JPH0578876A - 真空洗浄方法と装置 - Google Patents

真空洗浄方法と装置

Info

Publication number
JPH0578876A
JPH0578876A JP24608991A JP24608991A JPH0578876A JP H0578876 A JPH0578876 A JP H0578876A JP 24608991 A JP24608991 A JP 24608991A JP 24608991 A JP24608991 A JP 24608991A JP H0578876 A JPH0578876 A JP H0578876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
tank
vacuum
cleaning liquid
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24608991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kubota
健 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON HEIZU KK
Original Assignee
NIPPON HEIZU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON HEIZU KK filed Critical NIPPON HEIZU KK
Priority to JP24608991A priority Critical patent/JPH0578876A/ja
Publication of JPH0578876A publication Critical patent/JPH0578876A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】良好な洗浄効果が得られる上に気化した有機溶
剤が大気中に拡散して消費するのを防止し、無公害、安
全で経済的な洗浄方法と装置を提供する。 【構成】密閉の洗浄槽2内を真空ポンプVP1 VP2
作動して真空にし、電磁弁9を開けて洗浄槽2内へ洗浄
液タンク20の洗浄液を供給するとともに加熱コイル5
で加熱して沸騰させ、ワークを煮沸洗浄した後、その沸
騰洗浄液を排液ポンプPを作動して洗浄液タンク20へ
戻し、次いで清浄液タンク25の清浄な洗浄液を噴射ノ
ズル7から噴射してシャワー洗浄してから真空乾燥を行
ない、真空の洗浄槽2内で煮沸洗浄とシャワー洗浄した
ワークを真空乾燥するようにした真空洗浄装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子部品、電気機器
部品、精密機械部品等を有機溶剤の洗浄液で真空洗浄す
る方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の有機溶剤の洗浄液によるワーク
(被洗浄物)の洗浄は、浸漬洗浄法と蒸気洗浄法が行な
われており、例えば、図3の簡略断面図に示す洗浄装置
が用いられている。
【0003】この洗浄装置は、3区画に画成した洗浄槽
50を設け、第1槽は超音波発生装置51を備えた温液
超音波侵漬槽52、第2槽は冷液侵漬槽53、第3槽は
加熱ヒータ55を有する蒸気洗浄槽54としていた。
【0004】そして、ワークの出し入れに邪魔にならな
いように洗浄槽50の上方の内周に冷却コイル56を配
設してここに冷水を流し、気化した有機溶剤を凝縮液化
して、溶剤を再び洗浄槽50へ戻すようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の洗浄装
置は、上部が開放した洗浄装置50に有機溶剤の洗浄液
を貯えているので、その表面から気化した溶剤が大気中
に拡散して次第に減少し、ランニングコストを高価にす
るとともに環境を汚染する問題がある。通常、洗浄に使
用されている溶剤の70%以上が大気中への拡散で消費
されていると言われており、この拡散防止が大きな課題
になっている。
【0006】フッソ系の有機溶剤であるフロンは、耐熱
性、不燃性に優れ、引火性や腐食性、毒性がないという
特徴があるので、電子部品等の洗浄剤として多用されて
いるが、フロンは大気中に放出されても分解されずに蓄
積し、10年近くかかって成層圏まで拡散していく。成
層圏に達したフロンは紫外線により分解されて次々とオ
ゾンを破壊する塩素原子を放出する。このオゾンホール
は地球の環境汚染の重大な問題であり、1989年1月
1日発効の「オゾンを減少させる物質に関するモントリ
オール議定書」により、1999年には原則として生産
量、消費量ともに1986年の50%以下に規制すると
決められており、2000年には全面的に廃止すること
が決定されている。
【0007】更に従来の洗浄装置においては、洗浄液を
第1槽で加熱、第2槽で冷却、第3層で加熱するのであ
るから、効率が悪くエネルギーの損失が大きい上に、第
2槽で冷却したワークを蒸気によって仕上洗浄と乾燥を
行なっているので蒸気洗浄に長時間を費やし、作業能率
も悪い。
【0008】そして、表面積の大きい薄板状のワークを
蒸気洗浄すると、ワークが短時間で蒸気温度に達するの
で蒸気による仕上洗浄が充分行なわれない。又、凹みの
あるワークを蒸気洗浄すると凹みに溜った凝縮液がその
ままワークとともに取り出される。この場合には溶剤の
損失だけでなく、取り出したワークの近くに熱源がある
と凝縮液の溶剤が分解して塩素ガスが発生する。塩素ガ
スは人体に猛毒である上にワークや建物等まで腐食する
ので大きな損失を招くことになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は斯かる従来の
課題を総て解消するものであって、本発明の洗浄方法
は、密閉の洗浄槽にワークを入れて減圧し、真空の洗浄
槽に洗浄液タンクの洗浄液を供給するとともに洗浄液を
加熱して沸騰させ、ワークを煮沸洗浄した後、その沸騰
洗浄液を前記洗浄液タンクに戻し、次いで清浄な洗浄液
をワークに噴射してシャワー洗浄してから真空乾燥を行
ない、真空の洗浄槽内で煮沸洗浄とシャワー洗浄したワ
ークを真空乾燥することを特徴とするものである。
【0010】又、本発明の洗浄装置は、洗浄液加熱コイ
ルと噴射ノズルを備えた密閉可能の蓋付洗浄槽と、洗浄
液を洗浄槽内へ供給.排出可能に接続した洗浄液タンク
と、洗浄後の汚れた洗浄液を清浄液に再生させる蒸留塔
と、排気を凝縮液化して有機溶剤を回収するベントコン
デンサを備えた清浄液タンクを配設し、前記洗浄槽と蒸
留塔を真空ポンプを介して接続して、真空の洗浄槽内で
煮沸洗浄とシャワー洗浄したワークを真空乾燥するよう
に構成したことを特徴とする真空洗浄装置である。
【0011】
【作用】この発明に係る洗浄方法と装置では、ワークは
密閉の真空洗浄槽で洗浄され、洗浄後の洗浄液は密閉の
洗浄液タンクに戻されて貯えられるのであるから気化し
た溶剤が大気中に拡散することはない。
【0012】ワークは真空排気された後、溶剤の洗浄液
に浸漬されるので微少隙間まで溶剤が浸透する。その洗
浄液が真空下で加熱されるので低温で沸騰し、ワークは
溶剤の激しい撹拌と泡の発泡と消泡のバブル現象の煮沸
で洗浄されるので油脂等の汚れは完全に溶解される。
【0013】そして万一洗浄後に洗浄液がワ〜クの凹み
等に溜っていても、真空乾燥の際に沸騰して蒸発するの
で乾燥が確実に行なわれる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の真空洗浄装置1の一実施例
を図面に基づいて説明する。
【0015】洗浄槽2は、槽本体3の上端部に蓋4が上
方に旋回自在に取付けられていて、蓋4を閉めたときに
は洗浄槽2が密閉される。洗浄槽2の下方の内周に温水
で加熱される加熱コイル5を設け、槽底に洗浄液排出用
電磁弁6が取付けてある。
【0016】洗浄槽2の上方の内周に設けた噴射ノズル
7が洗浄液注入用電磁弁8と連結されている。洗浄槽2
の上方には洗浄液供給用電磁弁9、蒸気排出用電磁弁1
0、排気用電磁弁11、大気導入用電磁弁12が取付け
てある。
【0017】密閉の蒸留塔14の上方に冷却コイル15
の冷水によって蒸気を凝縮液化するコンデンサ16を連
設し、下方には洗浄液を加熱する加熱コイル17が設け
てある。蒸留塔14内の洗浄液が蒸発して水位が低くな
ると、液面スイッチ18の検知によって制御弁19が開
いて洗浄液タンク20の洗浄液が蒸留塔14内へ供給さ
れ、所定の水位(図1の状態)になると、液面スイッチ
18の検知指令によって制御弁19が閉じるようになっ
ている。
【0018】蒸留塔のコンデンサ16で凝縮液化された
再生洗浄液は、樋21に集められてコンデンサ16に設
けた電磁弁22から流出する。蒸留塔14の底部には塔
内に濃縮した油脂等の混合汚液を取り出す汚液排出弁2
3が取付けてある。
【0019】密閉の清浄液タンク25の上方に冷却コイ
ル26の冷水で凝縮液化するベントコンデンサ27を連
設し、ベントコンデンサ27で液化した清浄な洗浄液が
清浄液タンク25に貯留されるようになっている。清浄
液タンク25と洗浄液タンク20を溢流導管28で接続
し、清浄液タンク25から溢れた清浄な洗浄液が、洗浄
液タンク20に流下するようになっている。
【0020】30A、30Bは、活性炭を充填した2塔
式吸着塔で、吸着塔30A、30B内に配設したコイル
31A、31Bの一方には冷水を流して冷却コイルと
し、他方には温水を流して加熱コイルとして使用され
る。吸着塔30A、30Bには、排気吸入用電磁弁32
A、32B、溶剤吸出用電磁弁33A、33Bと空気放
出用電磁弁34A、34Bが取付けてある。
【0021】排気吸入用電磁弁32A、32Bと前記ベ
ントコンデンサ27を排気導管35で接続し、溶剤吸出
用電磁弁33A、33Bとベントコンデンサ27を真空
ポンプVP1 、高真空ポンプVP2 を介して導管36、
37、38で接続されていて、真空ポンプVP1 VP2
を作動すると、気流が図1の矢印のように流れて排気中
に含まれている気化した溶剤が回収されるようになって
いる。
【0022】導管36に洗浄槽2の排気用電磁弁11の
導管を接続し、導管37に蒸留塔14の電磁弁22を接
続する。そして洗浄槽2の蒸気排出用電磁弁10と蒸留
塔のコンデンサ16が導管39で接続されていて、真空
ポンプVP1、VP2 の駆動によって洗浄槽2内と蒸留塔
14内が真空になる。
【0023】洗浄槽2の洗浄液供給用電磁弁9と洗浄液
タンク20を洗浄液導管40で接続し、洗浄液排出用電
磁弁6が排液ポンプPを介して洗浄液導管40に接続さ
れている。従って、電磁弁9を開けば洗浄液タンク20
の洗浄液が洗浄槽2へ供給され、電磁弁6を開けて排液
ポンプPを作動すると洗浄槽2内の洗浄後の洗浄液が洗
浄液タンクに戻される。
【0024】洗浄槽2の洗浄液注入用電磁弁8が清浄液
タンク25とシャワー導管42で接続されていて、電磁
弁8を開くと清浄液タンク25の清純な洗浄液が噴射ノ
ズル7から噴射してワークをシャワー洗浄する。
【0025】蒸留塔14の制御弁19が前記洗浄液導管
40と分岐導管41で接続されていて、洗浄後の汚れた
洗浄液が洗浄液タンク20から蒸留塔14に送られて再
生され、清純になった洗浄液がベントコンデンサ27、
清浄液タンク25を経て洗浄液タンク20に戻されるよ
うになっている。45は洗浄するワークを保持するため
の金網状のバスケットである。
【0026】斯かる構成の真空洗浄装置1の作用を、ト
リクロエチレンの洗浄液でワークを洗浄する場合につい
て、図2を参照して説明する。
【0027】トリクロエチレンの洗浄液で洗浄するとき
には、洗浄槽2の加熱コイル5、蒸留塔14の加熱コイ
ル17と一方の吸着塔例えば30Bの加熱コイル31B
は75℃の温水で加熱され、ベントコンデンサ27等の
冷却コイル15、26、31Aは冷水で冷却されてい
る。
【0028】洗浄するワークを入れたバスケット45を
洗浄槽2内へ装入し、蓋4をして密閉にした後直ちに洗
浄槽2と蒸留塔14内を真空にする。洗浄槽2の蒸気排
出用電磁弁10、コンデンサ16の電磁弁22、吸着塔
31Aの排気吸入用電磁弁32A、空気放出用電磁弁3
4A、吸着塔31Bの溶剤吸出用電磁弁33Bを開いて
真空ポンプVP1 VP2 を作動して洗浄槽2内を約30
Torrまで減圧する。
【0029】真空ポンプVP1 VP2 が作動すると図1
の矢印のように気流が流れ、真空ポンプの排気に含まれ
ていた溶剤は一方の吸着塔30Aの活性炭に吸着され、
清浄な空気だけが空気放出用電磁弁34Aから放出され
る。他方の吸着塔30Bの活性炭に吸着されていた溶剤
は加熱吸引によって活性炭から脱離され、ベントコンデ
ンサ27で凝縮液化されて清浄液タンク25内へ回収さ
れる。
【0030】約30Torrに減圧され真空排気中の洗浄槽
2の洗浄液供給用電磁弁9を開けると、洗浄液タンク2
0内の洗浄液が洗浄槽2内へ供給される。所定量供給さ
れてバスケット45のワークが浸漬すると(図1の仮想
線の水位)、図示しない液面スイッチに検知されて電磁
弁9が閉じられる。このときには、洗浄槽2内は約40
0Torrの真空となり、洗浄液タンク20の洗浄液は図1
の仮想線の水位まで下がる。
【0031】洗浄槽2内の洗浄液は加熱コイル5で加熱
されて昇温し、約60℃になると約400Torrの真空下
で激しく沸騰する。洗浄液の煮沸による激しい撹拌と、
泡の発泡、消泡のバブル現象でワークに付着していた油
脂等の汚れは完全に溶解される。
【0032】所定時間煮沸洗浄した後、洗浄槽2の蒸気
排出用電磁弁10を閉じるとともに洗浄液排出用電磁弁
6を開けて排液ポンプPを作動し、沸騰している洗浄液
を洗浄液タンク20へ戻す。
【0033】洗浄槽2内の洗浄液を排液ポンプPで排出
途中、又は全部排出したら洗浄液注入用電磁弁8を開け
て、噴射ノズル7から清浄液タンク5の清浄な洗浄液を
真空下のワークに噴射してシャワー洗浄する。シャワー
洗浄によってワークはきれいに仕上洗浄される。
【0034】洗浄槽2に洗浄液を供給して煮沸洗浄、シ
ャワー洗浄を行なっている間も、吸着塔30Bの溶剤を
脱離させてベントコンデンサ27で凝縮液化させる溶剤
の回収が行なわれているので、吸着塔30Bの活性炭に
吸着されていた溶剤は殆ど全部回収され、清浄液タンク
25の洗浄液は、純度の高い清浄な洗浄液となってい
る。
【0035】シャワー洗浄が終ると排液ポンプPを停止
し、洗浄液排出用電磁弁6、洗浄液注入用電磁弁8、コ
ンデンサ16の電磁弁22と吸着塔30Bの溶剤吸出用
電磁弁33Bを閉じ、洗浄槽2の排気用電磁弁11を開
けて洗浄槽2内を真空ポンプVP2 VP1 で高真空にし
て溶剤を気化蒸発させる。洗浄槽2内が1Torr程度迄減
圧したら排気用電磁弁11を閉じるとともに大気又は不
活性ガス導入用電磁弁12を開けて、約400Torrまで
戻し、これを数回繰り返す。排気用電磁弁11の開閉と
大気又は不活性ガス導入用電磁弁12の閉開を数回繰り
返して乾燥すると、ワークと洗浄槽2内の完全な乾燥と
脱臭が迅速に行なわれる。
【0036】真空ポンプVP2 の排気に含まれている溶
剤の一部は、ベントコンデンサ27で凝縮液化して回収
され、残りの排気に含まれた溶剤の全部が吸着塔30A
の活性炭に吸着され、空気だけが空気放出用電磁弁34
Aから放出される。
【0037】乾燥の終りに大気導入用電磁弁の全開で洗
浄槽2内を大気圧に戻した後、蓋4を開けてワークを取
り出す。
【0038】以上のように煮沸洗浄、シャワー洗浄、真
空乾燥のサイクルを繰り返して多数のワークの洗浄が行
なわれるが、排気に含まれている溶剤は吸着塔30Aの
活性炭に吸着して回収され、洗浄槽2から洗浄液タンク
20に戻された汚れた洗浄液は蒸留塔14で再生されて
使用されるので、洗浄液タンク20、清浄液タンク25
内の洗浄液は長期間使用することができる。
【0039】蒸留塔14の底部に濃縮した油脂等の混合
汚液は、定期的に(例えば月1〜2回程度)汚液排出弁
23を開けて排出し、洗浄液タンク20へ新しい溶剤
(洗浄液)を補給する。
【0040】上記実施例における洗浄槽2等の加熱コイ
ル5、17等の温水の温度は、溶剤の真空下の沸点に応
じて設定され、洗浄液は、塩素系、フッソ系の総ての有
機溶剤が使用できる。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、ワークを真空の洗浄
槽内で煮沸洗浄し、清純な洗浄液でシャワー洗浄するの
で、完全な洗浄が行なわれて極めて良好な洗浄効果が得
られる。そして密閉の真空洗浄槽でワークを洗浄し、洗
浄後の洗浄液は密閉の洗浄液タンク等に収容されて大気
に曝されないので、溶剤が気化して大気中に拡散して消
費することがない。従って、有機溶剤の消費量が大幅に
削減されて経済的である上に、無公害で安全であり、総
ての有機溶剤を安心して経済的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の一実施例を示す洗浄装置の簡略断面図で
ある。
【図2】トリクロエタンの洗浄液でワークを洗浄したと
きの洗浄槽内の圧力線図である。
【図3】従来の洗浄装置の一例を示す簡略断面図であ
る。
【符号の説明】
1……洗浄装置 2……洗浄槽 5……加熱コイル 7……噴射ノズル 14…蒸留塔 16…コンデンサ 20…洗浄液タンク 25…清浄液タンク 27…ベントコンデンサ VP1 真空ポンプ VP2 高真空ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機溶剤の洗浄液でワークを洗浄する方
    法であって、密閉の洗浄槽にワークを入れて減圧し、真
    空の洗浄槽に洗浄液タンクの洗浄液を供給するとともに
    洗浄液を加熱して沸騰させ、ワークを煮沸洗浄した後、
    その沸騰洗浄液を前記洗浄液タンクに戻し、次いで清浄
    な洗浄液をワークに噴射してシャワー洗浄してから真空
    乾燥を行ない、真空の洗浄槽内で煮沸洗浄とシャワー洗
    浄したワークを真空乾燥することを特徴とする真空洗浄
    方法。
  2. 【請求項2】 真空の洗浄槽内を更に減圧して高真空に
    した後復圧して低真空にする、真空圧の減圧と復圧を複
    数回繰り返してワークの真空乾燥をすることを特徴とす
    る請求項1の真空洗浄方法。
  3. 【請求項3】 有機溶剤の洗浄液でワークを洗浄する装
    置であって、洗浄液加熱コイルと噴射ノズルを備えた密
    閉可能の蓋付洗浄槽と、洗浄液を洗浄槽内へ供給.排出
    可能に接続した洗浄液タンクと、洗浄後の汚れた洗浄液
    を清浄液に再生させる蒸留塔と、排気を凝縮液化して有
    機溶剤を回収するベントコンデンサを備えた清浄液タン
    クを配設し、前記洗浄槽と蒸留塔を真空ポンプを介して
    接続して、真空の洗浄槽内で煮沸洗浄とシャワー洗浄し
    たワークを真空乾燥するように構成したことを特徴とす
    る真空洗浄装置。
JP24608991A 1991-09-25 1991-09-25 真空洗浄方法と装置 Withdrawn JPH0578876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24608991A JPH0578876A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 真空洗浄方法と装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24608991A JPH0578876A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 真空洗浄方法と装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0578876A true JPH0578876A (ja) 1993-03-30

Family

ID=17143329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24608991A Withdrawn JPH0578876A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 真空洗浄方法と装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0578876A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07243073A (ja) * 1994-02-28 1995-09-19 Nippon Enbairo Kogyo Kk 洗浄装置
JPH0975873A (ja) * 1995-09-19 1997-03-25 Japan Field Kk 被洗浄物の洗浄及び乾燥方法
JP2011242035A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Act Five Kk 真空乾燥装置
JP5676033B1 (ja) * 2014-04-15 2015-02-25 ジャパン・フィールド株式会社 被洗浄物の洗浄方法
CN111842320A (zh) * 2020-06-09 2020-10-30 上海天粹自动化设备有限公司 一种有机溶剂真空汽相清洗设备及清洗方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07243073A (ja) * 1994-02-28 1995-09-19 Nippon Enbairo Kogyo Kk 洗浄装置
JPH0975873A (ja) * 1995-09-19 1997-03-25 Japan Field Kk 被洗浄物の洗浄及び乾燥方法
JP2011242035A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Act Five Kk 真空乾燥装置
JP5676033B1 (ja) * 2014-04-15 2015-02-25 ジャパン・フィールド株式会社 被洗浄物の洗浄方法
JP2015202463A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 ジャパン・フィールド株式会社 被洗浄物の洗浄方法
CN111842320A (zh) * 2020-06-09 2020-10-30 上海天粹自动化设备有限公司 一种有机溶剂真空汽相清洗设备及清洗方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5232476A (en) Solvent recovery and reclamation system
US5715612A (en) Method for precision drying surfaces
US5752532A (en) Method for the precision cleaning and drying surfaces
US3308839A (en) Method and apparatus for cleaning objects with solvent
KR100481858B1 (ko) 공비혼합 효과를 이용하여 반도체기판을 건조시키는 장비및 상기 장비를 사용하는 건조방법
JPH0578876A (ja) 真空洗浄方法と装置
KR100530019B1 (ko) 용제 재생기가 장착된 세정장치
JP2902989B2 (ja) 洗浄装置
JP2000237706A (ja) 単一の処理槽を用いた真空洗浄乾燥方法及び装置
WO2006030560A1 (ja) 基板処理法及び基板処理装置
JP6526858B2 (ja) 洗浄液蒸留再生装置、部品洗浄装置、及び、洗浄液の蒸留再生方法
JP2784159B2 (ja) 被洗浄物の洗浄方法及びその装置
JP7120592B2 (ja) 真空蒸気洗浄方法
US5346534A (en) Process for treating an article with a volatile fluid
JP3278781B2 (ja) 密閉式溶剤洗浄回収方法及びその装置
JP3445496B2 (ja) 部品洗浄装置
JPS60174889A (ja) 洗浄装置
JP3964862B2 (ja) 洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法
JP3519488B2 (ja) 有機溶剤による金属部品洗浄装置
JP4683773B2 (ja) 発泡性液の蒸発濃縮方法
JP2000000534A (ja) 水系洗浄処理システム
JP3009006B2 (ja) 半導体基板の乾燥装置
JP3184672B2 (ja) 金属品洗浄方法及び金属品洗浄装置
JP2001170579A (ja) 半田ボールの真空洗浄乾燥方法及び装置
JP2017006855A (ja) 洗浄液蒸留再生装置、部品洗浄装置、及び、洗浄液の蒸留再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203