JPH0579053A - バツクホー装着装置 - Google Patents

バツクホー装着装置

Info

Publication number
JPH0579053A
JPH0579053A JP23496691A JP23496691A JPH0579053A JP H0579053 A JPH0579053 A JP H0579053A JP 23496691 A JP23496691 A JP 23496691A JP 23496691 A JP23496691 A JP 23496691A JP H0579053 A JPH0579053 A JP H0579053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
taper
backhoe
pair
boss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23496691A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Aoki
剛 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP23496691A priority Critical patent/JPH0579053A/ja
Publication of JPH0579053A publication Critical patent/JPH0579053A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shovels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行車体の後部に、バックホーを強固に装着
する。 【構成】 走行車体1 の後部でかつ左右両側下方に、バ
ックホー30のフレーム31下部に取付けた装着部材32を上
方から係脱自在に係合して支える左右一対のフック部25
を設け、走行車体1 の後部でかつ車高中途の左右に、左
右方向に開口したテーパー挿通孔27A を有する左右一対
のボス筒27と該ボス筒27のテーパーピン挿入側で後開口
状とされた位置決め金具29とを固着して備え、該位置決
めの金具29に後方から嵌合する雌ネジ35A を有する左右
一対のボス筒35と該ボス筒35にねじ送り可能に螺合され
て前記テーパー挿通孔27A にテーパー嵌入する左右一対
のテーパーピン28を、バックホー30のフレーム31上部に
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホー装着装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】走行車体の後部に、バックホーを装着す
る技術として米国特許第4,056,250 号明細書に記載のも
のがある。この技術は、走行車体の後面に、上下にフッ
クを有する左右一対のブラケットを固着し、バックホー
のフレームを、前記ブラケットの上下フックにピンで装
着するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術に
おいて、ピンの挿脱で装着しており、ピンを介して車体
に作用する作業時の負荷が大きいバックホーの装着とし
ては、強度的に不足であり、車輪形トラクタに適用する
には無理があった。また、ピンの挿通部に所謂ガタがあ
り、作業時の負荷で当該ガタにおいてピンが振動し、早
期に折損、摩耗するという課題があった。
【0004】本発明は、バックホーのフレームを、ピン
の挿脱で装着するのに、ピンを所謂ねじ送りによるテー
パーでガタなくして嵌合できるようにしたバックホー装
着装置を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右の後輪フ
エンダ8 間に運転席9 を有する走行車体1 の後部に、バ
ックホー30のフレーム31を着脱自在に取付けるバックホ
ー装着装置において、前述の目的を達成するために、次
の技術的手段を講じている。すなわち、本発明は、前記
走行車体1 の後部でかつ左右両側下方に、バックホー30
のフレーム31下部に取付けた装着部材32を上方から係脱
自在に係合して支える左右一対のフック部25を設け、走
行車体1 の後部でかつ車高中途の左右に、左右方向に開
口したテーパー挿通孔27A を有する左右一対のボス筒27
と該ボス筒27のテーパーピン挿入側で後開口状とされた
位置決め金具29とを固着して備え、該位置決めの金具29
に後方から嵌合する雌ネジ35A を有する左右一対のボス
筒35と該ボス筒35にねじ送り可能に螺合されて前記テー
パー挿通孔27A にテーパー嵌入する左右一対のテーパー
ピン28を、バックホー30のフレーム31上部に備えている
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】バックホー30のフレーム31下部に取付けた装着
部材32を、走行車体1 の後部で左右両側下方に設けたフ
ック部25に上方から係合させた状態で、バックホー30の
フレーム31上部に設けた雌ネジ35A を有する筒ボス35を
位置決め金具29に嵌合し、左右一対のテーパーピン28
を、テーパー挿通孔27A にねじ送りによってテーパー嵌
入してガタなく取付け得る。
【0007】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。全体構成を示す図5、図6において、1はトラクタ
で示す走行車体であり、左右一対の前輪2 と左右一対の
後輪3 を有する。車体1 はエンジン4 の後部に連設した
ミッションケース5 等より構成され、エンジン4 および
この補器は、ボンネット5Aで被われている。
【0008】前輪2 は前車軸フレーム6 にセンターピン
で支持した前車軸7 に備えられ、後輪3 はステップ8Bを
有する後輪フエンダ8 で被われており、該後輪フエンダ
8 の間には運転席9 を備え、運転席9 の前方にはハンド
ル10を有する。なお、運転席9 は図外のシートサスペン
ション等によって前向と後向とに前後向変更自在であ
る。
【0009】車体1 の前後方向中間でやや前寄りには下
腹部メインフレーム11が横架状に固着され、このメイン
フレーム11は左右方向外方に突出する腕体11A を有し、
この腕体11A と前車軸フレーム6 とは連結ブラケット12
を介して互いに連結されている。腕体11A の外方端に
は、フロントローダ13のマスト14が取付けられており、
この左右一対のマスト14と前車軸フレーム6 の前部とは
連結ブラケット15, 16等を介してブレイス17で互いに連
結されている。なお、フロントローダ13は、左右一対の
ブーム18、およびブームシリンダ19等を備えてなる。
【0010】メインフレーム11における腕体11A と後車
軸ハウジング20とは補強フレーム21で互いに連結されて
おり、該補強フレーム21は車体1 の左右両側下方に配置
されて前後方向に沿わされている。補強フレーム21は金
属帯板で左右でそれぞれ2枚の帯板を備えており、該補
強フレーム21の後部には箱形中空断面の縦補強部材22の
下部が固着されており、この縦補強部材22は後輪フエン
ダ8 の内側立面に沿って上方に延伸されている。
【0011】縦補強部材22の長手方向中途部と補強フレ
ーム21の長手方向中途部とは筋違い部材23によって互い
に連結されており、これによって、側面視略三角枠状の
取付枠24とされており、この左右一対の取付枠24の三角
空間部24A に、後車軸ハウジング20が挿通されている。
なお、後輪フエンダ8 の下部は後車軸ハウジング20等に
取付けてある。
【0012】図1、2を併せて参照すると、取付枠24に
おける補強フレーム21後端すなわち、車体1 の後部でか
つ左右両側下方には左右一対のフック部25を有し、縦補
強部材22と筋違い部材23との交差連結部26の近傍すなわ
ち、走行車体1の後部でかつ車高中途の左右には左右一
対のボス筒27が横向で固着されている。左右一対のボス
筒27は左右方向に開口したテーパー挿通孔27A を有し、
このテーパー挿通孔27A にはねじ送りでテーパーピン28
が挿脱自在にテーパー嵌入自在である。
【0013】図1(A)(B)を参照してより具体的に説
明すると、筋違い部材23の後端に平面視コ字形の連結金
具23A を固着乃至連接し、該金具23A の一片にボス筒27
を溶接等で固着し、他片にボス筒27のテーパーピン挿入
側で後開口状とされた側面視コ字形の位置決め金具29が
溶接等で固着されている。取付枠24にバックホー30のフ
レーム31が前記テーパーピン28および下部の装着部材32
等を介して着脱自在に装着されている。
【0014】装着部材32はバックホー30におけるフレー
ム31の下部に横架状として固着された棒材であり、この
装着部材32が前記フック部25に上方から嵌脱自在に嵌合
し、前後方向の位置決めが可能とされていて、該装着部
材32はブラケット33を介してフレーム31に固着されてい
る。テーパーピン28はバックホー30におけるフレーム31
の上部に設けた左右一対の二又状ブラケット34に、雌ネ
ジ35A を有するボス筒35を固設し、このボス筒35の雌ネ
ジ35A にテーパーピン28のネジ部を螺合して備えられ、
テーパーピン28に備えたハンドル36を回動することでテ
ーパーピン28をボス筒35内でねじ送りによって進退自在
とされている。
【0015】なお、バックホー30は、左右一対の旋回シ
リンダ37で旋回される旋回フレーム38に、ブーム39等を
備えてなり、フレーム31には左右一対のアウトリガー40
を有している。従って、走行車体1 にバックホー30を装
着するには、装着部材32をフック部25に上方から嵌合し
てから、バックホー30のアウトリガー40を介してフレー
ム31を持上げ、テーパーピン28を有するボス筒35を位置
決め金具29に嵌入することでテーパーピン28とテーパー
挿通孔27A とを合致させた状態でハンドル36を回しての
ねじ送りでテーパーピン28をテーパー挿通孔27A にテー
パー嵌入してここに、ガタなくバックホー30のフレーム
31が装着される。
【0016】なお、バックホー30の取外しは、テーパー
ピン28の後退でテーパー挿通孔27Aより引抜き、装着部
材32をフック部25より離脱させてから、車体1 を前進す
ることでなされる。更に、図2から図6を参照すると、
後輪フエンダ8 の頂面8Aにはベース44B と立上り面44A
とからなる厚手のL字状ブラケット44が固着されてお
り、このブラケット44に縦補強部材22の上部を前後の三
角プレート45等を介して固着しており、更に、添板46を
介して正背面視で門形のロプス47の下部47A がブラケッ
ト44に固着され、ロプス47の高さ方向中途部と後輪フエ
ンダ8 の頂面8Aの前側との間を互いに連結してパイプ材
等よりなる手摺48が設けてあり、これによって、ロプス
47およびフエンダ8 を相互に補強している。なお、手摺
48は運転席9 の左右両脇に位置している。なお、ブラケ
ット44の立上り面44A と添板46とはボルト49で締結され
ている。
【0017】また、図7を参照すると、バックホー30に
おける旋回シリンダ37の取付手段が図解されている。図
7において、旋回シリンダチューブ37A の上下にトラニ
オン軸41を固着突設し、上下の旋回サポート42の下旋回
サポート42に軸受筒42A を設け、上旋回サポート42には
軸受筒42B と取付部42C を一体に形成したブラケット43
をボルト43Bで固着してなる。
【0018】すなわち、旋回シリンダチューブ37A の下
トラニオン軸41を下旋回サポート42の軸受筒42B にブシ
ュ等を介して嵌合した後、ブラケット43を図7の鎖線A
で示す姿勢から鎖線Bで示す姿勢にして軸受筒42B を上
トラニオン軸41にブシュ等を介して嵌合し、該トラニオ
ン軸41を中心にブラケット43を回動して取付部42C を上
旋回サポート42の下面に重合させてボルト43B で固着し
ている。
【0019】従って、図7で示す寸法Yと寸法LはY>
Lとされており、旋回サポート42の下面に取付部42C を
ボルト43B で固着することによって、トラニオン軸41等
に作用する外力等でボルト43B の緩むのを防止している
とともに、ブラケット43は旋回して取付けることで組付
も容易となっている。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、走行車体1
の後部でかつ左右両側下方に、バックホー30のフレーム
31下部に取付けた装着部材32を上方から係脱自在に係合
して支える左右一対のフック部25を設け、走行車体1 の
後部でかつ車高中途の左右に、左右方向に開口したテー
パー挿通孔27A を有する左右一対のボス筒27と該ボス筒
27のテーパーピン挿入側で後開口状とされた位置決め金
具29とを固着して備え、該位置決めの金具29に後方から
嵌合する雌ネジ35A を有する左右一対のボス筒35と該ボ
ス筒35にねじ送り可能に螺合されて前記テーパー挿通孔
27A にテーパー嵌入する左右一対のテーパーピン28を、
バックホー30のフレーム31上部に備えているので、バッ
クホー30をガタなく車体1 の後部に取付けることがで
き、しかも、その取付に際しての位置決めも確実である
から、取付作業が容易・迅速となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホー装着部の側面図と平面図である。
【図2】バックホー装着部の全体を示した側面図であ
る。
【図3】ロプス装着部の一部省略背面図である。
【図4】ロプス装着部の平面図である。
【図5】全体の側面図である。
【図6】全体の平面図である。
【図7】旋回シリンダ取付部の側面図である。
【符号の説明】
1 走行車体 8 後輪フエンダ 9 運転席 21 補強フレーム 22 縦補強部材 23 筋違い部材 24 取付枠 25 フック部 27 ボス筒 27A テーパー挿通孔 28 テーパーピン 29 位置決め金具 30 バックホー 31 バックホーフレーム 32 装着部材 35 雌ネジ付ボス筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の後輪フエンダ(8) 間に運転席(9)
    を有する走行車体(1) の後部に、バックホー(30)のフレ
    ーム(31)を着脱自在に取付けるバックホー装着装置にお
    いて、 前記走行車体(1) の後部でかつ左右両側下方に、バック
    ホー(30)のフレーム(31)下部に取付けた装着部材(32)を
    上方から係脱自在に係合して支える左右一対のフック部
    (25)を設け、走行車体(1) の後部でかつ車高中途の左右
    に、左右方向に開口したテーパー挿通孔(27A) を有する
    左右一対のボス筒(27)と該ボス筒(27)のテーパーピン挿
    入側で後開口状とされた位置決め金具(29)とを固着して
    備え、該位置決め金具(29)に後方から嵌合する雌ネジ(3
    5A)を有する左右一対のボス筒(35)と該ボス筒(35)にね
    じ送り可能に螺合されて前記テーパー挿通孔(27A) にテ
    ーパー嵌入する左右一対のテーパーピン(28)を、バック
    ホー(30)のフレーム(31)上部に備えていることを特徴と
    するバックホー装着装置。
JP23496691A 1991-09-13 1991-09-13 バツクホー装着装置 Pending JPH0579053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23496691A JPH0579053A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 バツクホー装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23496691A JPH0579053A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 バツクホー装着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0579053A true JPH0579053A (ja) 1993-03-30

Family

ID=16979045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23496691A Pending JPH0579053A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 バツクホー装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0579053A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107081581A (zh) * 2017-06-21 2017-08-22 常州胜威塑料有限公司 一种桶柄与容器桶的定位装配装置
WO2021059596A1 (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 株式会社クボタ 乗用管理機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107081581A (zh) * 2017-06-21 2017-08-22 常州胜威塑料有限公司 一种桶柄与容器桶的定位装配装置
WO2021059596A1 (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 株式会社クボタ 乗用管理機
JP2021048826A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 株式会社クボタ 乗用管理機
US12077103B2 (en) 2019-09-26 2024-09-03 Kubota Corporation Riding management machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100465185B1 (ko) 프레임형 트랙터
JP5162523B2 (ja) トラクタへの後作業機装着構造
JP2587144B2 (ja) トラクタの作業機取り付け構造体
JP4583116B2 (ja) 作業車
KR100540503B1 (ko) 롤오버 프로텍트 시스템부착 트랙터를 위한 보강프레임 구조
JP3561389B2 (ja) フロントローダ装着可能なトラクタ前部構造
JPH0579053A (ja) バツクホー装着装置
JP4671723B2 (ja) ローダ作業機
JPS6312199Y2 (ja)
JP2000110190A (ja) 着脱式フロントローダのスタンド格納構造
JP2831201B2 (ja) トラクタ後立枠装置の取り付け構造
JP4146295B2 (ja) 作業車
JPH047246Y2 (ja)
JP4675925B2 (ja) トラクタの補強枠構造
JPH04319123A (ja) バックホー装着装置
JPH0521558Y2 (ja)
JP2005016023A (ja) 作業車
JPS6219717Y2 (ja)
JP2719082B2 (ja) トラクタ車体の増強枠装置
JPH0745735B2 (ja) 走行車輌の作業機装着装置
JPH0220278Y2 (ja)
JP2000309940A (ja) ローダ作業機
JP2790588B2 (ja) トラクタの補助ステップ構造
JPH0512134Y2 (ja)
JP4580244B2 (ja) ホイールローダ