JPH0578383A - コウジ酸フラクトシド及びそれを含有する皮膚外用剤 - Google Patents

コウジ酸フラクトシド及びそれを含有する皮膚外用剤

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JPH0578383A
JPH0578383A JP23841891A JP23841891A JPH0578383A JP H0578383 A JPH0578383 A JP H0578383A JP 23841891 A JP23841891 A JP 23841891A JP 23841891 A JP23841891 A JP 23841891A JP H0578383 A JPH0578383 A JP H0578383A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (1)式 【化1】 で示されるコウジ酸フラクトシド。 (2)コウジ酸フラクトシドを有効成分として含有する
ことを特徴とする皮膚外用剤。 【効果】 本発明の新規化合物コウジ酸フラクトシド
は、メラニン生成抑制作用に優れるとともに、安定性が
高く、かつ水に対する溶解性が高いために、皮膚外用剤
の基剤に好適に配合され、色白効果を有効に発揮し得る
ものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メラニン生成を抑制す
る安定性に優れた新規化合物、コウジ酸フラクトシドお
よびそれを有効成分として含有することを特徴とする皮
膚外用剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コウジ酸(2−ヒドロキシメチル−5ー
ヒドロキシ−4H−ピラン−4−オン)、イソコウジ酸
は、メラニン生成を抑制する物質として公知であり、こ
れらの物質を有効成分とする色白化粧料は知られている
(例えば特公昭61−10447号、特公昭62−59
084号公報)。
【0003】しかしながら、これらの物質は、溶液状態
として高温保持または長期間保存した場合に不安定とな
り、製剤化した後の、貯蔵や販売における流通過程及び
使用時又は使用後の保存時に、経時的に着色するという
欠点を有している。したがって、従来より、製剤化の際
には流通段階において製品価値が損なわれないよう種々
の処方上の工夫が施されてきた。例えば、特開昭61−
109705号公報、特開昭62−108804号公
報、特開昭63−188609号公報、特開昭63−2
70619号公報、特開昭64−83008号公報及び
特開平3−101609号公報などがあげられる。これ
らの技術によって、コウジ酸の着色はかなり改善されて
きたが、配合量や成分の組合せに特定の条件があるため
処方設計が難しく、さらに製剤設計しやすく経時的にも
安定なメラニン生成抑制物質の開発が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記コウジ
酸の欠点を解消したものであって、優れたメラニン生成
抑制作用を有する製剤化に適した経時的に安定な新規化
合物であるコウジ酸フラクトシドおよびそれを有効成分
として含有することを特徴とする皮膚外用剤を提供する
ことを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、優れたメ
ラニン生成抑制作用を有し、溶液中で経時的に安定で、
製剤化に適した化合物を見いだすべく鋭意研究を重ね
た。
【0006】その結果、新規化合物であるコウジ酸フラ
クトシドが、メラニン生成抑制作用に優れているばかり
でなく、溶液中における経時的安定性も高く、製剤設計
上適した化合物であることを見いだし本発明を完成し
た。
【0007】すなわち、本発明は、メラニン生成を抑制
する安定性に優れた新規化合物、コウジ酸フラクトシド
およびそれを有効成分として含有することを特徴とする
皮膚外用剤に関するものである。
【0008】本発明のコウジ酸フラクトシドは、コウジ
酸にフラクトースを結合させることによって、コウジ酸
分子を安定化させたものであって、式(1)
【0009】
【化2】
【0010】で示される構造式を有している。
【0011】コウジ酸フラクトシドの製造方法は、合成
法、酵素法いずれでも採用でき、特に制限はされない。
【0012】本発明の上記式(1)で示されるコウジ酸
フラクトシドは、下記の物理化学的性質を有している。
【0013】分子量:304.25 融 点:164.3ないし166.6℃ 溶解性:水に溶け易く、メタノールに溶け、エーテル
にほとんど溶けない。 元素分析値:C12169 として 理論値: C 47.37% H 5.30% 測定値: C 47.48% H 5.18% FeCl3 呈色反応:陽性 アンスロン呈色反応:陽性 赤外線吸収スペクトルは図1のとおりである。紫外線吸
収スペクトルは図2のとおりである。核磁気共鳴スペク
トルは図3のとおりである。マススペクトルは図4のと
おりである。本発明の新規物質コウジ酸フラクトシドを
有効成分として配合した皮膚外用剤は、医薬品、医薬部
外品および化粧品を含むものであり、その剤型として
は、外用可能な種々の形態、例えばクリーム、軟膏、乳
剤、ローション、乳液、エッセンス、パック、ゲルなど
の公知の形態に製剤化して使用でき、その基剤も皮膚施
用上許容し得る任意の液状及び固形状の原料を幅広く使
用できる。
【0014】有効成分としては、コウジ酸フラクトシド
以外に公知の色白剤、例えばアスコルビン酸、ハイドロ
キノン、リキリチン及びそれらの誘導体、コウジ酸フラ
クトシド以外のコウジ酸誘導体などから選ばれる1種又
は2種以上が有利に使用することができる。
【0015】その際、必要に応じて防腐剤、香料、安定
剤、着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、保湿剤、増粘
剤など種々の公知の添加剤を加えることもできる。
【0016】本発明の皮膚外用剤の有効成分であるコウ
ジ酸フラクトシドの配合量は適用部位、症状の度合、剤
型などによって適宜変更してよいが、通常0.05〜1
5.0重量%程度、好ましくは0.1〜7.0重量%程
度を製剤中に配合する。
【0017】又、有効成分は他に皮膚外用剤に通常用い
られる有効成分と併用することもでき、例えば、セファ
ランチン、ビタミンE、ビタミンEニコチネート、ニコ
チン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、ショ
ウキョウチンキ、トウガラシチンキなどの末梢血管拡張
剤、カンフル、メントールなどの清涼剤、ヒノキチオー
ル、塩化ベンザルコニウム、ウンデシレン酸などの抗菌
剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラントインな
どの消炎剤、アスコルビン酸、アルブチン、リキリチン
などの色白剤、センブリエキス、ニンニクエキス、ニン
ジンエキス、オウゴンエキス、ローズマリーエキス、ア
ロエエキス、胎盤抽出液、肝臓抽出物などの動物・植物
由来の各種抽出物等から選ばれる1種又は2種以上を適
宜選択して自由に使用することができる。
【0018】次に、本発明の有効成分であるコウジ酸フ
ラクトシドの製造法、皮膚外用剤の実施例並びにその効
果の試験例を挙げるが、これらは本発明を何ら限定する
ものではない。
【0019】
【実施例】
製造例1(酵素法) サッカロース40gとコウジ酸6gを0.05M酢酸緩
衝液(pH4.0)100mlに溶解し、インベルター
ゼ(酵母製、和光純薬工業株式会社)1.0mlを添加
後、攪拌しながら30℃で2時間反応を行った。95℃
で5分間加熱して反応を停止させた。
【0020】本反応液をクロマト用活性炭素(和光純薬
工業株式会社)カラムを通して、ほとんどの糖を除去し
た後、50%エタノールでコウジ酸およびコウジ酸フラ
クトシドを溶出させた。溶出液を減圧濃縮して得たシロ
ップにコウジ酸の種晶を添加後、4℃で一夜冷却し晶出
せしめた。析出したコウジ酸をろ別後、ろ液をセファデ
ックスLH−20(Pharmacia)カラムにか
け、コウジ酸フラクトシド画分を集め、減圧濃縮後、−
2℃に冷却しコウジ酸フラクトシドを析出せしめた。再
結晶を2回繰り返した後、凍結乾燥して製品を得た。収
量は、約1gであった。
【0021】製造例2(化学合成法) コウジ酸14.2g(0.1モル)および水酸化リチウ
ム4.8g(0.2モル)を水100mlに溶解した。
この溶液を50℃に加温し、攪拌下、1−(p−トルエ
ンスルホン酸)フラクトシド35.0g(0.1モル)
の水溶液200mlを、1時間で滴下した。滴下終了
後、反応溶液を50℃で1時間攪拌した。反応溶液を1
N HClを用いてpH6に調整した。その後、エバポ
レータを用いて50mlに濃縮した。7%アセトニトリ
ル水溶液(塩酸でpH2.5に調整)を溶媒として、本
濃縮液をODSカラムにかけコウジ酸フラクトシドを分
画した。さらに水を溶媒として、ODSカラムにかけコ
ウジ酸フラクトシドを精製後、凍結乾燥した。収量は、
6.1gであった。
【0022】実験例1(安定性試験) (試験方法)コウジ酸フラクトシド10mM水溶液(p
H5.3)を調製し、45℃に2週間および4週間放置
後、溶液の着色度を肉眼観察およびOD420nmでの
吸光度にて調べた。対照としては、コウジ酸10mM水
溶液(pH5.0)を用いた。
【0023】(試験結果)表1に示すように、コウジ酸
フラクトシドは色調の変化は認められず、OD420n
mでの吸光度は、4週間後0.030までしか上昇しな
かった。
【0024】一方、コウジ酸溶液では着色が認められ、
420nmでの吸光度は、4週間後で0.123まで上
昇した。
【0025】 表1 ─────────────────────────────────── 試験開始時 2週間後 4週間後 色調 OD420nm 色調 OD420nm 色調 OD420nm ─────────────────────────────────── コウジ酸フラクトシド 無色 0.001 無色 0.012 無色 0.030 コウジ酸 無色 0.003 淡黄色 0.066 黄色 0.123 ─────────────────────────────────── 実験例2(タイロシネース活性抑制効果) (試験方法)コウジ酸フラクトシドの50mM水溶液を
試料として調製した。タイロシネース酵素液(B16メ
ラノーマに100mM燐酸緩衝液(pH6.8)を加
え、ホモジナイズ後,30,000Gで遠心分離した上
澄液)100μl、10mMdopa 溶液333μ
l、100mM燐酸緩衝液(pH6.8)557μl、
547μlおよび試料液10μl、20μlを37℃で
インキュベートし、1分毎に475nmの吸光度を測定
した。なお、コントロールには、試料液の代わりに燐酸
緩衝液を加えたものを用いた。
【0026】(測定結果)表2に示すように、コウジ酸
フラクトシドは優良なタイロシネース活性の抑制作用を
有していた。
【0027】 表2 ──────────────────────────────────── 475nm における吸光度係数 1分後 2分後 3分後 4分後 5分後 ──────────────────────────────────── コウジ酸フラクトシド(0.5mM) 0.003 0.015 0.031 0.044 0.062 コウジ酸フラクトシド(1.0mM) 0.002 0.005 0.017 0.029 0.042 コントロール 0.012 0.038 0.064 0.084 0.101 ──────────────────────────────────── 実験例3(培養B16メラノーマ白色化効果) (試験方法)コウジ酸フラクトシドを最終濃度が2.
5、5.0、7.5mMとなるように添加した10%ウ
シ胎児血清を含むイーグルMEM培地に、マウス黒色腫
由来の培養B16細胞を播種し、37℃、5%CO2
in air条件下で5日間培養した後、細胞をトリプ
シンで分散し、1,000rpm×5分間で遠心分離し
て細胞を集め、その黒色を目視で判定した。なお、コン
トロールとしては、コウジ酸フラクトシドを添加しなか
ったものを用いた。
【0028】(試験結果)表3に示すように、コウジ酸
フラクトシドには、優良なB16マウスメラノーマ細胞
のメラニン生成抑制効果が認められた。
【0029】 表3 ──────────────────────────────────── コウジ酸フラクトシドの 細胞数 結果 濃度(mM) (×106 セル/ディッシュ) ──────────────────────────────────── 0.0(コントロール) 5.10 − 2.5 4.90 + 5.0 4.68 + 7.5 4.55 ++ ──────────────────────────────────── 結果の判定は、次のとおりである。
【0030】−: コントロールと同程度。 +: わずかに白色化。 ++: かなり白色化。 処方例1(クリーム) (重量%) A モノステアリン酸 ポリエチレングリコール(40.E.O.) 2.0 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.0 ステアリン酸 5.0 ベヘニルアルコール 1.0 流動パラフィン 10.0 トリオクタン酸グリセリル 10.0 B グルセリン 5.0 エチルパラベン 0.1 コウジ酸フラクトシド 4.0 精製水 適量 Aに属する成分を加熱溶解する。別に、Bに属する成分
を加熱溶解する。AにBを添加して攪拌、乳化後、冷却
してクリームを製造した。
【0031】 処方例2(乳液) (重量%) コウジ酸フラクトシド 10.0 A モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20.E.O.) 1.0 モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビット (60.E.O.) 0.5 親油型モノステアリン酸グルセリン 1.0 ステアリン酸 0.5 ベヘニルアルコール 0.5 アボカド油 4.0 トリオクタン酸グリセリン 4.0 B 1,3−ブチレングリコール 5.0 メチルパラベン 0.2 精製水 適量 Aに属する成分を加熱溶解する。別に、Bに属する成分
を加熱溶解する。AにBを添加して有効成分であるコウ
ジ酸フラクトシドを加えて攪拌、乳化後、冷却して乳液
を製造した。
【0032】 処方例3(化粧水) (重量%) コウジ酸フラクトシド 4.0 アラントイン 0.1 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 (60.E.O.) 8.0 エタノール 15.0 エチルパラベン 0.1 クエン酸 0.1 クエン酸ナトリウム 0.3 1,3−ブチレングリコール 4.0 エデト酸二ナトリウム 0.01 精製水 適量 上記の各成分を混合、均一に攪拌、溶解し化粧水を製造
した。
【0033】 処方例4(クリームパック) (重量%) A コウジ酸フラクトシド 5.0 ビーガム 5.0 スクワラン 2.0 プロピレングリコール 5.0 ビタミンB12 0.05 精製水 適量 B 酸化亜鉛 10.0 C エタノール 5.0 Aに属する成分を混合、攪拌して膨潤させ、Bを少しず
つ加える。これにCを徐々に加え、さらにコウジ酸フラ
クトシドを加えてペースト状になるまで混練しクリーム
パックを製造した。
【0034】 処方例5(エッセンス) (重量%) コウジ酸フラクトシド 6.0 1%カルボキシビニルポリマー溶液 10.0 グリセリン 20.0 ヒアルロン酸 0.5 エタノール 1.0 精製水 適量 上記の各成分を混合、均一に攪拌、溶解しエッセンスを
製造した。
【0035】 処方例6(親水性軟膏) (重量%) コウジ酸フラクトシド 1.0 アスコルビン酸 0.5 A ポリオキシエチレンセチルエーテル 2.0 グリセリルモノステアレート 10.0 流動パラフィン 10.0 ワセリン 4.0 セタノール 5.0 B プロピレングリコール 10.0 メチルパラベン 0.1 精製水 適量 Aに属する成分を加熱溶解する。別に、Bに属する成分
を加温溶解する。AにBを添加して有効成分であるコウ
ジ酸フラクトシドを加えて攪拌、乳化後、冷却して親水
性軟膏を製造した。
【0036】 処方例7(エアゾール剤) (重量%) A コウジ酸フラクトシド 6.0 ニコチン酸ベンジル 0.01 ベタミンEアセテート 0.05 セタノール 1.2 プロピレングリコール 4.0 エタノール 8.0 精製水 〜100 B フロン123/141b(57:43) 7.0 Aに属する成分を均一に混合溶解してエアゾール容器に
入れ、常法によりBを容器に充填してエアゾール剤を製
造した。
【0037】 処方例8(パップ剤) (重量%) A ポリアクリル酸 30.0 コウジ酸フラクトシド 7.0 モノオレイン酸ソルビタン 1.0 精製水 30.7 B ポリアクリル酸ソーダ 7.0 塩化アルミニウム 0.3 濃グリセリン 20.0 酸化チタン 1.0 Aに属する成分を加温溶解する。別に、Bに属する成分
を加温溶解する。AにBを添加して有効成分であるコウ
ジ酸フラクトシドを加えて攪拌、混合し、パップ剤を製
造した。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、特定のコウジ酸フラク
トシドを有効成分とする皮膚外用剤が提供され、この有
効成分であるコウジ酸フラクトシドは、メラニン生成抑
制作用に優れるとともに、安定性が高く、かつ水にたい
する溶解性が高いために、皮膚外用剤の基剤に好適に配
合され、色白効果を有効に発揮しうるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコウジ酸フラクトシドの赤外線吸収
スペクトルを示す図である。
【図2】 同化合物の紫外線吸収スペクトルを示す図で
ある。
【図3】 同化合物の核磁気共鳴スペクトルを示す図で
ある。
【図4】 同化合物のマススペクトルを示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 で示されるコウジ酸フラクトシド。
  2. 【請求項2】 コウジ酸フラクトシドを有効成分として
    含有することを特徴とする皮膚外用剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2283173A (en) * 1993-10-28 1995-05-03 Sansho Seiyaku Kk Epidermal composition comprising kojic acid and an ultra-violet light absorbent
US6024942A (en) * 1996-02-09 2000-02-15 The Procter & Gamble Company Photoprotective compositions
KR100456974B1 (ko) * 2002-05-10 2004-11-10 주식회사 태평양 신규한 크로만 유도체 및 이의 제조방법, 및 이를함유하는 피부 외용제 조성물
JP2020193227A (ja) * 2014-05-13 2020-12-03 ロート製薬株式会社 外用組成物

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