JPH057987Y2 - - Google Patents

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JPH057987Y2
JPH057987Y2 JP20289186U JP20289186U JPH057987Y2 JP H057987 Y2 JPH057987 Y2 JP H057987Y2 JP 20289186 U JP20289186 U JP 20289186U JP 20289186 U JP20289186 U JP 20289186U JP H057987 Y2 JPH057987 Y2 JP H057987Y2
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curtain
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guide
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、窓の縁に沿つて案内レールを設け、
該案内レールに駆動ランナおよび遊動ランナを摺
動案内させ、駆動ランナにカーテンの端部を連結
するとともに、要所を遊動ランナで掛止し、駆動
ランナを移動させることによりカーテンを開閉す
るようにしたカーテンの開閉装置に関する。
「従来の技術」 日射や視線を遮るため、車両の窓等にカーテン
を設け、このカーテンを動力で開閉するようにし
たものが提案されている。
そのようなカーテンの開閉装置としては、例え
ば第10図および第11図に示すようなものがあ
る。
すなわち、窓1の上縁に沿つて案内レール2が
配設され、この案内レール2に駆動ランナ3およ
び遊動ランナ4,4……が摺動案内され、カーテ
ン5は上縁の先端部を駆動ランナ3に連結され、
上縁の要所を遊動ランナ4に掛止して垂下されて
いる。
そして、この従来例では、駆動ランナ3と遊動
ランナ4,4……とは一列の行列をなすよう案内
レール2に摺動可能に嵌合されている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来のカーテンの開
閉装置では、駆動ランナ3と遊動ランナ4とが直
列に並んでいるので、遊動ランナ4を案内レール
2の端に移動させてカーテン5を全開したとき、
遊動ランナ4の幅Hの分だけ駆動ランナは全開方
向に移動することができず、その分だけ引き残し
が生じ、窓1を十分に開放することができないと
いう問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、カーテンを最大限に開いて窓を
開放することができるようにして上記問題点を解
決したカーテンの開閉装置を提供することを目的
としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 案内レールに駆動ランナおよび遊動ランナを摺
動案内させ、駆動ランナにカーテンの端部を連結
するとともに、要所を遊動ランナで掛止し、駆動
ランナを移動させることによりカーテンを開閉す
るようにしたカーテンの開閉装置であつて、 前記案内レールは、その長手方向に沿い、極性
が交互になるよう永久磁石を連設した第1の案内
部と、該第1の案内部と平行に設けられる第2の
案内部とを形成し、 前記駆動ランナは、該永久磁石との間で磁気作
用をして直線駆動されるよう通電されるコイルを
備えて、該第1の案内部に摺動案内され、 前記遊動ランナは、該第2の案内部に摺動案内
されて、 前記遊動ランナと遊動ランナとが重畳し並んで
停止可能にしたことを特徴とするカーテンの開閉
装置に存する。
「作用」 カーテンを開くために駆動ランナを移動させる
と、全開時に駆動ランナと遊動ランナとが重畳し
て並び、遊動ランナが占めるスペースが不要にな
り、引き残し量は最小になり、窓は最大限に開放
されるものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
各図は本考案の一実施例を示しており、第8図
および第9図に示すように、窓Aにカーテン10
が設けられており、このカーテン10を横方向に
摺動して開閉するリニアモーター20が装着され
ている。
窓Aの開口の上にはリニアモーター20の一部
を構成する案内レール30が略水平に配設され、
案内レール30には駆動ランナ40と遊動ランナ
50,50……とが摺動可能に嵌合されている。
カーテン10の前縁の端部は駆動ランナ40に掛
止されている。
第1図〜第3図でわかるように、案内レール3
0は立壁状の案内壁31を間にして両側に、駆動
ランナ40が摺動案内される第1の案内部30a
と、遊動ランナ50が摺動案内される第2の案内
部30bとが形成されている。
第1の案内部30aは、下方に向け開口し、上
面部32と案内壁31に対向して内方に突出する
磁石支持部33を有する下向きの溝形断面をして
いる。案内レール30の磁石支持部33には、帯
状の連続磁性体34が保持されている。
連続磁性体34は一定のピツチで交互に着磁さ
れて極性の異なる永久磁石35,35……が形成
されており、各永久磁石35は第3図において左
右方向である厚さ方向に極性を有し、裏側にはヨ
ーク36が添設されている。
第2の案内部30bは、案内壁31から側方に
突出した突条であつて、先端に拡頭部37を有
し、頸部に案内溝38が形成されている。
第4図〜第6図に示すように、駆動ランナ40
はカーテン10の前縁の端部に連結されるもの
で、その頭部41が案内レール30の第1の案内
部30aの内部に挿通し、磁石支持部33の上面
である滑動面33aに頭部41の下面の滑動面4
1aがローラ等を介して摺動可能に乗つている。
頭部41から案内レール30の案内壁31に沿
つた被案内面部42が下方に延び、その下端に電
気素子等を収納する基部43が形成され、カーテ
ン10の端縁の端部を連結する掛止脚43a,4
3aが基部43に突設されている。
駆動ランナ40の頭部41から基部43にか
け、被案内面部42に沿つて案内レール30の長
手方向に対応するよう一対の扁平なコイル44,
45が案内レール30の連続磁性体34に対向し
て配設されている。
コイル44,45は移動時に永久磁石35,3
5……の磁束と直交する直線部44a,44b及
び45a,45bを有し、接続部44c,44c
および接続部45c,45cとでループを形成し
ている。
コイル44,45と被案内面部42との間には
ヨーク46が介装されている。ヨーク46は案内
レール30の永久磁石35とコイル44,45と
を間にして案内レール30のヨーク36と対向し
て磁気回路を構成している。
ヨーク46は、コイル44の直線部44aおよ
びコイル45の直線部45bに沿つた端片部46
a,46bと、コイル44の直線部44bおよび
コイル45の直線部45aに沿つた中間突出部4
6cと、それらの接続部46d,46eとにより
略E形をしている。
コイル44の中央部に第1のホール素子47
が、コイル45の中央部に第2のホール素子48
が配置されている。第1のホール素子47、第2
のホール素子48は周知のように、それに作用す
る磁束の方向により極性を反転する性質を有して
いる。
第7図に示すように、コイル44,45および
第1のホール素子47、第2のホール素子48に
はカーテン10の上縁に沿つて添着された通電線
11の支線41a,11bが接続されている。
遊動ランナ50は、上端に遊転ローラ51が枢
着され、遊転ローラ51に対向してその下に係合
突起52が突設され、下端に掛止フツク53を装
着して成る。掛止フツク53はカーテン10の上
縁を引つ掛けて掛止している。
駆動ランナ40と遊動ランナ50とは案内レー
ル30の案内壁31を間にした第1の案内部30
aと第2の案内部30bとに嵌合して案内されて
いるので、相互に重畳して横に並ぶことができ
る。
次に作用を説明する。
カーテン10の全閉状態から図示省略した操作
スイツチを開方向に操作し、通電線11に通電す
ると、支線11a,11bからリニアモーター2
0に送電がなされる。それに応じ、駆動ランナ4
0の位置により、第1のホール素子47および第
2のホール素子48は、そのときの永久磁石35
の磁極との位置関係による極性に従つて極性を反
転して出力する。
コイル44,45に電流が流れて、このコイル
44,45の直線部44a,44b,45a,4
5bに流れる電流と永久磁石35の磁束との相互
作用によりフレミングの左手の法則に従いコイル
44,45を移動させる力が発生し、それにより
駆動ランナ40がカーテン10を開くよう直線駆
動される。
駆動ランナ40の移動に従いコイル44,45
と永久磁石35,35との相互位置関係が変化し
ても、その変化による永久磁石35の磁束の反転
に応じて第1のホール素子47および第2のホー
ル素子48の出力によりコイル44,45への通
電が制御され、同一方向への駆動力が発生し続け
る。
第8図および第9図に示すように、カーテン1
0が全開したとき、遊動ランナ50,50……は
第2の案内部30bの終端で相互に連なつて列を
なす状態となるのに対し、駆動ランナ40は第1
の案内部30aに案内されてさらに終端まで走行
し、遊動ランナ50,50……に重畳した位置で
停止する。カーテン10の引き残しは列をなした
遊動ランナ50,50……のみとなる。
操作スイツチを閉操作して電流を逆方向にする
と、ランナ40は逆方向に駆動される。遊動ラン
ナ50,50……に重畳していた駆動ランナ40
はカーテン10の端部を引きながら全閉位置方向
に走行する。遊動ランナ50,50……は前縁が
引かれるに従つて伸びるカーテン10の上縁に従
い移動する。
「考案の効果」 本考案に係る車両用カーテンの開閉装置によれ
ば、駆動ランナと遊動ランナとがカーテンの全開
位置で重畳するようにしたから、引き残し量が最
小になり、窓が大きく開口し使い勝手がよく外観
のよいカーテンとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図はランナ近傍の要部斜視図、第2図は
第1図−線断面図、第3図は案内レールに沿
つた縦断面図、第4図はランナの正面図、第5図
はランナの背面図、第6図は第4図−線断面
図第7図は電気接続図、第8図はカーテンを全開
した窓の正面図、第9図は第8図のランナ近傍の
拡大図、第10図および第11図は従来例を示し
ており、第10図はカーテンを全開した窓の正面
図、第11図は第10図のランナ近傍の拡大図で
ある。 10……カーテン、11……通電線、20……
リニアモーター、30……案内レール、30a…
…第1の案内部、30b……第2の案内部、34
……連続磁性体、35……永久磁石、40……駆
動ランナ、44,45……コイル、47……第1
のホール素子、48……第2のホール素子、5
0,50……遊動ランナ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 案内レールに駆動ランナおよび遊動ランナを摺
    動案内させ、駆動ランナにカーテンの端部を連結
    するとともに、要所を遊動ランナで掛止し、駆動
    ランナを移動させることによりカーテンを開閉す
    るようにしたカーテンの開閉装置であつて、 前記案内レールは、その長手方向に沿い、極性
    が交互になるよう永久磁石を連設した第1の案内
    部と、該第1の案内部と平行に設けられる第2の
    案内部とを形成し、 前記駆動ランナは、該永久磁石との間で磁気作
    用をして直線駆動されるよう通電されるコイルを
    備えて、該第1の案内部に摺動案内され、 前記遊動ランナは、該第2の案内部に摺動案内
    されて、 前記駆動ランナと遊動ランナとが重畳し並んで
    停止可能にしたことを特徴とするカーテンの開閉
    装置。
JP20289186U 1986-12-29 1986-12-29 Expired - Lifetime JPH057987Y2 (ja)

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JPS63108386U JPS63108386U (ja) 1988-07-13
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