JP3036546U - 砂焼装置 - Google Patents

砂焼装置

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Publication number
JP3036546U
JP3036546U JP1996010007U JP1000796U JP3036546U JP 3036546 U JP3036546 U JP 3036546U JP 1996010007 U JP1996010007 U JP 1996010007U JP 1000796 U JP1000796 U JP 1000796U JP 3036546 U JP3036546 U JP 3036546U
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JP
Japan
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rotary drum
sand
supply port
drum
discharge port
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996010007U
Other languages
English (en)
Inventor
良四郎 辻岡
Original Assignee
ココクリーンメンテナンス有限会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砂を直接炎に晒すことなく、連続的に加熱殺
菌することができる砂焼装置を提供する。 【解決手段】 一端に供給口18、他端に排出口21を
有し、かつ駆動手段によって回転する回転ドラム1を、
支持台2上に回転軸をほぼ水平にして設置し、上記回転
ドラム1の内周面に、供給口18から回転ドラム1内に
投入された砂を、回転ドラム1の回転に伴って排出口2
1側に向かって搬送する送り羽根23を設け、上記回転
ドラム1の下方の支持台2上に、回転ドラム1を外面か
ら加熱するバーナ25を設置することにより、砂を直接
炎に晒すことなく、連続的に加熱殺菌することができる
ようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、幼稚園や公園等に設置されている砂場内の砂を殺菌するために使 用する砂焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と課題】
幼稚園等に設置されている砂場の砂は、犬猫の糞尿等によって大腸菌に汚染さ れていることが多い。
【0003】 大腸菌は、加熱処理することによって殺菌することができるが、砂を直接バー ナ等で焼いたりすると、砂が炎に晒されて性質が劣化するという問題がある。
【0004】 また、消毒液を砂に散布する方法も考えられるが、消毒液の安全性の問題があ る。
【0005】 そこで、この考案は、砂の性質を劣化させることなく、連続的に砂を加熱殺菌 することができる砂焼装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る砂焼装置は、一端に供給口、他端に排出口を有し、かつ駆動手 段によって回転する回転ドラムを、支持台上に回転軸をほぼ水平にして設置し、 上記回転ドラムの内周面に、供給口から回転ドラム内に投入された砂を、回転ド ラムの回転に伴って排出口側に向かって搬送する送り羽根を設け、上記回転ドラ ムの下方の支持台上に、回転ドラムを外面から加熱するバーナを設置したもので ある。
【0007】 上記の構成により、回転ドラム内に一端の供給口から投入された砂は、回転ド ラムの回転に伴って、送り羽根によって他端の排出口側に向かって順次搬送され 、その搬送中に順次回転ドラムの外面からバーナによって加熱されて殺菌される 。
【0008】 そして、バーナの炎が、砂に直接当たらないので、砂の性質を劣化させること もない。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1〜図4は、この考案に係る砂焼装置の一例を示している。
【0010】 回転ドラム1は、ステンレス鋼によって円筒形に形成され、支持台2に回転軸 をほぼ水平にして回転可能に設置されている。
【0011】 上記支持台2は、台車3と、台車3上に設置された基台4とからなる。この基 台4には、円筒形の回転ドラム1の前後両端寄りの部分を、下方から受ける支持 脚5が前後に各一対計4本設けられている。この支持脚5の上端には、回転ドラ ム1を回転可能に支持するために、ローラ6が設けられる。
【0012】 上記基台4には、回転ドラム1が前後方向に移動しないように、回転ドラム1 の後端外周面に形成したガイドフランジ7を前後から挾むガイドローラ8を上端 に有する支柱9が立設されている。
【0013】 上記基台4上には、回転ドラム1を回転させる駆動モータ10が設置されてい る。回転ドラム1の後端外周面には、スプロケットホイール11が形成され、こ のスプロケットホイール11と駆動モータ10の駆動軸12との間にチェーン1 3を掛け渡して回転ドラム1を回転させている。
【0014】 上記基台4の後端部には、砂を回転ドラム1内に投入する投入シュート14が フレーム15によって支持されている。また、このフレーム15内には、回転ド ラム1内に熱風を吹き入れる高温式温風機16が設けられている。
【0015】 上記回転ドラム1の後端開口部には、閉塞壁17が嵌められ、この閉塞壁17 に、投入シュート14の供給口18と、高温式温風機16の温風吹き出し口19 とが差し込まれている。
【0016】 一方、上記基台4の前端部には、回転ドラム1の前端開口部に被せられる閉塞 カバー20が設けられており、この閉塞カバー20の下方に、排出口21を設け ている。また、閉塞カバー20の前端面の中央には、排気口22を設けている。
【0017】 上記回転ドラム1の内周面には、回転ドラム1の後端の供給口18から回転ド ラム1内に投入された砂を、回転ドラム1の回転に伴って順次前端の排出口21 側に向かって搬送する多数枚の送り羽根23が設けられている。そして、閉塞カ バー20によって覆われた回転ドラム1の前端部の一部には、排出用の切欠部2 4が形成されており、この切欠部24が下方に位置したときに、回転ドラム1の 前端に搬送されてきた砂が切欠部24から排出口21に落下するようになってい る。
【0018】 上記基台4には、回転ドラム1を下方から加熱する3本のバーナ25が回転ド ラム1の長さ方向に沿って設置されている。このバーナ1としては、プロパンガ スあるいは石油を燃料とする火力を調整可能なものを使用する。
【0019】 上記基台4は、台車3に対して後端部、即ち、供給口18側の端部を支点にし て、前端部、即ち、排出口21側の端部が昇降可能になっており、符号26は支 点軸、符号27は昇降の際のガイド軸を示している。基台4の昇降は、基台4の 前端部と台車3の前端部の間に設けられた油圧ジャッキ28によって行われる。 この基台4の昇降によって、基台4に設置された回転ドラム1の傾斜角度を変更 することができ、回転ドラム1の前端部を下降させると、供給口18側から排出 口21側に向かって砂が流れやすくなり、回転ドラム1内を砂が通過する時間が 短くなる。したがって、回転ドラム1の傾斜角度を変更することによって、砂の 加熱時間を調整することができる。
【0020】 上記砂焼装置の使用方法は、次の通りである。 まず、バーナ25に火を着けると共に、高温式温風機16を作動させて、回転 ドラム1内に熱風を吹き入れながら、回転ドラム1を駆動モータ10によって回 転させる。そして、ベルトコンベア等を使用して供給口18から回転ドラム1内 に砂を投入すると、回転ドラム1の回転に伴う送り羽根23の送り作用により、 砂が回転ドラム1の前端側に向かって順次搬送される。砂は、回転ドラム1を通 過中に、バーナ25の熱と高温式温風機16の熱風とによって加熱されて殺菌さ れる。この加熱殺菌された砂は、回転ドラム1の前端部の排出口21から順次排 出される。上記バーナ25の火力と回転ドラム1の傾斜角度を調整して、砂の加 熱が60〜85℃温度で少なくとも1分間程度行われるようにする。
【0021】
【考案の効果】
上記のように、この考案に係る砂焼装置によれば、砂を直接炎に晒すことなく 連続的に加熱殺菌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る砂焼装置の一部を切欠いた側面
【図2】同上の平面図
【図3】図1のIII −III 線の断面図
【図4】図1のIV−IV線の断面図
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 支持台 3 台車 4 基台 5 支持脚 6 ローラ 7 ガイドフランジ 8 ガイドローラ 9 支柱 10 駆動モータ 11 スプロケットホイール 12 駆動軸 13 チェーン 14 投入シュート 15 フレーム 16 高温式温風機 17 閉塞壁 18 供給口 19 温風吹き出し口 20 閉塞カバー 21 排出口 22 排気口 23 送り羽根 24 切欠部 25 バーナ 26 支点軸 27 ガイド軸 28 油圧ジャッキ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に供給口、他端に排出口を有し、か
    つ駆動手段によって回転する回転ドラムを、支持台上に
    回転軸をほぼ水平にして設置し、上記回転ドラムの内周
    面に、供給口から回転ドラム内に投入された砂を、回転
    ドラムの回転に伴って排出口側に向かって搬送する送り
    羽根を設け、上記回転ドラムの下方の支持台上に、回転
    ドラムを外面から加熱するバーナを設置したことを特徴
    とする砂焼装置。
  2. 【請求項2】 上記回転ドラムを支持台に対し、供給口
    側を支点にして排出口側を昇降可能にする昇降手段を回
    転ドラムと支持台との間に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の砂焼装置。
  3. 【請求項3】 上記回転ドラム内に、熱風を供給する高
    温式温風機を支持台に設けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の砂焼装置。
JP1996010007U 1996-10-04 1996-10-04 砂焼装置 Expired - Lifetime JP3036546U (ja)

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JP1996010007U JP3036546U (ja) 1996-10-04 1996-10-04 砂焼装置

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Family

ID=43171305

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108785693A (zh) * 2018-06-25 2018-11-13 郭青华 一种可移动的日常用品消毒柜

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