JP2000309940A - ローダ作業機 - Google Patents

ローダ作業機

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JP2000309940A
JP2000309940A JP11120015A JP12001599A JP2000309940A JP 2000309940 A JP2000309940 A JP 2000309940A JP 11120015 A JP11120015 A JP 11120015A JP 12001599 A JP12001599 A JP 12001599A JP 2000309940 A JP2000309940 A JP 2000309940A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクタの前部にフロントローダを装着した
ローダ作業機において、フロントローダのフレームにブ
レイスを設けなくてもよいローダ作業機を提供する。 【解決手段】 トラクタ2の車体4に、該車体4から左
右方向外方突出状に支持台15を設け、この支持台15
に、該支持台15から上方突出状にブーム支持体17を
設け、このブーム支持体17に、先端側にバケット14
を備えたブーム13の基端側を支持し、ブーム支持体1
7とブーム13との間に、ブーム13を揺動させるブー
ムシリンダ43を設け、車体4の側方に、支持台15及
び車体4に固定されたサブフレーム18を配置し、この
サブフレーム18とブーム支持体17とに亘って補強部
材48Rを固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】トラクタ等の走行車両にフロ
ントローダ等の作業装置を装着してなるローダ作業機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ローダ作業機として、トラクタの
前部にフロントローダを装着してなるものがあり、この
フロントローダとして、トラクタの車体前部に、該車体
から左右方向外方突出状に支持台を設け、この支持台
に、該支持台から上方突出状にブーム支持体を設け、こ
のブーム支持体に、先端側にバケットを備えたブームの
基端側を枢支すると共に、ブーム支持体から前下方に向
けて突出するブレイスの突出端部側を、エンジンから前
方に突出する前車軸フレームにボルト固定してなるもの
がある。
【0003】前記ブームは、該ブームとブーム支持体と
の間に介装されたブームシリンダによって上下揺動され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、ブレイスがトラクタのボンネットの側方に位置す
るので、該ブレイスが邪魔物となってボンネット内等の
メンテナンスがやりずらい、トラクタ運転者の前方視界
の妨げとなる等の問題がある。また、ブレイスがあると
外観上好ましくない。しかしながら、ブレイスが無い
と、ブームからブーム支持体に荷重が作用すると、ブー
ム支持体の下端の支持台への固定部分に応力が集中し、
強度上の問題を生じる。
【0005】そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、ブ
レイスを設けなくても、強度上の問題のないローダ作業
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、走行車両の車体に、該
車体から左右方向外方突出状に支持台が設けられ、この
支持台に、該支持台から上方突出状にブーム支持体が設
けられ、このブーム支持体に、先端側に作業具を備えた
ブームの基端側が支持され、ブーム支持体とブームとの
間に、ブームを揺動させるブームシリンダが設けられ、
車体の側方に、支持台及び車体に固定されたサブフレー
ムが配置され、このサブフレームとブーム支持体とに亘
って補強部材が固定されたことを特徴とする。
【0007】また、他の技術的手段は、走行車両の車体
に、該車体から左右方向外方突出状に支持台が設けら
れ、この支持台に、該支持台から上方突出状にブーム支
持体が設けられ、このブーム支持体に、先端側に作業具
を備えたブームの基端側が支持され、ブーム支持体とブ
ームとの間に、ブームを揺動させるブームシリンダが設
けられ、車体の側方に、支持台及び車体に固定されたサ
ブフレームが配置され、油圧機器を制御するコントロー
ルバルブを取り付けるためのバルブステーがサブフレー
ムとブーム支持体とに亘って固定されたことを特徴とす
る。
【0008】また、他の技術的手段は、走行車両の車体
前部に、該車体から左右方向外方突出状に支持台が設け
られ、この支持台に、該支持台から上方突出状にブーム
支持体が設けられ、このブーム支持体に、先端側に作業
具を備えたブームの基端側が支持され、ブーム支持体と
ブームとの間に、ブームを揺動させるブームシリンダが
設けられ、車体の側方に前後方向のサブフレームが配置
され、このサブフレームは前端側が支持台に固定され後
端側が車体に固定されており、油圧機器を制御するコン
トロールバルブを取り付けるためのバルブステーがサブ
フレームとブーム支持体とに亘って固定されたことを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、1は、トラクタ
(走行車両)2の前部にフロントローダ3を装着してな
るローダ作業機である。前記トラクタ2の車体4は、エ
ンジンの後方にクラッチハウジングを連結すると共に該
クラッチハウジングの後方にミッションケースを連結し
て主構成されてなり、操向輪となる左右一対の前輪7
と、駆動輪となる左右一対の後輪8とで走行可能に支持
されている。
【0010】エンジンは前部のボンネット5内に収納さ
れ、エンジンの下部左右側面には、該エンジンから前方
に突出する前車軸フレーム6がボルト等によって取付固
定されており、この前車軸フレーム6に前車軸、前車軸
ケース等を介して前輪7が支持されている。また、車体
4の後部(ミッションケースの後部)左右両側には、後
車軸等を介して後輪8を支持する後車軸ケース9が左右
方向外方突出状に固定されている。なお、車体4の後部
上方には運転席10が設けられ、運転席10の前方に
は、操縦ハンドル11が設けられている。
【0011】フロントローダ3は、フレーム12と、ブ
ーム13と、バケット(作業具)14とを備えて主構成
されている。フレーム12は、図1〜図4に示すよう
に、車体4の前部側方に、該車体4から左右方向外方突
出状に配置された支持台15と、この支持台15を車体
4に取付固定する取付ブラケット16と、前記支持台1
5に、該支持台15から上方突出状に設けられたブーム
支持体17と、車体4の側方に前後方向に配置されてい
て前端側が支持台15に固定され後端側が車体4後部に
固定されたサブフレーム18とを左右一対備えて主構成
されている。
【0012】支持台15は、本実施の形態では、左右方
向の軸心を有する円筒状のパイプ材からなり、この支持
台15の左右方向内端側が前記取付ブラケット16に溶
接等によって固定されており、この取付ブラケット16
は板材等から構成されていて車体4に取付固定されてい
る。なお、具体的には、取付ブラケット16は、前部が
前者軸フレーム6の側面にボルト等によって固定され、
後部の上部及び中途部が車体4に直接ボルト等によって
取付固定されており、左右の取付ブラケット16の後部
下部側は図示省略の連結フレームによって連結され、該
連結フレームは車体4の下面側に取付固定される。
【0013】前記ブーム支持体17は、支持台15の左
右方向外端側に固定されたメインフレーム19と、この
メインフレーム19に着脱自在に取り付けられるサイド
フレーム20とから主構成されている。メインフレーム
19は、左右の側壁19aと、背面壁19bとから平断
面前方に開放状のコ字形に形成されており、上下方向中
途部の前部側には、左右の側壁19aを貫通する左右方
向の支軸21が固定され、上部には左右の側壁19aを
貫通する挿通孔22が形成されている。また、メインフ
レーム19の下端側には、前記支持台15の左右方向外
端側が左右の側壁19aを貫通して溶接等により固定さ
れている。
【0014】なお、メインフレーム19の下部には、左
右の側壁19aを連結する補強板23が設けられ、メイ
ンフレーム19と取付ブラケット16との間には、メイ
ンフレーム19,取付ブラケット16,支持台15に溶
接等によって固定された補強板24,25が設けられて
いる。サイドフレーム20は、左右の側壁と、背面壁と
から平断面前方に開放状のコ字形に形成されており、左
右の側壁間に亘って補強板26,27が設けられると共
に、左右の側壁間下端前部側には嵌合部材28が設けら
れ、この嵌合部材28には、下方に向けて開放状の円弧
状凹部29が左右の側壁間に亘って設けられている。
【0015】なお、左右のサイドフレーム20は、その
上部間に亘って配置された図1に示すコネクタ41によ
って連結されている。図7に示すように、サイドフレー
ム20の、上部及び上下方向中途部の前後には、それぞ
れ左右の側壁を貫通する挿通孔31,32,33が形成
されている。そして、図2,図6,図8に示すように、
サイドフレーム20の凹部29がメインフレーム19の
支軸21に上方から嵌合した状態で、サイドフレーム2
0の上下方向中途部後部側の挿通孔33がメインフレー
ム19の挿通孔22に一致するようになっており、これ
ら挿通孔22,33に亘って連結ピン34を挿通するこ
とにより、サイドフレーム20がメインフレーム19に
対して固定されるようになっている。
【0016】なお、メインフレーム19の左右の側壁1
9aの内面側上部には、サイドフレーム20の外面側
の、挿通孔33の縁に設けたボス35が嵌合するボスガ
イド36が設けられている。前記連結ピン34の左右方
向外端側には、L字形の係合部材37が固定されてい
る。この係合部材37は、左右方向内方に向けて折曲さ
れてL字形とされており、一方、メインフレーム19の
左右方向外方側の側壁19aには、係合部材37の折曲
部分が挿通される挿通孔39が形成されており、メイン
フレーム19の左右方向外方側の側壁19aの内側で、
係合部材37にβピン等の抜け止め部材38を係合させ
ることで、連結ピン34が抜け止めされるように構成さ
れている。
【0017】また、サイドフレーム20をメインフレー
ム19から離反させる場合には、前記連結ピン34を挿
通孔22,33から抜脱させるが、サイドフレーム20
には、その左右方向外方側の側壁外面の上部後部側に、
円筒体で構成されたピンホルダ40が設けられており、
連結ピン34を挿通孔22,33から抜いたあとは、こ
のピンホルダ40に係合部材37の折曲部分を挿通させ
ると共に、係合部材37に抜け止め部材38を係合させ
て係合部材37をピンホルダ40から抜け止めすること
で、連結ピン34をピンホルダ40に保持させておく。
【0018】このように、不使用時に連結ピン34をピ
ンホルダ40に保持させておくことにより、連結ピン3
4の紛失防止が図られている。また、ピンホルダ40等
はトラクタ2に乗ったままで手が届く所に設けられてお
り、連結ピン34を、挿通孔22,33に対して抜き差
ししたり、ピンホルダ40に保持させたりするのは、ト
ラクタ2に乗ったまま行うことができるようになってい
る。前記ブーム13は左右一対設けられ、基端側(後端
側)がサイドフレーム20の挿通孔31に挿通されるピ
ンによって、サイドフレーム20に左右方向の軸心回り
に回動自在に枢着されており、ブーム13の先端側に
は、バケット14が左右方向の軸心回りに回動自在に枢
着されている。
【0019】また、左右のブーム13の前部側は連結パ
イプ42によって相互に連結されている。サイドフレー
ム20の挿通孔32形成部分は油圧シリンダの連結部と
されており、この連結部とブーム13の中途部とに亘っ
てブームシリンダ43が介装されていて、該ブームシリ
ンダ43の伸縮によってブーム13が上下揺動されるよ
うに構成されている。各ブーム13の前部上方側には、
バケットシリンダ44が配置され、このバケットシリン
ダ44の基端側はブーム13の中途部に枢着され、バケ
ットシリンダ44の先端側には一対のリンク45が枢着
され、一方のリンク45はバケット14に枢着され、他
方のリンク45はブーム13に枢着されていて、バケッ
トシリンダ44の伸縮によりバケット14がスクイ・ダ
ンプ動作されるように構成されている。
【0020】前記サブフレーム18は、長尺の板材によ
って形成され、車体4の下部側方に、前部から後部に亘
るように前後方向に配置されている。このサブフレーム
18の前部は、メインフレーム19と取付ブラケット1
6との間に配置され且つ支持台15に外嵌されて固定さ
れたブラケット46に溶接等によって固定されること
で、支持台15に連結固定されている。なお、ブラケッ
ト46をサブフレーム18に一体形成してもよい。ま
た、サブフレーム18の後端側は、後車軸ケース9等に
固定されたブラケット47にボルト等によって固定され
ることで、車体4に連結固定されている。
【0021】なお、サブフレーム18の後端側は、直接
車体4に固定してもよく、また、車体4側に取付固定さ
れる他の部材に固定してもよい。また、トラクタ2の後
部にバックホーを装着できるタイプのものでは、後車軸
ケース9に取付固定されるバックホー取付枠に、サブフ
レーム18の後端側を連結固定するようにしてもよい。
図3及び図4に示すように、メインフレーム19とサブ
フレーム18との間には、これらメインフレーム19
と、サブフレーム18及びブラケット46とに亘って溶
接等により固定された(メインフレーム19とサブフレ
ーム18とを連結する)板材等からなる補強部材48
L,48Rが設けられており、この補強部材48L,4
8Rによって、作業時等において、ブーム13側からメ
インフレーム(ブーム支持体17)19へと作用する荷
重をサブフレーム18へと分散させ、メインフレーム1
9の支持台15への固定部分の応力が大きくならないよ
うに構成されている。
【0022】これによって、ブレイスがなくても支障の
ないようになっている。そして、ブレイスを設けないこ
とで、トラクタ2のボンネット5内等のメンテナンスが
容易となり、視界の向上が図れ、外観も良好となる。こ
の補強部材48L,48Rは前記支軸21からサブフレ
ーム18の前部にかけて設けられており、該補強部材4
8L,48Rの左右方向外方側は、メインフレーム19
の左右方向内方側の側壁19a外面及び背面壁19b外
面に溶接固定されている。
【0023】また、左右一方(本実施の形態では右側)
の補強部材48Rの前部側は左右方向に幅広に形成され
ており、該補強部材48Rが、車体4にキャビン(図示
省略)を搭載する場合において、ブームシリンダ43及
びバケットシリンダ44を制御するコントロールバルブ
Bを取付固定するためのバルブステーとされている。し
たがって、フレーム12の右側では、バルブステーが補
強部材48Rを兼ねている。なお、車体4にキャビンを
搭載する場合、キャビン室内の運転席近傍に、コントロ
ールバルブBを操作する操作手段が設けられ、該操作手
段とコントロールバルブBとは、ワイヤ等によって連動
連結される。
【0024】図1及び図5に示すように、車体4にキャ
ビンを搭載しないときには、右側(左右一方)のメイン
フレーム19の上端側の左右方向内方側に固定されたバ
ルブステー49に、前記コントロールバルブBが取り付
けられると共に、このバルブステー49に、操作レバー
を有する操作手段50が取り付けられ、この操作手段5
0によってコントロールバルブBを操作することで、ブ
ームシリンダ43及びバケットシリンダ44が制御され
るようになっている。図5に示すように、右側のブーム
13の左右方向内方側の面及び連結パイプ42の上面側
には、圧油の供給・戻し用の油圧パイプ51,52が配
管されている。一方の油圧パイプ51は左右のバケット
シリンダ44用であり、他方の油圧パイプ52は左右の
ブームシリンダ43用であり、これら油圧パイプ51,
52の後端側はそれぞれ油圧ホース53,54を介して
コントロールバルブBに接続され、他端側はそれぞれ油
圧ホースを介してバケットシリンダ44、ブームシリン
ダ43に接続される。
【0025】油圧パイプ51,52の後端側は、後方に
向かうにしたがって下方に移行する傾斜状となるように
折曲されており、油圧カプラ55等を介して前記油圧ホ
ース53,54の前端側が接続されている。また、コン
トロールバルブBは後方に向かうにしたがって上方に移
行する傾斜状に配置されており、その上面側に圧油の出
入りポートが形成され、該ポートには45°アダプタ5
6が接続されていて、圧油の経路が前方に向かうように
向きが変えられ、このアダプタ56に前記油圧ホース5
3,54の後端側が油圧カプラ57等を介して接続され
ている。
【0026】前記構成のものにあっては、油圧パイプ5
1,52の後端側が下向きに折曲されると共にコントロ
ールバルブB側のポートに45°のアダプタ56を接続
することにより、油圧ホース53,54が下向きに湾曲
するように該油圧ホース53,54をたるませており、
油圧ホース53,54がブーム13から上方に突出しな
いように考慮されている。したがって、ブーム13を上
下揺動させても、油圧ホース53,54はブーム13の
上端縁よりも下方に納められ、上方に突出しないので、
ローダ作業機1を側方からみた場合の見栄えが非常によ
い。
【0027】前記油圧ホース53,54をたるませてい
るのは、前記サイドフレーム20をメインフレーム19
から離脱させる場合、ブームシリンダ43等を操作する
ことによりサイドフレーム20をメインフレーム19か
ら上方へと離脱させて行くことにより行われることか
ら、前記油圧ホース53,54は、サイドフレーム20
をメインフレーム19に取り付けた状態では、ある程度
の余裕のある長さに形成されているからである。また、
図9に示すように、油圧パイプ51,52の後端側をス
トレートに形成すると共に、コントロールバルブBのポ
ートに45°アダプタを設けないと、油圧ホース53,
54がブーム13から上方に突出するように上方に向か
って湾曲し、ローダ作業機1を側面からみた場合の見栄
えが悪く見苦しい。
【0028】なお、ブーム支持体17は、サイドフレー
ム20のみで構成し、このサイドフレーム20を支持台
15に溶接またはボルト等によって固定するようにして
もよく(すなわち、サイドフレーム20とメインフレー
ム19とを一体形成してもよく)、この場合、サイドフ
レーム20とサブフレーム18とに亘って補強部材が固
定される。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、走行車両の車体に、該
車体から左右方向外方突出状に支持台が設けられ、この
支持台に、該支持台から上方突出状にブーム支持体が設
けられ、このブーム支持体に、先端側に作業具を備えた
ブームの基端側が支持され、ブーム支持体とブームとの
間に、ブームを揺動させるブームシリンダが設けられ、
車体の側方に、支持台及び車体に固定されたサブフレー
ムが配置され、このサブフレームとブーム支持体とに亘
って補強部材が固定されたことにより、ブーム側からブ
ーム支持体側に作用する荷重をサブフレームへと分散さ
せることができ、ブーム支持体にブレイスを設けなくて
もよいローダ作業機を提供できる。
【0030】また、油圧機器を制御するコントロールバ
ルブを取り付けるためのバルブステーをサブフレームと
ブーム支持体とに亘って固定することにより、補強部材
とバルブステーとの兼用化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローダ作業機を右からみた側面図である。
【図2】右側のブーム支持体を左側からみた側面図であ
る。
【図3】図2のA−A線矢示断面図である。
【図4】左側のメインフレーム、補強部材等の図3に相
当する断面図である。
【図5】フロントローダの配管構造を示す側面図であ
る。
【図6】右側のブーム支持体を右からみた側面図であ
る。
【図7】右側のサイドフレームをメインフレームから離
脱させる際の側面図である。
【図8】ブーム支持体のピン連結部分の一部断面背面図
である。
【図9】比較例に係るフロントローダの配管構造を示す
側面図である。
【符号の説明】
2 トラクタ(走行車両) 4 車両 13 ブーム 14 バケット(作業具) 15 支持台 17 ブーム支持体 43 ブームシリンダ 48L 補強部材 48R 補強部材(バルブステー)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両の車体に、該車体から左右方向
    外方突出状に支持台が設けられ、この支持台に、該支持
    台から上方突出状にブーム支持体が設けられ、このブー
    ム支持体に、先端側に作業具を備えたブームの基端側が
    支持され、ブーム支持体とブームとの間に、ブームを揺
    動させるブームシリンダが設けられ、車体の側方に、支
    持台及び車体に固定されたサブフレームが配置され、こ
    のサブフレームとブーム支持体とに亘って補強部材が固
    定されたことを特徴とするローダ作業機。
  2. 【請求項2】 走行車両の車体に、該車体から左右方向
    外方突出状に支持台が設けられ、この支持台に、該支持
    台から上方突出状にブーム支持体が設けられ、このブー
    ム支持体に、先端側に作業具を備えたブームの基端側が
    支持され、ブーム支持体とブームとの間に、ブームを揺
    動させるブームシリンダが設けられ、車体の側方に、支
    持台及び車体に固定されたサブフレームが配置され、油
    圧機器を制御するコントロールバルブを取り付けるため
    のバルブステーがサブフレームとブーム支持体とに亘っ
    て固定されたことを特徴とするローダ作業機。
  3. 【請求項3】 走行車両の車体前部に、該車体から左右
    方向外方突出状に支持台が設けられ、この支持台に、該
    支持台から上方突出状にブーム支持体が設けられ、この
    ブーム支持体に、先端側に作業具を備えたブームの基端
    側が支持され、ブーム支持体とブームとの間に、ブーム
    を揺動させるブームシリンダが設けられ、車体の側方に
    前後方向のサブフレームが配置され、このサブフレーム
    は前端側が支持台に固定され後端側が車体に固定されて
    おり、油圧機器を制御するコントロールバルブを取り付
    けるためのバルブステーがサブフレームとブーム支持体
    とに亘って固定されたことを特徴とするローダ作業機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077473A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Kubota Corp フロントローダの取付体及び作業車
US7431553B2 (en) 2005-03-15 2008-10-07 Kubota Corporation Loader work machine

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