JPH0738633Y2 - 組立式の建物用雪囲い - Google Patents

組立式の建物用雪囲い

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JPH0738633Y2
JPH0738633Y2 JP1987176258U JP17625887U JPH0738633Y2 JP H0738633 Y2 JPH0738633 Y2 JP H0738633Y2 JP 1987176258 U JP1987176258 U JP 1987176258U JP 17625887 U JP17625887 U JP 17625887U JP H0738633 Y2 JPH0738633 Y2 JP H0738633Y2
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俊夫 真柄
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、強度的安定性に優れた雪囲いを簡易迅速に組
立ることができるとともに、分解も容易で保管スペース
が少なくてすみ、しかも比較的低廉に提供されうる組立
式の建物用雪囲いに関するものである。
(従来技術及び考案が解決しようとする問題点) 従来における組立式の雪囲いとしては、支柱相互を胴縁
により一体化した後、支柱間に形成される区画部に波板
を当てがうとともに、該波板の両側部を支柱に固定され
た保持材に保持せしめ、然る後、押え材によって波板を
固定するものが提案されている。しかしながら、従来に
おけるこの種の組立式雪囲いにおいては、柱と胴縁との
一体化作業や支柱への保持材の固定作業等、部材相互を
一体化する作業を、主としてビスやボルトを用いて行う
ものとされていたために、又雪囲いを構成する部品点数
が多いものであったために、組立作業に多くの手間を要
して組立て作業が非常に面倒である問題があった。加え
て、雪囲いの分解作業に際しても同様に手間を要すると
ともに次回における組立て作業の面倒さを回避したいと
いう事情等からして、一旦組立てられた雪囲いは、その
組立てられたままの状態で保管されることが多く、広い
保管スペースを要するという問題があった。
本考案はかかる問題点を解決可能とする組立式の建物用
雪囲いの提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の組立式の建物用雪囲い1は、両端に配置される
端部の支柱2a,2aと;該端部の支柱2a,2a間に配置される
中間の支柱2bと;支柱相互を連結する連結部材3と;支
柱間に形成される区画部5を覆う覆板6と;該覆板6を
押える押え部材7と;を具え: 隣り合う支柱の側面部対向部位には、第1の連結部12,1
2の複数対が、上下方向に所要間隔をおいて設けられて
おり、 前記連結部材3は、その両端部分に、前記第1の連結部
12と嵌合状態で係合しうる第2の連結部20を有してお
り、該第1の連結部12と第2の連結部20とが係合した状
態においては、連結部材両端部21,21が、隣り合う支柱
の側面部11,11と当接するとともに、第1の連結部12の
前、後部あるいは前、後部内面22,23が、第2の連結部2
0の前、後部内面あるいは前、後部25、26と当接するご
とくなされ、又最下端に位置する連結部材には、その前
方に突出するごとく覆板受具31が設けられており、 又前記押え部材7は、各支柱の前面部16に突出形成され
た保持具19の上方開口の嵌込溝部17に嵌込まれるごとく
なされ、該嵌込みにより、下端部32が覆板受具31に支持
されかつ後面部33が連結部材3の前面部27に支持される
ごとく区画部5を覆った状態にある覆板6の前面部29を
押えて、該覆板6を区画部5に固定せしめるようになさ
れていることを特徴とするものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜3図において、本考案に係る組立式の建物用雪囲
い1は、両端に配置される端部の支柱2a,2aと、該端部
の支柱2a,2a間に配置される中間の支柱2bと、隣合う支
柱相互を連結する連結部材3と、支柱間に形成される区
画部5を覆う覆板(例えば合成樹脂製の波板や平板等。
図面においては波板があらわされている)6と、該覆板
6を押える押え部材7とを具え、中間の支柱2bの使用本
数は、形成すべき雪囲いの横幅に応じて所要のものに設
定される。なお第1図においては、中間の支柱2b,2bを
2本用いたばあいが示されている。
端部の支柱2a及び中間の支柱2bは、共に、例えば鋼製の
矩形筒状に形成されており、その上下端には、必要に応
じてキャップ10が取付けられる(第1〜2図参照)。又
第4図、第6図に示すごとく、端部の支柱2aの内側面部
11a及び中間の支柱2bの両側面部11b,11bには、同高さ位
置において、連結具12aとしての第1の連結部12が複数
段(本実施例においては4段)突出形成されている。該
連結具12aは、側面部11aあるいは側面部11bから突出す
る水平な突出片13の先端に、上方に延びる係止突出片15
を折曲形成してなる、アングル状を呈する。又第3図、
第9図に示すごとく、端部の支柱2aの前面部16a及び中
間の支柱2bの前面部16bには、最下段の連結具12Aよりも
上側の部分において、該前面部16との間で上方開口の嵌
込溝部17を形成するアングル状をなす保持具19を複数段
(本実施例においては3段)に突出形成してなる。なお
各支柱2…において、上段、中段、下段の各保持具19は
同一高さに位置するようになされている。
連結部材3は、第4〜6図に示すごとく、例えば鋼製の
矩形筒状をなし、その下面両端部分に、前記連結具12a
の係止突出片15を嵌込ませうる係止溝20aとしての第2
の連結部20を有する。そして、該係止溝20aに係止突出
片15が嵌込まれた状態において、連結部材両端部21,21
が隣合う支柱2,2の側面部11,11と当接係合するごとくに
(第5〜6図参照)、又該係止突出片15の前面部(第1
の係合部12の前部)22、後面部(第1の連結部の後部)
23が連結部材3の内側の前面部(第2の連結部の前部25
の内面)、後面部(第2の連結部の後部26の内面)と当
接係合するごとくに(第5図参照)、さらに又本実施例
においては、連結部材3の前面部27が、支柱2,2間に形
成される前記区画部5に当てがわれた波板6の前面部29
を支柱2の前面部16から稍突出させるように支柱2の前
面部16から後方に控えて位置するごとくに(第7図参
照)、なされている。
又最下段の連結部材3Aには、例えば第2図(a)(b)
に示すごとく、その両側に位置させて、該連結部材3の
前面部27との間で、覆板6の下端部32を下方から支持す
る上方開口の受溝部30を形成する、アングル状をなす覆
板受具31が設けられている。なお該覆板受具31は、覆板
6の下端部32を下方から支持できるものであればよいた
め、直棒状体等としても形成されうる。
押え部材7は、第8〜9図に示すごとく、軽量でかつ波
板6に対する当たりが柔らかであり、しかも保持具19の
嵌込溝部17への密接な嵌込みを容易とする木質材を用い
て形成するのがよく、木製の角柱材として形成されてい
る。該押え部材7は、上段、中段、下段の各保持具列の
嵌込溝部17に圧入状態で嵌込まれるものであり、下端部
32が波板受具31に支持されかつ後面部33が連結部材3の
前面部27に支持されるごとく区画部5に当てがわれた状
態にある覆板6の前面部29を押圧して、該覆板6を区画
部5に固定せしめる。なお押え部材7の長さは、構成さ
れるべき雪囲いの横幅に略等しく設定されている。
本考案に係る組立式の建物用雪囲い1によって所要の雪
囲いを組立てる要領を説明すれば次のごとくである。即
ち、まず端部支柱2aと中間支柱2bとを、又中間支柱2bが
複数であるばあいには中間支柱2b,2b相互を、対向する
連結具12a,12aの係止突出片15,15を連結部材3の係止溝
20a,20a内に挿入せしめることによって連結し(第6図
参照)、第3図に示すごとき雪囲い枠体36を形成する。
その際、最下段に位置する連結部材3Aとしては、覆板受
具31を具えるものが用いられる。なおこのように構成さ
れた雪囲い枠体36においては、支柱2,2相互を連結部材
3によって連結した状態において、連結部材両端部21,2
1が隣合う支柱2,2の側面部11,11と当接係合するととも
に(第6図参照)、係止突出片15の前、後面部(第1の
連結部の前、後部)22,23が連結部材3の内側の前、後
面部(第2の連結部の前部25の内面及びその後部26の内
面)と当接した状態となる(第5図参照)ことから、支
柱2,2相互は連結部材3を介して一体化され、従って雪
囲い枠体36は、ガタツキなく非常に安定したものとして
構成されることとなる。その後、第1図に示すごとく、
支柱2,2間に形成されている各区画部5,5,5に、下端部32
が覆板受具31,31に支持されるごとく覆板6を当てが
う。このようにして区画部5に当てがわれた覆板6の前
面部29は、第7図に示すごとく、雪囲い枠体36の前面部
37から稍突出した状態となる。然る後、雪囲い枠体36の
前面部に設けられている上段、中段、下段の各保持溝列
の嵌込溝部17に、押え部材7を圧入状態で嵌込むと、該
押え部材7は、第8図に示すごとく、並置状態にある3
枚の覆板6,6,6の前面部29,29,29を同時に押えて、覆板
6の夫々を各区画部5に固定せしめ、これによって所要
の雪囲い1が構成されることとなる。なお第8図におい
ては、押え部材7の後面部33が支柱2の前面部16と当接
した状態が示されているが、覆板の取付態様によって
は、後面部33が前面部16から離れた状態で、押え部材7
が覆板6の前面部29を押さえることもある。
このように構成された雪囲い1は、第10図に示すごと
く、建物外壁部39を雪40から保護するために傾斜状態で
使用されることの他、玄関先等の風除を目的として垂直
状態で使用される。
なお本考案に係る組立式の建物用雪囲いにおいて、第1
の連結部12と第2の連結部20は、要は、両者が嵌合状態
で係合しうるごとくなされており、該第1の連結部12と
第2の連結部20とが係合した状態において、連結部材両
端部21,21が隣り合う支柱の側面部11,11と当接するとと
もに、第1の連結部12の前、後部あるいは前、後部内面
22,23が、第2の連結部20の前、後部内面あるいは前、
後部25,26と当接するごとくなされておればよいのであ
り、該第1の連結部12、第2の連結部20の他の態様とし
ては、第11図(a)(b)、第12図(a)(b)、第13
図(a)(b)に示すものを挙げることができる。即
ち、第11図(a)(b)における第1の連結部12は、支
柱の側面部11に突設された角筒体41の上面部においてそ
の全幅に亘るごとく設けられた係止溝12bとして形成さ
れており、又第2の連結部20は、角筒状をなす連結部材
3の下面の端部分において下方に突出するごとくなされ
かつ前記係止溝12bと嵌合状態で係合しうるごとくなさ
れた係止突出片20bとして形成されている。なおこのば
あいにおいて、連結部材3は第12図(a)(b)に示す
ごとく、下方が開口しかつその両端部の前後の内面部4
2,43が角筒体41の前後の外面部45,45と夫々当接するご
とくに形成されることもある。又第13図(a)(b)に
おける第1の連結部12は、支柱2の側面部11においてそ
の全幅に亘るごとく設けられた係止溝12cとして形成さ
れており、又第2の連結部20は、連結部材3の下面端部
において外方に向け斜め下方に突出するごとくなされか
つ前記係止溝12cと嵌合状態で係合しうるごとくなされ
た係止突出片20cとして形成されている。
(考案の効果) 本考案に係る組立式の建物用雪囲いは、両端に配置され
る端部の支柱と、該端部の支柱間に配置される中間の支
柱と、支柱相互を連結する連結部材と、支柱間に形成さ
れる区画部を覆う覆板と、該覆板を押える押え部材と、
を具える構成とし、従来における組立式の建物用雪囲い
におけるばあいとは異なり、構成部材の点数を極力少な
くし、又構成部材相互を、ビスやボルトを一切用いるこ
となく、ワンタッチ嵌込み操作によって一体化可能と
し、さらには、構成部材相互の当たりによる構造的安定
化の手段を最大限有効に活用することとしているため
に、強度的安定性に優れた所要の雪囲いを簡易迅速に組
立てることができる。又雪囲いの横幅は、中間の支柱の
使用本数を適当に選ぶことによって自由に設定すること
ができる。さらには分解容易であるために保管スペース
が少なくてすむ。その上、ビスやボルト等の固定手段を
一切用いないため、構成部品の形態を単純化でき、しか
も部品点数も少ないことから、従来における組立式の建
物用雪囲いにおけるばあいに比べて製造コストの低減を
期しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図(a)
(b)はその部分拡大斜視図、第3図は雪囲い枠体を示
す斜視図、第4図は連結部材を支柱に設けられている連
結具とともに示す斜視図、第5図は連結部材の係止溝に
支柱の係止突出片を嵌込んだ状態を示す斜視図、第6図
は支柱相互を連結部材により連結した状態を示す一部断
面正面図、第7図は区画部に覆板に当てがった状態を示
す断面図、第8図は押え部材による覆板の押圧状態を示
す断面図、第9図は押え部材を支柱に設けられている保
持具とともに示す斜視図、第10図は本考案に係る雪囲い
の使用状態を示す側面図、第11図(a)、第12図
(a)、第13図(a)は第1の連結部及び第2の連結部
の他の例を示す一部欠切断面図、第11図(b)、第12図
(b)、第13図(b)はその分解斜視図である。 1……組立式の建物用雪囲い、2……支柱、2a……端部
の支柱、2b……中間の支柱、3……連結部材、5……区
画部、6……覆板、7……押え部材、12……第1の連結
部、20……第2の連結部、31……覆板受具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に配置される端部の支柱2a,2aと;該
    端部の支柱2a,2a間に配置される中間の支柱2bと;支柱
    相互を連結する連結部材3と;支柱間に形成される区画
    部5を覆う覆板6と;該覆板6を押える押え部材7と;
    を具え; 隣り合う支柱の側面部対向部位には、第1の連結部12,1
    2の複数対が、上下方向に所要間隔をおいて設けられて
    おり、 前記連結部材3は、その両端部分に、前記第1の連結部
    12と嵌合状態で係合しうる第2の連結部20を有してお
    り、該第1の連結部12と第2の連結部20とが係合した状
    態においては、連結部材両端部21,21が、隣り合う支柱
    の側面部11,11と当接するとともに、第1の連結部12の
    前、後部あるいは前、後部内面22,23が、第2の連結部2
    0の前、後部内面あるいは前、後部25,26と当接するごと
    くなされ、又最下端に位置する連結部材には、その前方
    に突出するごとく覆板受具31が設けられており、 又前記押え部材7は、各支柱の前面部16に突出形成され
    た保持具19の上方開口の嵌込溝部17に嵌込まれるごとく
    なされ、該嵌込みにより、下端部32が覆板受具31に支持
    されかつ後面部33が連結部材3の前面部27に支持される
    ごとく区画部5を覆った状態にある覆板6の前面部29を
    押えて、該覆板6を区画部5に固定せしめるようになさ
    れていることを特徴とする組立式の建物用雪囲い。
JP1987176258U 1987-11-17 1987-11-17 組立式の建物用雪囲い Expired - Lifetime JPH0738633Y2 (ja)

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