JPH0578470B2 - - Google Patents

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JPH0578470B2
JPH0578470B2 JP62100805A JP10080587A JPH0578470B2 JP H0578470 B2 JPH0578470 B2 JP H0578470B2 JP 62100805 A JP62100805 A JP 62100805A JP 10080587 A JP10080587 A JP 10080587A JP H0578470 B2 JPH0578470 B2 JP H0578470B2
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JP
Japan
Prior art keywords
assembly
vehicle
assembly line
headlamp
vehicle front
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62100805A
Other languages
English (en)
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JPS63265786A (ja
Inventor
Toshiaki Sakurai
Ryoji Noguchi
Ko Nagasawa
Ken Ikeda
Minoru Sanpei
Tsutomu Sagehashi
Jujiro Minagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP62100805A priority Critical patent/JPS63265786A/ja
Publication of JPS63265786A publication Critical patent/JPS63265786A/ja
Publication of JPH0578470B2 publication Critical patent/JPH0578470B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、自動車の製造方法、特にヘツドラン
プの照射配光測定および調整を含む自動車の製造
方法に関する。
(2) 従来の技術 従来、ヘツドランプの照射配光測定および調整
は、たとえば特開昭54−80939号公報で開示され
ているように、自動車を完成させた状態で行なう
のが一般的である。
(3) 発明が解決しようとする問題点 ところが、完成車の状態で照射配光の測定およ
び調整を行なうと、次のような問題がある。すな
わち、(a)ヘツドランプが点灯しないことを発見し
たときに、どの時点で不良となつたのかが判らな
い。(b)ヘツドランプの締付けが、組立てラインと
検査ラインとで2度必要であり、能率が劣る。(c)
照射配光測定装置まで完成車を運転してセツトす
る必要があり、作業員が余分に必要となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、自動車の組み立てラインの途中で照射配光
の測定および調整を行なうことにより、前記諸問
題を解決した自動車の製造方法を提供することを
目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明方法によれば、フロントフエンダ、ボン
ネツトおよびバルクヘツド等で構成されて主要シ
エル部とは分離したフロントボデイにヘツドラン
プを含む各種部品を組付けて成る車両前部組立体
を、タクト搬送フロアコンベア上を移動するパレ
ツト治具上で組立てるとともに、ヘツドランプの
フロントボデイへの組付け時にその照射配光の測
定および調整を行ない、組立てた車両前部組立体
を主要シエル部に結合する。
(2) 作用 上記方法によると、ヘツドランプの照射配光測
定および調整を、主要シエル部とは分離したフロ
ントボデイへのヘツドランプの組付け時に行なう
ので、断線等の不良を早期に発見することが可能
となり、また主要シエル部とは分離した状態にあ
る車両前部組立体は比較的軽量であるから位置調
整が容易であり、しかもヘツドランプの締付け作
業が一度ですみ、運搬のための人手も不要とな
る。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、自動車組立工場
における2階2Fには、室内ユニツト組付ライン
1と、車両前部組付ライン5と、ドア組付ライン
6と、主要シエル部組付ライン7とが、相互に独
立して配置され、1階1Fには、フロア組付ライ
ン2と、前部足まわり組付ライン3と、後部足ま
わり組付ライン4とが相互に独立して配置され
る。
かかる組付ライン1〜7での組付にあたつて自
動車のボデイは、略平面状となる複数のボデイ構
成部材、たとえばアンダーボデイB1、フロント
フエンダB2、ルーフパネルB3、サイドパネル
B4、ボンネツトB5、ドアB6、トランクリツ
ドB7、リヤパネルB8を等を、締付け、かしめ
および接着等の溶接を除く結合構造により結合し
て構成されるものであり、各構成部材B1〜B8
は、予め図示しない塗装ラインで塗装された状態
で準備される。
2階2Fには、室内ユニツト8を1階1Fに降下
させるための開口部9が設けられており、室内ユ
ニツト組付ライン1はその開口部9に向つて一直
線状に設定される。この室内ユニツト組付ライン
1は、車室内に配置される部品を相互に組付けて
一体化するものであり、第2図で示すように、支
持パネル10上に、インストルメントパネル1
1、前部座席シート12、後部座席シート13、
コンソールボツクス14および図示しない各種ペ
ダルなどが順次組付けられている。ここで支持パ
ネル10は、室内ユニツト8を組立てるために特
別に準備されたものであり、室内ユニツト8を構
成するのに必要な強度を有するように形成され
る。
フロア組付ライン2は、前記開口部9の下方位
置を終端位置として一直線状に設定されており、
このフロア組付ライン2では、シヤシとフロアパ
ネルとを溶接結合して成るアンダーボデイB1
に、ダツシユボード15や図示しないパワーステ
アリング用油タンク、オートクルーザアクチユエ
ータ、ヒータリレーボツクス、ヒータバキユーム
タンクおよびイグニツシヨンコイル等を組付けて
フロア組立体16が組立てられる。
開口部9から1階に下降される室内ユニツト8
は、フロア組立体16に結合され、これにより室
内ユニツト結合体17が構成される。
前記足まわり組付ライン3および後部足まわり
組付ライン4は、1階1Fにおいてフロア組立ラ
イン2に平行な一直線状で相互に対向するように
設定、配置される。
前記足まわり組付ライン3は、前車輪18、フ
ロントサスペンシヨン19およびエンジン20等
を相互に組付けて前記足まわり組立体21を構成
するものであり、後部足まわり組付ライン4は、
後車輪22、リヤサスペンシヨン23、燃料タン
ク24および排気装置25等を相互に組付けて後
部足まわり組立体26を構成するものであり、両
組立体21,26を相互に結合して足まわり組立
体27が構成される。
足まわり組立体27は、室内ユニツト結合体1
7と結合され、それにより車両下部28が構成さ
れる。
一方、2階2Fに設定された主要シエル部組付
ライン7では、サイドパネルB4、ルーフパネル
B5、リヤパネルB8、トランクリツドB7等の
組付けや、フロントガラスやリヤガラスの取付け
等が行なわれ、これにより主要シエル部31が構
成される。
またドア組付ライン6は、タクト搬送あるいは
連続搬送とされたオーバヘツドコンベアを用い
て、ドアB6にシールラバー、バーネス類および
ドアガラス等を取付けてドア組立体32を構成す
るものであり、主要シエル部31の左右両側にド
ア組立体32がそれぞれ組立けられる。
さらに、車両前部組付ライン5では、フロント
フエンダB2、ボンネツトB5およびバルクヘツ
ドからなるフロントボテイBFに、ラジエータタ
ンク、バンパーおよびヘツドランプ45などの各
種部品を組付けて車両前部組立体33を構成する
ものであり、この車両前部組付ライン5で組立て
られた車両前部組立体33と主要シエル部31と
を相互に結合して車両上部34が構成される。
第3図において、車両前部組付ライン5は、タ
クト搬送フロアコンベア46上を移動する治具パ
レツト47上に、車前部部組立体33を組立てる
ものであり、室内ユニツト組付ライン1、フロア
組付ライン2、前部足まわり組付ライン3、後部
足回り組付ライン4および主要シエル部組付ライ
ン1では、それらの組付状態に応じて電車型フロ
アコンベアまたはフリーフローコンベアによるタ
クト搬送が行なわれる。
また車両前部組付ライン5の後端付近に設定さ
れた位置Pには、昇降可能なスクリーン51を含
む従来周知の照射配光測定装置52が配設されて
おり、組立完了後の車両前部組立体33における
ヘツドランプ45の光をスクリーン51に照射す
ることにより照射配光の測定と、その測定に基づ
くヘツドランプ45の調整が行なわれる。
2階2Fには、1階1Fにおける車両下部28の
組立位置に対応して開口部35が設けられてお
り、この開口部35から車両上部34を降下させ
て前記車両下部28と結合することにより、自動
車36が最終的に組立てられる。
車両下部28と車両上部34との結合にあたつ
ては、たとえば第4図に示すような結合構造が用
いられる。すなわち、車両下部28を構成するア
ンダボデイB1と、車両上部34を構成するサイ
ドパネルB4とは、それらの間に接着剤37を介
在させて相互に嵌合され、アンドボデイB1およ
びサイドパネルB4に相互に対応して穿設された
透孔38,39に、拡径部40aを下方にしたり
ベツト40が挿通され、リベツト40内に挿通さ
れているピン41を下方に引抜くことにより、リ
ベツト40の上部が拡径される。したがつてアン
ダボデイB1およびサイドパネルB4がリベツト
40で相互に結合されながら接着剤37で接着さ
れることになり、これによつて車両下部28およ
び車両上部34を相互に結合して自動車36が組
立てられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、ボ
デイは略平面状となる複数のボデイ構成部材B1
〜B8を締付け、かしめおよび接着などの溶接を
除く結合構造で結合して構成されるので、各ボデ
イ構成部材B1〜B8をそれぞれ個別に塗装した
後にボデイの組立を行なうことができる。このた
め塗装工程では、各ボデイ構成部材B1〜B8を
ほぼ水平に配置した状態で上方から塗装を施すこ
とが可能となる。したがつて、塗料のたれが発生
せず、付着効率を向上することができ、補修作業
を不要とするとともに塗料消費量を低減して省エ
ネルギー化を図ることが可能となり、しかも塗膜
を均等化して塗装品質を向上することができる。
また各ボデイ構成部材B1〜B8は、比較的小さ
いので、塗装工程における前処理槽、塗装室およ
び乾燥室などの設備が小さくてすみ、それに応じ
て設備費の低減が可能となる。
塗装が完了した後の各ボデイ構成部材B1〜B
8、室内ユニツト組付ライン1を除く各組付ライ
ン2〜7に配送され、それらの組付ライン2〜7
で各種部品の組付けが行なわれることになる。各
組付ライン2〜7は組付自動化に適したグループ
分けとされており、それぞれの組付ライン2〜7
で自動組付作業が行なわれる。
室内ユニツト組付ライン1は、車室内に配置さ
れる部品を一体的に組立てるものであり、支持パ
ネル11を用いることにより、一体的な組立が可
能となるものであり、組立てた室内ユニツト8を
フロア組立体16に組付けるようにする。このよ
うな組付手順によると、ボデイ内に部品を組込ん
でいく従来のものに比べると、自動組付がはるか
に容易となる。
また、ドア組付ライン6のみでオーバヘツドコ
ンベアを用い、他の組付ライン1〜5,7ではフ
ロアコンベアを用いるので、各組付ライ1〜5,
7では停止位置、水平等の精度を良好にして自動
組付化を容易とすることができる。
しかも車両前部組付ライン5の後端付近に設定
された位置Pでは、車両前部組立体33における
ヘツドランプ45の照射配光測定が行なわれ、そ
の測定値に基づく調整も位置Pで行なわれるの
で、完成した自動車36についてヘツドランプ4
5の照射配光測定および調整を行なう必要がな
い。したがつて早期に断線チエツクが可能となつ
て責任分担が明確になるとともに、自動車36を
照射配光測定装置まで運転していく必要がなく、
一旦締付けたヘツドランプ45自動車完成後に調
整のために締付け直す必要がない。また主要シエ
ル部31とは分離した状態にある車両前部組立体
33は比較的軽量であるから位置調整が容易で光
軸調整作業能率を向上させることができる。
C 発明の効果 以上のように本発明方法によれば、フロントフ
エンダ、ボンネツトおよびバルクヘツド等で構成
されて主要シエル部とは分離したフロントボデイ
にヘツドランプを含む各種部品を組付けて成る車
両前部組立体を、タクト搬送フロアコンベア上を
移動するパレツト治具上で組立てるとともに、ヘ
ツドランプのフロントボデイへの組付け時にその
照射配光の測定および調整行ない、組立てた車両
前部組立体を主要シエル部に結合するので、完成
車の状態で照射配光の測定および調整を行なう従
来のものに比べると、早期に断線チエツクを行な
うことができて責任分担が明確となり、主要シエ
ル部とは分離した状態で比較的軽量である前部車
両組立体の組立時に測定および調整を行なうこと
により完成車の状態での調整を不要として、調整
作業能率を向上させることができるとともに、作
業員数の低減にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は組付ラインの配置を示す簡略化した斜視
図、第2図は室内ユニツトの簡略化した斜視図、
第3図は車両前部組付ラインの部分拡大斜視図、
第4図は車両上部と車両下部との結合構造を示す
縦断面図である。 31……主要シエル部、33……車両前部組立
体、45……ヘツドランプ、46……タクト搬送
フロアコンベア、47……パレツト治具、B2…
…フロントフエンダ、B5……ボンネツト、BF
……フロントボデイ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フロントフエンダB2、ボンネツトB5およ
    びバルクヘツド等で構成されて主要シエル部31
    とは分離したフロントボデイBFにヘツドランプ
    45を含む各種部品を組付けて成る車両前部組立
    体33を、タクト搬送フロアコンベア46上を移
    動するパレツト治具47上で組立てるとともに、
    ヘツドランプ45のフロントボデイBFへの組付
    け時にその照射配光の測定および調整を行ない、
    組立てた車両前部組立体33を主要シエル部31
    に結合することを特徴とする自動車の製造方法。
JP62100805A 1987-04-23 1987-04-23 自動車の製造方法 Granted JPS63265786A (ja)

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JPS63265786A JPS63265786A (ja) 1988-11-02
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