JPH0581294U - 積層不織布 - Google Patents

積層不織布

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Publication number
JPH0581294U
JPH0581294U JP665892U JP665892U JPH0581294U JP H0581294 U JPH0581294 U JP H0581294U JP 665892 U JP665892 U JP 665892U JP 665892 U JP665892 U JP 665892U JP H0581294 U JPH0581294 U JP H0581294U
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JP
Japan
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melting point
fiber
layer
low melting
point layer
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Withdrawn
Application number
JP665892U
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English (en)
Inventor
敏彦 松原
Original Assignee
サンケミカル株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は不織布に形状安定性を与えるための裏
面処理を効率的に行なうことを目的とする。 【構成】繊維層(2) と低融点層(3) とをニードリング
(4) によつて結合し、該低融点層(3) を該ニードリング
部分に加熱融着せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は床敷材等に使用される積層不織布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、床敷材等に使用される不織布の裏面には合成樹脂エマルジョンや合成ゴ ムラテックスを塗布して形状安定性を補強していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記不織布の裏面に合成樹脂エマルジョンや合成ゴムラテックス を塗布する裏面処理方法では、塗布そして長時間の乾燥と云う工程が必要であり 、処理工程が長くなりかつ長時間の乾燥のための熱エネルギーが浪費される。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、繊維層(2) を低融点層 (3,3A)にニードリング(4) によって結合し、該低融点層(3,3A)を加熱溶融せしめ た積層不織布(1,1A,1B) を提供するものである。
【0005】
【作用】
低融点層(3) を加熱溶融させると繊維層(2) がニードリング(4) によって低融 点層(3) 側へ絡入している部分(2A)に該加熱溶融した低融点層(3) が融着する。 該低融点層(3) はかくして繊維層(2) と強固に結合し、繊維層(2) の形状安定性 を補強する。
【0006】
【実施例】
本考案を図1〜図3によって具体的に説明する。 図1に示す実施例の積層不織布(1) においては、繊維層(2) と低融点層(3) と は、該繊維層(2) 側からニードリング(4) を施し、該繊維層(2) の低融点層(3) 側への絡入部分(2A)に低融点層(3) を加熱溶融せしめることによって結合する。
【0007】 本考案の繊維層はアクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプ ロピレン繊維、アセテート繊維、綿繊維等の繊維のウェブまたはニードル不織布 であり、低融点層(3) はポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊 維、ポリエチレン繊維等の繊維であって、上記繊維層(2) に使用されている繊維 よりも低融点を有する繊維のウェブまたはニードル不織布である。
【0008】 低融点層(3) としては上記繊維のウェブまたはニードル不織布以外、低融点プ ラスチックのシートが用いられてもよい。
【0009】 図2に示す実施例の積層不織布(1A)においては低融点層(3A)としては繊維層(2 ) に使用されている繊維よりも低融点を有するプラスチックのシートが使用され る。該プラスチックとしては例えばポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合 体、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等がある。
【0010】 本実施例では低融点層(3A)側にはニードリング(4) によって繊維層(2) のルー プパイル(2B)が形成され、該パイル(2B)の根部において該低融点層(3A)が融着す る。図3に示すように該ループパイル(2B)をシャーリングしてカットパイル(2C) とした積層不織布(1B)も提供される。
【0011】 このようなパイルを有する積層不織布(1A,1B) は表装材に用いられる。
【0012】
【考案の効果】
したがって本考案では単にニードリングおよび短時間加熱によって不織布の裏 面処理が行なわれる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の部分断面図
【図2】本考案の他の実施例の部分断面図
【図3】本考案の更に他の実施例の部分断面図
【符号の説明】
1,1A,1B 積層不織布 2 繊維層 3,3A 低融点層 4 ニードリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維層を低融点層にニードリングによって
    結合し、該低融点層を加熱溶融せしめたことを特徴とす
    る積層不織布
JP665892U 1992-01-21 1992-01-21 積層不織布 Withdrawn JPH0581294U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101375654B1 (ko) * 2012-04-23 2014-03-18 소대성 다층 구조를 갖는 침구
KR102044789B1 (ko) * 2018-09-03 2019-11-14 주식회사 리뉴앤뉴 편물장갑 내피가 형성된 기능성 장갑과 그의 제작방법과 그에 사용되는 베이스 장갑

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19960404