JPH0577957A - 板材分離装置 - Google Patents
板材分離装置Info
- Publication number
- JPH0577957A JPH0577957A JP14010091A JP14010091A JPH0577957A JP H0577957 A JPH0577957 A JP H0577957A JP 14010091 A JP14010091 A JP 14010091A JP 14010091 A JP14010091 A JP 14010091A JP H0577957 A JPH0577957 A JP H0577957A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 多数枚積み重ねた板材1の上方位置に移動体
2を上下動自在に設け、この移動体2の下部に板材1を
吸着せしめる吸着部材3を設け、この移動体2に重合し
た板材1を分離する分離爪体4を垂設し、この分離爪体
4を少なくとも一対設け、一方の分離爪体4を前記吸着
部材3に吸着される板材1aの側面1a'に突き当てる位
置に設け、他方の分離爪体4を前記板材1aの下側に位
置する板材1bの側面1b'に突き当てる位置に設け、吸
着部材3に吸着される板材1aの側面1a'に突き当てる
一方の分離爪体4の当接側面4'の下側を下向きテーパ
ー面13に形成した板材分離装置。 【効果】 分離爪体4は常に吸着部材3を介して移動体
2に対する定まった位置に配されることとなり、板材1
が薄くても分離爪体4は予め定めた正確な位置へ突出さ
れ、確実に重合する板材を落下させることができる。
2を上下動自在に設け、この移動体2の下部に板材1を
吸着せしめる吸着部材3を設け、この移動体2に重合し
た板材1を分離する分離爪体4を垂設し、この分離爪体
4を少なくとも一対設け、一方の分離爪体4を前記吸着
部材3に吸着される板材1aの側面1a'に突き当てる位
置に設け、他方の分離爪体4を前記板材1aの下側に位
置する板材1bの側面1b'に突き当てる位置に設け、吸
着部材3に吸着される板材1aの側面1a'に突き当てる
一方の分離爪体4の当接側面4'の下側を下向きテーパ
ー面13に形成した板材分離装置。 【効果】 分離爪体4は常に吸着部材3を介して移動体
2に対する定まった位置に配されることとなり、板材1
が薄くても分離爪体4は予め定めた正確な位置へ突出さ
れ、確実に重合する板材を落下させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材の分離供給装置な
どにおける板材分離装置に関するものである。
どにおける板材分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板材の分離供給装置は、一般に収納枠に
複数枚の板材を積重し、この板材の上方位置に移動体を
上下動自在に設け、この移動体の下部に吸着パッドを設
けたもので、移動体を下降させ積み重ねられている最上
の板材を吸着パッドで吸着し、移動体を上昇させ、更に
移動体を横移動させるなどしてプレス機などの板材加工
機へ板材を供給するものである。
複数枚の板材を積重し、この板材の上方位置に移動体を
上下動自在に設け、この移動体の下部に吸着パッドを設
けたもので、移動体を下降させ積み重ねられている最上
の板材を吸着パッドで吸着し、移動体を上昇させ、更に
移動体を横移動させるなどしてプレス機などの板材加工
機へ板材を供給するものである。
【0003】この板材を吸着パッドで吸着して上昇させ
る際、防錆剤などの油膜などによる影響で板材同志が密
着し、二枚一緒に上昇する場合があるため、板材を一枚
づつ確実に分離させる板材分離装置が設けられている。
る際、防錆剤などの油膜などによる影響で板材同志が密
着し、二枚一緒に上昇する場合があるため、板材を一枚
づつ確実に分離させる板材分離装置が設けられている。
【0004】従来、この板材分離装置は種々提案されて
いるが、いずれも収納枠上部に一対の分離爪体を配設し
ておき、移動体をこの分離爪体の高さまで上昇させて一
旦停止せしめ、重なって上昇してきた板材と板材との間
に分離爪体を差し込み突出して下側の板材を落下させる
構造である。
いるが、いずれも収納枠上部に一対の分離爪体を配設し
ておき、移動体をこの分離爪体の高さまで上昇させて一
旦停止せしめ、重なって上昇してきた板材と板材との間
に分離爪体を差し込み突出して下側の板材を落下させる
構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の板材分離装置
は、上述のように分離爪体が突出して確実に分離できる
高さに移動体を上昇停止させなければならないため、特
に用いる板材が薄くなればなる程、移動体の移動制御に
は高い精度が要求される。そのため高価な移動体制御用
シリンダなどが必要となる。
は、上述のように分離爪体が突出して確実に分離できる
高さに移動体を上昇停止させなければならないため、特
に用いる板材が薄くなればなる程、移動体の移動制御に
は高い精度が要求される。そのため高価な移動体制御用
シリンダなどが必要となる。
【0006】また、移動制御の精度を高めても機体や板
材が傾いたり、歪んだりしていると板材に対する分離爪
体の位置がズレてしまうため、逐次分離爪体の位置を微
調整しなければ確実に板材を分離落下させることができ
ない欠点があった。
材が傾いたり、歪んだりしていると板材に対する分離爪
体の位置がズレてしまうため、逐次分離爪体の位置を微
調整しなければ確実に板材を分離落下させることができ
ない欠点があった。
【0007】また、単に板材と板材との分離爪体を差し
込む方式では、分離落下が確実になされない欠点もあ
る。
込む方式では、分離落下が確実になされない欠点もあ
る。
【0008】本発明はこのような問題を解決し実用性に
秀れた板材分離装置を提供するものである。
秀れた板材分離装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0010】多数枚積み重ねた板材1の上方位置に移動
体2を上下動自在に設け、この移動体2の下部に板材1
を吸着せしめる吸着部材3を設け、この移動体2に重合
した板材1を分離する分離爪体4を垂設し、この分離爪
体4を少なくとも一対設け、一方の分離爪体4を前記吸
着部材3に吸着される板材1aの側面1a'に突き当てる
位置に設け、他方の分離爪体4を前記板材1aの下側に
位置する板材1bの側面1b'に突き当てる位置に設け、
吸着部材3に吸着される板材1aの側面1a'に突き当て
る一方の分離爪体4の当接側面4'の下側を下向きテー
パー面13に形成したことを特徴とする板材分離装置に係
るものである。
体2を上下動自在に設け、この移動体2の下部に板材1
を吸着せしめる吸着部材3を設け、この移動体2に重合
した板材1を分離する分離爪体4を垂設し、この分離爪
体4を少なくとも一対設け、一方の分離爪体4を前記吸
着部材3に吸着される板材1aの側面1a'に突き当てる
位置に設け、他方の分離爪体4を前記板材1aの下側に
位置する板材1bの側面1b'に突き当てる位置に設け、
吸着部材3に吸着される板材1aの側面1a'に突き当て
る一方の分離爪体4の当接側面4'の下側を下向きテー
パー面13に形成したことを特徴とする板材分離装置に係
るものである。
【0011】また、吸着部材3に吸着される板材1aと
この板材1aの下側に重合する板材1bとの間に向けて
噴出するを分離爪体4に設けたことを特徴とする請求項
1記載の板材分離装置に係るものである。
この板材1aの下側に重合する板材1bとの間に向けて
噴出するを分離爪体4に設けたことを特徴とする請求項
1記載の板材分離装置に係るものである。
【0012】
【作用】移動体2が下降し、吸着部材3により積み重ね
られている最上の板材1aを吸着し、移動体2の上昇に
伴って板材1aを上昇せしめる。
られている最上の板材1aを吸着し、移動体2の上昇に
伴って板材1aを上昇せしめる。
【0013】仮に機体が傾いても、板材1が歪んでいて
も、板材1aを吸着部材3が上方から押さえ込むことに
なるため、移動体2に垂設した分離爪体4は常に吸着部
材3を介して移動体2に対する定まった位置に配される
こととなり、板材1が薄くても分離爪体4は所望される
位置へ正確に突出され、重合する下側の板材1bを分離
することができることとなる。
も、板材1aを吸着部材3が上方から押さえ込むことに
なるため、移動体2に垂設した分離爪体4は常に吸着部
材3を介して移動体2に対する定まった位置に配される
こととなり、板材1が薄くても分離爪体4は所望される
位置へ正確に突出され、重合する下側の板材1bを分離
することができることとなる。
【0014】吸着板材1aの下側に板材1bが重合して
きても、各分離爪体4が板材1の側部へ突出し、一方の
分離爪体4は上側の板材1aの側面1a'に突き当たり、
他方の分離爪体4は下側の板材1bの側面1b'に突き当
たり、その結果上側の板材1aに対して下側の板材1b
がスライドし、この下側の板材1bのスライド端縁1b"
が一方の分離爪体4の当接側面4'の下方に形成した下
向きテーパ面13に突き当てられ、この下向きテーパ面13
に押圧されるためにわずかに板材1bは下方へたわみ、
このたわみにより板材1bの密着が弱めれ板材1bは下
方に落下することとなる。
きても、各分離爪体4が板材1の側部へ突出し、一方の
分離爪体4は上側の板材1aの側面1a'に突き当たり、
他方の分離爪体4は下側の板材1bの側面1b'に突き当
たり、その結果上側の板材1aに対して下側の板材1b
がスライドし、この下側の板材1bのスライド端縁1b"
が一方の分離爪体4の当接側面4'の下方に形成した下
向きテーパ面13に突き当てられ、この下向きテーパ面13
に押圧されるためにわずかに板材1bは下方へたわみ、
このたわみにより板材1bの密着が弱めれ板材1bは下
方に落下することとなる。
【0015】更にエアーノズル14を設けると、前記板材
1bのたわみにより上側の板材1aとの間に生じる間隙
に向けてエアーが噴出される。
1bのたわみにより上側の板材1aとの間に生じる間隙
に向けてエアーが噴出される。
【0016】
【実施例】本実施例は、機台6上に数本の収納枠杆7を
立設し、この収納枠杆7内側に多数枚の肉薄の板材1を
積重載置し、最上の板材1aから順次一枚づつ吸着上昇
させて行くものであり、常に最上の板材1aを移動体2
の吸着部材3の下降位置に一致させるため、最上の板材
1aの高さ位置をセンサで検知し、駆動モータ8により
螺子杆20を回動して底テーブル11を上昇駆動制御してい
る。
立設し、この収納枠杆7内側に多数枚の肉薄の板材1を
積重載置し、最上の板材1aから順次一枚づつ吸着上昇
させて行くものであり、常に最上の板材1aを移動体2
の吸着部材3の下降位置に一致させるため、最上の板材
1aの高さ位置をセンサで検知し、駆動モータ8により
螺子杆20を回動して底テーブル11を上昇駆動制御してい
る。
【0017】本実施例は、この積み重ねられている板材
1の上方に移動体2を配設し、この移動体2に一対の吸
着部材3・3を垂設している。
1の上方に移動体2を配設し、この移動体2に一対の吸
着部材3・3を垂設している。
【0018】この移動体2にスライド嵌合溝9を形成
し、このスライド嵌合溝9に吸着部材3・3の外側左右
に対向状態にして一対の取付杆10・10を嵌合して垂設
し、この取付杆10・10の下端に夫々対向状態にして先鋭
状の分離爪体4・4を板材1の側部へ突出スライド自在
に付設している。
し、このスライド嵌合溝9に吸着部材3・3の外側左右
に対向状態にして一対の取付杆10・10を嵌合して垂設
し、この取付杆10・10の下端に夫々対向状態にして先鋭
状の分離爪体4・4を板材1の側部へ突出スライド自在
に付設している。
【0019】本実施例では、移動体2に移動体2が下降
して吸着部材3が最上の板材1aを吸着する際、板材1
a上面に当接する位置決め部材5を垂設している。
して吸着部材3が最上の板材1aを吸着する際、板材1
a上面に当接する位置決め部材5を垂設している。
【0020】従って、常に板材を吸着上昇させる際、位
置決め部材5を吸着部材3に加えて更に確実に板材1a
上面に押さえ込み当接させるから、本実施例にように一
方の分離爪体4を上側の板材1aの側面1a'に、他方の
分離爪体4を重合する下側の板材1bの側面1b'に正確
に突き当てたることが一層確実となり、分離爪体4を予
め設定した正確な位置で突出動作をさせることができ
る。
置決め部材5を吸着部材3に加えて更に確実に板材1a
上面に押さえ込み当接させるから、本実施例にように一
方の分離爪体4を上側の板材1aの側面1a'に、他方の
分離爪体4を重合する下側の板材1bの側面1b'に正確
に突き当てたることが一層確実となり、分離爪体4を予
め設定した正確な位置で突出動作をさせることができ
る。
【0021】この位置決め部材5は、夫々の取付杆10・
10の途中位置に内方に向けて位置決め部材用取付杆12・
12を水平突設し、この位置決め部材用取付杆12・12の先
端部に突出度を調整できるように螺杆状にして螺入突出
垂下している。
10の途中位置に内方に向けて位置決め部材用取付杆12・
12を水平突設し、この位置決め部材用取付杆12・12の先
端部に突出度を調整できるように螺杆状にして螺入突出
垂下している。
【0022】本実施例では使用する板材1の厚みに応じ
て位置決め部材5を螺動させて突出度を調整し、板材1
の巾寸法に応じて取付杆10・10をスライドさせて調整
し、常に正確な位置に分離爪体4を突出できるように予
め調整しておき、確実に重合した下側の板材1bを分離
落下できるようにしている。
て位置決め部材5を螺動させて突出度を調整し、板材1
の巾寸法に応じて取付杆10・10をスライドさせて調整
し、常に正確な位置に分離爪体4を突出できるように予
め調整しておき、確実に重合した下側の板材1bを分離
落下できるようにしている。
【0023】本実施例の分離爪体4について更に詳述す
る。
る。
【0024】移動体2を上昇し横移動させる際に突出さ
せ、重合した下側の板材1bを元の収納枠杆7間へ落下
させるもので、左右一対設けた一方の分離爪体4の当接
先端側面4'を吸着部材3に吸着される最上の板材1a
の側面1a'に突き当て、他方の分離爪体4の当接先端側
面4'を下側の板材1bの側面1b'に突き当てて、下側
の板材1bを板材1aに対してスライドさせる位置に夫
々位置せしめており、この板材1aの側面1a'に突き当
てる一方の分離爪体4の当接先端側面4'の下方に下向
きテーパ面13を形成している。
せ、重合した下側の板材1bを元の収納枠杆7間へ落下
させるもので、左右一対設けた一方の分離爪体4の当接
先端側面4'を吸着部材3に吸着される最上の板材1a
の側面1a'に突き当て、他方の分離爪体4の当接先端側
面4'を下側の板材1bの側面1b'に突き当てて、下側
の板材1bを板材1aに対してスライドさせる位置に夫
々位置せしめており、この板材1aの側面1a'に突き当
てる一方の分離爪体4の当接先端側面4'の下方に下向
きテーパ面13を形成している。
【0025】従って、左右から夫々分離爪体4が突出す
ると、上側の板材1aに対して下側の板材1bがスライ
ドし、この板材1bのスライド端縁1b"は前記下向きテ
ーパ面13に突き当てられ、この下向きテーパ面13に押圧
されるためにわずかに板材1bは下方へたわむこととな
る。
ると、上側の板材1aに対して下側の板材1bがスライ
ドし、この板材1bのスライド端縁1b"は前記下向きテ
ーパ面13に突き当てられ、この下向きテーパ面13に押圧
されるためにわずかに板材1bは下方へたわむこととな
る。
【0026】このたわみにより板材1bの密着が弱めれ
下方に落下するが、本実施例では更にこの分離落下を確
実にするため、前記板材1bのたわみにより上側の板材
1aとの間に生じる間隙に向けてエアーを噴出するエア
ーノズル14を分離爪体4に設けている。
下方に落下するが、本実施例では更にこの分離落下を確
実にするため、前記板材1bのたわみにより上側の板材
1aとの間に生じる間隙に向けてエアーを噴出するエア
ーノズル14を分離爪体4に設けている。
【0027】従って、本実施例では、移動体2が下降し
移動体2の吸着部材3により板材1aを吸着して上昇
し、横移動する前に左右の分離爪体4が内側へ突出する
と同時にエアーノズル14よりエアーが噴出し、板材1a
に下側の板材1bが密着重合してきても下方の収納枠杆
7間に確実に分離落下させ、板材1を一枚づつ供給でき
ることとなるものである。
移動体2の吸着部材3により板材1aを吸着して上昇
し、横移動する前に左右の分離爪体4が内側へ突出する
と同時にエアーノズル14よりエアーが噴出し、板材1a
に下側の板材1bが密着重合してきても下方の収納枠杆
7間に確実に分離落下させ、板材1を一枚づつ供給でき
ることとなるものである。
【0028】尚、下向きテーパ面13は、図示した本実施
例に限らず、下側の板材1bが上側の板材1aに対して
スライドでき、この下側のスライド端縁1b"が押圧され
たわむ形状であれば良い。
例に限らず、下側の板材1bが上側の板材1aに対して
スライドでき、この下側のスライド端縁1b"が押圧され
たわむ形状であれば良い。
【0029】図中符号15は、移動体2の上下動シリンダ
装置、16・16は上下動ガイド、17は移動体2を横移動さ
せる横移動機構、18は板材1の移送落下部、19は移送落
下させた板材1を移送供給する移送ベルトである。
装置、16・16は上下動ガイド、17は移動体2を横移動さ
せる横移動機構、18は板材1の移送落下部、19は移送落
下させた板材1を移送供給する移送ベルトである。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のように、吸着部材を垂設
した移動体に分離爪体を垂設したため、常に板材を吸着
上昇させる際、分離爪体は常に吸着部材を介して移動体
に対する定まった位置に配されることとなり、板材が薄
くても分離爪体は予め定めた正確な位置へ突出され、一
方の分離爪体を上側の板材の側面に、他方の分離爪体を
重合する下側の板材の側面に正確に突き当てることがで
き、機体が傾いても、板材がたわんだり歪んでいても、
従来のように誤動作することなく、また精度の高い高価
なシリンダー装置も要せずに、常に正確な位置で分離爪
体を突出動作させ、確実に一枚づつ移送することができ
る極めて実用性に秀れた板材分離装置となる。
した移動体に分離爪体を垂設したため、常に板材を吸着
上昇させる際、分離爪体は常に吸着部材を介して移動体
に対する定まった位置に配されることとなり、板材が薄
くても分離爪体は予め定めた正確な位置へ突出され、一
方の分離爪体を上側の板材の側面に、他方の分離爪体を
重合する下側の板材の側面に正確に突き当てることがで
き、機体が傾いても、板材がたわんだり歪んでいても、
従来のように誤動作することなく、また精度の高い高価
なシリンダー装置も要せずに、常に正確な位置で分離爪
体を突出動作させ、確実に一枚づつ移送することができ
る極めて実用性に秀れた板材分離装置となる。
【0031】また、一方の分離爪体を上側の板材の側面
に突き当て、他方の分離爪体を下側の板材の側面に突き
当て、その結果上側の板材に対して下側の板材がスライ
ドし、この下側の板材のスライド端縁が一方の分離爪体
の下向きテーパ面に突き当てられ、重合する板材は下方
へたわむこととなるから、確実に重合する板材を落下さ
せることができる。
に突き当て、他方の分離爪体を下側の板材の側面に突き
当て、その結果上側の板材に対して下側の板材がスライ
ドし、この下側の板材のスライド端縁が一方の分離爪体
の下向きテーパ面に突き当てられ、重合する板材は下方
へたわむこととなるから、確実に重合する板材を落下さ
せることができる。
【0032】エアーノズルを設けると、前記下側の板材
のたわみにより上側の板材との間に生じる間隙に向けて
エアーが噴出され、前記下側の板材の分離落下が一層確
実となる。
のたわみにより上側の板材との間に生じる間隙に向けて
エアーが噴出され、前記下側の板材の分離落下が一層確
実となる。
【図1】本実施例を適用した板材の分離供給装置の斜視
図である。
図である。
【図2】本実施例の移動体が上昇停止した際の要部正面
図である。
図である。
【図3】本実施例の分離爪体が突出した際の要部正面図
である。
である。
【図4】本実施例の図3における一側の要部拡大正面図
である。
である。
【図5】本実施例の移動体が下降して板材を吸着する際
の正面図である。
の正面図である。
【符号の説明】 1 板材 1a 板材 1a' 側面 1b 板材 1b' 側面 2 移動体 3 吸着部材 4 分離爪体 4' 当接側面 5 位置決め部材 13 下向きテーパ面
Claims (2)
- 【請求項1】 多数枚積み重ねた板材の上方位置に移動
体を上下動自在に設け、この移動体の下部に板材を吸着
せしめる吸着部材を設け、この移動体に重合した板材を
分離する分離爪体を垂設し、この分離爪体を少なくとも
一対設け、一方の分離爪体を前記吸着部材に吸着される
板材の側面に突き当てる位置に設け、他方の分離爪体を
前記板材の下側に位置する板材の側面に突き当てる位置
に設け、吸着部材に吸着される板材の側面に突き当てる
一方の分離爪体の当接側面の下側を下向きテーパー面に
形成したことを特徴とする板材分離装置。 - 【請求項2】 吸着部材に吸着される板材とこの板材の
下側に重合する板材との間に向けて噴出するエアーノズ
ルを分離爪体に設けたことを特徴とする請求項1記載の
板材分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14010091A JPH0577957A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 板材分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14010091A JPH0577957A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 板材分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577957A true JPH0577957A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=15260946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14010091A Pending JPH0577957A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 板材分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0577957A (ja) |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP14010091A patent/JPH0577957A/ja active Pending
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