JPH0581533B2 - - Google Patents

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JPH0581533B2
JPH0581533B2 JP63195888A JP19588888A JPH0581533B2 JP H0581533 B2 JPH0581533 B2 JP H0581533B2 JP 63195888 A JP63195888 A JP 63195888A JP 19588888 A JP19588888 A JP 19588888A JP H0581533 B2 JPH0581533 B2 JP H0581533B2
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ferrite
barium
barium ferrite
precursor
ions
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Susumu Iwasaki
Narifumi Kamisaka
Iwao Yamazaki
Tsutomu Hatanaka
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Sakai Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH0581533B2 publication Critical patent/JPH0581533B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G49/00Compounds of iron
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/032Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
    • H01F1/10Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites, e.g. [(Ba,Sr)O(Fe2O3)6] ferrites with hexagonal structure
    • H01F1/11Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites, e.g. [(Ba,Sr)O(Fe2O3)6] ferrites with hexagonal structure in the form of particles
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/68Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
    • G11B5/70Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
    • G11B5/706Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material
    • G11B5/70626Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances
    • G11B5/70642Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances iron oxides
    • G11B5/70678Ferrites

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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、六方晶板状置換型バリウムフエライ
ト微粉末の製造方法に関し、詳しくは、平均粒径
0.03〜0.15μmであつて、その保磁力の温度係数
が+1エルステツド/℃以下、負領域を含む小さ
い範囲にあり、しかも、飽和磁化が56emu/g以
上であるスピネル型ニツケル・亜鉛フエライト変
成六方晶板状置換型バリウムフエライト微粉末の
製造方法に関する。 従来の技術 一般式BaO・n(Fe12-2XCoXTiXO18)で表わさ
れる所謂六方晶板状置換型バリウムフエライト微
粉末は、基材上に磁性粉の塗布層を設けてなる高
密度磁気記録媒体のための磁性粉としての利用が
鋭意進められている。 かかる置換型バリウムフエライト微粉末の製造
方法は、既に種々のものが知られているが、湿式
法による製造方法は、例えば、特開昭56−160328
号公報や特開昭61−168532号公報に詳細に記載さ
れている。後者の公報によれば、所定の置換型バ
リウムフエライトにおける成分元素モル比を満足
するようにバリウムイオン、鉄()イオン、及
び置換元素イオンを含有するPH12以上のアルカリ
性水溶液を150〜300℃に加熱して、バリウムフエ
ライト前駆体を沈殿させ、次いで、この前駆体を
塩化バリウムのような水溶性ハロゲン化バリウム
と共に700〜1000℃の温度で焼成した後、上記ハ
ロゲン化バリウムを溶出除去することによつて、
六角板状性にすぐれると共に、粒径が実質的に
0.05〜0.5μmの範囲にあるバリウムフエライト微
結晶末を製造し得ることが記載されている。 典型的なバリウムフエライトであるBaO・
6Fe2O3は、通常、3000〜6000エルステツドの保
磁力を有するが、前記したような置換型バリウム
フエライトは、一般に、Co及びTiによる置換度
を選択することによつて、磁気記録用に適した
200〜2000エルステツドの保磁力を有する微粉末
とすることができる。しかし、かかる従来の置換
型バリウムフエライト微粉末は、温度上昇によつ
て、保磁力が大きくなる傾向を有する。即ち、磁
気記録媒体に最適の記録が常温にて形成されるよ
うに、磁気ヘツドから発生する磁界を調整して
も、例えば、環境温度が上昇すれば、保磁力が上
昇して、磁気ヘツドから発生する磁界では、磁気
記録媒体に最適の記録が形成されないこととな
る。また、従来の置換型バリウムフエライトにお
いては、環境条件によつては、磁気記録の消去性
が低下する場合も多い。 一般に、保磁力の温度変化は、温度t1(℃)に
おける保持力をHC1、温度t2(℃)における保磁力
をHC2とするとき、温度係数式CT CT=HC2−HC1/t2−t1 にて示される。但し、温度t1及びt2は共に100℃
以下の温度であり、且つ、t1<t2である。上記従
来の置換型バリウムフエライト微粉末の温度係数
CTは、+2〜+5エルステツド/℃の範囲にあ
る。しかしながら、磁気記録材料として好ましい
温度係数の範囲は、一般に、+1〜−2エルステ
ツド/℃であるとされている。 そこで、既に、かかる置換型バリウムフエライ
トにおける保磁力の温度依存性を低減するため
に、例えば、特開昭62−132732号公報には板状面
の最大寸法/粒子の厚みによつて規定される軸比
を5以上とする方法が記載されており、また、特
開昭61−152003号公報には、Fe()イオンを含
有させる方法が記載されている。他方、置換型バ
リウムフエライトの分散性を改善するために、ス
ピネル型酸化物を形成する金属イオン、Fe()
イオン及び硝酸イオンを含有するバリウムフエラ
イトのスラリーを高アルカリ性下に加熱して、ス
ピネル型フエライトを表面にコーテイングする方
法が特開昭62−265122号公報及び特開昭62−
265123号公報に記載されている。 発明が解決しようとする課題 本発明者らは、前記した磁気記録材料としての
従来の置換型バリウムフエライト微粉末における
問題を解決するために、上述した従来の置換型バ
リウムフエライト微粉末の製造及びスピネル型ニ
ツケルフエライト変成バリウムフエライトの製造
を含む方法について広範な研究を行なつた結果、
実質的に非晶質である置換型バリウムフエライト
の前駆体を調製した後、そのスラリーに水溶性ニ
ツケル塩を加え、水熱反応させて、前記前駆体の
表面にスピネル型ニツケルフエライトを生成さ
せ、更に、このスピネル型ニツケルフエライト変
成バリウムフエライト前駆体の表面に水酸化亜鉛
のような水不溶性亜鉛化合物を沈着させた後、こ
れを塩化バリウムと共に焼成することによつて、
保磁力の温度係数が+1エルステツド/℃以下、
負領域を含む小さい範囲、好ましくは+1〜−2
エルステツド/℃の範囲にあり、しかも、飽和磁
化が56emu/g以上であるスピネル型ニツケル・
亜鉛フエライト変成置換型バリウムフエライト微
粉末を製造し得ることを見出して、本発明に致つ
たものである。 課題を解決するための手段 本発明による板状バリウムフエライト微粉末の
製造方法は、 (a) 一般式 BaO・n(Fe12-2XCoXTiXO18) (但し、nは0.8〜1.0の数であり、xは0.5〜
1.0の数である。) で表わされるバリウムフエライトにおける成分
元素モル比を満足するようにBaイオン、Fe
()イオン、Coイオン及びTiイオンを含有す
る水溶液にアルカリを加えて共沈物を沈殿さ
せ、常圧下、PH12以上のアルカリ性下で60℃以
上に加熱して、実質的に非晶質であるCo及び
Ti置換型バリウムフエライト前駆体を生成さ
せる第1工程、 (b) 次いで、前記Baイオン量に対して1〜4倍
モル量のNi塩水溶液を上記バリウムフエライ
ト前駆体のスラリーに加え、150〜300℃の温度
で水熱反応させて、マグネトプランバイト型バ
リウムフエライトとスピネル型ニツケルフエラ
イトとの二相混合相を示すスピネル型ニツケル
フエライト変成バリウムフエライト前駆体を生
成させる第2工程、 (c) 次いで、バリウムフエライト前駆体の粒子表
面に前記Baイオン量に対して0.2〜1.0倍モル量
の水不溶性の亜鉛化合物を沈着させる第3工
程、 (d) 次いで、上記水不溶性の亜鉛化合物を沈着さ
せたバリウムフエライト前駆体を塩化バリウム
と共に800〜950℃の温度にて焼成し、この後、
水洗によつて上記塩化バリウムを溶出させる第
4工程とからなり、かかる方法によつて、平均
粒径0.03〜0.15μmであつて、その温度係数が
+1エルステツド/℃以下、負領域を含む小さ
い範囲にあり、しかも、飽和磁化が56emu/g
以上であるスピネル型ニツケル・亜鉛フエライ
ト変成バリウムフエライト微粉末を得ることが
できる。 本発明の方法においては、先ず、第1工程とし
て、前記一般式で表わされる所定の化学組成を有
する置換型バリウムフエライトにおける成分元素
モル比を満足するように、Baイオン、Fe()イ
オン、Coイオン及びTiイオンを含有する水溶液
にアルカリを加えて共沈物を沈殿させ、常圧下、
この共沈物をPH12以上のアルカリ性下にて60℃以
上で加熱、熟成して、置換型バリウムフエライト
前駆体を生成させる。 本発明の方法によれば、前記所定のイオンを含
有するアルカリ性水溶液を調製するに際して、成
分元素イオンのモル比を前記一般式を満たす所定
の範囲とすることが必要であり、n及びxが前記
所定の範囲をはずれるときは、後述する第2工程
から第4工程を経ても、温度係数の小さい置換型
バリウムフエライト微結晶粉末を得ることが困難
である。上記アルカリ性水溶液の調製方法は何ら
限定されるものではないが、通常、前記それぞれ
のイオンを含む水溶液をそれぞれ調製し、これら
をそれぞれ所定濃度で各イオンを含むように混合
した後、この混合水溶液を所定濃度のアルカリ水
溶液に混合することによつて調製される。 前記それぞれのイオンを含む水溶液は、それぞ
れのイオンの水溶性化合物を水に溶解して調製さ
れ、このような水溶性化合物は、各元素イオンに
応じて適宜に選ばれ、通常、硝酸塩、過塩素酸
塩、塩素酸塩、ハロゲン化物、硫酸塩等のような
無機塩や有機酸塩が用いられる。従つて、このよ
うな水溶性化合物として、例えば硝酸バリウム、
硝酸第二鉄、硝酸コバルト、硝酸チタンのような
硝酸塩、過塩素酸バリウム、過塩素酸第二鉄、過
塩素酸第二コバルト、過塩素酸チタンのような過
塩素酸塩、塩素酸バリウム、塩素酸第二鉄、塩素
酸第二コバルトのような塩素酸塩、塩化バリウ
ム、塩化第二鉄、塩化コバルト、四塩化チタンの
ような塩化物、フツ化第二鉄、フツ化コバルト、
フツ化チタンのようなフツ化物、酢酸バリウム、
酢酸第二鉄、酢酸コバルトのような酢酸塩、硫酸
コバルト、硫酸チタンのような硫酸塩を例示する
ことができる。 上記共沈物の加熱、熟成に際しては、アルカリ
性水溶液はそのPHが12以上であることが必要であ
る。アルカリ性水溶液のPHが12よりも小さいとき
は、後述する第2工程から第4工程を経ても、粒
径が0.15μm以下の微細な置換型板状バリウムフ
エライト粉末を得ることが困難である。特に、ア
ルカリ性水溶液は、PHが13以上であることが好ま
しい。アルカリとしては強アルカリが好ましく用
いられる。例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム等が用いられる。これらは単独で、又は
2種以上の混合物として用いられる。 上記加熱温度は、好ましくは80℃から大気圧下
沸点までの温度である。加熱時間は、通常、数十
分乃至数時間である。 このようにして得られるバリウムフエライト前
駆体は、化学的には、上記一般式による組成を有
するが、結晶は殆ど発達しておらず、X線回折の
結果、非晶質の物質である。 次いで、第2工程として、上記置換型バリウム
フエライト前駆体のスラリーに前記Baイオン量
に対して1〜4倍モル量のNi塩水溶液を加えて、
引続き、PHが12以上、好ましくは13以上のアルカ
リ性下に150〜300℃の温度で加熱、即ち、水熱反
応させて、上記バリウムフエライト前駆体表面に
スピネル型ニツケルフエライトを生成させて、ス
ピネル型ニツケルフエライト変成バリウムフエラ
イト前駆体を得る。 本発明の方法において、この第2工程は最も重
要な工程の一つである。即ち、バリウムフエライ
ト前駆体を製造した後、水溶性ニツケル塩の存在
下にこの前駆体を水熱反応させることによつて、
実質的に飽和磁化の低下なしに、保磁力の温度係
数を+1エルステツド/℃から負領域を含む小さ
い範囲に抑えることができる。第1工程におい
て、Niイオンを共存させ、共沈物を得て、これ
を水熱反応に付すときは、飽和磁化の低下が著し
く、高密度磁気記録材料としての使用に適するバ
リウムフエライト微粉末を得ることができない。 第2工程において用いる前記ニツケル塩として
は、特に限定されるものではなく、例えば、硝酸
ニツケル、過塩素酸ニツケル、塩素酸ニツケル、
塩化ニツケル、硫酸ニツケル等の無機塩が好まし
く用いられるが、必要に応じて、酢酸ニツケルの
ような有機酸塩も用いられる。Ni塩の使用量が
前記Baイオンに対して1倍モル量よりも少ない
ときは、得られるバリウムフエライトの保磁力の
温度係数が尚、大きく、他方、前記Baイオンに
対して4倍モル量よりも多くするときは、保磁力
の温度係数が負の方向に絶対値が大きくなると共
に、飽和磁化が小さくなるので、好ましくない。 水熱反応は、通常、密閉容器、例えばオートク
レーブを用い、前記Ni塩を含むバリウムフエラ
イト前駆体のスラリーを150〜300℃の範囲の温度
に加熱することによつて行なわれる。加熱時間は
特に制限されないが、通常、数十分乃至数時間で
ある。 第2工程において得られるスピネル型ニツケル
フエライト変成バリウムフエライト前駆体は、少
量の非晶質物質を含むが、X線回折によれば、マ
グネトプランバイト型バリウムフエライトとスピ
ネル型ニツケルフエライトとの二相混合相を示
す。しかし、この前駆体は、飽和磁化が低く、実
用的な高密度磁気記録材料として用いることはで
きない。 本発明者らは、既に、上記スピネル型ニツケル
フエライト変成バリウムフエライト前駆体を塩化
バリウムと共に800〜950℃の温度に焼成した後、
水洗によつて上記塩化バリウムを溶出除去するこ
とによつて、平均粒径0.03〜0.15μmであつて、
その温度係数が+1エルステツド/℃以下である
スピネル型ニツケルフエライト変成置換型バリウ
ムフエライト微粉末を得ることができることを見
出している(特願昭63−124753号)。 このようにして得られるスピネル型ニツケル変
成置換型バリウムフエライト微粉末は、飽和磁化
が50〜55emu/gの範囲にあるので、高密度磁気
記録における出力向上の観点からは、尚、飽和磁
化の上昇が望ましい。 そこで、本発明者らは、スピネル型ニツケルフ
エライト変成置換型バリウムフエライにおいて、
その平均粒径を0.03〜0.15μm、その温度係数を
+1エルステツド/℃以下の範囲に保持しつつ、
飽和磁化を向上させることを目的として、更に鋭
意研究した結果、スピネル型ニツケルフエライト
変成置換型バリウムフエライト前駆体を塩化バリ
ウムと共に焼成するに先立つて、この前駆体を粒
子表面に水酸化亜鉛で代表される水不溶性亜鉛化
合物を沈着させた後、この前駆体を塩化バリウム
と共に800〜950℃の温度にて焼成し、次いで、水
洗によつて上記塩化バリウムを溶出除去し、この
後、乾燥し、焼成して、前駆体の六方晶系への結
晶化を完成させることによつて、上記目的を達成
し得ることを見出したものである。 上記のようにして、飽和磁化の大きいスピネル
型ニツケル・亜鉛フエライト変成置換型バリウム
フエライトを得ることができる理由は、未だ必ず
しも明らかではないが、得られたスピネル型ニツ
ケル・亜鉛フエライト変成置換型バリウムフエラ
イトのX線回折像は、スピネル相とマグネトプラ
ンバイト相のみからなつているので、焼成過程に
おいて、水不溶性亜鉛化合物の亜鉛がスピネル型
ニツケルフエライトに固溶して、スピネル型ニツ
ケル・亜鉛フエライトを形成し、かくして、スピ
ネル型ニツケル・亜鉛フエライト変成置換型バリ
ウムフエライトを形成するもをとみられる。 本発明によれば、スピネル型ニツケルフエライ
ト変成置換型バリウムフエライト前駆体の粒子表
面に、前記Baイオン量に対して、0.2〜1.0倍モル
量の水不溶性亜鉛化合物を沈着させる。この水溶
性亜鉛化合物の沈着量が前記Baイオンに対して、
0.2倍モル量よりも少ないときは、得られるバリ
ウムフエライトの飽和磁化が尚、低く、他方、前
記Baイオンに対して、1.0倍モル量よりも多いと
きは、飽和磁化を向上させることはできるもの
の、平均粒径が0.15μmを越えることとなる。 スピネル型ニツケルフエライト変成置換型バリ
ウムフエライト前駆体の粒子表面に水不溶性亜鉛
化合物を沈着させるには、スピネル型ニツケルフ
エライト変成置換型バリウムフエライト前駆体を
亜鉛イオンを含有するPH4〜12、好ましくは8〜
10の水溶液中に懸濁させればよい。この亜鉛イオ
ンを含有する水溶液としては、塩化亜鉛、硫酸亜
鉛、酢酸亜鉛等の水溶液を挙げることができる。
他方、水不溶性亜鉛化合物としては、水酸化亜
鉛、炭酸亜鉛、塩基性炭酸亜鉛等を挙げることが
できる。 より具体的には、例えば、スピネル型ニツケル
フエライト変成バリウムフエライト前駆体を水に
分散させ、これに前記したような水溶液亜鉛塩水
溶液を溶解させた後、水酸化ナトリウム水溶液を
加え、スラリーのPHを4〜12、好ましくは8〜10
に調整すれば、上記前駆体の粒子表面に水酸化亜
鉛を沈着させることができる。また、別の方法と
して、上記水酸化ナトリウムに代えて、炭酸ナト
リウムを用い、スラリーのPHを約7に調整するこ
とによつて、炭酸亜鉛、塩基性炭酸亜鉛及び/又
は水酸化亜鉛を前記前駆体の粒子表面に沈着させ
ることができる。 本発明の方法においては、前記水不溶性亜鉛化
合物をその表面に沈着させたスピネル型ニツケル
フエライト変成バリウムフエライト前駆体の焼成
に際して、これを塩化バリウムを共存させること
により、粒子間相互の融着焼結を防止しつつ、六
角板状への結晶成長を完全に行わせ、整粒するこ
とができ、かくして、焼成後に焼成物を水洗し、
上記水溶性の塩化バリウムを溶出させ、除去する
ことにより、粒径が0.03〜0.15μmである板状性
にすぐれるスピネル型ニツケル・亜鉛フエライト
変成バリウムフエライト微粉末を得ることができ
る。ここに粒径とは六角板状粒子の最大長軸、即
ち、対向する頂点間の距離のうち、最大の距離を
意味する。 このように、本発明の方法によれば、焼成に際
して塩化バリウムが前駆体粒子間に介在され、こ
の塩化バリウムが焼結防止剤としてと共に、細か
いスピネル型ニツケルフエライト変成バリウムフ
エライト粒子を六角板状に成長させる整粒剤とし
て作用し、併せて亜鉛の固溶を促進して、粒子が
相互に分離され、いわば稀釈されるので、粒子間
の焼結が生じることなく六角板状への結晶成長が
進行し、その結果、粒子形状が六角板状に揃つ
た、即ち、六角板状柱の高いスピネル型ニツケ
ル・亜鉛フエライト変成バリウムフエライト微粉
末を得ることができるのである。 本発明の方法において、上記塩化バリウムは、
前記水不溶性亜鉛化合物をその表面に沈着させた
スピネル型ニツケルフエライト変成バリウムフエ
ライト前駆体100重量部について50重量部以上が
用いられる。塩化バリウムの使用量が少なすぎる
ときは、前駆体に対する稀釈効果が十分でないの
で、前駆体の焼成時に粒子が融着焼結する。他
方、この塩化バリウムは、前駆体の焼成後に焼成
物を水洗することにより、焼成物から溶出され、
除去されるので、前駆体に対して大過剰に用いて
もよいが、しかし、特に大過剰に用いても、その
溶出除去の操作に長時間を要することとなるほ
か、特に利点もないので、本発明の方法において
は、好ましくは100〜200重量部の範囲で用いられ
る。 本発明の方法において、前記水不溶性亜鉛化合
物をその表面に沈着させたスピネル型ニツケルフ
エライト変成バリウムフエライト前駆体を上記塩
化バリウムの共存下に焼成するには、具体的に
は、例えば、この前駆体を塩化バリウムと共に湿
式混練し、乾燥した後、必要に応じて造粒し、或
いは粉砕した後、これを電気炉中にて所定温度で
焼成すればよい。しかし、この方法に限定される
ものではない。 焼成温度は、800〜950℃の範囲が好適である。
800℃よりも低い温度では不溶性亜鉛化合物を沈
着させた前駆体の結晶化が不十分であつて、得ら
れるスピネル型ニツケル・亜鉛フエライト変成バ
リウムフエライト粉末は、例えば、その磁気特性
が尚劣り、特に、飽和磁化が低い。他方、950℃
を越える高温で焼成するときは、塩化バリウムの
共存下にあつても、尚粒子間の焼結が部分的に生
じる傾向があり、得られるバリウムフエライト粉
末の粒径が0.15μmを越える場合があるので、特
に、磁気記録材料として用いるに適さない。特
に、本発明の方法によれば、焼成温度は800〜900
℃の範囲が好適である。 発明の効果 以上のように、本発明の方法によれば、所定の
元素イオン構成を有する共沈物を加熱熟成して、
Co及びTi置換型バリウムフエライト前駆体を得、
これをニツケル塩の存在下に水熱反応させて、そ
の表面にスピネル型ニツケルフエライトを生成さ
せ、マグネトプランバイト型バリウムフエライト
とスピネル型ニツケルフエライトとの二相混合相
を示すスピネル型ニツケルフエライト変成バリウ
ムフエライト前駆体を得、この前駆体を粒子表面
に水不溶性亜鉛化合物を沈着させた後、この前駆
体を更に塩化バリムウの焼結防止剤と整粒剤との
効果の下に焼成する。 このようにして、本発明の方法によれば、平均
粒径が実質的に0.03〜0.15μmの範囲にあると共
に、保磁力の温度係数が+1エルステツド/℃以
下、負領域の小さい範囲、通常、+1〜−2エル
ステツド/℃の範囲にあり、しかも、飽和磁化が
56emu/g以上であり、更に、高度に六角板状に
結晶化されたスピネル型ニツケル・亜鉛フエライ
ト変成置換型バリウムフエライト微粉末を得るこ
とができる。 実施例 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例により何ら限定されるもので
はない。 実施例 1〜7 濃度3モル/の塩化第二鉄水溶液3667ml、
1.0モル/の塩化バリウム水溶液1000ml、1.0モ
ル/の塩化コバルト水溶液500ml及び1.0モル/
の四塩化チタン水溶液500mlを混合した後、こ
の混合水溶液を濃度15モル/の水酸化ナトリウ
ム水溶液7600mlに15〜20℃の温度にて添加し、上
記各イオンを含む共沈物を沈殿させて、PH14の水
溶液を得た。次いで、上記共沈物を含む水溶液を
攪拌下に100℃で4時間加熱して、BaO・(Fe11.0
Co0.5Ti0.5O18)なる組成を有するCo及びTi置換
型バリウムフエライト前駆体のスラリーを得た。 この前駆体は、化学的には、上記式による組成
を有するが、結晶は十分に発達しておらず、X線
回折像から非晶質であることが確認された。 次いで、上記置換型バリウムフエライト前駆体
のスラリーに100℃の温度にて種々の量の塩化ニ
ツケル(NiCl2)水溶液を加え、この置換型バリ
ウムフエライト前駆体の表面に水酸化ニツケルを
沈着させた後、オートクレーブ中にて250℃の温
度にて4時間加熱して、スピネル型フエライト変
成バリウムフエライト前駆体を得た。この前駆体
を洗浄水のPHが8以下になるまで、水洗した後、
濾過して、前駆体ケーキを得た。 ここに得られたスピネル型ニツケルフエライト
変成バリウムフエライト前駆体は、少量の非晶質
物質を含むが、X線回折によれば、マグネトプラ
ンバイト型バリウムフエライトとスピネル型ニツ
ケルフエライトとの二相混合相を示すことが確認
された。 次いで、前記スピネル型ニツケルフエライト変
成バリウムフエライト前駆体をイオン交換水10
中に分散させ、これに第1表に示すように、種々
の量の塩化亜鉛を加えた後、水酸化ナトリウム
(実施例1〜6)又は炭酸ナトリウム水溶液(実
施例7)を加えて、スラリーのPHを7に調整し、
前駆体の粒子表面に水不溶液亜鉛化合物を沈着さ
せた。次いで、これを水洗、濾過して、その表面
に水不溶性亜鉛化合物を沈着させたスピネル型ニ
ツケルフエライト変成バリウムフエライト前駆体
ケーキを得た。 次いで、上記水不溶性亜鉛化合物を沈着させた
スピネル型ニツケルフエライト変成バリウムフエ
ライト前駆体100重量部と塩化バリウム100重量部
を水と共に湿式混合し、粒径約3mmの球状物に造
粒した後、乾燥させた。 この後、この乾燥前駆体を電気炉中にて900℃
で3時間焼成した後、この焼成物を粗粉砕し、次
に、サンド・グラインダーを用いて、湿式粉砕し
た。次いで、これを水洗して、塩化バリウムを溶
出除去し、濾過、乾燥して、本発明によるスピネ
ル型ニツケル・亜鉛フエライト変成バリウムフエ
ライト微粉末を得た。 このバリウムフエライト粉末を振動試料型磁力
計を用いて、飽和磁化(σS)及び保持力(iHc)
を測定し、また、保磁力の温度変化に基づいて、
その温度係数を求めた。平均粒径は、電子顕微鏡
写真より測定した。結果を第1表に示す。本発明
によるバリウムフエライト微粉末は、その保磁力
【表】 の温度係数が+1エルステツド/℃以下、小さい
負領域の範囲にあり、且つ、飽和磁化は56emu/
g以上であつた。 比較例 1〜6 実施例において、水不溶性亜鉛化合物を沈着さ
せなかつたか、又は本発明で規定する範囲外の水
不溶性亜鉛化合物を沈着させた以外は、実施例と
全く同様にして、バリウムフエライトを調製し
た。その特性を第1表に示すように、得られたバ
リウムフエライトは、飽和磁化が56emu/gより
小さいか(比較例1〜4)、又は平均粒径が0.15μ
mを越えるものであつた(比較例5)。また、実
施例において、焼成温度を970℃とした以外は、
実施例と同様に処理した場合(比較例6)は、得
られたバリウムフエライトは、平均粒径が0.17μ
m以上であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 BaO・n(Fe12-2XCoXTiXO18) (但し、nは0.8〜1.0の数であり、xは0.5〜1.0
    の数である。) で表わされるバリウムフエライトにおける成分元
    素モル比を満足するようにBaイオン、Fe()イ
    オン、Coイオン及びTiイオンを含有する水溶液
    にアルカリを加えて共沈物を沈殿させ、常圧下、
    PH12以上のアルカリ性下で60℃以上に加熱して、
    実質的に非晶質であるCo及びTi置換型バリウム
    フエライト前駆体を生成させる第1工程、次い
    で、前記Baイオン量に対し1〜4倍モル量のNi
    塩水溶液を上記バリウムフエライト前駆体のスラ
    リーに加え、150〜300℃の温度で水熱反応させ
    て、マグネトプランバイト型バリウムフエライト
    とスピネル型ニツケルフエライトとの二相混合相
    を示すスピネル型ニツケルフエライト変成バリウ
    ムフエライト前駆体を生成させる第2工程、次い
    で、バリウムフエライト前駆体の粒子表面に前記
    Baイオン量に対して0.2〜1.0倍モル量の水不溶性
    の亜鉛化合物を沈着させる第3工程、次いで、上
    記水不溶性の亜鉛化合物を沈着させたバリウムフ
    エライト前駆体を塩化バリウムと共に800〜950℃
    の温度にて焼成し、この後、水洗によつて上記塩
    化バリウムを溶出させる第4工程とからなること
    を特徴とする平均粒径0.03〜0.15μmであつて、
    その温度係数が+1エルステツド/℃以下である
    スピネル型ニツケル・亜鉛フエライト変成置換型
    バリウムフエライト微粉末の製造方法。
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