JPH0577987U - 電子機器用ラック類における底板部材と支柱との連結 機構 - Google Patents

電子機器用ラック類における底板部材と支柱との連結 機構

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JPH0577987U
JPH0577987U JP1563492U JP1563492U JPH0577987U JP H0577987 U JPH0577987 U JP H0577987U JP 1563492 U JP1563492 U JP 1563492U JP 1563492 U JP1563492 U JP 1563492U JP H0577987 U JPH0577987 U JP H0577987U
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JP
Japan
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frame
shaped
bottom plate
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plate member
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JP1563492U
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English (en)
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浩 箕浦
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Nitto Kogyo Corp
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Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充分な強度を確保できるうえに位置決め、寸
法出し、溶接作業などの組立工程が簡単で量産上便利な
電子機器用ラック類における底板部材と支柱との連結機
構を提供すること。 【構成】 4辺に開口部を内向きとする側枠部3を相互
間に無枠部4を残して形成した底板基板5の対向辺に鉤
枠状側板部8付の端板部9が樋状部7の両端に延設され
た補強枠材6を樋状部7で側枠部3の内向き開口が塞が
れ且つ鉤枠状側板部8で無枠部4が覆われるように溶接
一体化した底板部材1の4隅に、一側縁に内向き縁辺1
3が他側縁には外向き縁辺14が形成され且つ内向き縁
辺13の折曲基部の下端には係合切込15を設けた枠状
支柱11を、前記係合切込15が鉤枠状側板部8の一端
に係合され外向き縁辺14の脚端が側枠部3と樋状部7
との間に挿込まれて自立した状態で溶接一体化したも
の。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器用の収納箱や収納ラックなどの電子機器用ラック類におけ る底板部材と支柱との連結機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器用の収納箱や収納ラックなどの電子機器用ラック類としては、金属板 材よりなる底板部材の4隅に金属板材よりなる枠状支柱を溶接一体化してその上 端に天板部材を取付けたものが広く用いられているが、従来のこの種電子機器用 ラック類においては、底板部材の4隅に枠状支柱を立てかけてその脚端を底板部 材に溶接しただけのものを普通とするため強度的に不充分なばかりでなく、溶接 のための位置決め、寸法出しが面倒で組立工程も多くかかり量産上も不便なもの であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとするところは、前記のような問題点を解決して充分な強 度を確保できるうえに位置決め、寸法出し、溶接作業などの組立工程が簡単で量 産上便利な電子機器用ラック類における底板部材と支柱との連結機構を提供しよ うとすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記のような問題を解決するためになされた本考案に係る電子機器用ラック類 における底板部材と支柱との連結機構は、金属板材よりなる底板部材の4隅に枠 状支柱を溶接一体化してその上端に天板部材を取付けした電子機器用ラック類に おいて、前記底板部材は、角板部の4辺にそれぞれ開口部を内向きとする側枠部 を相互間に無枠部を残して折曲形成してなる底板基板の対向辺上面に前記無枠部 を覆う鉤枠状側板部付の端板部が前記側枠部と略同長の樋状部より延設されてい る補強枠材を該樋状部により前記側枠部の内向き開口が塞がれ且つ前記鉤枠状側 板部で前記無枠部が覆われるように溶接一体化したものとする一方、前記枠状支 柱は、金属板材よりなる断面コ字状の枠材の一側縁に内向き縁辺を折曲形成する とともに他側縁に外向き縁辺を折曲形成して該内向き縁辺の折曲基部の下端に係 合切込を設けたものとし、該枠状支柱をその下端の前記係合切込が前記鉤枠状側 板部の一端に係合され且つ前記外向き縁辺の脚端が前記側枠部と樋状部との間に 挿込み保持された状態として底板部材に溶接一体化してあることを特徴とするも のである。
【0005】
【実施例】
次に、本考案を図示の電子機器用ラックを実施例として詳細に説明する。 1は金属板材よりなる底板部材であって、該底板部材1は角板部2の4辺に開 口部を内向きとした側枠部3、3、3、3を相隣る側枠部3、3の両端縁間に無 枠部4を残して折曲形成してなる底板基板5の一方の対向辺上面にそれぞれ補強 枠材6を載せて溶接一体化したものであって、該補強枠材6は前記側枠部3と略 同長で開口部を上向きとした樋状部7の両端に前記無枠部4を覆う鉤枠状側板部 8の張出部外縁に折曲形成された端板部9を延設したもので、この補強枠材6は 前記樋状部7の外側板部7aで前記側枠部3の内向き開口を塞ぎ且つ前記鉤枠状側 板部8で前記無枠部4が覆われるようにして溶接一体化してある。
【0006】 11は前記底板部材1の4隅に溶接される金属板材よりなる枠状支柱であって 、該枠状支柱11は断面コ字状の枠材12の一側縁に内向き縁辺13を折曲形成 するとともに他側縁に外向き縁辺14を折曲形成し、さらに、前記内向き縁辺1 3の折曲基部の上下端にはそれぞれ係合切込15を設けたものである。そして、 この枠状支柱11はその下端の前記係合切込15が前記鉤枠状側板部8の一端に 係合され且つ前記外向き縁辺14の脚端が前記側枠部3の庇板部3aの両端内縁と 樋状部7の外側板部7aとの間に形成される切欠16に挿込み保持された状態とし て底板部材1に溶接一体化してある。
【0007】 21は4本の枠状支柱11の上端に4隅を溶接一体化される天板部材であって 、該天板部材21は前記底板部材1と同一構造のものをそのまま天地逆転させ、 前記した枠状支柱11と底板部材1との溶接一体化と同様の手段で溶接一体化す るなどして使用されるものである。なお、実施例のものは天板部材21は前記底 板部材1とを同一のものとしているが、天板部材21は単なる逆箱状のものとし てもよく、また、電子機器用の収納箱とするときは前後の枠状支柱11、11間 や後部左右の枠状支柱11、11間を覆板で覆うようにするなど細部の設計は任 意である。
【0008】
【作用】
このように構成されたものは、左右の対向する枠状支柱11、11間に棚板を 架設して内部に電子機器類をセットして使用されることは従来のこの種電子機器 用ラックと同様であるが、本考案における底板部材1は、角板部2の4辺にそれ ぞれ開口部を内向きとする側枠部3を相互間に無枠部4を残して折曲形成してな る底板基板5の対向辺上面に前記側枠部3と略同長の樋状部7を有する補強枠材 6を該樋状部7により前記側枠部3の内向き開口が塞がれ且つ前記鉤枠状側板部 8で前記無枠部4が覆われるように溶接一体化したものであるからそれ自体強度 的に優れており、しかも、この底板部材1の4隅に溶接して立設されている枠状 支柱11が断面コ字状の枠材12の一側縁に折曲形成してある内向き縁辺13の 折曲基部の下端に設けた係合切込15が底板部材1の前記鉤枠状側板部8の一端 に係合され且つ枠材12の他側縁に折曲形成してある外向き縁辺14の脚端が前 記側枠部3の庇板部3aの両端内縁と樋状部7の外側板部7aとの間に形成される切 欠16に挿込まれて仮保持された状態とし、そのうえで枠状支柱11と底板部材 1とを所要部分で溶接一体化してあるから、優れた溶接強度が充分得られ枠状支 柱11の自立機能と相俟って堅固なものとなる。
【0009】 しかも、係合切込15を鉤枠状側板部8の一端に係合するとともに外向き縁辺 14の脚端を側枠部3と樋状部7との間に挿込めば自動的に位置決め、寸法出し がおこなわれるのでそのための手数を省略できるうえ、このような係合と挿込み だけで枠状支柱11が底板部材1に仮保持されて溶接前において枠状支柱11が 底板部材1の4隅に自立した状態となるから、一連の溶接作業上が容易で量産が 可能である。さらに、前記したように強度的に優れたものとなるため枠状支柱1 1や底板部材1の素材である金属板材を肉薄化してコストダウンを計るとともに 軽量化することもできる。
【0010】
【考案の効果】
本考案は前記の説明で明らかなように、充分な強度を確保できるうえに位置決 め、寸法出し、溶接作業などの組立工程が簡単で量産上便利な電子機器用ラック 類における底板部材と支柱との連結機構として実用的価値極めて大なものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す要部の分解斜視図であ
る。
【図3】本考案の実施例における底板部材の分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 底板部材 2 角板部 3 側枠部 4 無枠部 5 底板基板 6 補強枠材 7 樋状部 8 鉤枠状側板部 11 枠状支柱 12 枠材 13 内向き縁辺 14 外向き縁辺 15 係合切込 21 天板部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板材よりなる底板部材(1) の4隅に
    枠状支柱(11)を溶接一体化してその上端に天板部材(21)
    を取付けた電子機器用ラック類において、前記底板部材
    (1) は、角板部(2) の4辺にそれぞれ開口部を内向きと
    する側枠部(3) を相互間に無枠部(4) を残して折曲形成
    してなる底板基板(5) の対向辺上面に前記無枠部(4) を
    覆う鉤枠状側板部(8) 付の端板部(9) が前記側枠部(3)
    と略同長の樋状部(7) より延設されている補強枠材(6)
    を該樋状部(7) により前記側枠部(3) の内向き開口が塞
    がれ且つ前記鉤枠状側板部(8) で前記無枠部(4) が覆わ
    れるように溶接一体化したものとする一方、前記枠状支
    柱(11)は、金属板材よりなる断面コ字状の枠材(12)の一
    側縁に内向き縁辺(13)を折曲形成するとともに他側縁に
    外向き縁辺(14)を折曲形成して該内向き縁辺(13)の折曲
    基部の下端に係合切込(15)を設けたものとし、該枠状支
    柱(11)をその下端の前記係合切込(15)が前記鉤枠状側板
    部(8) の一端に係合され且つ前記外向き縁辺(14)の脚端
    が前記側枠部(3) と樋状部(7) との間に挿込み保持され
    た状態として底板部材(1) に溶接一体化してあることを
    特徴とする電子機器用ラック類における底板部材と支柱
    との連結機構。
JP1563492U 1992-03-25 1992-03-25 電子機器用ラック類における底板部材と支柱との連結 機構 Withdrawn JPH0577987U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002134965A (ja) * 2000-10-19 2002-05-10 Kawamura Electric Inc 機器収納用ラックのフレーム構造
JP2016225543A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 日東工業株式会社 電気機器収納用箱のフレーム構造

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