JPH057996Y2 - - Google Patents

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JPH057996Y2
JPH057996Y2 JP1987183527U JP18352787U JPH057996Y2 JP H057996 Y2 JPH057996 Y2 JP H057996Y2 JP 1987183527 U JP1987183527 U JP 1987183527U JP 18352787 U JP18352787 U JP 18352787U JP H057996 Y2 JPH057996 Y2 JP H057996Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は収納室に開閉可能に設けられた扉に対
し、脱着可能に装着される収納箱の取付構造に関
するものである。
(従来の技術) 従来、例えば水洗便所に配置される収納ボツク
スとしては、第9図に示すように、内部に収納箱
としてのダストケース41を収納する収納室42
を組み込んだものがある。この収納室42前面に
は扉43が上下方向への開閉可能に設けられ、同
扉43の後部に前記ダストケース41が脱着可能
に装着されている。すなわち、扉43の後部(第
9図右部)には上下方向へ延びる断面T字状の取
付突部44が、またダストケース41前部には断
面L字状をなす一対の取付突部45がそれぞれ外
方へ突出形成されている。そして、前記取付部材
45を取付突部44に沿つて摺動して嵌合させる
ことによつて、ダストケース41が扉43に取付
けられる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記従来のダストケース41の取付
構造においては、扉43から取付突部44が、ま
たダストケース41から取付部材45がそれぞれ
外方へ突出形成されているため、これらのい分だ
けダストケース41の容量が制限されて小さくな
るという問題がある。
また、扉43にダストケース41を装着した
り、取外したりする場合には、取付部材45を取
付突部44に沿つて摺動しなければならず、それ
らの作業が面倒であるからという問題もあつた。
本考案の目的は収納室における収納箱の容量を
小さくしないで、同収納箱を扉に簡単な操作で装
着できるとともに、前記収納箱を装着した扉が閉
じ状態から不用意に開くことのない収納箱の取付
構造を提供することにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) そこで、前記目的を達成すべく本考案は、前面
が開口された収納室に扉を開閉可能に設け、前記
収納室に収納される収納箱を扉に脱着可能に装着
した収納箱の取付構造において、前記収納室の開
口縁部に磁石を設け、前記扉の後面には、扉の閉
じ状態において前記磁石に吸着される吸着板と、
同吸着板に一体化され且つその吸着面に近接して
上方へ延びる掛止板とからなる掛止部を設け、前
記収納箱の前面に対し、収納箱前面が扉後面に近
接した状態で前記掛止部に掛止する掛止凹部を形
成した収納箱の取付構造をその要旨とするもので
ある。
(作用) 収納室に設けられた扉に収納箱を装着する場合
には、扉裏面の掛止部に対し収納箱前面の掛止凹
部を掛止する。この状態では扉後面と収納箱前面
とは近接している。また、前記扉から収納箱を取
り外す場合には掛止部に対する掛止凹部の掛止を
解除する。なお、扉が閉じられると扉側の吸着板
が収納室側の磁石に吸着され、同磁石の吸着力に
より扉は閉じ状態に保持される。
(実施例) 以下、この考案を水洗便所に配置される収納ボ
ツクスのダストケースに具体化した一実施例を第
1〜8図に従つて説明する。
第5〜7図に示すように、水洗便器Aが取付け
られた水洗便所1のコーナー部1aには五角柱状
の収納ボツクス2が配置され、その前面(第7図
左面)ほぼ中央部にはトイレツトペーパPを収納
するペーパ収納部4が設けられている。
前記収納ボツクス2内においてペーパ収納部4
の下部には、第4,7図で示すように前面(図の
左面)に開口部5aが形成されるとともに、後方
へ山形状に突出形成された収納室5が設けられて
いる。この収納室5の前部には、上下方向へ回動
して開口部5aを開閉する扉6が設けられてい
る。すなわち、第1,4図に示すように扉6の後
面両側部からは三角板状をなす一対の弾性突片7
が突設され、各弾性突片7の下部前端が前記収納
室5における内側壁5bの下部前端に対し軸8に
よつて回動可能に軸支されている。
前記扉6及び両弾性突片7の各々の下端部間に
は連結板11が設けられ、この連結板11から後
方へ突出する弾性突片7の後端部はそれぞれ内側
方へたわむことが可能となつている。そして、両
弾性突片7の下部後端には、外側方へ突出する半
円球状の係止突部9がナツト10によつて固定さ
れている。前記係止突部9は扉6の所定角度開放
時(第7,8図にP1で示す状態)において、収
納室5の両内側壁5b前部に設けられた係止部1
3に当接し、扉6の所定角度の開放状態が維持さ
れるようになつている。
前記扉6をさらに前下方へ回動すると、第8図
実線で示すように、前記係止突部9は弾性突片7
の弾性に抗して前方へ移動して前記係止部13の
係止が解除され、収納室5内から係止部13を乗
り越えるようになつている。そして、前記係止突
部9は係止部13の前部に対し前方ほど左右の間
隔が開くように形成したテーパ部14を介して、
同テーパ部14前方に凹設した退避部15に係入
し、扉6が完全に開いた状態(第7,8図にP2
で示す状態)となるようになつている。
第1,2図に示すように、前記扉6の後面上部
には支持突部12が一体形成されている。この支
持突部12の上部後端部分は切欠かれて段差部1
6となつており、同段差部16に対し前方へ延び
る一対のねじ孔17が螺刻されている。
前記支持突部12には掛止部としての取付金具
18が取着されている。この取付金具18は、前
記段差部16の形状に対応して折曲され、かつ扉
6の後面に当接して上端にまで延びる吸着板とし
ての固定板19と、同固定板19において後方に
形成した段差下部19aに接合され、かつ固定板
19と所定間隔をおいて平行して若干長さ上方へ
延びる掛止板20とから構成されている。前記固
定板19及び掛止板20の下部において前記支持
突部12のねじ孔17と対応する位置には、前側
ほど縮径する一対の孔21が透設されている。そ
して、前記支持突部12の段差部16に取付金具
18を当てた状態で、ねじ孔17及び孔21にね
じ22が螺入されている。このとき、ねじ22の
頭部は掛止板20後面と面一となつている。
前記支持突部12には、扉6を閉じたときに収
納室5内に収容される収縮箱としてのダストケー
ス23が脱着可能に取着されている。このダスト
ケース23は上面が開口されるとともに、その開
口部分が後方へ向かつて若干下るよう斜状に形成
されたFRP(繊維強化樹脂)製の五角箱形をなし
ている。同ダストケース23前面には、前記支持
突部12の幅よりも若干大きな幅を有し、かつ支
持突部12の厚みとほぼ同一の深さを有する縦長
の凹部24が形成され、その上部には前記掛止板
20上部を収容可能な掛止凹部25が設けられて
いる。従つて、掛止凹部25を掛止板20に掛け
ると、第3図に示すようにダストケース23は扉
6に係止される。このとき、ダストケース23前
面は扉6後面に近接した状態となる。なお、前記
ダストケース23の後部には第1図に示すように
指を掛けてその上下方向への着脱を容易とするた
めの切欠部26が設けられている。
ところで、第6,7図に示すように収納室5上
部前端には収納室5の前記開口部5a上縁から下
方へ突出するように磁石27が配設されており、
扉6を閉じたときにその裏面に設けられた取付金
具18の上部が同磁石27に吸着されて、扉6が
不用意に開かないようになつている。そして、第
2図に示すように扉6前面において、前記支持突
部12と対応する部分には指掛凹部28が形成さ
れており、この指掛凹部28に指を入れて磁石2
7の吸着力に抗して扉6を前下方へ回動すると、
ダストケース23の一部が収納室5から露出して
内容物を捨てることが可能となり、一方扉6を後
上方へ回動するとダストケース23は再び前記収
納室5内に収納されるようになつている。
前記収納ボツクス2内において前記ペーパ収容
部4の上部には、第6,7図に示すように、水洗
便所1の利用者を検出する利用者センサ29、放
水スイツチ30及びこれら両者からの各々の信号
に基づいて、所定の場合に放水装置31を駆動し
て水洗便器Aの洗浄水を放水制御する放水制御装
置32が設けられている。
次に、前記のように構成された本実施例の作用
及び効果を説明する。
扉6にダストケース23を装着する場合には、
まず扉6前面の指掛凹部28に指を掛け、収納室
5の前面上部に取着された磁石27の吸着力に抗
して同指掛凹部28を前方へ引く。すると、扉6
が軸8を中心として前下方へ回動するとともに、
弾性突片7の下部後端の係止突部9が収納室5の
内側壁5bの前部の係止部13に当接し、扉6が
所定角度で開放状態(第7図P1の状態)となる。
この状態でダストケース23前面の凹部24を、
扉6後部の取付金具18に当てて斜め下方へ押し
下げる。これによりダストケース23上部の掛止
凹部25が掛止板20に掛かつて扉6に掛止され
る。このように本実施例では従来のものとは異な
り、取付部材45を取付突部44に沿つて摺動し
て嵌合する必要がなく、掛止凹部25を掛止板2
0に掛けるだけで容易かつスムーズにダストケー
ス23を扉6に取付けることができる。
前記のように扉6にダストケース23を取付け
たときには、支持突部12が凹部24に収容され
るとともに掛止板20上部が掛止凹部25内に収
容されて、扉6後面とダストケース23前面とが
近接した状態となるので、収納室5内における同
ダストケース23の取付部分が占める割合は従来
のものに比べて小さくなる。従つて、その小さく
なつた分だけダストケース23の容量を大きくす
ることが可能となる。本実施例ではダストケース
23の容量を前記従来のダストケース41の容量
よりも約40%大きくすることができた。
ダストケース23内の内容物が一杯になつて扉
6からダストケース23を取外す場合には、前記
したダストケース23を装着する場合と同様に、
扉6前面の指掛凹部28に指を掛け、磁石27の
吸着力に抗して同指掛凹部28を前方へ引いて所
定角度に開放する。すると、ダストケース23の
一部が収納室5から露出する。そして、同ダスト
ケース23後部の切欠部26に指を掛けて斜め上
方へ引き上げる。このようにすると、掛止板20
に対する掛止凹部25の掛止が容易に外れて、扉
6からダストケース23を取外すことができる。
また、本実施例においてはダストケース23を
FRPで形成したので従来の合成樹脂のみからな
るものに比べて強度的に優れ、同ダストケース2
3の各部の厚みを薄くすることができ、容量をさ
らに大きくすることが可能となる。
なお、本実施例では取付金具18の固定板19
上部が収納室5の前面上部の磁石27に吸着され
るので、この固定板19とは別に鉄板等の磁性体
を扉6に設ける必要がなく、その分部品点数を減
少することができる。
ところで、扉6が利用者によつて誤つて所定角
度以上の無理な開放動作が行われた場合には、第
8図実線に示すように弾性突片7が内側方へたわ
むことにより係止突部9は係止部13による係止
を離脱し、テーパ部14を介して退避部15に係
入し、第7図P2に示すように扉6は完全に開い
た状態となる。そこで、利用者が再び扉6を閉じ
ると、係止突部9は弾性突片7が内側方へたわむ
ことによりテーパ部14を介して退避部15から
再び係止部13を乗り越え、収納室5内に配置さ
れるため、扉は次の利用者においても再びその所
要角度の開放状態を停止保持可能となる。従つて
この扉6に取着したダストケース23においては
利用者が力を加えすぎて扉6を無理に開けすぎて
も破損することがない。
なお、本考案は前記実施例の構成に限定される
ものではなく、例えば前記実施例では固定板19
と掛止板20とを別体に設け、両者を接合して取
付金具18としたが、固定板19下部を折曲して
取付金具を形成してもよい。また、水洗便所1等
の壁面に設けた凹部内に収納室5を埋設し、その
収納室5内にダストケース23を配設したり、取
付金具18をインサートとしてこれを支持突部1
2と一体に形成したりする等、この考案の趣旨か
ら逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。
考案の効果 以上詳述したように、本考案によれば収納室に
おける収納箱の容量を従来のものより大きくで
き、しかも、同収納箱を扉に簡単な操作で脱着す
ることができ、さらには磁石の吸着力により扉が
不用意に開くことを防止できるとともに、前記磁
石に対応する吸着板を掛止部を構成する固定板に
て部材兼用化を図つているのでその分部品点数を
減少することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本考案を具体化した一実施例を示
し、第1図は扉に対するダストケースの取付け状
態を示す後方からの一部破断分解斜視図、第2図
は同じく前方からの一部破断分解斜視図、第3図
は扉に対するダストケースの取付部分を示す部分
側断面図、第4図は収納室及びダストケースの部
分平面図、第5図は水洗便所の平面図、第6図は
収納ボツクスの正面図、第7図は同じく側断面
図、第8図は扉が所定角度開かれた状態を示すダ
ストケース及び収納室の平面図であり、第9図は
従来の収納箱の取付構造を示す平面図である。 5……収納室、6……扉、18……掛止部とし
ての取付金具、23……収納箱としてのダストケ
ース、25……掛止凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面が開口された収納室5に扉6を開閉可能に
    設け、前記収納室5に収納される収納箱23を扉
    6に脱着可能に装着した収納箱の取付構造におい
    て、 前記収納室5の開口縁部に磁石27を設け、前
    記扉6の後面には、扉6の閉じ状態において前記
    磁石27に吸着される吸着板19と、同吸着板1
    9に一体化され且つその吸着面に近接して上方へ
    延びる掛止板20とからなる掛止部18を設け、
    前記収納箱23の前面に対し、収納箱23前面が
    扉6後面に近接した状態で前記掛止部18に掛止
    する掛止凹部25を形成したことを特徴とする収
    納箱の取付構造。
JP1987183527U 1987-11-30 1987-11-30 Expired - Lifetime JPH057996Y2 (ja)

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JP1987183527U JPH057996Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JPH0186896U JPH0186896U (ja) 1989-06-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811280Y2 (ja) * 1979-11-30 1983-03-02 松下電工株式会社 トイレ用収納棚
JPS5891995U (ja) * 1981-12-15 1983-06-22 松下電工株式会社 浴槽用枕の取付構造

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JPH0186896U (ja) 1989-06-08

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