JPH0580034U - ラジオデータシステム受信機 - Google Patents
ラジオデータシステム受信機Info
- Publication number
- JPH0580034U JPH0580034U JP026069U JP2606992U JPH0580034U JP H0580034 U JPH0580034 U JP H0580034U JP 026069 U JP026069 U JP 026069U JP 2606992 U JP2606992 U JP 2606992U JP H0580034 U JPH0580034 U JP H0580034U
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- broadcasting station
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- Pending
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓄えたAFデータを利用し使用者の意志でA
Fリストのサーチを行うことを可能にしたラジオデータ
システム受信機を提供すること。 【構成】 プリセットされた放送局の放送受信中にAF
データを記憶する機能を有するRDSデータ受信可能な
ラジオデータシステム受信機において、現に受信中の放
送局受信のために操作したのと同一のプリセットキーを
再度操作したとき、前記記憶したAFデータをサーチし
てAFデータに対応する分周比データを周波数シンセサ
イザ9に設定する分周比設定手段12−2と、設定され
た分周比データに対応する放送受信のときの電界強度が
所定閾値以上かを検出する検出手段12−3と、現に受
信している放送局のPIコードと検出手段12−3によ
って検出された放送局のPIコードとの一致を判別する
判別手段12−4とを備え、一致と判別されたPIコー
ドの放送局へ受信局を移動させるようにした。
Fリストのサーチを行うことを可能にしたラジオデータ
システム受信機を提供すること。 【構成】 プリセットされた放送局の放送受信中にAF
データを記憶する機能を有するRDSデータ受信可能な
ラジオデータシステム受信機において、現に受信中の放
送局受信のために操作したのと同一のプリセットキーを
再度操作したとき、前記記憶したAFデータをサーチし
てAFデータに対応する分周比データを周波数シンセサ
イザ9に設定する分周比設定手段12−2と、設定され
た分周比データに対応する放送受信のときの電界強度が
所定閾値以上かを検出する検出手段12−3と、現に受
信している放送局のPIコードと検出手段12−3によ
って検出された放送局のPIコードとの一致を判別する
判別手段12−4とを備え、一致と判別されたPIコー
ドの放送局へ受信局を移動させるようにした。
Description
【0001】
本考案はラジオデータシステム(以下、RDSと記す)中の代替え周波数リス トを利用して、サーチを行うラジオデータシステム受信機に関する。
【0002】
RDSはヨーロッパ放送連合技術仕様(EBU文書3244)に示されている システムであって、聴取者が好みのラジオ番組を簡単に捜すことができるシステ ムである。このシステムの機能中に、現在受信中のプログラムと同一のプログラ ムの放送をしている他の放送局に周波数が割り当てられていることをRDS受信 機に知らせる機能が含まれており、RDS他の放送局の周波数の方が強い信号が 得れるものであれば、そちらの受信にRDS受信機を切り換えることを可能なら しめている。このためRDS受信機は代替え周波数のデータ(本明細書において AFデータ記す)を受けて記憶し、記憶AFデータのリスト(本明細書において 記憶AFリストと記す)のサーチが行われる。
【0003】 RDSではRDS受信機が放送の選択を自動的にAFリストをサーチし、常に 最も強い信号を選択するため番組認識コード(本明細書においてPIコードと記 す)が送出されている。RDS受信機はAFサーチによって選択した局がPIコ ードで示される同一番組の局と一致するかがチェックされ、一致したときにその 放送局に受信局が変更される。
【0004】
しかしながら上記した従来のRDS受信機においては、AFリストを利用した サーチは自動的に行われるが、音切れなどの理由によって利用者にできる限り違 和感のないようにするために、サーチにおいて放送局がAFリストの中にあって も電界強度やノイズが少ないなどの条件が揃った良好な放送局が見つかるまで時 間がかかるという問題点があった。
【0005】 本考案は、蓄えたAFデータを利用し使用者の意志でAFリストのサーチを行 うことを可能にしたRDS受信機を提供することを目的とする。
【0006】
本考案のRDS受信機は、プリセット機能およびプリセットされた放送局の放 送受信中にAFデータを記憶する機能を有するRDSデータ受信可能なラジオデ ータシステム受信機において、現に受信中の放送局受信のために操作したのと同 一のプリセットキーを再度操作したとき、前記記憶したAFデータをサーチし電 界強度が所定閾値以上の放送局を検出する検出手段と、現に受信している放送局 のPIコードと前記検出手段によって検出された放送局のPIコードとの一致を 判別する判別手段と、判別手段によって一致が判別された放送局に受信局を移動 させる受信局移動手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】
本考案のRDS受信機によれば、現に受信中の放送局受信のために操作したの と同一のプリセットキーが再度操作されたとき、プリセットされた放送局の放送 受信中に記憶したAFデータがサーチされて、電界強度が所定閾値以上の放送局 が検出手段の制御のもとに検出され、検出された放送局のPIコードと現に受信 している放送局のPIコードとの一致が判別手段によって判別され、PIコード が一致すると判別された放送局に受信局が受信局移動手段によって、移動させら れる。したがって、現に受信中の放送局受信のために操作したのと同一のプリセ ットキーを再度操作したとき、現に受信している放送プログラムと同じプログラ ムの放送をしており、かつ電界強度が所定閾値以上の放送局に受信局が移動され ることになる。この場合は使用者が自己の意思で同じプリセットキーを再度操作 したのであり、受信局を状態のよい放送局に移動させようという使用者の意思で あり、音切れが生じても気なることはない。
【0008】
【実施例】 以下、本考案を実施例により説明する。 図1は本考案の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0009】 本実施例のRDS受信機はフロントエンド1、フロントエンド1から出力され た中間周波信号を増幅する中間周波増幅回路2、中間周波増幅回路2の出力を検 波する検波回路3、検波出力を受けてステレオ復調するステレオ復調回路4、ス テレオ復調回路4の音声信号レベルを制御する音量調整回路5、音量調整された 音声信号をミュートするミュート回路6、ミュート回路6の出力を増幅する音声 信号増幅器7、音声信号増幅器7の出力で駆動されるスピーカ8を備えて、受信 作用を行う。
【0010】 さらに、RDS受信機には局部発振器を構成する周波数シンセサイザ9、中間 周波増幅回路2から電界強度情報を検出する電界強度検出回路10、検波出力中 からRDS情報に同期してRDS情報を復調するRDS復調回路11を備えると 共に、電界強度検出回路10から検出した電界強度情報およびRDS復調回路1 1から復調したRDS情報とを入力して、AFデータ、PIコードをRAM13 に格納し、AFデータおよびPIコードに基づいて周波数シンセサイザ9へAF サーチ中順次分周比データを送出すると共に、AFサーチ中ミュート回路6にミ ュート信号を送出してミュート動作をさせるマイクロコンピュータ12を備えて いる。
【0011】 ここで、マイクロコンピュータ12は機能的に、複数のプリセットキー14か らの出力を受けて受信局をプリセットするプリセット手段12−1と、放送受信 中RAM13に格納したAFデータに対応する分周比データを周波数シンセサイ ザ9に設定する分周比設定手段12−2と、設定された分周比に対応する放送局 の信号の電界強度が所定閾値以上かを検出する検出手段12−3と、PIコード の一致を判別するPIコード一致判別手段12−4とを備えている。
【0012】 上記のように構成された本実施例の作用を図2のフローチャートにしたがって 説明する。
【0013】 複数のプリセットキー中の1つのプリセットキー14が押下されると、押下さ れたプリセットキー14によって選ばれた放送局の分周比データが周波数シンセ サイザ9にセットされて使用者が選んだプリセットの放送局の受信が行われる。 この放送局の放送を受信しながらAFデータが検出されて、RAM13に格納さ れて、RAM13内にAFリスが生成される。
【0014】 また、次にプリセットされた放送局の受信中に同一プリセットキー14が押下 されると(ステップS1)、RAM13内に生成されたAFリスト中のAFデー タが読み出され(ステップS2)、読み出されたAFデータでAFデータ終了か 否かがチェックされる(ステップS3)。
【0015】 ステップS3においてAFデータ終了でないと判別されたときはステップS2 において読み出したAFデータに対応する分周比データが周波数シンセサイザ9 に設定され(ステップS4)、設定された分周比データによる周波数シンセサイ ザ9の発振周波数の受信局からの信号の電界強度が所定閾値以上か否かによって 受信可能か否かが判別される(ステップS5)。
【0016】 ステップS5の判別によって電界強度が所定閾値未満のときは受信可能と判別 されず、ステップS5に続いてステップS2が実行されて、次のAFデータに対 応した分周比データにおいて受信可能か否かがチェックされることになる。ステ ップS5の判別において電界強度が所定閾値以上のときは受信可能と判別されて ステップS5に続いて、受信可能と判別された放送局のPIコードと現に受信し ている放送局のPIコードが一致するか否かがチェックされる(ステップS6) 。
【0017】 ステップS6におけるチェックの結果、PIコードが一致しないと判別された ときは、ステップS6に続いてステップS2から実行される。ステップS6にお けるチェックの結果、PIコードが一致したと判別されたときはAFリストのサ ーチは終了し、ステップS4における周波数シンセサイザ9に設定された分周比 データに対応する放送局のプログラムの受信がなされる。このときはプリセット 局と同一のプログラムが放送されている最適な放送局に受信局が移動することに なる。
【0018】 次に、ステップS3においてAFデータがAFリスト中の最後のAFデータで あると判別されたときは、AFリストの最後のAFデータに対応する分周比デー タが周波数シンセサイザ9に設定されて終了する(ステップS7)。
【0019】 この場合、使用者が再度同一プリセットキー14を押下したことによってAF サーチが行われるために、このときは使用者は同一プログラムを放送している放 送局に受信局を変更する意志であるため、全てのAFデータをサーチしている間 に音切れがあっても、使用者は不快感を感ずることはない。
【0020】
以上説明した如く本考案によれば、現に受信中の放送局受信のために操作した のと同一のプリセットキーを再度操作したとき、プリセットされた放送局の放送 受信中に記憶したAFデータをサーチし、電界強度が所定閾値以上の放送局を検 出し、検出した放送局のPIコードと現に受信している放送局のPIコードとが 一致した放送局に受信局を移動させるようにしたため、現に受信している放送局 のPIコードの放送局であって、かつ電界強度が所定閾値以上の放送局に受信局 が移動される効果がある。
【0021】 これは、現に受信中の放送局受信のために操作したのと同一のプリセットキー を再度操作するという使用者の意志によって行われるため、このときにおけるA Fサーチによっって音切れが生じても使用者は気になることはないという効果も ある。
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本考案の一実施例の作用の説明に供するフロー
チャートである。
チャートである。
1 フロントエンド 2 中間周波増幅回路 3 検波回路 4 ステレオ復調回路 5 音量調節回路 6 ミュート回路 7 音声信号増幅器 9 周波数シンセサイザ 10 電界強度検出回路 11 RDS復調回路 12 マイクロコンピュータ 12ー1 プリセット手段 12ー2 分周比設定手段 12ー3 検出手段 12ー4 PIコード一致判別手段 13 RAM 14 プリセットキー
Claims (1)
- 【請求項1】 プリセット機能およびプリセットされた
放送局の放送受信中にAFデータを記憶する機能を有す
るRDSデータ受信可能なラジオデータシステム受信機
において、現に受信中の放送局受信のために操作したの
と同一のプリセットキーを再度操作したとき、前記記憶
したAFデータをサーチし電界強度が所定閾値以上の放
送局を検出する検出手段と、現に受信している放送局の
PIコードと前記検出手段によって検出された放送局の
PIコードとの一致を判別する判別手段と、判別手段に
よって一致が判別された放送局に受信局を移動させる受
信局移動手段とを設けたことを特徴とするラジオデータ
システム受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP026069U JPH0580034U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ラジオデータシステム受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP026069U JPH0580034U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ラジオデータシステム受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580034U true JPH0580034U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=12183395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP026069U Pending JPH0580034U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ラジオデータシステム受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0580034U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6468028A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-14 | Sharp Kk | Radio receiver |
JPH01160221A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-23 | Pioneer Electron Corp | Rds受信機における受信周波数選択方法 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP026069U patent/JPH0580034U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6468028A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-14 | Sharp Kk | Radio receiver |
JPH01160221A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-23 | Pioneer Electron Corp | Rds受信機における受信周波数選択方法 |
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