JPH058219U - 燃焼用回転炉 - Google Patents

燃焼用回転炉

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Publication number
JPH058219U
JPH058219U JP5298791U JP5298791U JPH058219U JP H058219 U JPH058219 U JP H058219U JP 5298791 U JP5298791 U JP 5298791U JP 5298791 U JP5298791 U JP 5298791U JP H058219 U JPH058219 U JP H058219U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
air
power
furnace body
damper
Prior art date
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Pending
Application number
JP5298791U
Other languages
English (en)
Inventor
孝行 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Publication of JPH058219U publication Critical patent/JPH058219U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 回転自在に支持された円筒状炉本体1の外周
部に燃焼空気の供給ヘッダー2を設け、この供給ヘッダ
ー2と炉本体1内とを空気吹込管3を介して連通させる
とともに、この空気吹込管3途中に燃焼空気の吹込量調
節用ダンパー4を回動装置5を介して回動自在に設け、
かつ上記回動装置5に給電装置10を介して駆動用電源を
供給するように構成した燃焼用回転炉である。 【効果】 空気吹込管に設けた調節用ダンパーを回動装
置により回動させるとともに、給電装置を介して回動装
置に電源を供給するようにしているので、調節用ダンパ
ーを遠隔操作により作動させることができ、したがって
燃焼の制御を迅速にかつ一箇所で集中制御することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、燃焼用回転炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
燃焼装置の中には、燃焼用回転炉(ロータリキルンともいう)がある。 従来、この燃焼用回転炉は、図2に示すように、一端側に入口側開口部21a が設けられるとともに他端側に出口側開口部21bが設けられた円筒状の炉本体 21と、この炉本体21の入口側開口部21aを覆うように、かつ下部に補助燃 料噴出ノズル23が設けられた投入用フード22と、この投入用フード22を挿 通して設けられた廃棄物の投入ホッパー24と、炉本体21の出口側開口部21 bを覆うように設けられ、かつ上部に燃焼ガスの排出口25aが形成されるとと もに下部に焼却残渣の排出口25bが形成された排出用フード25と、炉本体2 1の前後部位置でかつ外周面に沿って環状に設けられた燃焼空気の供給ヘッダー 26と、燃焼空気の調節用ダンパー28がそれぞれ途中に設けられて、各供給ヘ ッダー26と炉本体21内とを連通する空気吹込管27と、炉本体21の外周部 に取り付けられて、空気配管29を介して燃焼空気を各供給ヘッダー26に供給 する送風機30とから構成されている。
【0003】 上記構成において、廃棄物は投入ホッパー24から炉本体21内に供給され、 各供給ヘッダー26から供給される燃焼空気により燃焼される。すなわち、炉本 体21内で、入口側から出口側に向かって、例えば乾燥ゾーン、熱分解ゾーン、 燃焼ゾーン、後燃焼ゾーンなどが順次形成されて、所定の燃焼が行われ、また各 ゾーンにおける燃焼の制御は、各空気吹込管27途中に設けられた調節用ダンパ ー28の開度を、手動により調節して行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると、炉本体21内の燃焼を制御するのに、手動により、 調節用ダンパー28の開度を調節して行っていたので、燃焼の制御を迅速にかつ 遠隔操作で、例えば集中制御室にて行うことができないという問題があった。
【0005】 そこで、本考案は上記問題を解消し得る燃焼用回転炉を提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の燃焼用回転炉は、回転自在に支持された円 筒状炉本体の外周部に燃焼空気の供給ヘッダーを設け、この供給ヘッダーと炉本 体内とを空気吹込管を介して連通させるとともに、この空気吹込管途中に燃焼空 気の吹込量調節用ダンパーを回動装置を介して回動自在に設け、かつ上記回動装 置に給電装置を介して駆動用電源を供給するように構成したものである。
【0007】
【作用】
上記の構成によると、空気吹込管に設けた調節用ダンパーを回動装置により回 動させるとともに、給電装置を介して回動装置に電源を供給するようにしている ので、調節用ダンパーを遠隔操作により作動させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1に基づき説明する。 なお、本考案の要旨は燃焼空気の供給部にあるため、本実施例においては、そ の部分についてだけ説明する。
【0009】 すなわち、図1において、1はほぼ水平軸心回りで回転自在に支持された円筒 状の炉本体で、その外周部所定位置には、燃焼空気の供給ヘッダー2が環状に設 けられている。
【0010】 そして、この供給ヘッダー2と炉本体1内とは、空気吹込み用の空気吹込管3 を介して連通され、またこの空気吹込管3途中には、燃焼空気の吹込量を調節す るための調節用ダンパー4が回動自在に設けられるとともに、炉本体1(または 供給ヘッダー2)側には、この調節用ダンパー4を回動させる回動装置5が設け られている。
【0011】 この回動装置5としては、電動アクチュエータが使用され、具体的には、調節 用ダンパー4の支持軸体4aを、一対の歯車6,7および両歯車6,7に巻回さ れた無端状のチェーン8を介して、所定角度でもって回動させる電動機9により 構成されている。
【0012】 そして、さらに上記回動装置5の電動機9に、固定側にすなわち炉本体1外部 に設けられた電源装置(図示せず)から駆動用電源を供給するための給電装置1 0が設けられている。
【0013】 この給電装置10は、炉本体1の外周に沿って環状に配置された集電線11と 、炉本体1外部に設けられて上記集電線11に摺接する給電線12と、上記集電 線11と電動機9とを接続するケーブル13とから構成され、またこの給電線1 2に供給される電源は、集中制御室から遠隔操作により制御されている。
【0014】 このように、空気吹込管3に設けた調節用ダンパー4を回動装置5により回動 させるとともに、給電装置10を介して回動装置5に電源を供給するようにして いるので、調節用ダンパー4を遠隔操作により作動させることができ、したがっ て燃焼の制御を迅速にかつ一箇所で集中制御することができる。
【0015】 なお、上記実施例においては、電動機9の駆動力を伝達するのに、歯車6,7 およびチェーン8を使用したが、勿論、このものに限定されるものではなく、例 えばプーリーおよびベルトなどを使用してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案の構成によると、空気吹込管に設けた調節用ダンパーを回 動装置により回動させるとともに、給電装置を介して回動装置に電源を供給する ようにしているので、調節用ダンパーを遠隔操作により作動させることができ、 したがって燃焼の制御を迅速にかつ一箇所で集中制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における燃焼用回転炉の要部
断面図である。
【図2】従来例における燃焼用回転炉の全体断面図であ
る。
【符号の説明】
1 炉本体 2 供給ヘッダー 3 空気吹込管 4 調節用ダンパー 5 回動装置 9 電動機 10 給電装置

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】回転自在に支持された円筒状炉本体の外周
    部に燃焼空気の供給ヘッダーを設け、この供給ヘッダー
    と炉本体内とを空気吹込管を介して連通させるととも
    に、この空気吹込管途中に燃焼空気の吹込量調節用ダン
    パーを回動装置を介して回動自在に設け、かつ上記回動
    装置に給電装置を介して駆動用電源を供給するように構
    成したことを特徴とする燃焼用回転炉。
JP5298791U 1991-07-10 1991-07-10 燃焼用回転炉 Pending JPH058219U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5298791U JPH058219U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 燃焼用回転炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5298791U JPH058219U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 燃焼用回転炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058219U true JPH058219U (ja) 1993-02-05

Family

ID=12930274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5298791U Pending JPH058219U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 燃焼用回転炉

Country Status (1)

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JP (1) JPH058219U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01302018A (ja) * 1988-02-25 1989-12-06 Westinghouse Electric Corp <We> 回転式焼却炉の自動燃焼制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01302018A (ja) * 1988-02-25 1989-12-06 Westinghouse Electric Corp <We> 回転式焼却炉の自動燃焼制御方法

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