JPH0579166U - ヘッダーブラケットの着脱容易なパイプバンド - Google Patents
ヘッダーブラケットの着脱容易なパイプバンドInfo
- Publication number
- JPH0579166U JPH0579166U JP3028692U JP3028692U JPH0579166U JP H0579166 U JPH0579166 U JP H0579166U JP 3028692 U JP3028692 U JP 3028692U JP 3028692 U JP3028692 U JP 3028692U JP H0579166 U JPH0579166 U JP H0579166U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- bracket
- wall
- pipe band
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建築物等の給湯給水配管工事において、ヘッ
ダーに配管を固定するために、構造が簡単且つ安価で、
窮屈な姿勢をしなくても着脱が容易なパイプバンドを提
供することを目的とする。 【構成】 従来のパイプバンドは逆U字形で、パイプを
跨いで両足端をブラケットの下面でネジで締めている
が、奥の方のネジには指も入り難いことと、両足のネジ
共に下から見上げる姿勢で作業することが必要であった
ため、能率が低かった。そのため本考案ではパイプバン
ドにテープ状板を使用し、奥側端は直角に曲げてブラケ
ットの角穴に挿入して引っ掛け、手前側端は折り曲げて
ボルト穴を開け、上からボルトを差し込みブラケットの
ネジ穴に締め込む。
ダーに配管を固定するために、構造が簡単且つ安価で、
窮屈な姿勢をしなくても着脱が容易なパイプバンドを提
供することを目的とする。 【構成】 従来のパイプバンドは逆U字形で、パイプを
跨いで両足端をブラケットの下面でネジで締めている
が、奥の方のネジには指も入り難いことと、両足のネジ
共に下から見上げる姿勢で作業することが必要であった
ため、能率が低かった。そのため本考案ではパイプバン
ドにテープ状板を使用し、奥側端は直角に曲げてブラケ
ットの角穴に挿入して引っ掛け、手前側端は折り曲げて
ボルト穴を開け、上からボルトを差し込みブラケットの
ネジ穴に締め込む。
Description
【0001】
本考案は建築物等における給排水管の配管工事において、ヘッダー又は配管を 支持するブラケットに乗せた管を、ブラケットの腕部に締付けるパイプバンドの 着脱が容易で早くできる構造に関する。
【0002】
建築物等の給排水管のヘッダーを支持し、又は配管工事に使用するブラケット は、多くの場合は室内の壁に取付けられるが、十分な強度を有することは勿論、 外観がよくコストも安価でなければならない。尚、ヘッダーは鋳造品で断面は円 、楕円、正方形等がある。従来のブラケット22は図3の正面図及び図4の側面 断面図に示すように、テープ状鉄板を断面L字形に曲げたものを更に上から見て コの字形に折り曲げ、中央部を壁12にボルト11で取付け、両側を壁側から直 角に突き出し、パイプ1を乗せる腕部8を構成する。パイプバンド23はU字形 ボルト等パイプ断面の上半分に合わせた形のボルトを使用し、パイプとの接触を 馴染ませるためプラスチックチューブを被せ、腕部8の方向調節のための長穴2 6にプラスチックシート25を介してU字形ボルト23のネジ部24を差し込み 、ナット29で締付ける構造になっている。
【0003】 しかしこのブラケット22を使用して工事すると、パイプ1の上からU字形ボ ルト23を嵌め込み、ナット29で締める時に、腕部8の下面壁倒のナットの位 置には指が入らずナットを締めるのに苦心して長時間を無駄にすることになる。 狭い理由はU字形ボルト23のネジ24が、腕部8の側面に近寄り過ぎているこ とと、その反対側に壁取付けホルト11のナットが存在するためである。もしボ ルト11を中央側に寄せるとすれば、ブラケット22の壁取付けが不安定になる おそれがあり、結局はブラケット22を大きくしなければならなくなる。それが 解決しても腰を屈めて下側からナットを締める仕事は容易ではない。
【0004】
本考案はブラケットにパイプを乗せて、パイプバンドが容易に着脱でき、且つ 屈んだ姿勢で上方に向かってのネジ締めをなくすヘッダー又は配管ブラケットの 構造を提供することを目的とする。
【0005】
本考案においては建築物等における給排水管の配管工事で、ヘッダー等壁に平 行で水平なパイプを支持するブラケットは、従来どおり平面図でコの字形とする が、各辺を異なった断面L字形に折り曲げる。その中央部は壁に取付けるためL 字形の垂直部を長くする。中央部の左右から壁に直角に腕部を突出し、腕部にパ イプを乗せてパイプバンドで締付ける。パイプバンドはテープ状鉄板を用いてパ イプの上半分に合わせて形成し、両端は外測に直角に折り曲げて足部を作る。壁 側の足部は腕部に設けた角穴を通って腕部の壁倒下面に引っ掛け、前側の足部は 腕部の上面で弾性あるワシヤを介して腕部に設けたメネジに上方からビスで締め る構造とする。
【0006】
ブラケットは1枚の鉄板から作るが各辺ごとにL字形に折り曲げるため、腕部 に比し中央部は高さを巾広く取れるので、壁取付け面積が大きくなりブラケット が安定である。またパイプバンドは壁側足部は腕部の角穴に、その端を上から差 し込むだけであるから著しく簡単になり、更に前側足部は上方からビスを捩じる だけで、腕部下面を覗き込む必要がなくなり姿勢的にも非常に楽に作業が出来る ようになった。更にパイプバンドはテーブ状であるからパイプへの馴染みがよく プラスチックチューブを被せる必要はない。
【0007】
図1は本考案に係わるブラケットの正面図であり、図2は側面断面図である。 1はパイプ、2はブラケットである。ブラケットの腕部8はパイプ1を支持しパ イプバンド3によって締付けている。パイプバンド3の下端は外方に直角に曲っ ていて、壁側足部4は腕部8の角穴6を通過して下面に差し込まれ、下面に引っ 掛かり、前側足部5は腕部8の上面に接し、弾性を有するワシヤを介して腕部8 に設けられたネジ穴10にビス9で締付けられる。 断面L字形にするための折り曲げは各辺毎に行われるので、壁12に接する面 積を従来より大きくでき、取付けホルト穴7の間隔もU字形ボルトのナット29 がなくなって、広げることができるので、壁取付けは従来より安定になった。
【0008】
本考案によればパイプバンドの壁側足部の取付けが著しく簡単になり、また前 側足部の取付けも体を屈めて上方に向く不自然な姿勢をとる必要がなく、上方か ら自然な姿勢でビスを捩じ込むだけになり、作業が極めて楽になった。それにつ れ作業時間が短縮され、パイプバンドの低価格と共に、コストの低減も可能にな った。またブラケット全体については壁取付け部の面積が拡張されたことにより 、安定度が非常に良くなった。
【図1】本考案に係わるブラケットの正面図
【図2】本考案に係わるブラケットのA−A側面断面図
【図3】従来のブラケットの正面図
【図4】従来のブラケットのB−B側面断面図
1 パイプ 2 ブラケット 3 パイプバンド 4 壁側足部 5 前側足部 6 角穴 8 腕部 9 ビス 11 壁取付けボルト 23 U字形ボルト 29 U字形ボルトのナット
Claims (1)
- 【請求項1】 建築物等における給排水管の配管工事に
おいて、壁に平行で水平なヘッダー又は配管を支持する
ブラケットのパイプバンドを、テープ状鉄板を用いてパ
イプ断面の上部に合わせて形成し、両端は外側に折り曲
げて足部とし、壁側の足部はブラケットの壁側から直角
に突出した腕部に設けた角穴を通って腕部の壁側下面に
引っ掛け、前側の足部は腕部の上面側にあって、弾性あ
るワシヤを介して腕部のネジ穴に上方からビスで締める
ヘッダーブラケットの着脱容易なパイプバンド
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3028692U JPH0579166U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | ヘッダーブラケットの着脱容易なパイプバンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3028692U JPH0579166U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | ヘッダーブラケットの着脱容易なパイプバンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579166U true JPH0579166U (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=12299481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3028692U Pending JPH0579166U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | ヘッダーブラケットの着脱容易なパイプバンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579166U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004082768A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
KR200465978Y1 (ko) * | 2010-08-20 | 2013-03-20 | 삼성중공업 주식회사 | 케이블 트레이 서포터 및 이를 구비한 선박 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528933U (ja) * | 1978-08-15 | 1980-02-25 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP3028692U patent/JPH0579166U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528933U (ja) * | 1978-08-15 | 1980-02-25 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004082768A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
KR200465978Y1 (ko) * | 2010-08-20 | 2013-03-20 | 삼성중공업 주식회사 | 케이블 트레이 서포터 및 이를 구비한 선박 |
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