JPH058048A - スポツト溶接装置 - Google Patents

スポツト溶接装置

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JPH058048A
JPH058048A JP3161757A JP16175791A JPH058048A JP H058048 A JPH058048 A JP H058048A JP 3161757 A JP3161757 A JP 3161757A JP 16175791 A JP16175791 A JP 16175791A JP H058048 A JPH058048 A JP H058048A
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spot welding
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electrode
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Akihiko Iwai
陽彦 祝
Takumi Numata
巧 沼田
Tsuneo Mito
庸夫 水戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のスポット溶接部位を有する金属部材に
対して行なうスポット溶接装置を前提とし、金属部材の
種類が異なっても対応可能な汎用性を有する用にする。 【構成】 下側テーブル14は水平面内で回転可能であ
る。上側テーブル36は下側テーブル14と同芯軸上に
対向して水平面内で回転可能であって下側テーブル14
に対して昇降可能である。下側電極22は下側テーブル
36の上面に放射状に配置され且つ径方向に移動可能に
保持されている。上側電極40は上側テーブル36の下
面に下側電極22に対応して配置され且つ径方向へ移動
可能に保持されている。回転用モータ12は上下テーブ
ル14,36の各々を水平面内で同期して回転せしめ
る。上側電極40及び下側電極22は各々同期して径方
向へ移動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスポット溶接装置に関
し、特に金属部材における同芯状の複数の部位に対して
同時にスポット溶接を行なうことができるスポット溶接
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】重ね合わされた金属部材に対してスポッ
ト溶接を行なう場合、該重ね合わされた金属部材の両面
に電極を圧接した後、各電極に電流を流してスポット溶
接部位を局部的に加熱する必要がある。
【0003】そこで、従来においては、スポット溶接を
行なう場合、対向して配設された一対の電極を備えたス
ポット溶接装置を用い、上記一対の電極同士の間に重ね
合わされた金属部材を供給することにより作業を行なっ
ていた。
【0004】ところが、近時、金属部材の放射状に配置
された複数のスポット溶接部位に対して効率良くスポッ
ト溶接を行なうため、放射状に配置された複数個の電極
からなる下側電極群と、該下側電極群の上方で該下側電
極群の各電極に対応して放射状に配置された複数個の電
極からなり昇降可能な上側電極群とを備えたスポット溶
接装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、スポット溶
接の対象となる金属部材の種類が異なると、金属部材に
おけるスポット溶接部位の径方向の位置が異なったり或
いは金属部材におけるスポット溶接部位の周方向の位置
が異なったりするので、上記スポット溶接装置を用いて
スポット溶接を行なう場合、金属部材の種類に応じて、
そのスポット溶接部位と対応する位置に上下の電極を備
えたスポット溶接装置を用いる必要がある。
【0006】この場合、上記のように金属部材の種類に
応じて対応するスポット溶接装置を備えることは、金属
部材が大量生産の対象である場合にはコスト的に問題は
無いが、近時の傾向である多品種少量生産の金属部材に
対してスポット溶接をする場合にはコストアップの原因
になる。
【0007】そこで、多品種少量生産の金属部材に対し
てスポット溶接を行なう場合には、従来どおり、対向し
て配設された一対の電極を備えたスポット溶接装置を用
いてスポット溶接を行なっているのが実状である。
【0008】上記に鑑みて、本発明は、複数のスポット
溶接部位を有する金属部材に対して行なうスポット溶接
装置であるにも拘らず、金属部材の種類が異なっても対
応可能な汎用性を有する装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、複数個の電極からなる上下の電極群を各
々水平面内で回転可能にならしめると共に、該上下の電
極群の各電極を各々対応して移動可能にならしめること
により、供給される金属部材のスポット溶接部位に対応
して電極群を構成する各電極を移動可能にするものであ
る。
【0010】具体的に本考案が講じた解決手段は、水平
面内で回転可能に設けられた下側テーブルと、該下側テ
ーブルの上方に該下側テーブルと同芯軸上に対向して水
平面内で回転可能に設けられ下側テーブルに対して昇降
する上側テーブルと、上記下側テーブルの上面に配置さ
れ且つ移動可能に保持された複数個の電極からなる下側
電極群と、上記上側テーブルの下面に上記下側電極群の
各電極に対応して配置され且つ移動可能に保持された複
数個の電極からなる上側電極群と、上記上下テーブルの
各々を水平面内で同期して回転せしめる回転手段と、上
記上下テーブルの各々に設けられ、上記上側及び下側の
電極群の各電極を各々同期して移動せしめる移動手段と
を備える構成とするものである。
【0011】
【作用】上記の構成により、水平面内で回転可能に設け
られた下側テーブルと、該下側テーブルと対向して水平
面内で回転可能に設けられた上側テーブルと、下側テー
ブルの上面に配置された複数個の電極からなる下側電極
群と、上側テーブルの下面に下側電極群の各電極に対応
して配置され複数個の電極からなる上側電極群と、上記
上下テーブルの各々を水平面内で同期して回転せしめる
回転手段とを備えているため、供給される金属部材のス
ポット溶接部位の位置に応じて上下の電極群ひいては各
電極を各々水平面内で回転させることができる。
【0012】また、下側電極群の各電極は下側テーブル
に移動可能に保持され、上側電極群の各電極は上側テー
ブルに移動可能に保持されており、上側及び下側の電極
群の各電極を各々同期して移動せしめる移動手段を備え
ているため、供給される金属部材のスポット溶接部位の
位置に対応し各電極を同期して移動させることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1及び図2は本発明の一実施例に係るス
ポット溶接装置を示し、図1において10は、上側水平
部10aと、該上側水平部10aと同方向に延びる下側
水平部10bと、上側水平部10aの一端と下側水平部
10bの一端とを連結する垂直部10cとからなるコの
字状のフレームである。
【0015】図2に詳細を示すように、フレーム10の
下側水平部10bには、軸受部12aと、固定子12b
と、上記軸受部12aに回転自在に支持された回転軸1
2cとを備えたステップモータからなる回転手段として
の回転用モータ12が保持されている。
【0016】また、フレーム10の下側水平部10bの
上方には、円板からなり下面中央部に突出部14aを有
するベース14bと、該ベース14bにリング状部材1
4cを介して支持された上部円板14dとからなる下側
テーブル14が設けられている。そして、ベース14b
の突出部14aが回転用モータ12の回転軸12cの上
面に形成された凹部12dに嵌入されており、回転軸1
2cの回転に伴って下側テーブル14は所定量回転す
る。
【0017】下側テーブル14のベース14bの上面中
央部には、軸受部16aと、固定子16bと、上記軸受
部16aに回転自在に支持された回転軸16cとを備え
たステップモータからなる径方向移動用モータ16が保
持されており、該水平移動用モータ16の回転軸16c
の略中央部にはベベルギヤ16dが固定されている。下
側テーブル14の内部における回転軸16cの外方に
は、回転軸16cを中心とし90度の間隔をおいて放射
状に延びる4本の径方向移動用ねじ18が図示しない支
持部材により回転自在に支持され、該径方向移動用ねじ
18の内側の端部に固定されたベベルギヤ18aと上記
回転軸16cのベベルギヤ16dとが噛合しており、回
転軸16cの回転に伴って径方向移動用ねじ18はその
中心軸周りに回転する。
【0018】径方向移動用モータ16の回転軸16cか
ら放射状に等距離に拡がる位置には、径方向移動用ねじ
18と螺合する雌ねじを有する移動体20が配置されて
おり、該移動体20の上面には丸棒からなるスポット溶
接用の下側電極22が取り付けられている。そして、下
側テーブル14の上部円板14dにおける径方向移動用
ねじ18の上方には所定長さの長孔14eが設けられ、
該長孔14eの内周面には環状の絶縁体14fが嵌合さ
れており、上記下側電極22は絶縁体14fの内部を上
方へ突出している。この場合、絶縁体14fの幅方向の
内寸は下側電極22の直径より若干大きく形成されてお
り、下側電極22は絶縁体14fの内面に沿って径方向
に移動可能である。
【0019】以上説明した径方向移動用モータ16、径
方向移動用ねじ18及び移動体20によって移動手段2
4が構成されており、径方向移動用モータ16の回転に
伴って径方向移動用ねじ18が回転し、該径方向移動用
ねじ18の回転に伴って移動体20ひいては各下側電極
22は径方向に同期して移動する。
【0020】図1に示すように、フレーム10の垂直部
10cの内面上部には所定間隔をおいて上下方向へ平行
に延びる一対のガイドレール26が設けられ、該一対の
ガイドレール26,26の間には、上下に貫通した雌ね
じを有する昇降体28が配設されており、該昇降体28
は一対のガイドレール26に案内されて昇降自在であ
る。そして、該昇降体28の雌ねじには上下方向に延び
る昇降用ねじ30が螺合しており、該昇降用ねじ30の
上端部は、フレーム10の上側水平部10aに支持され
たステップモータからなる昇降用モータ32の出力軸に
連結されている。これにより、昇降用モータ32の回転
に伴って昇降用ねじ30が回転し、該昇降用ねじ30の
回転に伴って昇降体28は上下動する。
【0021】昇降体28の内面には連結部材33を介し
て円盤状のテーブル保持体34が固定されており、該テ
ーブル保持体34は、その下面において上記下側テーブ
ル14と同様構造を有し上下逆方向の上側テーブル36
を保持している。尚、上側テーブル36は、下側テーブ
ル14と異なり電極支持棒38を介して上側電極40を
保持している。
【0022】本実施例に係るスポット溶接装置は、上記
のような構造を有しているので、スポット溶接の対象と
する金属部材におけるスポット溶接部位の径方向の位置
に応じて、移動手段24を作動させて上側電極40及び
下側電極22を径方向へ移動させることができ、また金
属部材におけるスポット溶接部位の周方向の位置に応じ
て、回転用モータ12を駆動して上側テーブル36及び
下側テーブル14を回転させることにより、上側電極4
0及び下側電極22を周方向へ移動させることができ
る。
【0023】尚、図2においては、下側電極22の上に
載置された円板状の部品A及び該部品Aの上に重ね合わ
された部品Bを、部品Bを部品Aに圧接するよう下降し
てきた上側電極40と下方で待機している下側電極22
とでスポット溶接する状態を示している。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスポ
ット溶接装置によると、水平面内で各々回転可能に設け
られた上下テーブルと、該上下テーブルに各々配置され
且つ移動可能に保持された複数個の電極からなる上下電
極群と、上下テーブルの各々を水平面内で同期して回転
せしめる回転手段と、上下電極群の各電極を各々同期し
て移動せしめる移動手段とを備えているため、供給され
る金属部材におけるスポット溶接部位の位置に応じて、
上下電極群を水平面内で回転させることができると共に
各電極を同期して移動させることができる。
【0025】このため、発明のスポット溶接は、複数の
スポット溶接部位を有する金属部材に対して行なうスポ
ット溶接装置であるにも拘らず、種類の異なる金属部材
に対する汎用性を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスポット溶接装置の斜
視図である。
【図2】上記スポット溶接装置の要部の縱断面図であ
る。
【符号の説明】
12…回転用モータ(回転手段) 14…下側テーブル 16…径方向移動用モータ 18…径方向移動用ねじ 20…移動体 22…下側電極 24…移動手段 26…ガイドレール 28…昇降体 30…昇降用ねじ 32…昇降用モータ 36…上側テーブル 40…上側電極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 水平面内で回転可能に設けられた下側テ
    ーブルと、該下側テーブルの上方に下側テーブルと同芯
    軸上に対向して水平面内で回転可能に設けられ下側テー
    ブルに対して昇降する上側テーブルと、上記下側テーブ
    ルの上面に配置され且つ移動可能に保持された複数個の
    電極からなる下側電極群と、上記上側テーブルの下面に
    上記下側電極群の各電極に対応して配置され且つ移動可
    能に保持された複数個の電極からなる上側電極群と、上
    記上下テーブルの各々を水平面内で同期して回転せしめ
    る回転手段と、上記上下テーブルの各々に設けられ、上
    記上側及び下側の電極群の各電極を各々同期して移動せ
    しめる移動手段とを備えたことを特徴とするスポット溶
    接装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN102848062A (zh) * 2012-10-15 2013-01-02 石家庄铁道大学 一种适合多点圆周排列薄板的电阻焊设备及方法
KR20130110642A (ko) * 2012-03-29 2013-10-10 현대제철 주식회사 실시간 전극 가변 기능을 갖는 저항 점용접기

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