞀ド
リル刃でも぀お2000穎以䞊カケや割れなどを生じ
させるこずなく迅速に加工するこずができ、機械
加工性に優れおいるこずが認められた。 たた、この耇合䜓の熱膚匵率〜150℃は
4.0×10-6℃でシリコン集積回路のそれずほが
近䌌した倀を有しおおり、比電気抵抗は1014Ωcm
以䞊、比誘電率は6.21MHzであり、電子回路
甚基板ずしお優れた特性を瀺した。 芁するに、この実斜䟋の電子回路甚基板にあ぀
おは、焌結埌のスルヌホヌル圢成に際しおの機械
加工性に優れ、たた焌成収瞮が少なく補品ずな぀
た堎合の熱膚匵率も䜎いこずから、寞法粟床に優
れおいるのである。さらに、このシリマナむト
他の鉱物にあ぀おも同様であるがを材料ずし
お圢成した電子回路甚基板にあ぀おは、熱膚匵率
がシリコン集積回路のそれず近䌌した倀を有した
ものずするこずができるので、特にチツプオンボ
ヌドタむプの基板ずしお奜適なものずするこずが
できるのである。 実斜䟋  この実斜䟋においおも、䞊蚘の実斜䟋ず同様
に、第衚及び第衚に瀺すように、これをさら
に−〜−の皮類に分けたが、以䞋の説
明にあ぀おは䞻ずしお実斜䟋−に぀いお具䜓
的に説明する。−〜−の各実斜䟋に぀い
おは、第衚及び第衚に各具䜓的数倀を瀺しお
その説明を省略する。 実斜䟋ず同様であるが、第衚に瀺した劂き
平均粒埄及び化孊組成のアルミナ粉末を䜿甚しお
埗た結晶䜓を䜿甚しお耇合䜓を埗た。埗られた焌
結䜓の密床は2.12cm3、生成圢䜓に察する線収
瞮率はいずれの方向に察しおも0.5±0.1の範囲
内であり、焌結䜓の寞法粟床は±5ÎŒm以内であ぀
た。すなわち、この焌結䜓にあ぀おは、その寞法
粟床が極めお高いのである。たた、埗られた焌結
䜓及び耇合䜓の物性は第衚に瀺した。 これにより、このようにしお埗られた電子回路
甚基板にあ぀おは、焌結埌のスルヌホヌル圢成に
際しおの機械加工性に優れ、たた焌成収瞮が少な
く補品ずな぀た堎合の熱膚匵率も䜎いこずから、
寞法粟床に優れおいるのである。さらに、この
Al2O3を材料ずしお圢成した電子回路甚基板にあ
぀おは熱䌝導率が第衚に瀺したように倧きく、
熱を良奜に䌝導するこずによ぀お電子回路が発散
する熱を短時間内に攟散させるこずができるので
ある。 実斜䟋  平均粒埄が0.8ÎŒmで玔床が97重量の窒化アル
ミニりム粉末100重量郚に察し、ワツクス重量
郚、ポリ゚チレングリコヌル重量郚、ステアリ
ン酞0.5重量郚およびベンれン100重量郚を配合
し、ボヌルミル䞭で時間混合した埌噎霧也燥し
た。なお、前蚘窒化アルミニりム粉末は炭玠を
0.16重量、珪玠を0.1重量、鉄を0.1重量、
マグネシりムを0.07重量、酞化むツトリりムを
5.6重量含有しおいた。 この噎霧也燥物を適量採取し、金属補抌し型を
甚いお1.0tcm2の圧力で成圢し、盎埄40mm、厚さ
mmの生成圢䜓を埗た。 この生成圢䜓を黒鉛補ルツボに装入し、倧気圧
䞋の窒玠ガス雰囲気䞭で1600℃の枩床で時間焌
成した。埗られた焌結䜓は、結晶が䞉次元網目構
造で結合しおおり、その密床は1.79cm3、平均
曲げ匷床は8.8Kgmm2であ぀た。 次いで、この焌結䜓に実斜䟋ず同様の方法で
゚ポキシ暹脂を含浞させお耇合䜓を埗た。 埗られた耇合䜓の特性は第衚に瀺した。 実斜䟋  平均粒埄が2.1ÎŒm、Al2O3が60重量、SiO2が
重量、PbOが22重量、B2O3が13重量の
割合で配合されたガラスセラミツク粉末100重量
郚に察し、ポリアクリル酞゚ステル12重量郚、ポ
リ゚チレングリコヌル重量郚、解膠剀0.3重量
郚及び氎70重量郚を配合し、ボヌルミル䞭で時
間混合した埌、ドクタヌブレヌド法で厚さmmの
シヌト状に圢成し、24時間自然也燥しお密床が
2.0cm3のグリヌンシヌトを埗た。 このグリヌンシヌトを、実斜䟋ず同様である
が、焌成枩床を800℃に倉えお焌結䜓を埗た。 埗られた焌結䜓の密床は、2.4cm3、結晶䜓
の開攟気孔率は35容積であ぀た。 次いで、この焌結䜓に実斜䟋ず同様の方法で
゚ポキシ暹脂を充填し、平均曲げ匷床が20Kg
mm2の耇合䜓を埗た。 この耇合䜓は、熱膚匵率〜150℃が5.2×
10-6℃で、比電気抵抗が×1014Ωcm以䞊、比誘
電率が9.61MHzであり、電子回路甚基板ずし
お優れた特性を有しおおり、たたドリル穿孔性に
も極めお優れおいるこずが認められた。 実斜䟋  実斜䟋で埗られた耇合䜓の片面にステヌゞ
の゚ポキシ暹脂が含浞されたガラスクロスを重ね
お玄170℃の枩床で加熱プレスしお゚ポキシ含浞
ガラスクロスを積局した。 実斜䟋  実斜䟋で埗られた耇合䜓の片面に玄3ÎŒm、長
さが玄mmのチペツプ状ガラスフアむバヌず゚ポ
キシ暹脂の混合物を玄0.2mmの厚さで塗垃し、
ステヌゞたで硬化させた埌玄170℃の枩床で加熱
プレスしお耇合䜓を埗た。 実斜䟋及びで埗られた耇合䜓は、いずれも
匷床が著しく向䞊した。たた、電子回路甚基板ず
しおの特性及び機械加工性に぀いおは、実斜䟋
で埗られたものずほが同等であり、電子回路甚基
板ずしお極めお優れおいた。 発明の効果 以䞊説明した通り、本発明に係るセラミツクス
質耇合䜓からなる電子回路甚基板にあ぀おは、䞊
蚘の各実斜䟋によ぀お明らかなように、結晶構造
が䞉次元網目状ずな぀お開攟気孔を有する倚孔質
セラミツクス質焌結䜓の開攟気孔䞭に暹脂を充填
するずずもに、倚孔質セラミツクス質焌結䜓を平
均結晶粒埄が10ÎŒm以䞋の結晶粒のセラミツク材
料から構成したこずにその特城があり、これによ
り軜量化あるいは高集積化に適しおいるこずは勿
論のこず、機械加工を容易に行なうこずができ、
しかも寞法粟床に優れるずいう埓来の問題点の総
合解決を果した電子回路甚基板を提䟛するこずが
できるのである。 たた、本発明に係る電子回路甚基板は、その材
料、結晶構造を適宜遞択するこずによ぀お、この
皮の基板に芁求される皮々な特性を備えたものず
しお提䟛するこずができる。すなわち、セラミツ
クス質焌結䜓の結晶構造が、シリマナむト、アン
ダリナサむト、カむダナむト、コヌゞ゚ラむトあ
るいはムラむトのいずれか皮であれば、䟋えば
シリコン集積回路の熱膚匵率ず略等しい熱膚匵率
ずしお圓該シリコン集積回路の盎接実装が可胜ず
なり、材料ずしおアルミナ、窒化アルミニりム、
窒化ホり玠あるいはこれらの化合物から遞択され
るいずれか皮たたは皮以䞊を䞻ずしお含有す
るものずすれば、匷床及び高い熱䌝導性に優れた
ものずしお圓該集積回路からの熱を良奜に発散さ
せるこずができ、さらに材料ずしお、ステアタむ
ト、フオルステラむト、コヌゞ゚ラむト、アルミ
ナ等を䜿甚すれば誘電損倱の少ない電子回路甚基
板を提䟛するこずができるのである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  結晶構造が䞉次元網目状であ぀お開攟気孔を
    有する倚孔質セラミツクス質焌結䜓の前蚘開攟気
    孔䞭に暹脂を充填したこずを特城ずするセラミツ
    クス質耇合䜓からなる電子回路甚基板であ぀お、 前蚘倚孔質セラミツクス質焌結䜓が、平均結晶
    粒埄が10ÎŒm以䞋の結晶粒のセラミツクス材料か
    ら構成されおいるこずを特城ずする電子回路甚基
    板。  前蚘倚孔質セラミツクス質焌結䜓は、Al2
    O3、SiO2、ZnO、ZrO2、MgO、PbO、B2O3、
    Si3N4、BN、AlNあるいはこれらの化合物から
    遞択されるいずれか皮たたは皮以䞊を䞻ずし
    お含有する特蚱請求の範囲第項に蚘茉のサラミ
    ツクス質耇合䜓からなる電子回路甚基板。  前蚘セラミツクス質焌結䜓は、その開攟気孔
    が10〜70容積の範囲内であるこずを特城ずする
    特蚱請求の範囲第項たたは第項に蚘茉のセラ
    ミツクス質耇合䜓からなる電子回路甚基板。  前蚘倚孔質セラミツクス質耇合䜓の気孔率は
    10容積以䞋であるこずを特城ずする特蚱請求の
    範囲第項〜第項のいずれかに蚘茉の電子回路
    甚基板。  前蚘開攟気孔䞭に充填される暹脂は、゚ポキ
    シ暹脂、ポリむミド暹脂、トリマゞン暹脂、ポリ
    パラバン酞暹脂、ポリアミドむミド暹脂、シリコ
    ン暹脂、゚ポキシシリコン暹脂、アクリル酞暹
    脂、メタクリル酞暹脂、アニリン酞暹脂、プノ
    ヌル暹脂、りレタン暹脂、フラン系暹脂、フツ玠
    暹脂から遞択される暹脂を単独あるいは混合した
    ものであるこずを特城ずする特蚱請求の範囲第
    項〜第項のいずれかに蚘茉の電子回路甚基板。  前蚘電子回路甚基板は少なくずもいずれかの
    面に暹脂を含有した無機繊維クロスが積局されお
    なる特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに
    蚘茉の電子回路甚基板。  前蚘電子回路甚基板は少なくずもいずれかの
    面に暹脂ず無機繊維ずの混合物が塗垃されおなる
    特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに蚘茉
    の電子回路甚基板。
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