JPH0581501A - 就業状態表示装置 - Google Patents

就業状態表示装置

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JPH0581501A
JPH0581501A JP14570191A JP14570191A JPH0581501A JP H0581501 A JPH0581501 A JP H0581501A JP 14570191 A JP14570191 A JP 14570191A JP 14570191 A JP14570191 A JP 14570191A JP H0581501 A JPH0581501 A JP H0581501A
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Japan
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time
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input
destination
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JP14570191A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Haniyu
生 嘉 昭 羽
Takashi Sato
藤 隆 佐
Tokutaro Fukushima
嶋 徳太郎 福
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示内容の自動更新のための情報登録及び更
新を容易にする。指定時間に表示を更新する新しい機能
を提供する。 【構成】 予め登録した時刻に登録した行先情報を表示
する。就業時間が終了すると表示内容を残業時間に自動
切換する。就業時間内とそれ以外とで行先表示の明暗を
反転する。曜日の変更に伴なって当日の当番の情報を行
先表示板に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる行先表示板の
ような就業状態表示装置に関し、特に電子制御により所
要情報を表示する電子式の就業状態表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連のある従来技術としては、
例えば実開昭55−103782号,特開昭57−10
5213号,特開昭59−3476号,特開昭59−2
00390号,実開昭62−198742号,特開昭6
3−180258号,実開昭63−187457号,特
開平1−115258号,実開平1−127090号,
特開平1−133194号,特開平1−221971
号,及び特開平1−286667号の各公報に開示され
たものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般の電子式行先表示
板は、氏名,行先,時刻等の情報を直接入力するか又は
予め記憶させておいて電話等で変更の指示を与えること
によって表示を変更するように構成される。従って、退
社時のように毎日定まった時刻に変更される表示に関し
ても、その時刻になる度に行先表示板に変更の指示を与
える必要がある。そこで特開平1−286667号公報
においては、電子構内交換機にタイマとメモリを内蔵さ
せて、それに接続された行先表示板の表示を指定した時
刻に自動更新できるように構成している。
【0004】しかしながら、特開平1−286667号
公報の技術では、指定時刻に行先表示板の表示を自動変
更するためには、電子構内交換機に接続された専用の端
末を操作して電子構内交換機に内蔵されたメモリに予め
表示パタ−ンと時刻を登録しなければならず、表示パタ
−ンと時刻を一般のユ−ザがだれでも簡単に変更できる
わけではない。このため、例えばフレックスタイム制の
会社のように退社時刻を各自が任意に変更できる場合に
は、変更を希望する度に専用のオペレ−タに登録内容の
更新を依頼せざるを得ず非常に煩わしい。また、このよ
うなシステムは構成が非常に複雑であり、非常に高価に
なるのは避けられない。
【0005】従って本発明は、表示内容の自動更新のた
めの情報登録及び更新を容易にするとともにシステムを
安価で提供することを第1の課題とし、また指定時間に
表示を更新する新しい機能を提供することを第2の課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の第1番の発明においては、各人の所在情報を
入力する手段,入力された所在情報を保持する記憶手
段,表示すべき所在情報を前記記憶手段上の情報の中か
ら選択する手段,及び選択された所在情報を表示する表
示手段を含む就業状態表示装置において:時間を計数す
る計時手段,表示すべき情報とそれに関係付けられる時
間とを入力する入力手段,入力された表示情報と時間と
を対応付けて保持する予定記憶手段,及び該予定記憶手
段に記憶された情報を処理し対応する時間になるとその
時間に対応付けられた表示情報に基づいて情報を表示手
段に出力する電子情報処理手段;を設ける。
【0007】また本願の第2番の発明においては、各人
の所在情報を入力する手段,入力された所在情報を保持
する記憶手段,表示すべき所在情報を前記記憶手段上の
情報の中から選択する手段,及び選択された所在情報を
表示する表示手段を含む就業状態表示装置において:時
間を計数する計時手段,表示すべき情報とそれに関係付
けられる時間とを入力する入力手段,入力された表示情
報と時間とを対応付けて保持する予定記憶手段,及び該
予定記憶手段に記憶された情報を処理し対応する時間を
経過すると、それ以降の経過時間を計数し計数された経
過時間をその時間に対応付けられた表示情報に基づいて
表示手段に出力する電子情報処理手段;を設ける。
【0008】また本願の第3番の発明においては、各人
の所在情報を入力する手段,入力された所在情報を保持
する記憶手段,表示すべき所在情報を前記記憶手段上の
情報の中から選択する手段,及び選択された所在情報を
表示する表示手段を含む就業状態表示装置において:時
間を計数する計時手段,表示すべき情報とそれに関係付
けられる時間とを入力する入力手段,入力された表示情
報と時間とを対応付けて保持する予定記憶手段,及び該
予定記憶手段に記憶された情報に基づいた情報を表示手
段に出力するとともに、その情報に対応付けられた時間
になるとその時間に対応付けられた表示情報の表示手段
上の表示状態を自動的に変更する電子情報処理手段;を
設ける。
【0009】また本願の第4番の発明においては、各人
の所在情報を入力する手段,入力された所在情報を保持
する記憶手段,表示すべき所在情報を前記記憶手段上の
情報の中から選択する手段,及び選択された所在情報を
表示する表示手段を含む就業状態表示装置において:時
刻を計数し日付及び曜日の少なくとも一方の情報を出力
する計時手段,各人の区分とその人に割り当てられた日
付もしくは曜日の情報とを入力する入力手段,入力され
た人と日付もしくは曜日との対応関係を保持する予定記
憶手段,及び記憶された各人の情報を表示手段に出力す
るとともに、前記予定記憶手段上の情報を処理し、計時
手段の出力する日付もしくは曜日の切換りに応答して表
示手段上の表示状態を自動的に更新する電子情報処理手
段;を設ける。
【0010】
【作用】本願の第1番の発明においては、就業状態表示
装置、即ち行先表示板自体が計時手段,入力手段,予定
記憶手段及び電子情報処理手段を備えているので、特別
な知識を有するオペレ−タでなくても、簡単に表示情報
と時間とを予定記憶手段に登録でき、指定した時間(又
は時刻)に自動的に所望の情報が表示されるように行先
表示板の表示を制御することができる。装置の構成も簡
単であり、安価に提供することができる。
【0011】本願の第2番の発明においては、予め指定
した時間を経過した後の経過時間を表示するので、例え
ば退社予定時刻を登録しておくことによって、超過就業
時間、即ち残業時間を表示することができる。
【0012】本願の第3番の発明においては、予め指定
した時間を経過すると、各人毎に予め登録された表示情
報の表示状態が、例えば表示セグメントの白/黒の反転
によって自動的に切り換えられる。従って例えば各人の
退社予定時刻を登録しておくことによって、各人の通常
の就業時間が終了したか否か、あるいは退社したか否か
を表示内容から簡単に識別することができる。
【0013】本願の第4番の発明においては、各人と日
付又は曜日との対応が予定記憶手段に登録され、日付又
は曜日の更新に伴なって表示が更新されるので、例え
ば、予め定めたスケジュ−ルで周期的に割り当てられる
各種の当番制の仕事(掃除当番,お茶汲み,コピ−当番
など)の当日の割り当て者を、日付又は曜日の更新に伴
なって自動的に表示することができる。
【0014】
【実施例】図1に実施例の就業状態表示装置本体の外観
を示す。図1を参照するとこの装置本体には、表示部
2,行先選択部3,入力部4及び主電源スイッチ5が備
わっている。表示部2,行先選択部3及び入力部4の具
体的な外観を、それぞれ図2,図3及び図4に示す。
【0015】図2を参照すると、表示部2の最上部には
タイトル表示欄11が設けられており、この欄には氏名
表示11a,出退表示11b,出社時間表示11c,行
先表示11d,及び電話番号表示11eの各項目が設け
られている。タイトル表示欄11の下方には、10名分
の人の情報を表示できるように、10個の表示欄が設け
てある。各々の表示欄のうち左端、つまり氏名表示11
aの下方には、各々の人に対応付けた氏名表示項目13
が設けてある。この例では、氏名表示項目13に、「田
中」,「鈴木」,「山田」,・・・と表示してある。つ
まり、最上部の表示欄は「田中さん」に、上から2番目
は「鈴木さん」に、上から3番目は「山田さん」にそれ
ぞれ割り当ててある。タイトル表示欄11における各表
示及び10個の表示欄の各氏名表示項目13の表示は、
それらが変更される機会が少ないので、印刷によって形
成されている。
【0016】氏名表示項目13の右側の各表示欄は、液
晶(LCD)表示器14で構成してある。この液晶表示
器14には、出退表示部14a,出社時間表示部14
b,行先表示部14c,及び電話番号表示部14dが備
わっている。また、氏名表示項目13の各々の左側に、
スイッチとインジケ−タ(表示ランプ)とを一体に組込
んだ名前指示部12が備わっている。
【0017】次に図3を参照すると、行先選択部3には
48個の行先選択スイッチ15が設けられており、各行
先選択スイッチ表面の操作部分には、行先など必要な事
項「本社,A工場,第一商事,第一応接,第一会議,・
・・」がそれぞれ印刷によって表示されている。なお図
3において各スイッチを表わす符号15hvの添字h及び
vはそれぞれスイッチの水平方向及び垂直方向の位置を
表わしており、またスイッチ15hvを操作することによ
って、hvで表わされる2桁のコ−ドが発生する。い
る。従って例えば、行先選択スイッチ1532は「第二応
接」に対応付けられており、これを操作することにより
コ−ド「32」が生成される。
【0018】次に図4を参照すると、入力部4には、主
電源インジケ−タ21,表示オン/オフスイッチ22,
テンキ−23,電話番号設定モ−ドスイッチ24,時間
設定モ−ドスイッチ25,予約モ−ド設定スイッチ2
6,及び行先デ−タ登録パネル27が設けられている。
行先デ−タ登録パネル27には、液晶表示器27a,登
録スイッチ27b,左シフトスイッチ27c,及び右シ
フトスイッチ27dが備わっている。液晶表示器27a
は、ドットマトリクス表示により、行先コ−ドと漢字4
桁の行先内容を表示できるように構成されている。
【0019】図1の装置の電気的な構成の概略を図5に
示す。図5を参照すると、制御ユニットにはCPU3
1,ワ−ク用RAM32,プログラム用ROM33,漢
字CG(文字発生器)ROM34,行先表示モ−ド用テ
−ブル35,行先登録モ−ド用テ−ブル36,予約モ−
ドテ−ブル37,タイマ38,I/Oポ−ト39,及び
LCD表示用メモリ40が設けられており、この制御ユ
ニットにI/Oポ−ト39を介して、行先デ−タ登録パ
ネル27,予約モ−ド設定スイッチ26,名前選択スイ
ッチ&インジケ−タ12,テンキ−23,時間設定モ−
ドスイッチ25,電話番号設定モ−ドスイッチ24,及
び行先選択スイッチ15が接続されている。LCD表示
用メモリ40には、LCDドライバ41を介してLCD
表示器14が接続されている。表示オン/オフスイッチ
22は、LCDドライバ41に接続されている。
【0020】行先表示モ−ド用テ−ブル35は、装置が
通常の行先表示モ−ドで動作する場合に必要となる各種
情報を保持するメモリであり、行先登録モ−ド用テ−ブ
ル36は、表示すべき行先情報等を装置に登録する場合
の動作モ−ドで使用される各種情報を保持するメモリで
あり、予約モ−ドテ−ブル37は、予定した時間に所定
の情報を表示する動作モ−ドのための各種情報を保持す
るメモリである。この例では、行先表示モ−ド用テ−ブ
ル35に、図6に示す行先テ−ブルと、図7に示す行先
コ−ドテ−ブルが設けられている。
【0021】図6を参照すると、行先テ−ブルには「名
前番号」,「選択フラグ」,「入力モ−ド」,「行先コ
−ド」,「出社時間」,及び「電話番号」の各項目が設
けられている。「名前番号」項目の内容は、表示部2の
各表示欄及び名前指示部12の各スイッチに対応付けら
れている。つまり、名前番号の1,2,3,・・・は、
それぞれ表示部2の「田中さん」,「鈴木さん」,「山
田さん」,・・・の表示欄に対応している。「選択フラ
グ」項目の内容は、ここに保持された情報の更新を許可
するか否かを示すフラグである。「入力モ−ド」項目の
内容は、これから入力される数値が時間と電話番号のい
ずれであるかを識別するためのフラグである。「行先コ
−ド」項目の内容は、表示すべきその人の行先情報に対
応付けられたコ−ドである。「出社時間」項目の内容
は、その人の出社時間である。「電話番号」項目の内容
は、その人の行先の連絡先を示す電話番号である。
【0022】図7を参照すると、行先コ−ドテ−ブルに
は、「行先コ−ド」,「行先内容」及び「電話番号」の
対応が登録されている。つまり、この行先コ−ドテ−ブ
ルを参照することによって、図6の行先テ−ブルの各行
先コ−ドに対応する行先の内容とその電話番号を知るこ
とができる。なお、行先内容の項目には、その情報に対
応する漢字コ−ド列が格納されている。
【0023】制御ユニットの動作の概略を図8に示す。
図8を参照すると、電源がオンした後、初期化処理を実
行し、続いて各種スイッチの操作等に応じた処理を繰り
返し実行する。即ち、名前選択スイッチ12がオンする
と、ステップS1からS2に進み、「名前選択処理」を
実行する。同様に、時間スイッチ25がオンするとステ
ップS3からS4に進んで「時間設定モ−ド処理」を実
行し、電話番号スイッチ24がオンするとステップS5
からS6に進んで「電話番号設定処理」を実行し、行先
選択スイッチ15がオンするとステップS7からS8に
進んで「行先選択処理」を実行し、テンキ−23がオン
するとステップS9からS10に進んで「数字入力処
理」を実行し、登録スイッチ27bがオンするとステッ
プS11からS12に進んで「行先登録処理」を実行
し、予約スイッチ26がオンするとステップS13から
S14に進んで「予約登録処理」を実行する。また、タ
イマ38が1分経過を検出する毎に、ステップS15か
らS16に進んで「表示内容更新処理」を実行する。
【0024】「名前選択処理」の内容を図9に示し、
「時間設定モ−ド処理」及び「電話番号設定処理」の内
容を図10に示し、「行先選択処理」の内容を図11に
示し、「数字入力処理」の内容を図12に示し、「行先
登録処理」の内容を図13に示し、図13中の各サブル
−チンの内容を図14,図15,図16,及び図17に
示し、「予約登録処理」の内容を図18に示し、「表示
内容更新処理」の内容を図20に示す。
【0025】まず図9に示す「名前選択処理」を説明す
る。最初のステップでは、行先テ−ブル内の押された名
前選択スイッチに対応する欄の選択フラグを”1”にセ
ットする。例えば、氏名表示項目13の「鈴木さん」の
欄の選択スイッチ12を押した場合、図6に示すよう
に、名前番号が2の欄の選択フラグが”1”にセットさ
れる。次のステップでは、押されたスイッチと対応しな
い全ての選択フラグを”0”にクリアする。次のステッ
プでは、選択フラグが”1”になった欄に対応するイン
ジケ−タ12を点灯し、続くステップではそれ以外のイ
ンジケ−タを消灯する。例えば図6の例では、「鈴木さ
ん」の左側のインジケ−タ12が点灯し、他の欄のイン
ジケ−タは消灯される。
【0026】次に図10を参照する。「時間設定モ−ド
処理」では行先テ−ブル内の選択フラグ項目が”1”の
欄の入力モ−ド項目に”0”を書込み、「電話番号設定
処理」では行先テ−ブル内の選択フラグ項目が”1”の
欄の入力モ−ド項目に”1”を書込む。
【0027】次に図11を参照して「行先選択処理」を
説明する。最初のステップでは、行先テ−ブル内の選択
フラグが”1”の欄をみつける。次のステップでは、選
択された欄の行先コ−ドの項目に、新しく入力された行
先コ−ドを書込む。続くステップでは、行先コ−ドテ−
ブル(図7)を参照して入力された行先コ−ドに対応す
る電話番号デ−タを得てそれを行先テ−ブル上の該当項
目に書込む。同様に次のステップでは、行先コ−ドテ−
ブルを参照して入力された行先コ−ドに対応する行先内
容デ−タを得てそれを行先テ−ブル上の該当項目に書込
む。続くステップでは、漢字CG.ROM34を使用し
て、直前に得られた行先内容デ−タを各々のコ−ドに対
応する文字パタ−ンに展開(変換)し、結果をLCD表
示用メモリ40に書込む。同様に次のステップでは、漢
字CG.ROM34を使用して、直前に得られた電話番
号のコ−ドを各々のコ−ドに対応する文字パタ−ンに展
開し、結果をLCD表示用メモリ40に書込む。従って
「行先選択処理」を実行することによって、スイッチ1
2で指定した人に割り当てられた行先テ−ブルの内容
を、入力された行先コ−ドに割り当てた内容に更新する
と同時に、更新後の行先情報をLCD表示器14に表示
する。
【0028】次に図12を参照して「数字入力処理」を
説明する。まず最初のステップでは、行先テ−ブルの中
の選択フラグが”1”の欄をみつける。そして次のステ
ップでは、入力モ−ド項目を参照して入力モ−ドを識別
する。「時間」スイッチ25の押下によって予め入力モ
−ドが時間モ−ドになっている場合には、次に、選択さ
れた欄の時間の項目に入力された数字のコ−ドを順次に
書込む。そして次のステップで、更新された時間項目の
コ−ドを文字パタ−ンに展開してLCD表示用メモリに
書込む。また「電話」スイッチ24の押下によって予め
入力モ−ドが電話番号モ−ドになっている場合には、選
択された欄の電話番号の項目に入力された数字のコ−ド
を順次に書込み、次のステップで、行先コ−ドと更新さ
れた電話番号項目のコ−ドを文字パタ−ンに展開してL
CD表示用メモリに書込む。つまり、テンキ−23を操
作することによって、数値を時間又は電話番号として入
力することができる。
【0029】次に図13を参照して「行先登録処理」を
説明する。ステップX11では「行先登録初期化」を実
行し、次に各種スイッチの状態に応じた処理を実行す
る。即ち、行先選択スイッチ15がオンするとステップ
X12からX13に進んで「行先コ−ド登録」を実行
し、左シフトスイッチ27cがオンするとステップX1
4からX15に進んで「左シフト処理」を実行し、右シ
フトスイッチ27dがオンするとステップX16からX
17に進んで「右シフト処理」を実行し、テンキ−23
がオンするとステップX18からX19に進んで「行先
内容設定処理」を実行し、登録スイッチ27bがオンす
るとステップX20からX21に進む。登録スイッチが
オンするまでこの処理を繰り返し実行する。ステップX
21では、行先登録用テ−ブルの内容を行先コ−ドテ−
ブルに書込む。「行先登録初期化」は図14、「行先コ
−ド登録」は図15、「左シフト処理」及び「右シフト
処理」は図16、「行先内容設定」は図17にそれぞれ
詳細に示してある。
【0030】図14を参照すると、「行先登録初期化」
処理では、ステップX21で、行先テ−ブルから行先コ
−ド01及び行先内容を引き出して、行先登録用テ−ブ
ルに書込み、次のステップX22で、行先登録用テ−ブ
ル内の行先コ−ド及び行先内容を、漢字CG.ROMを
使用してビットパタ−ンに変換しその結果を登録パネル
27のLCD表示器に出力する。続くステップX23で
は数字入力バッファを空にし、次のステップX24では
登録文字ポインタを”0”にセットし、続くステップX
25で、ポインタが示す文字位置のビットパタ−ンを反
転し、LCD表示器の当該表示文字を白黒反転表示す
る。
【0031】図15を参照すると、「行先コ−ド登録」
処理では、ステップX31で、行先選択スイッチ15に
より選択された行先番号に該当する行先コ−ドと行先内
容とをテ−ブルから引き出して行先登録用テ−ブルに書
込み、次のステップX32で、行先登録用テ−ブル内の
行先コ−ド及び行先内容を、漢字CG.ROMを使用し
てビットパタ−ンに変換しその結果を登録パネル27の
LCD表示器に出力する。続くステップX33では数字
入力バッファを空にし、次のステップX34では登録文
字ポインタを”0”にセットし、続くステップX35
で、ポインタが示す文字位置のビットパタ−ンを反転
し、LCD表示器の当該表示文字を白黒反転表示する。
【0032】次に図16を参照する。「左シフト処理」
では、ステップX41で登録文字ポインタを+1インク
レメントし、次のステップX42で数字入力バッファを
空にし、続くステップX43で登録文字ポインタを”
0”にセットし、次のステップX44ではポインタが示
す文字位置のビットパタ−ンを反転し、LCD表示器の
当該表示文字を白黒反転表示する。「右シフト処理」で
は、ステップX51で登録文字ポインタを+1デクレメ
ントし、次のステップX52で数字入力バッファを空に
し、続くステップX53で登録文字ポインタを”0”に
セットし、次のステップX54ではポインタが示す文字
位置のビットパタ−ンを反転し、LCD表示器の当該表
示文字を白黒反転表示する。
【0033】図17を参照すると、「行先内容設定」処
理では、ステップX61で入力された数字デ−タを数字
入力バッファに格納し、該数字入力バッファ上に所定の
漢字コ−ドが形成されると、ステップX62からX63
に進み、形成された漢字コ−ドを行先登録用テ−ブルに
書込む。次のステップX64では、行先登録用テ−ブル
内の行先コ−ド及び行先内容を、漢字CG.ROMを使
用してビットパタ−ンに変換しその結果を登録パネル2
7のLCD表示器に出力する。続くステップX65では
数字入力バッファを空にし、次のステップX66では登
録文字ポインタを”0”にセットし、続くステップX6
7で、ポインタが示す文字位置のビットパタ−ンを反転
し、LCD表示器の当該表示文字を白黒反転表示する。
【0034】図18を参照して「予約登録処理」の内容
を説明する。なお、この処理で使用する予約モ−ドテ−
ブルの内容を図19に示すので、図18とともに参照さ
れたい。まず名前選択スイッチ12がオンするとステッ
プS51からS52に進んで「名前選択処理」を実行す
る。この処理は既に説明した図9の内容と同一である。
次に時間スイッチ25がオンするとステップS53から
S54に進んで「時間設定モ−ド処理」を実行する。こ
の処理の内容は図10に示すものと同一である。次にテ
ンキ−がオンすると、ステップS55からS56に進ん
で「数字入力処理」を実行する。この処理の内容は図1
2に示すものと同一である。次のステップS57では、
S52で指定された人の名前番号とS56で入力された
時間情報を、予約モ−ドテ−ブル(図19)に登録す
る。つまり、予約モ−ドテ−ブルの空いている欄の中
で、名前番号の項目にS52で指定された人の名前番号
(例えば2)を書込み、時間の項目にS56で入力され
た時間情報を書込む。次に行先選択スイッチ15がオン
すると、ステップS58からS59に進み、「行先選択
処理」を実行する。この処理の内容は図11に示すもの
と同一である。次のステップS60では、指定された行
先コ−ドと電話番号を予約モ−ドテ−ブルに登録する。
つまり、予約モ−ドテ−ブルのS57で新しい情報を書
込んだ欄の行先コ−ド欄にオンした行先選択スイッチに
対応する行先コ−ドを書込むとともに、該行先コ−ドに
対応付けられた電話番号を行先コ−ドテ−ブル(図7)
から引き出して予約モ−ドテ−ブルの電話番号の項目に
書込む。
【0035】従って「予約登録処理」を実行することに
よって、予約モ−ドテ−ブル上の空いている欄に、図1
9に示すように名前に対応する番号,予約した時間,行
先コ−ド,及び行先の電話番号が登録される。例えば図
19において1番上の欄を参照すると、名前番号が1の
「田中さん」が、10時ちょうどに、行先コ−ドが01
の「本社」に行く予定になっており、その行先の連絡先
電話番号が「03−123−4567」であることが分
かる。
【0036】次に図20を参照して「表示内容更新処
理」を説明する。最初のステップS71では、タイマ3
8に含まれる時計(現時刻の情報を常時出力する)から
現時刻を入力する。次のステップS72では予約モ−ド
テ−ブルを検索する。つまり、予約モ−ドテ−ブルの時
間項目を順次に参照し、現時刻と一致する時間が登録さ
れている予約情報欄の存在の有無を調べる。時間の一致
する予約情報が存在する場合には、次のステップS74
で、当該予約情報の名前番号に対応する人の表示情報を
予約モ−ドテ−ブルの内容で置き換える。また次のステ
ップS75で、時刻の一致した(表示更新の終了した)
予約情報を予約モ−ドテ−ブルから削除する。
【0037】例えば、現時刻が午前7:00の時に予約
モ−ドテ−ブルの内容が図19に示す通りであったとす
れば、その時に「表示内容更新処理」を実行すると、テ
−ブルの上から2番目の予約情報が現時刻と一致するの
で、名前番号が2の「鈴木さん」の表示欄に関して、表
示部2のLCD表示器14に、行先コ−ドが02の「A
支店」を行先とし、「03−234−5678」をその
連絡先電話番号として表示するように、表示が更新され
る。またこの後、予約モ−ドテ−ブルの上から2番目の
欄には、処理が終了したこと(その欄が空いているこ
と)を示す特別なコ−ドが書込まれる。 次にもう1つ
の実施例について説明する。この実施例では、装置の外
観は前記実施例(図1,図2,図3,図4)と同一であ
る。この実施例の電気回路の構成を図21に示す。
【0038】図21を参照すると、制御ユニットにはC
PU31,ワ−ク用RAM32,プログラム用ROM3
3,漢字CG(文字発生器)ROM34,行先表示モ−
ド用テ−ブル35,行先登録モ−ド用テ−ブル36,予
約モ−ドテ−ブル37,タイマ38,I/Oポ−ト3
9,LCD表示用メモリ40,及び時間表示制御部42
が設けられており、この制御ユニットにI/Oポ−ト3
9を介して、行先デ−タ登録パネル27,予約モ−ド設
定スイッチ26,名前選択スイッチ&インジケ−タ1
2,テンキ−23,時間設定モ−ドスイッチ25,電話
番号設定モ−ドスイッチ24,及び行先選択スイッチ1
5が接続されている。時間表示制御部42はタイマ38
と接続されており、LCD表示用メモリ40の出力と時
間表示制御部42の出力が共にLCDドライバ41と接
続されている。LCDドライバ41の出力にLCD表示
器14が接続されている。表示オン/オフスイッチ22
は、LCDドライバ41に接続されている。
【0039】タイマ38の内部構成を図22に示し、時
間表示制御部42の内部構成を図23に示す。まず図2
2を参照すると、タイマ38には、現在時刻カウンタ3
8a,コンパレ−タ38b,ダウンカウンタ38c,及
びクロック発生器38dが備わっている。現在時刻カウ
ンタ38aは、クロック発生器38dの出力するクロッ
クパルス(1パルス/秒)を計数し、現在時刻に相当す
る現在時刻値(時:分:秒を秒数に換算した値)を常時
出力する。この現在時刻値とCPU31によって予め設
定された出社時刻値(秒数)とがコンパレ−タ38bに
印加される。コンパレ−タ38bは、入力される現在時
刻値と出社時刻値とが一致する時に計数開始信号を出力
する。この計数開始信号は、ダウンカウンタに印加され
る。この信号によって、ダウンカウンタ38cはリセッ
トされ、デ−タをプリセットされ計数動作が許可され
る。プリセットされるデ−タは、CPU31によって予
め設定された就業時間値(秒数)である。このダウンカ
ウンタ38cは、計数が許可されると、クロック発生器
38dから入力されるクロックパルスをダウンカウント
し、プリセットされた値の計数が終了すると、即ち計数
値が0になると、残業開始信号を時間開示制御部42に
対して出力する。なお、コンパレ−タ38b及びダウン
カウンタ38cは表示対象となる人の各々に対して1つ
ずつ設けられており、表示する人の各々について、出社
時刻と就業時間が入力され、それぞれ所定の時間になる
と残業開始信号がそれぞれ出力される。
【0040】次に図23を参照すると、時間表示制御部
42には、60進カウンタ42a,42b,24進カウ
ンタ42c,デ−タセレクタ42d,42e,42f,
及びオアゲ−ト42gが設けられている。60進カウン
タ42a,42b及び24進カウンタ42cは、それぞ
れ時間の「秒」,「分」及び「時」を計数する。これら
のカウンタ42a,42b,42cは、CPU31が所
定の条件で出力するリセット信号と、タイマ38から出
力される残業開始信号のいずれかが入ると計数値が0に
リセットされ再び計数を開始する。カウンタ42a,4
2b及び42cが出力する「秒」,「分」及び「時」の
情報は、デ−タセレクタ42d,42e及び42fの入
力に印加される。またデ−タセレクタ42d,42e及
び42fの他の入力には、行先表示デ−タのうち出社時
間項目の情報が印加される。デ−タセレクタ42d,4
2e及び42fは、CPU31の出力する表示切換信号
の1,0に応じて、カウンタ42a,42b及び42c
が出力するデ−タと、行先表示時間デ−タのいずれかを
LCDドライバ41に選択的に出力する。
【0041】表示時間に関する制御装置の処理(CPU
31,タイマ38,時間表示制御部42の動作を含む)
の概略を図24を参照して説明する。最初のステップS
81では、各人の出社予定時刻をテンキ−23を使って
入力する。次のS82では、入力された出社予定時刻を
それに対応する秒数、即ち出社時刻値に変換する。つま
り、出社予定時刻の「時:分:秒」を「時×3600+
分×60+秒」を計算して秒数の値に変換する。なお、
クロックパルスの周期が1秒でない場合には、変換式を
「(時×3600+分×60+秒)×クロックパルスの
周波数」に変更すればよい。
【0042】ステップS83では、設定された出社時刻
値と現在時刻カウンタ38aの出力する現在時刻値とを
コンパレ−タ38bが比較する。両者が一致するとステ
ップS84からS85に進み、コンパレ−タ38bが計
数開始信号を出力する。この信号によって、ダウンカウ
ンタ38cは設定された就業時間値を計数値としてプリ
セットし、クロックパルスの計数(ダウンカウント)を
開始する。この計数動作(S86)は、計数値が0にな
るまで、つまり出社時刻から就業時間値を計数し終るま
で、カウンタ38cが計数を続ける。計数値が0になる
と、即ち就業時間が終了すると、ステップS87からS
88に進み、ダウンカウンタ38cは残業開始信号を出
力する。この残業開始信号は、CPU31と時間表示制
御部42のオアゲ−ト42gに印加される。
【0043】残業開始信号が印加されると、カウンタ4
2a,42b及び42cがそれぞれリセットされ、0か
ら計数を開始する。カウンタ42aは周期が1秒のクロ
ックパルスを計数し、カウンタ42bは60秒に1回現
われるカウンタ42aの出力信号を計数し、カウンタ4
2cは60分に1回現われるカウンタ42bの出力信号
を計数する。従って、カウンタ42a,42b及び42
cは、それぞれ就業時間が終了した後の「秒」,「分」
及び「時」の値、つまり残業時間の現在値を出力する
(S89)。また、CPU31は、就業時間中は所定の
行先表示デ−タがLCD表示器14に表示されるように
しているが、残業開始信号が印加されると、表示切換信
号の状態を切換え、デ−タセレクタ42d,42e及び
42fの選択状態を切換える。従って、デ−タセレクタ
42d,42e及び42fは就業時間中はCPU31か
ら出力される行先表示デ−タを選択し、残業時間中はカ
ウンタ42a,42b及び42cから出力される残業時
間デ−タを選択して、選択した方をLCDドライバ41
に送ってそれを表示させる。
【0044】つまりこの実施例では、就業時間中は行先
表示板に行先,出社時間,電話番号等の情報を表示する
が、各人の残業時間になると、行先表示板のその人の表
示欄には出社時間の代わりに残業時間が表示される。残
業時間の表示は、退社キ−1516がオンするまで継続す
る。退社キ−がオンすると、ステップS91からS92
に進み、出社時刻入力モ−ドに戻るとともに、表示切換
信号の状態を切換えて表示内容を残業時間から出社時刻
に切換える。
【0045】次に1つの変形実施例を説明する。この実
施例では、図24の内容が図25のように変更された以
外は前の実施例と同一である。即ちこの実施例において
は、残業時間を表示するモ−ドにおいて、ステップS9
0Bで、該当者の情報を反転表示する。つまり、就業時
間中はLCD表示器において、明るい背景画素群(又は
セグメント)中に暗い表示画素群(セグメント)で文字
情報を表示しているが、残業時間になると、明暗表示画
素が逆転し、暗い背景画素群(又はセグメント)中に明
るい表示画素群(セグメント)で文字情報を表示する。
勿論、明暗はこの逆に変更してもよい。このようにする
と、各人が就業時間中か残業時間中かを行先表示板を見
ることによって遠くからでも簡単に識別できる。
【0046】次にもう1つの実施例を説明する。この実
施例では、制御装置内に、図26に示すような当番蓄積
テ−ブルと当番コ−ドテ−ブルが設けられている。また
図27に示すように入力部には「当番」スイッチ26B
が設けられている。制御装置の動作の概略を図29に示
す。前の実施例と同一部分の説明は省略するが、この実
施例では、ステップS17で当番スイッチ26Bがオン
すると、ステップS18に進み、「当番登録処理」を実
行する。この「当番登録処理」の内容を図30及び図3
1に示す。またこの実施例では、ステップS16の「表
示内容更新処理」の中に、図28に示す「当番表示処
理」が含まれている。
【0047】つまりこの実施例では、行先表示板に表示
する情報として、各人に予め割り当てられる当番(掃除
当番,お茶くみ当番,コピ−取り当番等)の情報を自動
的に付加して表示する機能が設けられている。図26を
参照すると、当番蓄積テ−ブルには、各欄に、当番者の
番号(5,8,2,4),当番コ−ド,及び曜日毎の当
番の有/無(1/0)が登録されている。当番コ−ドテ
−ブルには、当番コ−ドとそれに対応付けられた当番内
容(”掃除”,”お茶”,”コピ−”,・・)との対応
が登録されている。
【0048】当番情報を表示させるために当番情報を新
規に登録する場合には、次のように入力操作を実行す
る。まず、当番者の名前選択スイッチ12をオンする。
これによって、前に説明した「名前選択処理」によっ
て、「行先テ−ブル」の該当者の欄の選択フラグに1が
セットされる。次に「当番」スイッチ26Bをオンす
る。これによって処理は図30のステップ110に進
む。ステップ110では、行先テ−ブルの選択フラグが
1の欄を参照して該当者の名前番号(例えば5)を入力
する。そして、「新規?Y=1/N=0」を表示する。
新規であるので、テンキ−から1を入力すると、ステッ
プ111から112に進み、当番蓄積テ−ブルの最後の
欄に、選択された名前番号を書込む。ここで該当する当
番のコ−ドをテンキ−23から入力し登録キ−27bを
オンすると、処理はステップ113から114に進み、
入力された当番コ−ドが当番蓄積テ−ブルの当番名コ−
ド項目に書込まれる。続いて、1週間分の当番情報を7
ビットデ−タとしてテンキ−23から入力する。つま
り、月曜日から金曜日までの各々について当番のある日
は1、ない日は0とした7桁の1/0情報を順次にテン
キ−から入力する。それの入力後に登録キ−27bをオ
ンすると、処理はステップ115から116に進み、入
力された7ビットの当番情報を、当番蓄積テ−ブルの当
番日の各項目に書込む。ここで登録キ−をオンすると、
処理はステップ117から元の処理に戻り、登録処理が
終了する。
【0049】次に、前に登録した情報を更新する場合に
は、次のように入力操作を実行する。まず、当番者の名
前選択スイッチ12をオンする。これによって、前に説
明した「名前選択処理」によって、「行先テ−ブル」の
該当者の欄の選択フラグに1がセットされる。次に「当
番」スイッチ26Bをオンする。これによって処理は図
30のステップ110に進む。ステップ110では、行
先テ−ブルの選択フラグが1の欄を参照して該当者の名
前番号(例えば5)を入力する。そして、「新規?Y=
1/N=0」を表示する。新規でないので、テンキ−か
ら0を入力すると、処理はステップ111から118に
進む。ステップ118では、当番蓄積テ−ブルの内容を
上の欄から順番に参照し、選択された名前番号と一致す
る名前番号の存在の有無を調べる。一致する名前番号が
見つかった場合には、ステップ118から119に進
む。ステップ119では、当番蓄積テ−ブルの中で名前
番号の一致した最上欄に登録されている内容を表示し、
更に「選択?Y=1/N=0」を表示する。更新すべき
登録内容が表示されていればテンキ−から1を入力すれ
ばよいが、更新対象と異なる内容が表示された場合に
は、テンキ−から0を入力する。0を入力すると、処理
はステップ120から121に進み、表示内容を次の欄
の登録内容に変更する。1が入力されると、処理はステ
ップ120から122に進む。ステップ122では「更
新?Y=1/N=0」を表示する。ここでは情報を更新
するので、テンキ−から1を入力すると、処理はステッ
プ123から図31の131に進む。ステップ131で
は、当番蓄積テ−ブルの当該欄に登録された当番コ−ド
を表示する。この当番コ−ドを更新する場合には、テン
キ−から新しい当番コ−ドを入力し、登録キ−をオンす
る。その場合、処理はステップ132から133に進
む。ステップ133では、当番蓄積テ−ブルの当該欄の
当番コ−ドを入力された新しい当番コ−ドで置き換え、
続いて該テ−ブルの当該欄の当番日情報(7ビットデ−
タ)を表示する。この当番日情報を更新する場合には、
新しい当番日情報をテンキ−から入力し、登録キ−をオ
ンする。その場合、処理はステップ134から135に
進む。ステップ135では、当番蓄積テ−ブルの当該欄
の当番日情報を入力された新しい当番日情報で置き換え
る。ここで登録キ−をオンすると、処理はステップ13
6から元の処理に戻り、登録処理が終了する。
【0050】前に登録した情報を削除する場合には、次
のように入力操作を実行する。まず、当番者の名前選択
スイッチ12をオンする。これによって、前に説明した
「名前選択処理」によって、「行先テ−ブル」の該当者
の欄の選択フラグに1がセットされる。次に「当番」ス
イッチ26Bをオンする。これによって処理は図30の
ステップ110に進む。ステップ110では、行先テ−
ブルの選択フラグが1の欄を参照して該当者の名前番号
(例えば5)を入力する。そして、「新規?Y=1/N
=0」を表示する。新規でないので、テンキ−から0を
入力すると、処理はステップ111から118に進む。
ステップ118では、当番蓄積テ−ブルの内容を上の欄
から順番に参照し、選択された名前番号と一致する名前
番号の存在の有無を調べる。一致する名前番号が見つか
った場合には、ステップ118から119に進む。ステ
ップ119では、当番蓄積テ−ブルの中で名前番号の一
致した最上欄に登録されている内容を表示し、更に「選
択?Y=1/N=0」を表示する。更新すべき登録内容
が表示されていればテンキ−から1を入力すればよい
が、更新対象と異なる内容が表示された場合には、テン
キ−から0を入力する。0を入力すると、処理はステッ
プ120から121に進み、表示内容を次の欄の登録内
容に変更する。1が入力されると、処理はステップ12
0から122に進む。ステップ122では「更新?Y=
1/N=0」を表示する。ここでは情報を削除するの
で、テンキ−から0を入力すると、処理は図31のステ
ップ137に進み、「削除?Y=1/N=0」を表示す
る。ここでテンキ−から1を入力すると、処理はステッ
プ138から139に進む。ステップ139では、当番
蓄積テ−ブルの該当欄の情報を削除する。
【0051】次に図28を参照して「当番表示処理」を
説明する。ステップ101では、タイマの出力する現時
刻を参照し、日付変更、即ち曜日の変更の有無を調べ
る。曜日が変更になった場合には、次のステップ102
でLCD表示器14上の当番に関する現表示を消去し、
ステップ103に進む。ステップ103では、当番蓄積
テ−ブルを参照し、当番日情報項目の当日に該当する曜
日に1がセットされた欄の存在を調べる。そして該当す
る曜日に1がセットされた全ての欄について、ステップ
105で当番者の名前番号を検出し、行先表示板の該当
者に割り当てられた欄に、当番の内容(当番コ−ドテ−
ブルを参照して当番名コ−ドから得た当番名情報)を書
込む。
【0052】なおこの実施例では曜日毎の1週間の情報
を当番蓄積テ−ブルに登録しておき曜日によって当番者
を管理しているが、例えば1カ月分の当番蓄積テ−ブル
を用意して、日付によって当番者を管理するように変更
してもよい。
【0053】
【発明の効果】本願の第1番の発明においては、就業状
態表示装置、即ち行先表示板自体が計時手段,入力手
段,予定記憶手段及び電子情報処理手段を備えているの
で、特別な知識を有するオペレ−タでなくても、簡単に
表示情報と時間とを予定記憶手段に登録でき、指定した
時間(又は時刻)に自動的に所望の情報が表示されるよ
うに行先表示板の表示を制御することができる。装置の
構成も簡単であり、安価に提供することができる。
【0054】本願の第2番の発明においては、予め指定
した時間を経過した後の経過時間を表示するので、例え
ば退社予定時刻を登録しておくことによって、超過就業
時間、即ち残業時間を表示することができる。
【0055】本願の第3番の発明においては、予め指定
した時間を経過すると、各人毎に予め登録された表示情
報の表示状態が、例えば表示セグメントの白/黒の反転
によって自動的に切り換えられる。従って例えば各人の
退社予定時刻を登録しておくことによって、各人の通常
の就業時間が終了したか否か、あるいは退社したか否か
を表示内容から簡単に識別することができる。
【0056】本願の第4番の発明においては、各人と日
付又は曜日との対応が予定記憶手段に登録され、日付又
は曜日の更新に伴なって表示が更新されるので、例え
ば、予め定めたスケジュ−ルで周期的に割り当てられる
各種の当番制の仕事(掃除当番,お茶汲み,コピ−当番
など)の当日の割り当て者を、日付又は曜日の更新に伴
なって自動的に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の行先表示板の外観を示す斜視図
である。
【図2】 図1の表示部2の具体的な外観を示す正面図
である。
【図3】 図1の行先選択部3の具体的な外観を示す正
面図である。
【図4】 図1の入力部4の具体的な外観を示す正面図
である。
【図5】 図1の装置の電気回路の構成を示すブロック
図である。
【図6】 行先テ−ブルの内容の一例を示すメモリマッ
プである。
【図7】 行先コ−ドテ−ブルの内容の一例を示すメモ
リマップである。
【図8】 制御部の処理の概略を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図9】 図8の名前選択処理の内容を示すフロ−チャ
−トである。
【図10】 図8の時間設定モ−ド処理及び電話番号設
定処理の内容を示すフロ−チャ−トである。
【図11】 図8の行先選択処理の内容を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図12】 図8の数字入力処理の内容を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図13】 図8の行先登録処理の内容を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図14】 図13の行先登録初期化処理の内容を示す
フロ−チャ−トである。
【図15】 図13の行先コ−ド登録処理の内容を示す
フロ−チャ−トである。
【図16】 図13の左シフト及び右シフト処理の内容
を示すフロ−チャ−トである。
【図17】 図13の行先内容設定の内容を示すフロ−
チャ−トである。
【図18】 図8の予約登録処理の内容を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図19】 予約モ−ドテ−ブルの一例を示すメモリマ
ップである。
【図20】 図8の表示内容更新処理の内容のフロ−チ
ャ−トである。
【図21】 第2実施例の電気回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図22】 図21のタイマ38の構成を示すブロック
図である。
【図23】 図21の時間表示制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図24】 第2実施例において予約内容を表示する場
合の動作手順を示すフロ−チャ−トである。
【図25】 図24の変形例(第3実施例)のフロ−チ
ャ−トである。
【図26】 第4実施例の当番蓄積テ−ブルと当番コ−
ドテ−ブルの一例を示すメモリマップである。
【図27】 第4実施例の入力部の外観を示す正面図で
ある。
【図28】 第4実施例の当番表示処理のフロ−チャ−
トである。
【図29】 第4実施例のCPU31の処理の概略を示
すフロ−チャ−トである。
【図30】 図29の当番登録処理の一部分のフロ−チ
ャ−トである。
【図31】 図29の当番登録処理の残り部分のフロ−
チャ−トである。
【符号の説明】
2:表示部 3:行先選択部 4:入
力部 5:主電源スイッチ 11:タイトル表示欄 12:名前指示部(スイッチ&インジケ−タ) 13:
氏名表示項目 14:液晶表示器 15:行先選択スイッチ 23:テンキ− 24:電話番号設定モ−ドスイ
ッチ 25:時間設定モ−ドスイッチ 26:予約モ−ド
設定スイッチ 27:行先デ−タ登録パネル 31:CPU 32:ワ−ク用RAM 33:プログラム
用ROM 34:漢字CG.ROM 35:行先表示モ
−ド用テ−ブル 36:行先登録モ−ド用テ−ブル 37:予約モ−ド
テ−ブル 38:タイマ 40:LCD表示
用メモリ 41:LCDドライバ 42:時間表示制
御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04M 3/42 U 9076−5K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各人の所在情報を入力する手段,入力さ
    れた所在情報を保持する記憶手段,表示すべき所在情報
    を前記記憶手段上の情報の中から選択する手段,及び選
    択された所在情報を表示する表示手段を含む就業状態表
    示装置において:時間を計数する計時手段,表示すべき
    情報とそれに関係付けられる時間とを入力する入力手
    段,入力された表示情報と時間とを対応付けて保持する
    予定記憶手段,及び該予定記憶手段に記憶された情報を
    処理し対応する時間になるとその時間に対応付けられた
    表示情報に基づいて情報を表示手段に出力する電子情報
    処理手段;を設けたことを特徴とする、就業状態表示装
    置。
  2. 【請求項2】 各人の所在情報を入力する手段,入力さ
    れた所在情報を保持する記憶手段,表示すべき所在情報
    を前記記憶手段上の情報の中から選択する手段,及び選
    択された所在情報を表示する表示手段を含む就業状態表
    示装置において:時間を計数する計時手段,表示すべき
    情報とそれに関係付けられる時間とを入力する入力手
    段,入力された表示情報と時間とを対応付けて保持する
    予定記憶手段,及び該予定記憶手段に記憶された情報を
    処理し対応する時間を経過すると、それ以降の経過時間
    を計数し計数された経過時間をその時間に対応付けられ
    た表示情報に基づいて表示手段に出力する電子情報処理
    手段;を設けたことを特徴とする、就業状態表示装置。
  3. 【請求項3】 各人の所在情報を入力する手段,入力さ
    れた所在情報を保持する記憶手段,表示すべき所在情報
    を前記記憶手段上の情報の中から選択する手段,及び選
    択された所在情報を表示する表示手段を含む就業状態表
    示装置において:時間を計数する計時手段,表示すべき
    情報とそれに関係付けられる時間とを入力する入力手
    段,入力された表示情報と時間とを対応付けて保持する
    予定記憶手段,及び該予定記憶手段に記憶された情報に
    基づいた情報を表示手段に出力するとともに、その情報
    に対応付けられた時間になるとその時間に対応付けられ
    た表示情報の表示手段上の表示状態を自動的に変更する
    電子情報処理手段;を設けたことを特徴とする、就業状
    態表示装置。
  4. 【請求項4】 各人の所在情報を入力する手段,入力さ
    れた所在情報を保持する記憶手段,表示すべき所在情報
    を前記記憶手段上の情報の中から選択する手段,及び選
    択された所在情報を表示する表示手段を含む就業状態表
    示装置において:時刻を計数し日付及び曜日の少なくと
    も一方の情報を出力する計時手段,各人の区分とその人
    に割り当てられた日付もしくは曜日の情報とを入力する
    入力手段,入力された人と日付もしくは曜日との対応関
    係を保持する予定記憶手段,及び記憶された各人の情報
    を表示手段に出力するとともに、前記予定記憶手段上の
    情報を処理し、計時手段の出力する日付もしくは曜日の
    切換りに応答して表示手段上の表示状態を自動的に更新
    する電子情報処理手段;を設けたことを特徴とする、就
    業状態表示装置。
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