JPH0577749A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
- Publication number
- JPH0577749A JPH0577749A JP26520491A JP26520491A JPH0577749A JP H0577749 A JPH0577749 A JP H0577749A JP 26520491 A JP26520491 A JP 26520491A JP 26520491 A JP26520491 A JP 26520491A JP H0577749 A JPH0577749 A JP H0577749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- cpu
- electric
- set speed
- motor current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンが止まっても、クルマが設定速度以
上で走っているときは、モータ電流を供給し続け、安全
性を維持する。 【構成】 電動モータ13の駆動力で、車輪を転舵する
とともに、この電動モータ13をCPU21で制御する
装置において、CPU21は、設定速度以上で走行中に
エンジンが停止しても、電動モータ13を駆動し続ける
構成にしている。
上で走っているときは、モータ電流を供給し続け、安全
性を維持する。 【構成】 電動モータ13の駆動力で、車輪を転舵する
とともに、この電動モータ13をCPU21で制御する
装置において、CPU21は、設定速度以上で走行中に
エンジンが停止しても、電動モータ13を駆動し続ける
構成にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動モータの駆動力
をパワーアシスト力とする電動パワーステアリング装置
に関する。
をパワーアシスト力とする電動パワーステアリング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示した従来のパワーステアリング
装置は、車速センサー1及びエンジン回転センサー2を
備えるとともに、これら両センサー1、2を電動コント
ロールユニット3に接続している。また、この電動コン
トロールユニット3には、イグニションスイッチ4を介
してバッテリー5を接続している。
装置は、車速センサー1及びエンジン回転センサー2を
備えるとともに、これら両センサー1、2を電動コント
ロールユニット3に接続している。また、この電動コン
トロールユニット3には、イグニションスイッチ4を介
してバッテリー5を接続している。
【0003】一方、ステアリングホィール6は、サブト
ルクセンサー7及びメイントルクセンサー8を介してメ
インピニオン9に連係しているが、このメインピニオン
9は、両端に図示していない車輪を設けたラック10に
かみ合わせている。上記ラック10には、メインピニオ
ン9以外に、アシストピニオン11をかみ合わせてい
る。このアシストピニオン11は、減速機12を介して
電動モータ13に連係している。そして、上記サブトル
クセンサー7及びメイントルクセンサー8のそれぞれを
上記電動コントロールユニット3に接続している。
ルクセンサー7及びメイントルクセンサー8を介してメ
インピニオン9に連係しているが、このメインピニオン
9は、両端に図示していない車輪を設けたラック10に
かみ合わせている。上記ラック10には、メインピニオ
ン9以外に、アシストピニオン11をかみ合わせてい
る。このアシストピニオン11は、減速機12を介して
電動モータ13に連係している。そして、上記サブトル
クセンサー7及びメイントルクセンサー8のそれぞれを
上記電動コントロールユニット3に接続している。
【0004】いま、イグニションスイッチ4をオンにし
てエンジンを回転させながら、ステアリングホィール6
を回すと、そのときの操舵トルクをトルクセンサー7、
8が検出して電動コントロールユニット3に伝達する。
電動コントロールユニット3では、このときのトルク信
号と、車速センサー1からの車速信号とによって、最適
なパワーアシスト力を演算し、その演算値に応じて電動
モータ13を駆動させる。このようにして電動モータ1
3が駆動すると、それにともなってアシストピニオン1
1が回転し、ラック10を移動させて、車輪を転舵す
る。
てエンジンを回転させながら、ステアリングホィール6
を回すと、そのときの操舵トルクをトルクセンサー7、
8が検出して電動コントロールユニット3に伝達する。
電動コントロールユニット3では、このときのトルク信
号と、車速センサー1からの車速信号とによって、最適
なパワーアシスト力を演算し、その演算値に応じて電動
モータ13を駆動させる。このようにして電動モータ1
3が駆動すると、それにともなってアシストピニオン1
1が回転し、ラック10を移動させて、車輪を転舵す
る。
【0005】そして、走行中にエンジンが停止すると、
それをエンジン回転センサー2が検出して電動コントロ
ールユニット3に伝達する。エンジン停止信号を受けた
電動コントロールユニット3は、バッテリーが上がらな
いようにするために、モータ電流の供給を停止するよう
に動作する。
それをエンジン回転センサー2が検出して電動コントロ
ールユニット3に伝達する。エンジン停止信号を受けた
電動コントロールユニット3は、バッテリーが上がらな
いようにするために、モータ電流の供給を停止するよう
に動作する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、エンジンが停止すると、モータ電流の供給
が自動的に停止するので、走行中に、何らかの理由でエ
ンジンが停止したりすると、電動モータによるパワーア
シスト力が効かなくなり、急に操舵感が違ってしまう。
このような状況がコーナリング途中で発生すると、単に
操舵感が違ってしまったということだけではすまされ
ず、ハンドルが重くなって切れ遅れが生じるような不都
合があった。また、故障などでエンジンが止まってしま
って、クルマを押しながら移動させるようなとき、ある
いは他のクルマに牽引させるようなときなども、電動モ
ータによるアシスト力が効かなくなるという問題もあっ
た。この発明の目的は、エンジンが止まっても、クルマ
が設定速度以上で走っているときは、モータ電流を供給
し続ける構成にした装置を提供することである。
の装置では、エンジンが停止すると、モータ電流の供給
が自動的に停止するので、走行中に、何らかの理由でエ
ンジンが停止したりすると、電動モータによるパワーア
シスト力が効かなくなり、急に操舵感が違ってしまう。
このような状況がコーナリング途中で発生すると、単に
操舵感が違ってしまったということだけではすまされ
ず、ハンドルが重くなって切れ遅れが生じるような不都
合があった。また、故障などでエンジンが止まってしま
って、クルマを押しながら移動させるようなとき、ある
いは他のクルマに牽引させるようなときなども、電動モ
ータによるアシスト力が効かなくなるという問題もあっ
た。この発明の目的は、エンジンが止まっても、クルマ
が設定速度以上で走っているときは、モータ電流を供給
し続ける構成にした装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ステアリン
グホィールの操舵に関連して駆動する電動モータと、こ
の電動モータの駆動力を操舵力に変換するアシスト力伝
達機構と、車速センサーと、エンジン回転センサーと、
これら両センサーからの信号に応じて作動するCPU
と、このCPUに接続したリレー等からなる電動スイッ
チとを備え、上記CPUは、車両が設定速度以上で走行
中にエンジンが停止しとき、電動スイッチをオンにし
て、電動モータに電流を供給し続ける一方、設定速度以
下でエンジンが停止したときは、電動スイッチをオフに
して、モータ電流の供給をストップさせるようにしたこ
とを特徴とする。
グホィールの操舵に関連して駆動する電動モータと、こ
の電動モータの駆動力を操舵力に変換するアシスト力伝
達機構と、車速センサーと、エンジン回転センサーと、
これら両センサーからの信号に応じて作動するCPU
と、このCPUに接続したリレー等からなる電動スイッ
チとを備え、上記CPUは、車両が設定速度以上で走行
中にエンジンが停止しとき、電動スイッチをオンにし
て、電動モータに電流を供給し続ける一方、設定速度以
下でエンジンが停止したときは、電動スイッチをオフに
して、モータ電流の供給をストップさせるようにしたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、クル
マが設定速度以上で走行しているときには、エンジンが
止まったとしても、CPUが動作してリレー等の電動ス
イッチをオンにし、モータ電流を供給し続ける。車速が
設定速度以下のときは、電動スイッチをオフにして、モ
ータ電流の供給を停止する。
マが設定速度以上で走行しているときには、エンジンが
止まったとしても、CPUが動作してリレー等の電動ス
イッチをオンにし、モータ電流を供給し続ける。車速が
設定速度以下のときは、電動スイッチをオフにして、モ
ータ電流の供給を停止する。
【0009】
【発明の効果】この発明のパワーステアリング装置によ
れば、設定速度以上で走行中に、エンジンが止まって
も、電動モータによるアシスト力を効かすことができ
る。したがって、この設定速度を、例えば3km/h程度に
しておけば、通常の走行中にエンジンが停止しても、電
動モータによるアシスト力を発揮させられるので、操舵
感の急な変化による危険もなくなる。また、手押しでク
ルマを移動させるとき、あるいは牽引などのときにも、
電動モータによるアシスト力を発揮させられるので、こ
のような状況の中でも、スムーズなステアリング操作が
できる。
れば、設定速度以上で走行中に、エンジンが止まって
も、電動モータによるアシスト力を効かすことができ
る。したがって、この設定速度を、例えば3km/h程度に
しておけば、通常の走行中にエンジンが停止しても、電
動モータによるアシスト力を発揮させられるので、操舵
感の急な変化による危険もなくなる。また、手押しでク
ルマを移動させるとき、あるいは牽引などのときにも、
電動モータによるアシスト力を発揮させられるので、こ
のような状況の中でも、スムーズなステアリング操作が
できる。
【0010】
【実施例】図1、2に示した実施例は、CPU21にイ
グニションスイッチ22を接続するとともに、次の各セ
ンサーを接続している。すなわち、サブトルクセンサー
23、メイントルクセンサー24、温度センサー25、
エンジン回転センサー26及び車速センサー27のそれ
ぞれをCPU21に接続している。
グニションスイッチ22を接続するとともに、次の各セ
ンサーを接続している。すなわち、サブトルクセンサー
23、メイントルクセンサー24、温度センサー25、
エンジン回転センサー26及び車速センサー27のそれ
ぞれをCPU21に接続している。
【0011】さらに、このCPU21にはドライバー2
8を介して電動モータ29を接続するとともに、この発
明の電動スイッチであるリレー30を接続している。こ
のリレー30はドライバー28にも接続し、CPU21
からの指令でオンになったとき、ドライバー28にモー
タ電流を供給するためのものである。
8を介して電動モータ29を接続するとともに、この発
明の電動スイッチであるリレー30を接続している。こ
のリレー30はドライバー28にも接続し、CPU21
からの指令でオンになったとき、ドライバー28にモー
タ電流を供給するためのものである。
【0012】次に、この実施例の作用を、図2のフロー
チャートに基づいて説明する。いま、イグニションスイ
ッチ22をオンにしてエンジンを回転させると、その状
況がエンジン回転センサー26からCPU21に伝達さ
れ、モータ電流が供給される。そして、エンジンが回転
中は、このモータ電流が供給し続けられる。
チャートに基づいて説明する。いま、イグニションスイ
ッチ22をオンにしてエンジンを回転させると、その状
況がエンジン回転センサー26からCPU21に伝達さ
れ、モータ電流が供給される。そして、エンジンが回転
中は、このモータ電流が供給し続けられる。
【0013】この状態で、エンジンが停止すると、エン
ジン回転センサー26がそれを検出してCPU21に伝
達する。このときCPU21では、車速センサー27の
出力信号が、設定速度である3km/h以上であるか、それ
以下であるかを判定する。車速が上記設定速度以上であ
れば、電動スイッチであるリレー30をオンにして、電
動モータ29に電流を供給し続ける。
ジン回転センサー26がそれを検出してCPU21に伝
達する。このときCPU21では、車速センサー27の
出力信号が、設定速度である3km/h以上であるか、それ
以下であるかを判定する。車速が上記設定速度以上であ
れば、電動スイッチであるリレー30をオンにして、電
動モータ29に電流を供給し続ける。
【0014】したがって、通常の走行中にエンジンが停
止しても、パワーアシスト力が効かなくなるようなこと
はない。また、エンジンが停止していても、設定速度以
上で走行させているかぎり、パワーアシスト力が効くの
で、例えば、クルマを手で押したり、あるいは牽引され
たりするようなときでも、スムーズなステアリング操作
ができることになる。
止しても、パワーアシスト力が効かなくなるようなこと
はない。また、エンジンが停止していても、設定速度以
上で走行させているかぎり、パワーアシスト力が効くの
で、例えば、クルマを手で押したり、あるいは牽引され
たりするようなときでも、スムーズなステアリング操作
ができることになる。
【0015】エンジンが停止して、車速が設定速度であ
る3km/h以下であれば、リレー30をオフにしたまま、
モータ電流の供給も停止する。つまり、車速が3km/h以
下のときには、パワーアシストを必要としない程度の走
行と考え、アシスト力よりもバッテリーの上がり防止を
優先させるようにしたものである。
る3km/h以下であれば、リレー30をオフにしたまま、
モータ電流の供給も停止する。つまり、車速が3km/h以
下のときには、パワーアシストを必要としない程度の走
行と考え、アシスト力よりもバッテリーの上がり防止を
優先させるようにしたものである。
【図1】この実施例のブロック図である。
【図2】同じくフローチャート図である。
【図3】従来のシステムブロック図である。
21 CPU 22 イグニションスイッチ 26 エンジン回転センサー 27 車速センサー 29 電動モータ 30 電動スイッチとしてのリレー
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングホィールの操舵に関連して
駆動する電動モータと、この電動モータの駆動力を操舵
力に変換するアシスト力伝達機構と、車速センサーと、
エンジン回転センサーと、これら両センサーからの信号
に応じて作動するCPUと、このCPUに接続したリレ
ー等からなる電動スイッチとを備え、上記CPUは、車
両が設定速度以上で走行中にエンジンが停止しとき、電
動スイッチをオンにして、電動モータに電流を供給し続
ける一方、設定速度以下でエンジンが停止したときは、
電動スイッチをオフにして、モータ電流の供給をストッ
プさせるようにしたことを特徴とする電動パワーステア
リング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26520491A JPH0577749A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26520491A JPH0577749A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577749A true JPH0577749A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17413983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26520491A Pending JPH0577749A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0577749A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000233763A (ja) * | 1999-02-16 | 2000-08-29 | Robert Bosch Gmbh | 電動サーボステアリングの支援トルク制御方法及びその装置 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP26520491A patent/JPH0577749A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000233763A (ja) * | 1999-02-16 | 2000-08-29 | Robert Bosch Gmbh | 電動サーボステアリングの支援トルク制御方法及びその装置 |
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