JPH0579595A - ホツトタツプ用フイツテイングを用いて装着するバルブ - Google Patents

ホツトタツプ用フイツテイングを用いて装着するバルブ

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JPH0579595A
JPH0579595A JP20964391A JP20964391A JPH0579595A JP H0579595 A JPH0579595 A JP H0579595A JP 20964391 A JP20964391 A JP 20964391A JP 20964391 A JP20964391 A JP 20964391A JP H0579595 A JPH0579595 A JP H0579595A
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shaft
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Minoru Nemoto
実 根本
Toshiaki Kawai
利昭 河合
Yasuo Unemoto
康生 畝本
Tomiyuki Kito
富之 鬼頭
Yoji Takanashi
洋治 高梨
Kazutaka Akao
一孝 赤尾
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Nippon Kokan Koji KK
JFE Engineering Corp
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Nippon Kokan Koji KK
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工事期間が短く、かつ、施工時刻に制限され
ないで、管路に挿入することのできるホットタップ用フ
ィッティングを用いて装着するバルブとする。 【構成】 弁59に伸縮継手管64を接続し、伸縮継手
管64にジャッキ66とバルブを吊り下げる支持軸70
を設け、ジャッキ66に上方に延出する操作軸67を設
け、弁59と伸縮継手管64の端部に管の端部に嵌合す
る受筒74を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットタップ工法によ
り管路に挿入するバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】既存の配管ラインにバルブを挿入するに
は、その配管ラインの流れを止めてバルブを挿入する方
法が最も容易であるが、需要家への連絡、使用状況調査
等に手間がかかるため、最近は管内圧力を降下させず、
かつ、流体の流れを止めずに、配管ラインにバルブを挿
入するホットタップ工法が行なわれており、その一例と
して、特公昭48−27244号公報に記載された工法
がある。
【0003】前記ホットタップ工法の概略を、図9ない
し図25により説明する。このホットタップ工法は、図
9に示すように、管5のバルブ挿入場所6の両側の地面
を開削し、管5のバルブ挿入場所6の上流側と下流側
に、フィッティング1・1を装着するが、このフィッテ
ィング1は、図10に示すように、上部フィッティング
2と下部フィッティング3に分かれており、上部フィッ
ティング2には、さらに、ネック部フィッティング17
が溶接23で取り付けてある。
【0004】このネック部フィッティング17には、フ
ランジ2a が設けてあり、このフランジ2a には、数個
所にねじ孔22が設けてあり、また、内縁に雌ねじ18
が設けてあり、この雌ねじ18には、シール栓4の雄ね
じ19が螺合するように形成されている。
【0005】前記上部フィッティング2と下部フィッテ
ィング3は、図11に示すように、管5の外周に、隅肉
溶接20で溶着すると共に、上部フィッティング2と下
部フィッティング3を突合わせ溶接21で接着する。
【0006】次に、図12に示すように、フランジ2a
の上にゲートバルブ7・穿孔機8を順次取り付け、ゲー
トバルブ7を開き、図示してない駆動源で、管5よりも
大径に形成された円筒状のカッター9を回転させ、流体
の流れている管5を切断する。そして、管5の切断した
部分は、カッター9内の保持具9a で保持して、カッタ
ー9と共に引き上げ、穿孔機8内に収容する。
【0007】次に、ゲートバルブ7を閉じ、穿孔機8を
ゲートバルブ7から取り外し、図13に示すように、ゲ
ートバルブ7に、ストッパー11を備えたストッピング
マシン10を取り付けて密閉し、再びゲートバルブ7を
開いて、前記ストッパー11を管5の切断部に挿入す
る。そして、この挿入するストッパー11は、図16に
示すように、スリット12の向きを、流体の流れている
側に向ける。
【0008】以上の切断とストッパー11の挿入を、そ
れぞれのフィッティング1毎に行ない、図14に示すよ
うに、両方のストッピングマシン10・10に設けてあ
るバイパス取出口15・15を連結してバイパス回路1
6を設ける。
【0009】そして、ストッパー11は図15に示すよ
うに、外表面にゴム14を貼り、スリット12を有する
円筒13から構成され、前記ゴム14の外径は、前記カ
ッター9の外径よりも小さい状態で管5の切断部に挿入
し、その後でストッピングマシン10を操作し、図示し
ていない機構で前記ストッパー11を半径方向に拡張し
て、ストッパー11のゴム14を切断部に密着させる。
【0010】そして、ストッパー11の具体的構造は前
記特公昭48−27244号公報に記載されている。そ
うすると、流体は上流側のストッパー11のスリット1
2から、そのストッパー11内に入り、上流側のストッ
ピングマシン10を通り、バイパス回路16から、下流
側のストッピングマシン10に入り、下流側のストッパ
ー11のスリット12から、下流側の管5に流れ、前記
フィッティング1・1間にある管5のバルブ挿入場所6
の流れは止まる。
【0011】そこで、管5のバルブ挿入場所6を切断し
て、図17に示すように、バルブ35を管5に介挿す
る。管5にバルブ35の介挿が終わったら、先の工程と
逆の作業を行なう。すなわち、ストッピングマシン10
を操作して、ストッパー11を縮小させ、ストッパー1
1をストッピングマシン10内に回収し、ゲートバルブ
7を閉ざし、バイパス回路16と、上流側及び下流側の
ストッピングマシン10・10を取り外す。
【0012】次に、図18に示すプラグ締め機38を、
前記ゲートバルブ7の上に装着するのであるが、このプ
ラグ締め機38には、軸39を回動自在に設け、この軸
39の先端部には、雄ねじ40が設けてあり、そして、
軸39の前記雄ねじ40の設けられた部分の上部は、図
21に示すように小径に形成され、さらに、前記小径に
形成された部分の上部には、大径の止め42が設けてあ
り、また、この軸39の両側部には、小径の部分から下
端部まで、平滑面45が形成されている。
【0013】そして、図21に示すように、前記軸39
に嵌合されるねじ締めフォーク37は、中央部に前記軸
39の雄ねじ40が螺合できる雌ねじ44が設けてあ
り、前記軸39に外嵌したねじ締めフォーク37は、回
転して雌ねじ44が雄ねじ40から螺脱しなければ、軸
39からねじ締めフォーク37が脱落しないように形成
されている。また、ねじ締めフォーク37の側部には、
貫通する螺孔49が設けてあり、この螺孔49には小ね
じ46が螺合されており、この小ねじ46によって軸3
9の回転がねじ締めフォーク37に伝達される。
【0014】ねじ締めフォーク37の下面には、図20
に示すように、一対の締結爪47が設けてあり、この締
結爪47は、後記するシール栓4をねじ込む向きにねじ
締めフォーク37を回動させたとき、図22に示すよう
に、締結爪47の先端側がシール栓4の凹部48に係合
できるよう下方に長く突出し、ねじ締めフォーク37を
逆転させたとき、図24に示すように、前記凹部48か
ら締結爪47の後端側が抜け出せるように、後端側を短
く突出するように形成して、締結爪47の下面が傾斜面
50となっている。
【0015】前記フィッティング1の上部を密閉するシ
ール栓4は、図18・図19に示すように、上面に2個
の凹部48が設けてあり、上端周縁に設けたフランジ状
部の下側には、Oリング25が外嵌され、その下方に雄
ねじ19が設けてある。
【0016】そして、前記軸39の雄ねじ40を設けた
部分の上部の小径に形成された部分に、図21に示すよ
うに、前記ねじ締めフォーク37を外嵌し、軸39とね
じ締めフォーク37が相互に回動しないように、小ねじ
46を、その先端部が前記平滑面45に軽く当接するよ
うにねじ込み、さらに、前記ねじ締めフォーク37と、
軸39の止め42の間に、図18に示すようにばね43
を介挿して、前記ねじ締めフォーク37を、下方に向け
て付勢する。
【0017】そして、図18に示すように、軸39の雄
ねじ40を、シール栓4の雌ねじ41に螺合し、ねじ締
めフォーク37の締結爪47を、シール栓4の凹部48
に係合して、前記プラグ締め機38の軸39に、前記シ
ール栓4を装着する。
【0018】前記のようにして、シール栓4を装着した
プラグ締め機38を、先に述べたように、ゲートバルブ
7に装着し、次に、ゲートバルブ7を開いて、プラグ締
め機38の軸39を前進させ、軸39を右回転させる
と、図22に示すように、ねじ締めフォーク37の締結
爪47の先端側が、シール栓4の凹部48に係合して、
シール栓4が回動され、図23に示すように、シール栓
4の雄ねじ19が、フィッティング1の雌ねじ18に螺
合して、シール栓4がフィッティング1に装着され、フ
ィッティング1の上部の開口を密閉する。
【0019】次に、軸39を逆向きに回転させると、図
24に示すように、締結爪47は下面の傾斜面50によ
り、シール栓4の凹部48から抜け出し、軸39の雄ね
じ40もシール栓4の雌ねじ41から螺脱するので、プ
ラグ締め機38の軸39は、ねじ締めフォーク37を装
着したまま、シール栓4から外れる。
【0020】そして、図25に示すように、プラグ締め
機38とゲートバルブ7を、フィッティング1から外し
て、管5内の流体の流れを止めずに行ったバルブ35の
装着が終る。さらに、バルブ35の周囲にコンクリート
ピット36を設けて、フィッティング1を設けた部分の
上面を、他の道路面等と同一平面に形成して工事を終わ
る。そうすると、道路面に突出物はなく、道路として使
用できるようになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の工法は、都
心部に埋設されている管5の工事では、道路交通の都合
上、夜間しか行えず、従って長い日数に渡って工事を行
うこととなり、周囲の居住者の生活の平静さを保つ点か
ら好ましいことではない。したがって、なるべく短い工
事期間が求められていた。
【0022】そして、バルブの挿入作業中は、その両側
をストッパー11にて管5内をシールし、流体をバイパ
ス回路16で流している。ところが、流体はストッパー
11のスリット12で断面積が減少し絞られて圧損が生
じ、また、バイパス回路16は管5よりも断面積が小さ
い。したがって、供給流量が低下するが、この流量低下
の時間が、バルブの管への溶接の間中続くこととなり、
施工時間に制限があった。
【0023】例えば、流体が都市ガスの場合には、都市
ガス消費量の少ない時を選択して夜間に行うか、又は冬
よりも夏に施工するというように施工時刻、時期に制約
されつつ作業するという問題があった。
【0024】本発明は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、工事期間が短く、かつ、施工時刻に制限されない
で、管路に挿入することのできるホットタップ用フィッ
ティングを用いて装着するバルブとすることを技術的課
題とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、弁59の一端
部に伸縮継手管64の一端部を接続し、伸縮継手管64
の両側に、伸縮継手管64を管軸方向に伸縮するジャッ
キ66を設け、このジャッキ66には、伸縮操作を行う
操作軸67を、上方に延出して設け、そして、前記伸縮
継手管64と弁59のいずれかに、支持軸70を上方に
延出して設け、前記弁59の他端部と伸縮継手管64の
他端部には、装着すべき管5に外嵌可能な受筒74をそ
れぞれ設け、前記受筒74の内側に設けた凹部76に、
管5の端面56に密接して当接するパッキン77を嵌入
してホットタップ用フィッティングを用いて装着するバ
ルブとした。
【0026】
【作用】本発明のホットタップ用フィッティングを用い
て装着するバルブは、次に記載するようにして、管5内
の流れを止めずに管5に装着するものである。
【0027】すなわち、管5の外周に、フィッティング
1(図3)を装着し、このフィッティング1のフランジ
2aの上に、従来公知のゲートバルブ7(図6)を取り
付け、ゲートバルブ7に、従来公知の穿孔機8(図1
2)を取り付け、ゲートバルブ7を開き、円筒状のカッ
ター9で管5に切断部55を形成する。
【0028】次に、カッター9と切断した部分を穿孔機
8内に引き上げて、ゲートバルブ7を閉じ、穿孔機8を
ゲートバルブ7から取り外す。次に、図4ないし図6に
示すシール用栓92の操作軸挿通孔97に、本発明のホ
ットタップ用フィッティングを用いて装着するバルブの
操作軸67を密嵌すると共に、シール用栓92の支持軸
挿通孔98に、支持軸70を密嵌して、ナット71で固
定し、シール用栓92の下側に、ホットタップ用フィッ
ティングを用いて装着するバルブを、吊り下げて装着す
る。
【0029】次に、前記シール用栓92のねじ孔96
に、図6に示す従来公知のプラグ締め機38の軸39を
螺着し、このプラグ締め機38を、前記閉ざされた状態
のゲートバルブ7の上に取り付ける。
【0030】次に、ゲートバルブ7を開き、図7に示す
ように、プラグ締め機38の軸39を下降させ、シール
用栓92を、フィッティング1の開口に設けた段部85
の上に、Oリング25を介して載置し、フィッティング
1の外周から螺嵌した止ねじ88をねじ込んで、シール
用栓92を固定して、フィッティング1の開口を密閉す
る。
【0031】次に、軸39をシール用栓92から螺脱し
て、プラグ締め機38とゲートバルブ7を、フィッティ
ング1から取り外す。次に、操作軸67を操作して、ジ
ャッキ66を伸長させ、受筒74を管5の端部に外嵌し
て、受筒74の凹部76に嵌入したパッキン77を、図
8に示すように、管5の端面56に密接させる。
【0032】そうすると、管5の流れを止めずに、管5
を切断し、この切断部55に、図8に示すように、バル
ブが挿入される。そして、図8に示す管5から、シール
用栓92,フィッティング1を取り外し、受筒74を管
5に隅肉溶接20し、ジャッキ66,支持軸70を取り
外すと、図2に示す如く、フィッティング1その他の付
属物の存在しない状態の管5に、バルブが挿入されたも
のとなる。
【0033】
【実施例】以下、図1ないし図11を用いて、本発明の
一実施例のホットタップ用フィッティングを用いて装着
するバルブの説明を行うが、その施工方法等について
は、前記した従来例と同様のところは、一部省略し、或
は、前記従来例の図を用いて説明する。
【0034】この実施例のホットタップ用フィッティン
グを用いて装着するバルブは、既設の管5内の流れを止
めずに、管5にフィッティング1を装着し、このフィッ
ティング1内の管5に切断部55を形成し、そして、前
記フィッティング1を利用して、管5の切断部55に装
着できるバルブである。
【0035】この実施例は、図1及び図2に示すよう
に、弁59は、弁ケースに断面円形の環状シールを介し
て収容した弁体60を、開閉軸61を90度回動するこ
とにより開閉できるように形成したものである。
【0036】この弁59の一端部に、蛇腹状に形成した
金属製の伸縮継手管64の一端部を、突合せ溶接21で
接続してある。前記伸縮継手管64の前端部と後端部の
両側に、固定板65が溶接して取り付けてあり、この前
端部と後端部の固定板65,65間には、前記伸縮継手
管64を、管軸方向に伸縮する一対のジャッキ66が取
り付けてある。
【0037】前記ジャッキ66には、ジャッキ66の伸
縮操作を行う操作軸67を、上方に延出して設けてあ
る。そして、伸縮継手管64の中央部の上面には、上端
部にねじを設けた支持軸70を上方に延出して設けてあ
る。
【0038】前記弁59の他端部と伸縮継手管64の他
端部には、装着すべき管5の端部に外嵌可能な口径に形
成した受筒74を、それぞれ設けてある。そして、前記
弁59の他端部に接続する受筒74は、突合せ溶接21
で接続し、伸縮継手管64の他端部の受筒74は、伸縮
継手管64と一体に接続して設けてある。
【0039】前記受筒74内には、前記管5内に嵌入可
能な外径に形成された内筒75が設けてあり、前記受筒
74と内筒75の接合部が、環状に形成された凹部76
となっている。
【0040】そして、前記受筒74が外嵌する管5の端
部は、切断部55によって形成される(図6)ものであ
り、この切断部55は、図12に示すように、円筒状の
カッター9で切断されるものである。
【0041】したがって、前記管5の端面56(図6,
図7)は、上面よりみて円弧状に形成されている。よっ
て、前記端面56に対向する受筒74の内側に形成した
凹部76は、前記円弧状に形成された端面56に合致す
る弧状に形成されている。そして、前記凹部76には、
前記端面56に密接して当接するパッキン77が嵌入し
てある。
【0042】そして、前記弁59は、別の構造の弁でも
よく、前記ジャッキ66は、固定板65に着脱可能に設
けてもよく、支持軸70は、弁59の側に設けてもよ
く、そして、着脱可能に設けてもよい。さらに、パッキ
ン77は、凹部76で保持するので、内筒75は必ずし
も必要なものではない。
【0043】この実施例のホットタップ用フィッティン
グを用いて装着するバルブは、次に記載するようにして
管5内の流れを止めずに、管5に装着するものである。
すなわち、管5の外周の上側より、図3に示すネック部
フィッティング17を設けた上側フィッティング80を
当接し、下側より下側フィッティング81を当接して、
図示してないボルトによって、上側フィッティング80
と下側フィッティング81を、管5に装着して、フィッ
ティング1を装着し、管5とフィッティング1間は、ゴ
ム製のシール82で密封する。
【0044】次に、フィッティング1のフランジ2aの
上に、図6に示す従来公知のゲートバルブ7を取り付
け、ゲートバルブ7に、図12に示すような従来公知の
穿孔機8を密封状態で取り付ける。
【0045】次に、ゲートバルブ7を開いて、円筒状の
カッター9を下降させ、管5を切断して図6にも示して
ある切断部55を形成する。そして、カッター9と管5
の切断した部分を、穿孔機8内に引き上げて、ゲートバ
ルブ7を閉じ、穿孔機8をゲートバルブ7から取り外
す。
【0046】次に、図4ないし図6に示すシール用栓9
2に形成された一対の操作軸挿通孔97に、ホットタッ
プ用フィッティングを用いて装着するバルブに設けた、
ジャッキ66を操作する操作軸67を密嵌する。
【0047】そして、前記シール用栓92の支持軸挿通
孔98に、前記ホットタップ用フィッティングを用いて
装着するバルブの支持軸70を密嵌して、ナット71を
螺合して支持軸70を固定し、シール用栓92の下側
に、ホットタップ用フィッティングを用いて装着するバ
ルブを、吊り下げて装着する。
【0048】次に、図6に示す従来公知のプラグ締め機
38の軸39を、前記シール用栓92に形成した底部の
閉ざされたねじ孔96に螺着する。そして、このプラグ
締め機38を、閉ざされた状態のゲートバルブ7の上に
取り付ける。
【0049】そして、ゲートバルブ7を開き、図7に示
すように、プラグ締め機38の軸39を下降させ、シー
ル用栓92を、フィッティング1の開口の段部85上に
下降させる。
【0050】そして、シール用栓92を前記段部85に
形成した環状凹溝86に嵌入してあるOリング25に圧
接させ、フィッティング1の外周に設けた8個の止ねじ
挿通孔87に、止ねじ88をねじ込んで、止ねじ88の
円錐状先端部89を、シール用栓92の円錐状凹部93
に圧接させて、シール用栓92をOリング25に圧接さ
せて固定し、フィッティング1の開口を密閉する。
【0051】次に、軸39をシール用栓92から螺脱し
て、プラグ締め機38とゲートバルブ7を、フィッティ
ング1から取り外す。そして、シール用栓92の外側よ
り操作軸67を操作して、ジャッキ66を伸長させて、
伸縮継手管64を伸長させ、受筒74を管5の端部に外
嵌し、内筒75を管5の端部内に挿入し、受筒74と内
筒75間の凹部76に嵌入したパッキン77に、図8に
示すように、管5の端面56を圧接させて密封する。
【0052】以上のようにして、管5の流れを止めず
に、管5を切断し、この切断部55に、図8に示すよう
に、ホットタップ用フィッティングを用いてバルブを装
着する。
【0053】そして、この実施例は、さらに、図8に示
す管5から、シール用栓92、フィッティング1を取り
外し、受筒74の先端部を管5に隅肉溶接20し、ジャ
ッキ66、支持軸70を取り外して、図2に示す如く、
フィッティング1その他の付属物の存在しない状態の管
5に、バルブが挿入されたものとなる。
【0054】さらに、前記プラグ締め機38の軸39は
支持軸70に装着するように形成することも可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】本発明のホットタップ用フィッティング
を用いて装着するバルブは、弁59に伸縮継手管64を
接続し、伸縮継手管64にジャッキ66を設け、ジャッ
キ66を伸縮する操作軸67を設け、バルブを吊り下げ
る支持軸70を設け、そして、弁59と伸縮継手管64
の端部に、管5の端部に嵌合する受筒74を設けたもの
である。
【0056】したがって、本発明のバルブは、管5の流
れを止めずに、管5を切断するのに使用したフィッティ
ング1を利用して管5の流れを止めずに、直接ホットタ
ップ工法で管5に挿入できるバルブである。
【0057】よって、管5にバルブを挿入するための工
事量が少なくなり、工事期間も短くできる。また、バイ
パス回路等の流量を大きく制限する装置を用いないの
で、工事中に流量低下が発生せず、管5内を流れる流体
の消費量の大きい時刻にも工事が可能であり、施工時刻
も制限されずに、管5に挿入できるバルブとなった。
【0058】そして、管5の流れを開閉する弁59の開
閉機構は、工場において形成できるものであるので、開
閉を繰り返しても密閉効果の低下しないものである。さ
らに、管5の端面56と受筒74間で、密封しているの
で、密封部分が少なく、漏洩が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図
【図2】本発明の一実施例を管に装着した状態の断面図
【図3】本発明の一実施例の装着に使用するフィッティ
ングの一実施例の分解斜視図
【図4】本発明の一実施例の装着に使用するシール用栓
の一実施例の斜視図
【図5】本発明の一実施例の装着に使用するフィッティ
ングの一実施例の要部の断面図
【図6】本発明の一実施例の装着状況を示す図
【図7】本発明の一実施例の装着状況を示す図
【図8】本発明の一実施例の装着状況を示す図
【図9】従来例のフィッティングを2箇所に装着した状
態を示す図
【図10】従来例のフィッティングの分解斜視図
【図11】従来例のフィッティングを管に装着した状態
を示す図
【図12】従来例の管を切断しようとする状態を示す図
【図13】従来例のストッパーの装着状況を示す図
【図14】従来例の管にバイパス回路を設けた状態を示
す図
【図15】従来例のストッパーの要部の斜視図
【図16】従来例の管にストッパーを装着した状態を示
す図
【図17】従来例の管にバルブを挿入した状態を示す図
【図18】従来例のプラグ締め機とシール栓を示す図
【図19】従来例のシール栓の斜視図
【図20】従来例のねじ締めフォークの裏面と表面を示
す斜視図
【図21】従来例のプラグ締め機の軸の要部とその軸と
ねじ締めフォークの要部を示す図
【図22】従来例のねじ締めフォークの係合状態を示す
【図23】従来例のフィッティングをシール栓で閉鎖し
た状態の要部を示す図
【図24】従来例のねじ締めフォークの離脱状態を示す
【図25】従来例の管にバルブの挿入が完了した状態を
示す図
【符号の説明】
5 管 59 弁 64 伸縮継手管 66 ジャッキ 67 操作軸 70 支持軸 74 受筒 76 凹部 77 パッキン
フロントページの続き (72)発明者 鬼頭 富之 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内 (72)発明者 高梨 洋治 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内 (72)発明者 赤尾 一孝 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁59の一端部に伸縮継手管64の一端
    部を接続し、伸縮継手管64の両側に、伸縮継手管64
    を管軸方向に伸縮するジャッキ66を設け、このジャッ
    キ66には、伸縮操作を行う操作軸67を、上方に延出
    して設け、そして、前記伸縮継手管64と弁59のいず
    れかに、支持軸70を上方に延出して設け、前記弁59
    の他端部と伸縮継手管64の他端部には、装着すべき管
    5に外嵌可能な受筒74をそれぞれ設け、前記受筒74
    の内側に設けた凹部76に、管5の端面56に密接して
    当接するパッキン77を嵌入したホットタップ用フィッ
    ティングを用いて装着するバルブ。
JP20964391A 1991-08-21 1991-08-21 ホットタップ用フィッティングを用いて装着するバルブ Expired - Lifetime JPH07107439B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102284581A (zh) * 2011-06-08 2011-12-21 南京三邦金属复合材料有限公司 制备多波膨胀节同轴度保证的方法
CN102305329A (zh) * 2011-08-31 2012-01-04 南京三邦金属复合材料有限公司 制备膨胀节装置垫块高度保证方法

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