JP2866702B2 - 板材類の取付構造 - Google Patents

板材類の取付構造

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JP2866702B2 JP7748090A JP7748090A JP2866702B2 JP 2866702 B2 JP2866702 B2 JP 2866702B2 JP 7748090 A JP7748090 A JP 7748090A JP 7748090 A JP7748090 A JP 7748090A JP 2866702 B2 JP2866702 B2 JP 2866702B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フロア用又は壁面用等の種々の用途に用い
られる板材類を建築物の躯体に固定するための板材類の
取付構造に関するものである。
[従来の技術] 建築物の内外壁面や床面等を構成する種々の板材類は
合板類その他、種々のものが採用されているが、いずれ
にしても、躯体を構成する柱等にビスや釘又は接着剤等
により取付けられている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような取付け手段では、作業が面倒であり、能
率が悪い。
本発明では、能率良く簡易な作業で板材類を正確に取
付けられるようにすることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、 板材類を建築物の躯体に、隣接する板材類間に配した
取付片を介して取付ける板材類の取付構造であって、 上記取付片は、 躯体に取付ける中央の基部と、 上記基部の両側端から立ち上げた二枚の連結板と、 上記両連結板の上端から各々外方に向けて斜め下向き
に延長した板材押え部と、 上記両板材押え部の外端を各々斜め上向きに延長した
装入補助部と で構成し、 上記板材類は、その両側端にその表裏面と平行な取付
溝を構成し、かつ側端の取付溝より裏面側の部分を、側
端面から上記取付片の基部の幅の半分以上の長さ分後退
させて構成し、 上記取付片の基部を建物の躯体の一部に固設し、その
両側の板材押え部を、該取付片の両側に位置する板材類
の側端の取付溝に装入し、各々該取付溝中の裏面側の面
を上記板材押え部で押えることにより板材類を躯体に固
定することとした板材類の取付構造である。
上記板材類は、特定のそれに限定されない。建築物の
床面や壁面等に張り付けられる種々の板材類のすべてが
対象である。材質も限定されない。種々の合板類又は単
一材質の板材類等自由に適用することができる。
上記取付片は、特定の材質である必要はないが弾性を
有する金属板で構成するのが適当である。上記取付片
は、その基部に適当な間隔でビス孔(又は釘孔)を穿設
しておき、柱等の躯体の一部にこれらを通じて釘又はビ
スで固定するのが適当である。
[作用] 本発明は、以上のような構成であるから、次のように
簡単に対象の建築物の床面や壁面に板材類を取り付ける
ことができる。
先ず、例えば、壁面の最下端のような要取付位置の端
部では、取付片を長さ方向中心線に沿って半割し、この
ように半割した取付片をその基部側を要取付位置の端縁
に一致させて取付ける。躯体への固定は、ビスその他に
よって行なうことができる。次に上記取付片の残された
一方の板材押え部に対象板材類の一方の側端の取付溝を
外装させる。上記板材押え部には装入補助部が形成して
あり、これが上記板材押え部を溝中に案内してくれるの
で容易に装入させることができる。また上記取付片は、
板材類の該当端部の取付溝より表面側の部分がオーバー
ハングになっているので、これによって隠蔽される。
次いで上記板材類の他側端の取付溝には、他の取付片
の一方の板材押え部を装入しつつその基部を躯体の該当
位置に固定する。上記基部の固定には、上記のように、
ビス止めその他の手段を自由に採用できる。
更に上記取付片の他方の板材押え部には、他の板材類
の一方の側端の取付溝を外装させる。また上記板材の他
方の側端の取付溝には、更に他の取付片の一方の板材押
え部を装入しつつその基部を躯体の該当位置に固定す
る。
こうしてこれを繰り返すことにより、容易に板材類を
躯体に取付けることができるものである。
なお板材類の固定は、先に述べたところから理解され
るように、基部を躯体に固定した取付片の板材押え部を
取付溝に装入し、その裏面側の面を躯体側に押付けるよ
うに作用させることによる。
なおまた各取付片は、板材類の側端の取付溝より表面
側の部分がオーバーハングになっているので、上記オー
バーハングの部分で隠蔽されてしまう。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図及び第2図に示したように、長尺の取付片1を
構成する。上記取付片1は、中央に基部2を構成し、基
部2の両側から各々直角に連結板3を立ち上げ、上記連
結板3、3の上端から各々外方斜め下向きに板材押え部
4を延長構成する。更に上記両板材押え部4、4の先端
からは、各々外方斜め上向きに装入補助部5を延長構成
する。
上記取付片1は全構成要素を弾性を有する金属で一体
に構成する。
上記基部2には、躯体を構成する各柱6、6の間隔で
ビス孔7、7…を穿設しておくものとする。
また上記連結板3、3の高さは、固設対象の後記板材
8、8…の取付溝9の幅及びの裏面側に残された厚みを
併せた寸法未満に構成する。
なお上記装入補助部5、5は、板材押え部4、4の取
付溝9への装入を容易にするためのものである。
他方取付け対象の板材8、8…は、特に第1図に示し
たように、両側端に各々取付溝9を構成する。取付溝
9、9の深さは、上記取付片1の板材押え部4の突出長
さ及び装入補助部5の突出長さを併せた寸法を越える寸
法に定める。また上記板材8、8…の両側端は、取付溝
9、9より裏面側に位置する部分を上記取付片1の基部
2の幅の1/2を越える長さだけ後退させる。即ち、逆方
向から見れば、上記取付溝9、9より表面側の部分を、
上記取付片1の基部2の幅の1/2を越える長さだけ突出
させたオーバーハングとする。
しかして板材8、8…を建築物の内壁面を構成すべく
張設する場合は、次のように、取付ける。
下端から取付け開始するのが適当である。
先ず最下端では、取付片1を長さ方向中心線に沿って
半割し、半割した取付片1を、その基部2を壁面対象位
置の下端縁に接して取付ける。躯体を構成する柱6、6
…への固定はビス10、10…によって行なう。この場合は
取付片1は半割してあるので、ビス孔7、7…も半分欠
けた状態になっている。従って基部2の他の位置に孔を
あけ、その孔を通じてビス10、10…を螺入する。こうし
て取付片1を柱6、6…に固定する。
次に上記取付片1の上向きになった板材押え部4に板
材8の下側の側端の取付溝9を外装させる。このとき装
入補助部5が上記取付溝9の入り口の段部を容易に乗り
越えるので、取付溝9による板材押え部4の外装、即
ち、板材押え部4の上記取付溝9への装入は容易に行な
われ得るものである。このように取付溝9への板材押え
部4の装入が行なわれると、板材押え部4は柱6、6…
側への作用力が付与されているので、これにより上記取
付溝9の裏面側の面が柱6、6…側に押え付けられ、板
材8の柱6、6…への固定が行なわれる。同時にこのと
き、板材8の該当端部の取付溝9より表面側の部分がオ
ーバーハングになっているので、取付片1は、これによ
って完全に隠蔽されることになる。
次いで上記板材8の上側の側端の取付溝9には、第2
図に示したように、他の取付片1の下向きの板材押え部
4を装入し、同時にその基部2を躯体を構成する柱6、
6…に固定する。上記基部2の固定は、ビス孔7、7…
を通じてビス10、10…を柱6、6…に螺入することによ
り行なう。
更に上記取付片1の上方の板材押え部4には、他の板
材8の下側の側端の取付溝9を外装させる。また上記板
材8の上側の側端の取付溝9には、更に他の取付片1の
下向きの板材押え部4を装入しつつその基部2を柱6、
6…にビス10、10…により固定する。
こうしてこれを繰り返すことにより、容易に板材8、
8…を躯体を構成する柱6、6…に取付けることができ
るものである。壁面の最上部では既述の最下部と同様に
取付片1を半割して用いる。最上部では基部2の固定は
接着剤等を用いることができる。
なお板材8、8…類の固定は、基部2を柱6、6…に
固定した取付片1の板材押え部4を取付溝9に装入し、
その裏面側の面を躯体側に押付けるように作用させるこ
とによって得るものである。
なおまた各取付片1、1…は、板材8、8…の側端の
取付溝9より表面側の部分がオーバーハングになってい
るので、これによって隠蔽されてしまう。
[発明の効果] 本発明によれば、能率良く簡易な作業で板材類を正確
に取付けることができる。板材類が縮小しても板材間の
隙間を通じて見えるのは取付片の基部なので不都合がな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は板材
を取付片で柱に固定している状態を示した一部切欠断面
図、第2図は板材を取付片で柱に固定して壁面を構成す
る状態を示した概略斜視説明図である。 1……取付片、2……基部、3……連結板、4……板材
押え部、5……装入補助部、6……柱、7……ビス孔、
8……板材、9……取付溝、10……ビス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材類を建築物の躯体に、隣接する板材類
    間に配した取付片を介して取付ける板材類の取付構造で
    あって、 上記取付片は、 躯体に取付ける中央の基部と、 上記基部の両側端から立ち上げた二枚の連結板と、 上記両連結板の上端から各々外方に向けて斜め下向きに
    延長した板材押え部と、 上記両板材押え部の外端を各々斜め上向きに延長した装
    入補助部と で構成し、 上記板材類は、その両側端にその表裏面と平行な取付溝
    を構成し、かつ側端の取付溝より裏面側の部分を、側端
    面から上記取付片の基部の幅の半分以上の長さ分後退さ
    せて構成し、 上記取付片の基部を建物の躯体の一部に固設し、その両
    側の板材押え部を、該取付片の両側に位置する板材類の
    側端の取付溝に装入し、各々該取付溝中の裏面側の面を
    上記板材押え部で押えることにより板材類を躯体に固定
    することとした板材類の取付構造。
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